紹介できなかった本たち~読書カテゴリの記事が100を超えました~
こんにちは。今年も残すところあと一月となりました。皆さまお元気ですか?
もうすぐ祝☆3周年を迎える当ブログですが、先日ようやく「読書」カテゴリの
記事が100を超えました。ちなみに100番目の記事は北村道子著『衣裳術』です。
ブログ開設当時は映画メインのブログにするつもりでは全くなかったのですが、
成り行き上(?)こんなことになっている次第です。しかし昨年まではあまりに読書
記事が少なく、「これはイカン」と今年は一念発起(笑)いたしました。
ブログの文章は読書感想文とは違うので、少し難しく考え過ぎて記録を残せな
かったのですね。未だにその傾向はあって、今年だけでもたくさんの記事にでき
なかった本があります。あまりに残念なので、少しご紹介しますね。
----------------------------------
『東京島』
/桐野夏生・著
/新潮社・2008
無人島に漂着した31人の男と、たった一人の女・清子。極限状況での人間たち、
その剥き出しの「生」への欲望が凄まじい本です。さすが桐野夏生さん、という感じ。
『長い終わりが始まる』
/山崎ナオコーラ・著
/講談社・2008
「自分の将来に興味が無い」女子大生小笠原。マンドリンサークルで演奏活動に
打ち込む彼女の痛々しい青春が描かれます。自転車二人乗りとか、『人セク』を彷彿
させる描写もあり。好き嫌いが別れる小説だと思いますが、私は嫌いではないです。
『図書館戦争』
/有川浩・著
/メディアワークス・2006
自ら「ライトノベル作家」と称する有川浩さんの大人気シリーズ第一弾。『阪急電車』
に好感したので読んでみたのですが、私にはちょっと合わなかったかな・・・。
『トップランナー』に出演した有川さんがダンナさんについて「あの人、私の外付けハード
ディスクなんですよ」とノロけていたのが印象的でした。言うよね~(笑)。
『時が滲む朝』
/楊逸・著
/文藝春秋・2008
芥川賞候補だった前作『ワンちゃん』が「日本語が未成熟」という理由で選外だった
のに、いきなり受賞(笑)。北京オリンピックがありましたからね・・・。しかし、著者
の大陸的な気性はとっても魅力的。今後も期待したいです。
『あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅』
/城戸久枝・著
/情報センター出版局・2007
2008年の大宅壮一、講談社ノンフィクション賞をW受賞した力作です。日本生まれ
の中国残留孤児二世である著者が自らの父の過酷な人生をたどり、あの頃と今の
日中関係を描き出します。リアル『大地の子』と言っても過言ではない本。ずっしりと
重みがありますが、多くの方に読んでいただきたいです。ちなみに、本作は来年NHK
にてドラマ化されるのだとか。それは必見!
『夏から夏へ』
/佐藤多佳子・著
/集英社・2008
北京五輪、男子陸上400メートルリレー(4継)決勝を憶えていますか? 史上初、
日本陸上界にメダルをもたらした4人の選手を追ったノンフィクション。北京での
メダルはいかにしてもたらされたのか、オリンピックに至る選手たちの一年を丹念
な取材で追っています。お嬢さんも陸上をされているという著者がいかに陸上を愛
し、リスペクトしているかがヒシヒシと伝わってきます。
-----------------------------------
今回はほんの6冊だけですが、これからも自分が感動した本、面白かった本は
どんどん紹介していきたいです。
長い記事、最後まで読んで下さってありがとうございました。今後ともよろしく♪
もうすぐ祝☆3周年を迎える当ブログですが、先日ようやく「読書」カテゴリの
記事が100を超えました。ちなみに100番目の記事は北村道子著『衣裳術』です。
ブログ開設当時は映画メインのブログにするつもりでは全くなかったのですが、
成り行き上(?)こんなことになっている次第です。しかし昨年まではあまりに読書
記事が少なく、「これはイカン」と今年は一念発起(笑)いたしました。
ブログの文章は読書感想文とは違うので、少し難しく考え過ぎて記録を残せな
かったのですね。未だにその傾向はあって、今年だけでもたくさんの記事にでき
なかった本があります。あまりに残念なので、少しご紹介しますね。
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『東京島』
/桐野夏生・著
/新潮社・2008
無人島に漂着した31人の男と、たった一人の女・清子。極限状況での人間たち、
その剥き出しの「生」への欲望が凄まじい本です。さすが桐野夏生さん、という感じ。
『長い終わりが始まる』
/山崎ナオコーラ・著
/講談社・2008
「自分の将来に興味が無い」女子大生小笠原。マンドリンサークルで演奏活動に
打ち込む彼女の痛々しい青春が描かれます。自転車二人乗りとか、『人セク』を彷彿
させる描写もあり。好き嫌いが別れる小説だと思いますが、私は嫌いではないです。
『図書館戦争』
/有川浩・著
/メディアワークス・2006
自ら「ライトノベル作家」と称する有川浩さんの大人気シリーズ第一弾。『阪急電車』
に好感したので読んでみたのですが、私にはちょっと合わなかったかな・・・。
『トップランナー』に出演した有川さんがダンナさんについて「あの人、私の外付けハード
ディスクなんですよ」とノロけていたのが印象的でした。言うよね~(笑)。
『時が滲む朝』
/楊逸・著
/文藝春秋・2008
芥川賞候補だった前作『ワンちゃん』が「日本語が未成熟」という理由で選外だった
のに、いきなり受賞(笑)。北京オリンピックがありましたからね・・・。しかし、著者
の大陸的な気性はとっても魅力的。今後も期待したいです。
『あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅』
/城戸久枝・著
/情報センター出版局・2007
2008年の大宅壮一、講談社ノンフィクション賞をW受賞した力作です。日本生まれ
の中国残留孤児二世である著者が自らの父の過酷な人生をたどり、あの頃と今の
日中関係を描き出します。リアル『大地の子』と言っても過言ではない本。ずっしりと
重みがありますが、多くの方に読んでいただきたいです。ちなみに、本作は来年NHK
にてドラマ化されるのだとか。それは必見!
