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バイデン大統領の「日本は外国人嫌い」発言に狼狽する日本

<記事原文 寺島先生推薦>
Japan upset over Biden’s ‘xenophobia’ claim – media
自国に対する「正確な理解」が欠けているとして、日本政府は米国大統領の発言を強く非難
出典:RT 2024年5月日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年5月10日


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写真:ジョー・バイデン米国大統領。© Nicolas Datiche - プール/ゲッティイメージズ


時事通信の報道によると、日本政府は、同政府の経済的苦境は国民の外国人嫌いに起因する、としたジョー・バイデン米国大統領の主張に反発し、発言の原因は知識不足にあると主張した、という。

バイデン大統領は水曜日(5月1日)、ワシントンでの選挙資金募金活動において講演し、米国は移民を受け入れることで経済成長を維持できた、と主張した。「なぜ中国は経済的にこれほどまでに失速しているのでしょうか?なぜ日本は困っているのでしょうか?なぜロシアは?なぜインドは?その答えは、これらの国々は外国人嫌いだからです。移民を望んでいないからです」と同大統領は述べた。

バイデン大統領によるこの声明が出されたのは、インド太平洋における米国の重要な同盟国である日本との緊密な関係を称賛した数週間後のことだった。

ホワイトハウスはこの論争の火消しに終われ、ジョン・カービー国家安全保障報道官は、大統領は米国の移民の「DNA」について主張したかったのであって、他国を侮辱するつもりはなかった、と述べた。同報道官は、米国の友好諸国はバイデン大統領が友情と協力を大切にする人物であることをよく知っている、とも付け加えた。

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関連記事:Biden calls India and Japan ‘xenophobic’

時事通信によると、日本政府は「同大統領の発言は日本の政策を正確に理解しておらず、遺憾である」として米国政府に抗議した。

日本の人口のわずか2.29%が外国出身者であり、日本は最近事業面と個人消費の低迷により不況に陥っている。

インドもバイデン大統領の声明を否定し、スブラマニャム・ジャイシャンカル外務大臣は「我が国は外国人排斥国家でないだけではなく、世界で最も開かれていて多元的で、多くの意味で最も理解のある社会です」と主張した。同大臣は、インドが年間7%という堅調なGDP成長を示しているのに対し、米国経済は昨年2.5%しか成長していないことについて触れた。

外国人が数百万人居住し、経済のいくつかの分野が出稼ぎ労働に依存しているロシアも、この批判に対して反発した。

「国籍という基準のみに基づいて、企業に対して暴力団のような制限を導入することがある国とはロシアのことなのでしょうか?」。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、バイデン大統領の「外国人嫌い」発言は「正反対の現実を反映するものです」と付け加えた。

バイデン大統領自身の移民政策については、白熱した国民討論の中心の主題となっており、共和党は南部国境への不法入国者の流入を阻止できていないとしてホワイトハウスを非難している。
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