真紅のthinkingdays 陽だまり~『シークレット・サンシャイン』
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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

陽だまり~『シークレット・サンシャイン』

シークレット・サンシャイン


 SECRET SUNSHINE

 密陽


 若くして未亡人となったシネ(チョン・ドヨン)は、ソウルから亡き夫の故郷・
密陽
へ、一人息子ジュン(ソン・ジョンヨプ)と共に移り住む。ピアノ教室を開
いたシネが新しい街になんとか馴染み始めた頃、新たな悲劇が彼女を襲う・・・。

 韓国の名匠、イ・チャンドン監督の新作。『オアシス』から5年、一番新作を待ち
望んだ監督
かもしれない。文化庁長官という公職に就いていた監督よ、映画界
へウェルカム・バック!
という気分で、鑑賞前から期待に満ちていた。しかし相変
わらず、俳優を追い詰める監督だなぁ、というのが率直な感想。観客に対しても、
安易な感情移入は許さない、という厳格な空気を感じる。胸が痛み、涙し、考え
させられる映画
です。

シークレット・サンシャイン2

 全編出ずっぱり、チョン・ドヨンの演技が凄い。恐ろしいほど、役に憑依している。
熱演という言葉さえ、甘っちょろく感じるほどの「激演」。この役を演じるには相当
タフでないと、精神的にも肉体的にも持たなかっただろう。眉も整えない無防備な
素顔、細身の頼りなげな立ち姿
で体現する、シネの薄幸とやり場のない哀しみ
しかし、その役作りもカンヌ映画祭での主演女優賞と、母国での文化勲章授与
で十分、報われたのではないだろうか。

 そしてもう一人の主役、ソン・ガンホ。シネを見守り続ける気のいい田舎の男、
キム・ジョンチャン
をこれも見事に演じている。彼がいなければ、この映画は
絶対に成り立たなかっただろうと思わせる存在感。こんなにも自然に、俗物だけ
れども愛すべきキャラクターを演じられる俳優は、他にいないのではないか。
 悲嘆にくれ、精神のバランスを崩していくまさに「こわれゆく女」シネを、どんな
ときも変わらない、温かな眼差しで支えるジョンチャン。しかしただの純朴な男
というわけでもなく、上下関係を上手く立ち回り、世渡り上手な雰囲気も漂わせ
る。点滴をするシネの側に座る彼のが大写しになったとき、理解した。「神」と
は、彼のことなのだと。


シークレット・サンシャイン3

 映画冒頭、車のフロントガラス越しの青空が映し出される。助手席に座る、
を亡くしたジュン
。同じように空を見上げた警察車両の中のシネは、あのときの
息子の不安や孤独を理解したのだろうか。

 密陽を訪ねてきたとの会話で、シネととの間には確執があることがわかる。
シネは父から逃れるために、若くして結婚したのかもしれない。

 教会で、集会で、繰り返される「天にまします我らが父(アボジ)よ」という祈り
言葉。父を得たシネは、束の間心の平安を取り戻したかに見える。長年の
埋めるかのように熱心に信心し、父に近付き、同化しようとするシネ。しかしそこ
でまた、新しい「父」も、自分を完全に理解してくれる存在ではないのだと思い知
らされる。ここから、彼女の真の苦難が始まる。

 とは、父性とは、子を教え導くものだ。「父性の喪失」故に、彷徨い続けるシネ
の魂を、救えるものは何なのか?
 本作の主題を、悩み苦しむ者にとっての宗教
の意味
、と捉えることもできるだろう。監督がその問いを投げかけていることは
疑いようがない。しかしラスト近く、ジョンチャンは生活の一部としての宗教を受け
入れている。そこに行けば心が落ち着くと。ここで監督は、信仰を持つこと自体を
決して否定はしていない
と感じる。

「救い」他者からもたらされ、「許し」自らの心の内にある。どちらも目には
見えない
不完全な世界、不完全な人々を見上げ、父に反発するかのよう
彷徨うシネが、に足をつけて太陽の陽射しを感じる日は訪れるのだろうか? 
その陽だまり柔らかく、温かく、やさしい

 (『シークレット・サンシャイン』監督・脚本:イ・チャンドン
           主演:チョン・ドヨン、ソン・ガンホ/2007・韓国)
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テーマ : 韓国映画
ジャンル : 映画

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2009-10-16 20:08 : 映画を観よう
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非公開コメント

こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
イ・チャンドン監督らしく、「神」と「父」というテーマとがっぷり四つに
取り組んだ力作でしたね。
チョン・ドヨンのカンヌ国際映画祭の受賞もしかるべき熱演だったと
思います。