『夏から夏へ』
/佐藤多佳子・著
/集英社・2008
北京五輪、男子陸上400メートルリレー(4継)決勝を憶えていますか? 史上初、
日本陸上界にメダルをもたらした4人の選手を追ったノンフィクション。北京での
メダルはいかにしてもたらされたのか、オリンピックに至る選手たちの一年を丹念
な取材で追っています。お嬢さんも陸上をされているという著者がいかに陸上を愛
し、リスペクトしているかがヒシヒシと伝わってきます。
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今回はほんの6冊だけですが、これからも自分が感動した本、面白かった本は
どんどん紹介していきたいです。
長い記事、最後まで読んで下さってありがとうございました。今後ともよろしく♪
白の闇~『ブラインドネス』
BLINDNESS
点滅する信号機、クラクション。渋滞する交差点で、一人のドライバーが声を
上げる。「見えない」 彼の視界には白い光が溢れ、まるでミルクの海を泳いで
いるかのようだった・・・。
原因不明の感染症が瞬く間に拡がり、失明した人々は精神病棟に隔離される。
最初の患者(伊勢谷友介)、その妻(木村佳乃)、娼婦(アリシー・ブラガ)、少年
(ミッチェル・ナイ)、彼らを診た医師(マーク・ラファロ)。医師に同行した妻(ジュリ
アン・ムーア)だけは感染せず、たった一人で病棟内に起こる地獄を目撃すること
になる。
ポルトガルのノーベル賞受賞作家、ジョゼ・サラマーゴの小説『白の闇』を、ブラ
ジルのフェルナンド・メイレレス監督が映画化。国際色豊かなキャストには日本
からも伊勢谷友介と木村佳乃が夫婦役で参加。カンヌ映画祭オープニング作品。
時折ホワイトアウトする、明度の低いザラついた映像。不安定なカメラワーク
が、観るものの不安をも増大させる。ただ一人「見えている」医師の妻は無力感
に苛まれながら、患者たちの世話係として献身する。
無政府状態で起こる、秩序とモラルの崩壊。強欲なものは自ら「王」と名乗り
銃を振りかざし、配給される食糧を独占する。「オーラ!」ガエル・ガルシア・ベル
ナルが小悪党にはまっている。食糧の対価として要求される貴重品、そして女
たち。
私ならどうするだろう・・・。極限状態で、性を差し出すか飢えるか、の二者択一
を迫られたら。。自ら名乗り出ることができるだろうか? 吐き気を催しながらも、
考えずにはいられない。いや、「闘う」という選択肢があれば! ハサミとライター
は、常に携帯しておいたほうがいい。
国も都市名も特定されていない街は、日本のようにも見えてくる。経済活動も
インフラも機能していないその街で、教会に集う人々がいる。人間の尊厳や秩序
は、何が満たされれば守られるのか。新型インフルエンザのパンデミックが懸念
される今、この物語は絵空事でなく「そこにある危機」なのかもしれない。
ダニー・グローヴァーのナレーションだけは余計に感じたけれど、「映画」らしい
作品と言えるのではないだろうか。面白いかどうかはまた、別の話。映画全体の
雰囲気が『バベル』に似ているところも、賛否両論を呼びそうな気配。
(『ブラインドネス』監督:フェルナンド・メイレレス/原作:ジョゼ・サラマーゴ
『白の闇』/主演:ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、伊勢谷友介、
ガエル・ガルシア・ベルナル/2008・カナダ、ブラジル、日本)
オスカー、いける?(笑)~『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
TROPIC THUNDER
ベトナム帰還兵の自伝が映画化され、落ち目のアクションスター、ダグ・スピード
マン(ベン・スティラー)、オスカー5度受賞の成り切り型俳優カーク・ラザラス(ロバ
ート・ダウニー・Jr)、お下劣人気コメディアン、ジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック)
らが主演にキャスティングされた。しかし、撮影は俳優たちの我がままで遅延。
キレたプロデューサー(トム・クルーズ)は監督デミアン(スティーヴ・クーガン)を
責め立てる。原作者フォーリーフ(ニック・ノルティ)は現場の窮地を救うべく、ジャ
ングルでのドキュメンタリー風撮影を提案するのだが・・・。
ハリウッドの才人ベン・スティラーによる戦争パロディ映画。RDJ、JBという人気
スター以外にも、豪華ゲスト出演陣が話題の本作。公開を楽しみにしていたのだけ
れど、ちょっと期待しすぎたかな? 面白かったけど、底抜けの爆笑映画ではなか
った気がする。
フェイクトレーラーにビックリさせられた導入部分はさすが! 手が込んでます。
しかし前半、あまりのエロ&グロ、火薬量の凄まじさにちょっとゲンナリ。既視感
ある映像のオンパレードはパロディ映画ならではなのだけど、大爆笑とまではいか
ず、ちょっと残念。。主演の三人も、持ち味発揮してたかな? ファンの方々、如何
でしょうか。
しかし、ダグのエージェント(マシュー・マコノヒー)と映画プロデューサーが登場
した後、映画は俄然面白くなります。ラルフローレンのポロシャツを着てWiiスポ
ーツを楽しむノーテンキ青年は、マシューのセルフパロディかな(笑)。そしてこの
作品一番の見所、禿ヅラとファットスーツを着込んで踊るトム! サイコーです。
全てをさらって行った感があるなぁぁ。彼はこの役で、オスカーの目もあるんじゃ
ない?!(無いですかね、スミマセン)。しかしそれくらい成り切りでしたよ、トム。
彼だけでもこの映画、一見の価値アリかも。
白人のオージーが黒人の役を演じたり、義手を嵌めた帰還兵が実は健常者だっ
たり。どんな悲惨な戦争映画でも、それは作り物でしかない、っていうハリウッドへ
のアンチテーゼなのかな。完璧に演じるとオスカーは獲れないだとか、ブルーレイ
とHDDの攻防とか、映画産業の内部事情もチラホラ、その辺りは興味津々でした。
しかしベン・スティラーってとことんコメディの人なんですね。『リアリティ・バイツ』、
あれは一体何だったんだ(笑)。
(『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
監督・製作・原案・脚本:ベン・スティラー/主演:ベン・スティラー、
ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr/2008・米、独/)
テーマ : トロピック・サンダー
ジャンル : 映画
私の音楽~『4分間のピアニスト』
VIER MINUTEN
女子刑務所でピアノを教える老教師クリューガー(モニカ・ブライブトロイ)は、
殺人罪で服役中のジェニー(ハンナー・ヘルツシュプルング)の傑出した才能に
気付く。コンクール優勝を目指してレッスンを始める二人だったが・・・。
破滅的で激情型の若い女囚と、音楽に身を捧げた堅物の老教師が対峙する、
ガチンコの音楽ドラマ。ラストの衝撃たるや、凡人の想像を超える力技で捻じ伏
せられた気分。凄いです。主演のモニカ・ブライブトロイは、モーリッツ・ブライブ
トロイの御母堂だそう。ロッテンマイヤーさんを老けさせたような、完璧にアイロン
されたシャツを第一ボタンまできっちり留めたその姿は、生真面目なイメージの
ドイツ人女性そのもの、さすがの演技です。もう一人の主役、新人女優ハンナー
