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インドネシアの文化・慣習
バティック(Batik)
バティックとはろうけつ染め布地のインドネシアの特産品。
ジャワ更紗ともいわれます。
バティックはインドネシアの正装でもあるので、
男性はシャツを最低一着、女性もシャツでもスカートでも
何かしら一枚持っておくと良いでしょう。
結婚式やイベントなどでバティックを着る機会はあります。
ニョニャの中にはバティックをお洒落に着こなす人もたくさんいます。
フォーマルなシーンの場合、男性は長袖のバティックを着用しましょう。
金曜日はバティックデー
インドネシアでは、毎週金曜日はバディックの日。
バディックで作られた服の着用が推奨されています。
必ず着ないといけないわけではないので、
日本人ニョニャや子供は特に意識して着ていませんが
日本人の会社員の場合は着ている人がたくさんいます。
バディックの主な購入場所
バディックをどこで買えばいいかのご紹介です。
もちろん下記以外でも様々な場所で購入できます。
ALUN ALUN
インドネシアの土産物屋。
高いものから安いものまで色々揃う。
Batik Keris
バディック専門店。
雑貨や子供用のバティックも買えます。
パサラヤ
ブロックMにある国営のお土産物屋。
ずらりとバディックが並ぶ。
bateeq
こちらもバティック専門店。
モールの路面店
モールなどの中の路面店でバティックを安く売っています。
中には可愛い掘り出し物も!
オーダーメイド
日本人の間ではバティックはオーダーメイドが人気です。
パサールで(布地で有名なのはパサール・マエスティック)で
お好みの生地を選んだあとは
後述の〇〇おばさん欄でご紹介している服のオーダーメイドなどで注文し
オリジナルバディックを作ってみましょう。
クバヤ
インドネシアの正装の一種ですが、クバヤは女性が着るもの。
インドネシア生活が長いと分かっている場合であれば
オーダーメイドで作るのもいいでしょう。
結婚式
ご主人の会社関係の方などに結婚式に呼ばれる機会もあります。
インドネシアの中華系の結婚式は豪華絢爛。
仕事仲間や友人はもちろん、ちょっとした知り合い程度の人も参加するので、
参列者が1000人単位になることもよくあります。
ケーキカットなどのイベントの後、ミュージシャンが登場したり
一人ひとりが握手したり写真を撮ったりします。
日本人の場合は来賓席に座らせてくれることも多いです。
日本の結婚式の様にお酒は飲み放題ではありませんが、
自分でその場で払って飲むこともできます。
結婚式に着ていくもの
男性は長袖のバディックを着用。
女性はバティックでもいいですが、
クバヤや、中華系の結婚式の場合は
日本で結婚式に参列する際のドレスを着ても大丈夫です。
プリブミの場合はイスラム教が多いので、
ドレスなど肌を露出は避けた方が無難。
バティックやクバヤを着用しましょう。
結婚式のご祝儀
例えば従業員の場合。
工場など人数が多い場合は、招待状が来た場合はご祝儀をあげるなど線引きをするといいでしょう。
あまり関わりがない人は20〜30万ルピア程度、
毎日顔を合わせる人は50〜100万ルピアなど、
その人との繋がりの深さに応じて渡してあげるといいでしょう。
お葬式
お通夜の場合・お葬式の場合があります。
お祈りの後、用意してくれている軽食を食べたり、
少し話をして時間を過ごしてから帰ります。
イスラム教徒の場合、人が亡くなったら24時間以内に土に埋めないといけません。
時々道路を黄色い旗を持った人々が集団で通るのですが、それは遺体を運んでいる人たちです。
着ていくもの
バティックはNG。
白黒基調の服を着用し、派手な装飾品はつけないこと。
お香典
上記、結婚式の場合と同程度。