ただ、私は同じ日に同じような物語の日本映画『ぐるりのこと』を見て、
素晴らしさにガツンとやられたあまり、『シークレット・サンシャイン』の
インパクトが若干弱まってしまいました。
真紅さんはおそらくこれからご覧になりそうなので、あまり細かいことは
言えないのですが、『シークレット・サンシャイン』のソン・ガンホと
『ぐるりのこと』のリリーフランキーのキャラクター、
あとは「父」というテーマの扱いの違いに注目すると、面白くご覧に
なれるはずです。
先週末は日本映画もいろいろと大作を繰り出してきたのですが、
私は『ぐるりのこと』がぶっちぎりで良い作品だと思います。
2008-06-13 23:05 : 丞相 URL : 編集
真紅さん、TBさせていただきました。

イ・チャンドン監督の印象は、厳格というよりも、穏やかという感じでした。現在は公職も離れ、もう当時のことは忘れてしまったとおっしゃってました。
質疑応答の内容はほぼ忘れてしまったんですが、この作品を通してキリスト教を否定する意図はないとおっしゃっていたのは憶えています。あと、いくつかのショットの意図について解説がありました。

あと、父の不在、確執が隠れテーマになっている作品といえば、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』もそうですね。
2008-06-14 17:02 : Ken-U URL : 編集
丞相さま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
イ・チャンドンは、最も尊敬している監督の一人です。絶対に、信頼していると言うか・・・。
ドヨンさんの演技、怖いほどでした。○○を切るシーンは、声を上げてしまったほどです。

『ぐるりのこと』は、大阪では21日からの公開なんですよ。
丞相さまも記事にされていましたが、私も『ハッシュ!』大好きなんです。
だから、橋口監督の映画も、ずっと待っていたのでとても楽しみにしています。
予告は何度か観ているのですが、その度に涙が・・・。
とても評判がいいようですよね。早く観たいです。
『ぐるり』についても、またお話できるとうれしいです。
ではでは~。
2008-06-14 19:59 : 真紅 URL : 編集
Ken-Uさま、こんにちは!コメントとTBをありがとうございます。
イ・チャンドン監督は「厳父」というイメージが強いのですが、穏やかな方なのですね。
映画を観て、私も監督は決して信仰自体を否定はしていないと感じました。
しかし監督直々の解説、貴重な機会ですよね~。参加してみたかったです。

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、DDルイスの演技に当たって、観た後は何も考えられませんでした。
しかし「父と息子」についての物語であったことは確かですね。
あれも凄い映画でした・・・。
ではでは、またお伺いしますね。
2008-06-14 23:53 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、あにょん。
『オアシス』は韓国映画マイベストの上位にくる映画なので、イ・チャンドン監督作品にはやはり注目ですー。

(私の観念では、あらゆる人間も神たりえないものの)ジョンチャンは地上のものとしては比類なき存在感でしたねー。
ソン・ガンホは、神というよりは大仏っぽいですが。(笑)
2008-06-18 20:53 : かえる URL : 編集
かえるさま、アンニョンハシムニカ。コメントとTB、感謝です。
『オアシス』私も韓国映画ベスト3には絶対入ります。
大仏、ぎゃはははは(爆笑)! ホント、そうですね~。
ジョンチャン、「神」というよりは「太陽の光」という感じでしょうか。
『ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND』も頭をよぎったりして・・・。
ではでは、またお伺いしますね。
2008-06-19 10:35 : 真紅 URL : 編集
こんにちは♪
期待通り、いえ、それ以上の素晴らしい作品でした。
韓国映画には煌くスターさんの魅力を見せるためだけの作品もありますが(『宿命』もそのひとつ~・汗)、この映画のように深いテーマ性を持つものがあって目が離せませんよね。
やっぱり監督の味が強く出ているものに素晴らしい作品が多いのかしら。
『オアシス』も見てみたくなりました。

キリスト教徒の多い韓国では物議を醸したそうですが、この映画は決して信仰を否定してはいなかったと思います。
(キリスト教徒じゃない私が言っても説得力に欠けますが、客観的にみて)
2008-10-11 09:44 : ミチ URL : 編集
ミチさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます♪
この映画、力作でしたね。。好きな映画だとは言い難いですが、凄い映画だと思います。
映画は古今東西、やっぱり監督でしょうか。。
『オアシス』、最強の「涙腺破壊映画」です。大好きな映画です。人生ベスト10に入るかも・・。
是非ご覧下さいませ!