・ヘルツシュプルングのキレたやさぐれぶりも必見。
映画は時間軸を行きつ戻りつ、クリューガーの回想シーンを交えながら進んでゆ
く。第二次大戦中、ナチスドイツが統治するドイツ軍で、従軍看護婦として働いて
いた過去を持つクリューガー。彼女の夢に現れる、若き日の恋と喪失・・・。
冒頭、刑務所の房内シーンから様々に伏線が張られ、クリューガーとジェニーの
人生がリンクしてゆく構成が巧い。絞首、お辞儀、「低俗な音楽」。二人の関係とジェ
ニーの運命に、微妙な影を落とす看守ミュッツェの存在も効いている。凡人が天才
に抱く嫉妬心と、痛めつけられたことへの復讐心を隠さない彼がいたからこそ、この
映画が突飛なだけでない、登場人物たちの息遣いが感じられる作品と成り得たの
だと思う。
音楽映画であるだけに、全編を通してのピアノ演奏も素晴らしいと思う。耳に
心地良いクラシックのメロディ、ピアノを破壊するかのような前衛演奏。どんな
形であれ、ピアノという楽器はどうしてこうも人の心を掴むのか。「才能を磨くの
は義務」。大舞台でシューマンでなく「私の音楽」を貫くもよし。ベテランと新人、
二人の女優の熱演に拍手。
(『4分間のピアニスト』監督・脚本:クリス・クラウス/2006・独/
主演:モニカ・ブライブトロイ、ハンナー・ヘルツシュプルング)
テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画
聖地巡礼の旅~『サン・ジャックへの道』
SAINT-JACQUES... LA MECQUE
仲の悪い3兄妹が遺産相続の要件を満たすため、フランスのル・ピュイからスペ
インのサン・ジャックまで、1500キロを徒歩で行く「聖地巡礼」の旅に出る。
『画家と庭師とカンパーニュ』主演のジャン=ピエール・ダルッサン出演作という
ことで鑑賞したが、これは素晴らしい作品だった。仲が悪い兄弟が、旅を通じて
心通わせる・・・という予定調和的ともいえるストーリーのロード・ムービーでは
あるが、そこには押し付けがましさや教訓めいた説教臭さは微塵もない。身体を
動かして何かを成し遂げることの大切さ、そこから見えてくる「生きる」ことのかけ
がえの無さ。支え合うことの喜び、誰かと共にいることの幸せ・・。旅に出たくな
る、今すぐに。
私が一番好きだったのは、兄妹の長女であり、バリバリの左翼教師クララ(ミュ
リエル・ロバン)が、失読症のアラブ人少年に文字を教えるエピソード。「あなたは
バカなの?」と何度も訊き、「自分はバカじゃない」と少年に自信を植え付けてから、
彼の好きなサッカーに関する言葉から教え始める。Aから始めなくても、「ジダン」
のZから始めたっていい。こういう鷹揚さも、彼女が旅から学んだことかもしれない。
純粋でやさしい天然ボケ少年がまた、いい味なんです。。
長男ピエール(アルチュス・ドゥ・パンゲルン)は、お金持ちなのに少しも幸せそ
うに見えない。携帯に縛られ、薬に依存し、心ここに在らずでアルコール漬けの
妻を残し、不安神経症気味。歩くことで、一番変わったのは彼かもしれない。
見渡す限り、空と平原しかない壮大な景色が、歩き続ける彼らを見守っている。
女の子たちは重い荷物を捨てる。旅に必要な物なんて、本当は案外少ないんだ。
雨に降られたり、投宿を断られたり、シュールな夢を見たりしながら、旅は終わ
りに近付いてゆく。この広大な風景を、大きなスクリーンで観たかった。
私も彼らと一緒に、ずーーーっと歩いていたいような気持ちになる。でも終わ
らない映画がないように、旅も必ず終わる。そして旅で得たものがあれば、喪
うものもある。喜びと悲しみは、どうしてセットなんだろう? 出会いと別れも、
どうして一度にやってくるのだろう・・・。旅は、人生と同じなんだな、と思う。
この文章の「旅」という文字を、そっくり「人生」に置き換えてもいい。どうしよう
もない奴が道連れだったりもする。道が険しくて辛いときもある。それでも・・・。
歩こう。 歩こう、私はー元気ー♪
(『サン・ジャックへの道』監督・脚本:コリーヌ・セロー/
主演:ミュリエル・ロバン、アルチュス・ドゥ・パンゲルン、
ジャン=ピエール・ダルッサン/2005・仏)
今年はこの方♪~The Sexiest Man Alive 2008
毎年恒例、米People誌が選ぶ「最もセクシーな男」が発表されました!
今年はこの方です~♪ (ちなみに昨年はコチラ⇒)
Hugh Jackman
The Sexiest
Man Alive
2008
う~ん、これは「誰もが納得」の結果ではないでしょうか? 昨年の「質実剛健」
路線から、「正統派セクシー」路線に回帰した感がありますね。
ヒュー・ジャックマンってホント、信じられないくらいスタイルがいいですよね~。
長身で、顔が嘘みたいに小さい!! ほとんど人間離れしてると思います。
先日、彼がニコール・キッドマンと共演した新作『オーストラリア』(日本では
来年2月公開)の劇場予告を観たのですが、すっごく素敵でした。同じく人間離れ
した美貌とスタイルのニコールと釣り合うのは、もう彼しかいない!という感じ
でしたよ~。乞うご期待です♪
かなりマッチョ系なので、個人的には「大ファン」というわけではないのですが、
誠実な人柄といい、演技力といい素晴らしい俳優さんだと思います。
このところ「ヒュー様」と言えば「グラント」じゃなくて「ジャックマン」だもんね。
(でも私はヒュー・グラントのファンなんですが・・・笑)
今後もますます活躍して欲しいですね~。新作も、早く観た~い♪
今年はこの方です~♪ (ちなみに昨年はコチラ⇒)
Hugh Jackman
The Sexiest
Man Alive
2008
う~ん、これは「誰もが納得」の結果ではないでしょうか? 昨年の「質実剛健」
路線から、「正統派セクシー」路線に回帰した感がありますね。
ヒュー・ジャックマンってホント、信じられないくらいスタイルがいいですよね~。
長身で、顔が嘘みたいに小さい!! ほとんど人間離れしてると思います。
先日、彼がニコール・キッドマンと共演した新作『オーストラリア』(日本では
来年2月公開)の劇場予告を観たのですが、すっごく素敵でした。同じく人間離れ
した美貌とスタイルのニコールと釣り合うのは、もう彼しかいない!という感じ
でしたよ~。乞うご期待です♪
かなりマッチョ系なので、個人的には「大ファン」というわけではないのですが、
誠実な人柄といい、演技力といい素晴らしい俳優さんだと思います。
このところ「ヒュー様」と言えば「グラント」じゃなくて「ジャックマン」だもんね。
(でも私はヒュー・グラントのファンなんですが・・・笑)
今後もますます活躍して欲しいですね~。新作も、早く観た~い♪
絶叫!! ~恐怖体験~
みなさま、こんばんは。
実は今夜、ワタクシめの身に「聞くも涙、語るも涙」の惨劇が起こりました。
以下、気の弱い方は読まないで下さい。。
しかし・・・。誰か助けて下さい~@セカチュー、またはゴースト(そんな大層な・・・笑)
実は今夜、ワタクシめの身に「聞くも涙、語るも涙」の惨劇が起こりました。
以下、気の弱い方は読まないで下さい。。
しかし・・・。誰か助けて下さい~@セカチュー、またはゴースト(そんな大層な・・・笑)
贖罪と勇気、そして、再生の物語~『君のためなら千回でも』
THE KITE RUNNER
For you, a thousand times over!
2000年、アメリカに暮らす亡命アフガニスタン人作家のアミール(ハリド・アブダ
ラ)。彼の元に、亡き父の旧友ラヒム・ハーン(ショーン・トーブ)から電話が入る。
「帰って来るんだ、まだやり直す道はある」
1979年、ソビエト侵攻前のアフガニスタン・カブールを舞台に、裕福な家に育
ちながらも母を知らない寂しさを抱えた少年アミールと、使用人の息子ハッサン
との間の「平等でない」友情が丹念に描かれる。凧揚げ合戦の日に起こった悲劇
は、アミールの胸に消えない罪の意識を刻印し、その贖罪の念が彼を20年後の
祖国へと向かわせた。青空が印象的だった美しい街は、タリバンが支配する恐怖
に沈む、灰色の街と化していた・・。
自らも亡命経験を持つアフガニスタン系アメリカ人、カーレド・ホッセイニの
ベストセラー小説をデイヴィッド・ベニオフが脚色、マーク・フォースターが監督
した感動作。父の愛を乞う繊細な一人息子が抱く複雑な思い。少数民族に生
まれ、差別されながらも健気に生き、真っ直ぐで厚い友情を貫く使用人の息子。
彼を傷つけたことで「両刃の剣」としての傷を抱えたアミールが命を賭した贖罪
の旅と、その終着点が描かれる。これは号泣映画です。オススメ。マーク・フォ
ースターの映画は、やっぱりいいなぁ。『007』が楽しみになってきました。
何よりも、アフガン・パートを英語でなくダリー語で撮った姿勢が素晴らしい
と思う。資金面や興行面よりも、リアリティを追求した監督の英断に敬意を表
したい。邦題も、原題の『凧追い』とは一見全く関係ないが、劇中2回登場する
重要な言葉。こういう映画の内容に則した改題は、個人的には大いに歓迎し
たい。情緒的に過ぎるという批判もあることは、想像に難くないけれど・・・。
主演のハリド・アブダラは、『ユナイテッド93』でテロリスト役だった俳優だと
すぐにわかった。タリバンの狂信者を演じた後で、アメリカに亡命したアフガン
人を演じるとは・・・。俳優って因果な商売ですね。
この映画は、人間の持つどうしようもない「弱さ」を描いている。痛めつけられる
ハッサンを助けられなかったアミール。その後ろめたさから、ハッサンの存在自体
を目の前から消し去りたいと願う幼い愚かさ。そんなアミールを恥じ、「勇気」とは
何かを教えようとした父もまた、弱く愚かな人間だった。アミールの父があまりに
も「立派な」人間であることに驚きながら観ていたのだが、彼の勇気にはある理由
があったのだ。。彼らに対し、一点の曇りもブレもないハッサンの心の強さに感動
する。何もかも承知の上で、逃げず、全て引き受け、去ってゆく。その計り知れない
愛は、成人した後も変わることはなかった。
そしてその一方で、どんな状況でも「再生」しようとする人間の逞しさ、可能性も
示唆してくれる。赦し、許され、出直すことのできる人生。希望と自由の素晴らし
さを感じさせてくれる、拡がりのあるラスト。映画館で観たかった。
(『君のためなら千回でも』監督:マーク・フォースター/2007・USA/
主演:ハリド・アブダラ、ホマユーン・エルシャディ、ショーン・トーブ)
生命の木~『ファウンテン 永遠につづく愛』
THE FOUNTAIN
脳腫瘍に侵された妻のイジー(レイチェル・ワイズ)を救うため、新薬の開発
に懸ける医師のトミー(ヒュー・ジャックマン)。「もう、死ぬのは怖くない。私の
変わりに完成させて」イジーがトミーに託したのは「ファウンテン”源泉”」と題
された一冊のノートだった。
現代アメリカ、中世スペイン、未来の宇宙を舞台に、時空を超えて永遠の命
と愛を問う異色作。監督は「才媛」の代名詞ことレイチェル・ワイズのパートナー、
ダーレン・アロノフスキー。美しい映像と音楽、哲学的な世界観。これは映画館
で観たかった映画です。
「死は魂を自由にする」
物語の中心は、創世記にも記されているという「生命の木」。この木の樹液を飲め
ば、永遠の命が得られると。女王のためにこの木を探す騎士、妻のために新薬を
開発しようと急ぐ博士、そして過去生の記憶に囚われ、生薬を調合し続ける修行僧
のような男。。
彼らは「愛」ゆえに永遠の「命」を求め、「死」から逃れようとしている。
「死は畏怖への道」「死は病のひとつ」。しかし古代の賢者はこう言う、「死は創造」。
この映画を観ながら、マイケル・カニンガムの『星々の生まれるところ』を思い出
していた。現代、過去、未来、宇宙と星にまで繋がる死生観。死は終わりではなく
「出発」であり、新たな生の始まりであるという思想、草花や木の新芽に輪廻転生
を見る世界観は本作と驚くほど似通っている。人間が決して逃れられない生と死
について突き詰めれば、自然とそういう考えに行き着くものなのかもしれない。
傷口から草木が生え、身体全体を覆う描写にはキム・ギドクを思い出してしまう。
そしてもう一つの宇宙の謎である「愛」。愛ゆえに人は悲しみ、歓びに震え、胸を
焦がす・・・。ヒュー・ジャックマンの涙が美しい。
女王から託された指輪は、廻り、巡る命を象徴しているよう。指輪を失くした
トミーの狼狽。死は、決して終わりではない。しかし三人称の「死」が、一人称
(私)の死、二人称(あなた)の死になったとき、自分は果たしてそれを受け入
れられるのだろうかとも考えてしまう。
ダーレン・アロノフスキー監督の作品は初見。ヴェネチアで金獅子賞を受賞した
新作はミッキー・ローク主演なのですね。監督の過去作も観てみたいと思った。
(『ファウンテン 永遠につづく愛』監督・脚本:ダーレン・アロノフスキー/
主演:ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ/2006・USA)
あなたに会えてよかった~『青い鳥』
MY teacher cannnot
speak well.