私も、監督は決して信仰を否定はしていないと感じます。
あくまで、信仰に向かう人間を描いていると思いました。
ではでは、またお伺いします!
2008-10-11 14:44 : 真紅 URL : 編集
真紅さま,こんばんは
イ・チャンドン監督のファンなのですね~
私はこの監督さんの作品「ペパーミントキャンディ」しか見てませんが
この「シークレット~」を観て(ソン・ガンホさん目当て)
「オアシス」も観たくなりました。
まるきり直球で,痛いところを突いてくる監督さんですね。
観る方も真剣勝負で見なければいけませんね~。
この監督さん,確かに信仰を否定はしてないですね。
でも信仰に関しては,すごい確執をご本人も持ってらっしゃるのでは?
とも推測してしまいました。
ソン・ガンホさんもチョン・ドヨンさんも素晴らしかったです。
2008-12-27 23:35 : なな URL : 編集
ななさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます!
バタバタしていて、レスが遅くなってごめんなさい!!
イ・チャンドン監督、すごく好きです、、と言うか、尊敬しています。
元々作家でいらしたのですが、映画を撮り始めて文化庁長官に就任され、本作が待望の新作だったんですよ。
厳父というイメージの方です。
映画作品は今のところ4作しかないので、是非コンプリートして下さいね♪
『オアシス』は、涙腺がぶっ壊れました。数日間。
俳優さんから、とにかく凄いものを引き出す監督です。
ドヨンさん、私の中では「世界三大女優」の一人です。
後ほどお伺いしますね、ではでは~。
2008-12-29 20:52 : 真紅 URL : 編集
真紅さん~こんにちは!
わっ^^一杯記事がアップされている~~(^○^) どれも未見・未読なので、後日おじゃまします♪

で、この映画。見ましたぞよ~~~。
いやぁ~~凄かったです・・・・。すごく丁寧に作られた映画だなあ・・・と思いました。ペパーミントキャンディも後半になって、ぐわっ!!っと来た映画だったけど、この映画も、後半になって、彼女が面会に行って精神的にやばくなってからが本筋だったんだ・・・・と気がつかされました。。

で、「ガンホ=神」!!!!!!
私も同じ事を思ってました^^
で、上のかえるさんの大仏には爆笑・・・。
凄く「宗教」について考えさせられる映画でした。後で感想書いたら、またTBさせていただきます♪
2009-04-02 12:01 : latifa URL : 編集
latifaさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます!
そうそう、この映画「凄い」っていう形容詞がピッタリきますよね。
『ペパーミント・キャンディ』も「凄い」映画だったな~。
もちろん、『オアシス』も。
「大仏」ホント笑うよね~。かえるさんったら巧いんだから(笑)。
私自身も宗教は持たないんですが、祖母が「なんちゃってクリスチャン」だったのです。
世界的に見ても、やっぱり宗教って持ったほうがいいのかな、とも思ったりしますよ。。
人間の根源を考えれば、やっぱり「神」に行きつくのかな、と・・。
ではでは、後ほどお伺いしますね。
2009-04-03 00:07 : 真紅 URL : 編集
本当観ていて胸が痛くなるお話でしたよね~。
描かれてないシネの過去や経歴が
少しずつ明かされて、そこから想像するのが
また切なくって、でもいい映画でしたね。
2009-08-12 23:01 : miyu URL : 編集
miyuさん、こんにちは! コメントとTBをありがとうございます。
胸が痛くて、立ち上がれないほどの衝撃だったと思います。
シネは見栄っ張りな女性で、家族とも上手く行ってなかったんじゃないかと思いました。
彼女のこれからが、気になりますね。。
2009-08-13 16:51 : 真紅 URL : 編集
ご無沙汰しておりました。

この作品は・・・ズシンときました
二人の役者さんたちの演技とも思えない見事な演技に圧倒され
夫も息子も失ったシネの悲しみや苦しみを見
こんなことが・・と絶句していましたが

そうなんですよね
キム社長の存在そのものが”神”であり、父であったのですね
無条件に全てを受け入れ、包み込む大きな愛

真紅さんの記事を読んで、いろいろと納得できることがありました
ありがとうございます♪


2009-10-16 20:07 : D URL : 編集
Dさん、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
この映画、私レディースデイに観たんです。
何人かの女性が、劇場が明るくなっても身じろぎもせず、じっと動かずにいました。
打ちのめされるような映画でした。
シネは上ばかり見て、自分の足もとが見えない女性なんですよね。。
下を見ても、ちゃんと水たまりに空は映っているんです。
痛々しくも荘厳な作品でした。後ほど伺います。
2009-10-16 20:52 : 真紅 URL : 編集
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