So when he speaks,
he says something
important.
中学国語の臨時教員、村内先生には吃音があった。彼は孤独な生徒に寄り添い、
ただそばにいる。「間に合ってよかったなぁ、会えてよかった」
重松清氏の本はあまり読んだことがない。少し前に『ブルーベリー』を読んだのだけ
れど、感想は書いていない。しかし、ここ最近の「重松清・原作」映画の公開はブーム
と言っていいほど。8つの短編から成る本作も、阿部寛主演で製作、公開される。
映画人が惹かれる、重松作品の魅力を知りたくて読んでみた。
そしたらこれがもう、、号泣、号泣! 涙が大量に出るので、一気に読むと具合が
悪くなりそうだったほど。ゆっくり、ゆっくり読み進む。村内先生、、、私も中学生の頃、
先生に会いたかったよ。。
中学時代って、人生で一番息苦しい時期じゃないかな。身体はどんどん成長して
行くのに、心は子どものままだったり、またその逆もあり。過剰な自意識とコンプレッ
クスにがんじがらめになって、もどかしい三年間だと思う。
私の中学時代は、学校が校内暴力で物凄く荒れていて、授業が成り立たないほど
だった。特にいじめられたり、暴力のターゲットになったというわけではないけれど、
あの時代には絶対に戻りたくないと思う。同窓会なんて絶対、行きたくない!
村内先生は上手くしゃべれないけど、言葉が少ない分、大切なことしか言わないし、
なぜか先生の言いたいことはよく伝わる。それは先生の言うことは「本気」の言葉
だから。人という存在は、誰もが寂しさを抱えているもの。だけど誰かが気持ちの
そばにいてくれたら、もうその人は孤独じゃない。常にその「誰か」になろうとしてく
れる村内先生。傷口にできるかさぶたのように、傷が癒えれば剥がれ落ち、また
別の傷口を守ってくれる・・・。
草野心平の詩集も、読んでみたいと思いました。重松さんの本、オススメあった
ら教えて下さい。
(『青い鳥』重松清・著/2007・新潮社)
古きよき時代へのオマージュ~『かけひきは、恋のはじまり』
LEATHERHEADS
1925年、第一次大戦も記憶に新しい、禁酒法時代のアメリカ。フットボールの
プロチーム「ブルドックス」のキャプテン・ドッジ(ジョージ・クルーニー)は、存続
の危機に瀕したチームを救うべく、カレッジ・フットボールのスターをスカウトしよ
うと画策する・・・。
ジョージ・クルーニーが監督・主演を務めたロマンティック・コメディ。彼の
お相手、シカゴ・トリビューン紙の記者レクシー役にはレニー・ゼルウィガー。
ドッジとレクシー、そして第一次大戦の英雄かつフットボール界の花形スター、
カーター(ジョン・クラシンスキー)の間で繰り広げられる恋模様。古きよき時代
の空気を再現し、戦争とチーム・スポーツという「男気の世界」を軽々と描いて
楽しいはずの映画。でも、ちょっと長かったかな~。。しかしこの映画がPG-12
って、一体どういう基準? お酒を飲むシーンが多過ぎるからかなぁ・・・。
理解に苦しみます。原題の「LEATHERHEADS」は、フットボールの選手が
かぶる皮製のヘルメットから来ているらしい。
ジョージのオーバーアクトなドタバタ演技が結構笑える。観ている間、ミラノの
街が似合う最高にカッコイイはずのジョージが、三谷幸喜に見えてきてしまった
のですよ、信じがたいことに・・・。
しかしこの映画は、30年代、40年代に量産された「スクリューボール・コメディ」
が原型ということで、なんとなく納得。三谷幸喜も、ビリー・ワイルダーを敬愛して
いるのは有名ですからね。まぁ「三谷幸喜がジョジクルに見える」ことは、絶対に
ないと思うけど・・・(笑)。
ヒロインのレニー・ゼルウィガー。演技の上手い女優さんなのはわかるのだけ
れど、もうちょっと綺麗に撮ってあげて欲しかった。ライトをもっと当ててあげて~、
皺が~(笑)。レニーは、あの「おちょぼ口」おばあさんになってもやってそうです
ね。スタイルがいいから「モガ」ファッションはとってもお似合いでしたが・・・。
惜しいと思ったのは、「ブルドックス」の愛犬ブルちゃんをもっとクローズアップ
して欲しかったこと! すっごくブサかわいい犬だったのに~。
この作品を観るに当たり、フットボールのルールが全くわからない私は相当、
損をしていたかもしれない。美術や衣裳はとっても楽しめたのだけど、試合の
シーンは一体何がどうなっているのか全くわからなかった(爆)。そのせいもあ
るのかな、ちょっと乗り切れなかった映画だった、残念。でもあのサイドカー付
きのバイクは、乗ってみたいな~と思いました。もちろん、三谷幸喜じゃない
ジョージの後ろよ(笑)。
(『かけひきは、恋のはじまり』監督:ジョージ・クルーニー/
主演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー/2008・米、独)
危険な罠~『彼が二度愛したS』
DECEPTION
Are You Free Tonight?
ニューヨークの会計士ジョナサン(ユアン・マクレガー)は、仕事漬けで家族も
友人もいない孤独な男。彼はある日、出張先のオフィスでワイアット・ボーズと
名乗る弁護士(ヒュー・ジャックマン)に声をかけられる。
ヒュー・ジャックマンが自ら興した製作会社の第一作に選んだ、エロティック・
サスペンス。ヒュー様は主演と製作を兼ね、胡散臭さ全開の冷淡な悪役に挑戦。
真面目で冴えない会計士が夜の世界の秘密を知り、愛と欲情の罠にはまって
ゆく様が描かれる。面白かったのだけど、ちょっと長く感じたかな。シャーロット・
ランプリングやマギー・Qが、カメオと言ってもいいくらい小さな役で出演している。
これはヒュー様人脈だろうか。
ヒュー・ジャックマンの人間離れしたスタイルのよさ! 長身にありえないほど
厚い胸板、小さな顔。ワイアットがジョナサンに「俺のスーツを貸す」と言った時、
「サイズが合わないよ!」と思ったのは私一人でしょうか。存在が異次元過ぎて、
大ファンになれないという私にとっては特異な俳優さん。
ユアンは、数字が一番の友達という孤独な男のオドオド感をよく出していたと
思う。しかし観ながらずっと気になったのが、彼のオデコの吹き出物? 生え際
からオリオンの三ツ星のように並んだ突起物が、気になって仕方がなかった・・・。
「SJPのアゴのホクロが気になる」人の気持ちが初めてわかったような。。
そして「謎の女」Sを演じたミシェル・ウィリアムズ。彼女は小柄だけど、本当に
足が綺麗! 美人かどうかは意見が分かれるかもしれないけど、「コケティッシュ」
であることに異論はないのではないかな。主演の三人はそれぞれに魅力的でよか
った。彼らのトライアングルが観られただけでも満足。
しかし・・・。もう書きたくないのだけど、不満なのは邦題ですね。最近、どーし
てこう変テコリンな邦題ばっかりなんですか? もうちょっとB級映画っぽいタイ
トルにして、集客UPを狙った方がまだいいような気がするのですが・・・。
(『彼が二度愛したS』監督:マーセル・ランゲネッガー/2008・USA/
主演:ヒュー・ジャックマン、ユアン・マクレガー、ミシェル・ウィリアムズ)
人はなぜ布を織り、纏うのか~北村道子『衣裳術』
Michiko Kitamura
The method of Costume
『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』でサムライたちを美しく飾り、『メゾン・ド・ヒミコ』
でオダギリジョーの完璧なゲイ・スタイリングを担当したトップスタイリスト、北村道子
を知っていますか。
この本は、前半が著者のスタイリングした写真、後半が「服の力」と題されたロン
グ・インタビューで構成されている。アート・ディレクションは中島英樹。
私が彼女の衣裳を意識したのは『アカルイミライ』。『スキヤキ~』では、「ただの
時代劇じゃない」映画の世界観と衣裳がベストマッチしていた。しかし『アカルイ
ミライ』では、浅野忠信とオダギリジョーのスタイリングは異彩を放っていた。
私はあの映画から同性愛的な匂いは嗅ぎ取れなかったのだけれど、北村さんが
表現したかったのは「ゲイ的な世界」だったのだそう。また『メゾン~』の感想で「ゲイ
たちの衣裳が汚い」とレビューされていたブロガーさんがいらした。私はそうは思わ
なかったのでビックリした記憶があるのだが、メゾンの住人たちは近所の人にいじ
められているという設定だったため、あえてそう見える衣裳にしたのだという。鋭い方
には、ちゃんとそういうことがわかるのだなぁと反省。
生い立ちから、世界を放浪した若き日々、スタイリストになったきっかけや俳優と
の出会い、映画の仕事について。独特の価値観とセンスを感じさせる彼女の言葉
は、「孤高の仕事師」として耳を傾けるに、十分値すると思う。タオイズム、「道」を
追求する北村道子の「衣裳道」。まさに人生の先達です。
(『衣裳術』北村道子・著/2008・リトルモア)
私の庭師との会話~『画家と庭師とカンパーニュ』
DIALOGUE AVEC MON JARDINIER
大都会・パリから、生まれ故郷の田舎町へと帰ってきた中年の画家(ダニエル・
オートゥイユ)は、小学生時代に同級生だった庭師(ジャン=ピエール・ダルッサン)
と再会する。「無鉄砲コンビ」と呼ばれていた彼らは、たちまち意気投合し・・・。
本作のフライヤーを初めて見たとき「どこかで観た映画?」という既視感があった。
そう、『クリクリのいた夏』のポスターとそっくり! 監督は同じジャン・ベッケルと
知り、大いに納得。絶対に観たい映画だった。対照的な人生を歩んできた二人の
中年男の友情と、フランスの田舎の煌く陽光が美しい。温かい涙が流れる佳作。
この映画の脚本は、『クリクリ~』と『ピエロの赤い鼻』でジャン・ベッケルと組ん
だ名優、ジャック・ヴィルレ(2005年に急逝)のために書かれたのだという。公式
サイトの監督インタビューでそのことを知り、また涙が・・・。彼が庭師を演じていた
ら、よりユーモラスな作品になっていたかもしれない。
家庭を顧みず、娘ほどの年齢のモデルと浮気をし、ハッパを吸い、妻とも娘とも
上手くいっていない画家。パリで専業画家として成功してはいても、どこか満たさ
れない空虚さを感じていた。そんな彼が、幼馴染との再会により、少しずつ人生で
本当に大切なものに気付き始める・・・。
キャンバス(画家)とジャルダン(庭師)と呼び合う二人の、まぁしゃべることしゃ
べること! 最前列で観ると決めているシアターでの鑑賞だったため、字幕を読む
のが追いつかないほど。しかし、それも原題を知って納得。これは「庭師との会話」
を描いた映画なのだ。
文化や芸術には疎いが、しっかりと地に足をつけて生きてきた庭師。娘やその婿
に恵まれ、妻を敬意を込めて「奥さん」と呼び、「底辺だ」と言いながら国鉄職員とし
て受ける恩恵に感謝し、長年泥まみれで働いた。妻と過ごすニースでのバカンスを
心待ちにしている彼の人生の、なんと豊穣なことか! アルジェリア出身の妻を演
じたのはヒアム・アッバス。美人だけれど、ちょっと薄幸な雰囲気のイスラエル=
アラブの女優さん。
死期を悟っても菜園に出かけ、モーツァルトを聴きながら横たわって作業する
庭師は言う。「空だと迷ってしまうから、土の中がいい。根があるから」
自分の居場所と、本当に愛するものを持っている者だけが言える言葉。平凡でも、
名を残さずとも、人生は素晴らしいと思わせてくれる作品だった。
(『画家と庭師とカンパーニュ』監督・脚本:ジャン・ベッケル/2007・仏/
主演:ダニエル・オートゥイユ、ジャン=ピエール・ダルッサン)
お知らせ~映画と読書のINDEXを分けました~
読書INDEX【タイトル50音順】
読書INDEX 【タイトル50音順、著者は【】内】 ※ 【 著者名50音順 】はコチラ⇒
【あ 行】
A Wild Haruki Chase 世界は村上春樹をどう読むか 【柴田元幸ほか】
「愛」という言葉を口にできなかった二人のために 【沢木耕太郎】
青い鳥 【重松清】
赤めだか 【立川談春】
悪意 【東野圭吾】
悪童日記 【アゴタ・クリストフ】
悪人 【吉田修一】
アジア映画の森 新世紀の映画地図 【石坂健治ほか】
新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 【西寺郷太】
あなたの呼吸が止まるまで 【島本理生】
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない 【町山智浩】
あられもない祈り 【島本理生】
暗渠の宿 【西村賢太】
アンダスタンド・メイビー 【島本理生】
言い寄る 【田辺聖子】
言えないコトバ 【益田ミリ】
石川三千花の勝手にオスカー 【石川三千花】
石川三千花の勝手にシネマ・フィーバー 【石川三千花】
衣裳術 【北村道子】
悼む人 【天童荒太】
1Q84 【BOOK1】【BOOK2】 【村上春樹】
1Q84 【BOOK3】 【村上春樹】
苺をつぶしながら 【田辺聖子】
一日一生 【酒井雄哉】
いまも、君を想う 【川本三郎】
右岸 【辻仁成】
うから はらから 【阿川佐和子】
浮世でランチ 【山崎ナオコーラ】
嘘みたいな本当の話 【内田樹・高橋源一郎】
うほほいシネクラブ/街場の映画論 【内田樹】
映画は遊んでくれる 【芝山幹郎】
映画篇 【金城一紀】
映画を見ればわかること 2 【川本三郎】
越境者 松田優作 【松田美智子】
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 【村上春樹】
大島弓子セレクション セブンストーリーズ 【大島弓子】
お母さんという女 【益田ミリ】
オシムの言葉 【木村元彦】
男と点と線 【山崎ナオコーラ】
男友だちを作ろう 【山崎ナオコーラ】
乙女の密告 【赤染晶子】
折り返し点 1997~2008 【宮崎駿】
俺俺 【星野智幸】
おれたちの青空 【佐川光晴】
おれのおばさん 【佐川光晴】
女が映画を作るとき 【浜野佐知】
女ぎらい ニッポンのミソジニー 【上野千鶴子】
【か 行】
ガール 【奥田英朗】
骸骨ビルの庭 【宮本輝】
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 【高山なおみ】
傘の自由化は可能か 【大崎善生】
和子の部屋 小説家のための人生相談 【阿部和重】
カッコウの卵は誰のもの 【東野圭吾】
勝手にふるえてろ 【綿矢りさ】
カツラ美容室別室 【山崎ナオコーラ】
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 【万城目学】
神様のカルテ 【夏川草介】
神去なあなあ日常 【三浦しをん】
鴨川ホルモー 【万城目学】
カラーひよことコーヒー豆 【小川洋子】
がらくた 【江國香織】
身体のいいなり 【内澤旬子】
韓国映画ベスト100~「JSA」から「グエムル」まで 【寺脇研】
キネマの神様 【原田マハ】
きのうの神様 【西川美和】
君が降る日 【島本理生】
きみの友だち 【重松清】
決めないことに決めた つれづれノート16 【銀色夏生】
今日、カレーとシチューどっちがいい? つれづれノート18 【銀色夏生】
京大芸人 【菅広文】
京大少年 【菅広文】
きれいな水のつめたい流れ つれづれノート17 【銀色夏生】
銀色夏生の視点 【銀色夏生】
グアテマラの弟 【片桐はいり】
結婚の才能 【小倉千加子】
犬身 【松浦理英子】
幻夜 【東野圭吾】
小泉今日子の半径100m 【小泉今日子】
こうふく あかの 【西加奈子】
こうふく みどりの 【西加奈子】
ここに消えない会話がある 【山崎ナオコーラ】
心はあなたのもとに 【村上龍】
こちらあみ子 【今村夏子】
子どもとの暮らしと会話 【銀色夏生】
この世でいちばん大事な「カネ」の話 【西原理恵子】
この世の果ての家 【マイケル・カニンガム】
この世は二人組ではできあがらない 【山崎ナオコーラ】
これが中学受験ザマス! 偏差値30からの中学受験合格奮闘記 【鳥居りんこ】
これだけは、村上さんに言っておこう 【村上春樹】
こんなツレでゴメンナサイ。 【望月昭・細川貂々】
金米糖の降るところ 【江國香織】
【さ 行】
The Red Balloon 【アルベール・ラモリス】
最初の恋、最後の儀式 【イアン・マキューアン】
左岸 【江國香織】
さまよう刃 【東野圭吾】
ザ・万歩計 【万城目学】
ザ・万遊記 【万城目学】
さよなら私 【みうらじゅん】
残虐記 【桐野夏生】
珊瑚の島で千鳥足 続「ばらとおむつ」 【銀色夏生】
三匹のおっさん 【有川浩】
慈雨の音 -流転の海 第六部- 【宮本輝】
鹿男あをによし 【万城目学】
しがみつかない生き方 【香山リカ】
仕事道楽―スタジオジブリの現場 【鈴木敏夫】
シズコさん 【佐野洋子】
自選詩集 僕が守る 【銀色夏生】
私的生活 【田辺聖子】
シネマ、シネマ、シネマ 【梁石日】
シネマ食堂 【飯島奈美】
字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ 【太田直子】
ショーケン 【萩原健一】
食堂かたつむり 【小川糸】
食品の裏側:みんな大好きな食品添加物 【安部司】
植物診断室 【星野智幸】
植物図鑑 【有川浩】
ジョヴァンニの部屋 【ジェームズ・ボールドウィン】
すーちゃん 【益田ミリ】
スープ・オペラ 【阿川佐和子】
SWITCH STORIES -彼らがいた場所- 【新井敏記】
周防正行のバレエ入門 【周防正行】
スクスクの掟 【石川三千花】
スクリーンの向こう側 【戸田奈津子】
ストーリー・セラー 【有川浩】
ストロベリー・ジュース・フォーエバー 【服部みれい】
砂の上のあなた 【白石一文】
すべて真夜中の恋人たち 【川上未映子】
するめ映画館 【吉本由美】
スワンソング 【大崎善生】
聖☆おにいさん①② 【中村光】
聖女の救済 【東野圭吾】
清冽 詩人茨木のり子の肖像 【後藤正治】
世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られた
のか 【岡田芳郎】
世界一の美女になるダイエット 【エリカ・アンギャル】
世界クッキー 【川上未映子】
潜水服は蝶の夢を見る #2 【ジャン=ドミニック・ボービー】
先端で、さすわ さされるわ そらええわ 【川上未映子】
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります 【川上未映子】
宙飛ぶ教室 【小倉千加子】
【た 行】
ダイイング・アイ 【東野圭吾】
第3の人生の始まり つれづれノート15 【銀色夏生】
態度が悪くてすみません-内なる「他者」との出会い 【内田樹】
代表質問 16のインタビュー 【柴田元幸 ほか】
高山ふとんシネマ 【高山なおみ】
たった4つの言葉で幸せになれる! 心が楽になるホ・オポノポノの教え 【イハレアカラ・
ヒューレン】
旅する力 深夜特急ノート 【沢木耕太郎】
タペストリーホワイト 【大崎善生】
たまもの 【神蔵美子】
団地の女学生 【伏見憲明】
小さいおうち 【中島京子】
小さいころに置いてきたもの 【黒柳徹子】
CHICAライフ 【島本理生】
乳と卵 【川上未映子】
終の住処 【磯崎憲一郎】
月と蟹 【道尾秀介】
翼 【白石一文】
妻の超然 【絲山秋子】
つみきのいえ 【加藤久仁生/平田研也】
手 【山崎ナオコーラ】
ディスカスの飼い方 【大崎善生】
ティファニーで朝食を 【トルーマン・カポーティ】
手紙 【東野圭吾】
テレビの中で光るもの 【銀色夏生】
凍 【沢木耕太郎】
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン 【リリー・フランキー】
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 【福岡伸一】
戸村飯店青春100連発 【瀬尾まいこ】
共喰い 【田中慎弥】
【な 行】
波打ち際の蛍 【島本理生】
ナラタージュ 【島本理生】
ニキの屈辱 【山崎ナオコーラ】
西の魔女が死んだ 【梨木香歩】
蜷川妄想劇場 【蜷川実花】
願い 【藤野千夜】
ねむり 【村上春樹】
【は 行】
パーク・ライフ 【吉田修一】
ばかもの 【絲山秋子】
走ることについて語るときに僕の語ること 【村上春樹】
八月十五日の夜会 【蓮見圭一】
発光地帯 【川上未映子】
花の回廊-流転の海・第五部 【宮本輝】
母 【三浦綾子】
原宿百景 【小泉今日子】
ばらとおむつ 【銀色夏生】
ハルキ・ムラカミと言葉の音楽 【ジェイ・ルービン】
パレスチナ・ナウ/戦争・映画・人間 【四方田犬彦】
ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、
心の平和のための苦悩の手放し方 【イハレアカラ・ヒューレン】
阪急電車 【有川浩】
半島へ、ふたたび 【蓮池薫】
緋色の迷宮 【トマス・H・クック】
美女と竹林 【森見登美彦】
ひそやかな花園 【角田光代】
必死のパッチ 【桂雀々】
人のセックスを笑うな 【山崎ナオコーラ】
目白雑録〈ひびのあれこれ〉2 【金井美恵子】
白夜行 【東野圭吾】
ファミリー・シークレット 【柳美里】
ふがいない僕は空を見た 【窪美澄】
ふたりの証拠 【アゴタ・クリストフ】
ふたりの「雅子」 【小達スエ】
フリーター、家を買う。 【有川浩】
プリンセス・トヨトミ 【万城目学】
Blue 【中村佑介】
ヘヴン 【川上未映子】
北京故事 藍宇 【北京同志】
ペルセポリスⅠ イランの少女マルジ 【マルジャン・サトラピ】
ペルセポリスⅡ マルジ、故郷に帰る 【マルジャン・サトラピ】
編集者という病 【見城徹】
抱擁、あるいはライスには塩を 【江國香織】
ほかならぬ人へ 【白石一文】
ぼくの好きなキヨシロー 【泉谷しげる・加奈崎芳太郎】
星々の生まれるところ 【マイケル・カニンガム】
ホノカアボーイ 【吉田玲雄】
ホルモー六景 【万城目学】
【ま 行】
マイケル・ジャクソン 【西寺郷太】
マイ・バック・ページ ある60年代の物語 【川本三郎】
真昼なのに昏い部屋 【江國香織】
魔法飛行 【川上未映子】
真綿荘の住人たち 【島本理生】
見とれていたい わたしのアイドルたち 【柴崎友香】
ミニシアター巡礼 【代島治彦】
未亡人の一年 【ジョン・アーヴィング】
無限の荒野で君と出会う日 【橋口亮輔】
六つの星星 川上未映子対話集 【川上未映子】
村上かるた うさぎおいしーフランス人 【村上春樹】
村上ソングズ 【村上春樹】
村上春樹 雑文集 【村上春樹】
もう、家に帰ろう 田辺あゆみ 【藤代冥砂】
妄想気分 【小川洋子】
もう一つの国 【ジェームズ・ボールドウィン】
もぎりよ今夜も有難う 【片桐はいり】
モサ 【山崎ナオコーラ・荒井良二】
森に眠る魚 【角田光代】
文盲 アゴタ・クリストフ自伝 【アゴタ・クリストフ】
【や 行】
やさぐれるには、まだ早い! 【豊島ミホ】
優しい子よ 【大崎善生】
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 【カズオ・イシグロ】
やめないよ 【三浦知良】
やわらかなレタス 【江國香織】
夢を与える 【綿矢りさ】
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2009
ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本 【菊地成孔】
八日目の蝉 【角田光代】
容疑者Xの献身 【東野圭吾】
横道世之介 【吉田修一】
吉野弘 詩集 【吉野弘】
夜に目醒めよ 【梁石日】
【ら 行】
リテイク・シックスティーン 【豊島ミホ】
Little Secret 【平子理沙】
流星の絆 【東野圭吾】
RURIKO 【林真理子】
冷血 【トルーマン・カポーティ】
レヴォリューションNo.0 【金城一紀】
恋愛小説 【椰月美智子】
ロング・グッドバイ 【レイモンド・チャンドラー】
論理と感性は相反しない 【山崎ナオコーラ】
【わ 行】
我が家の問題 【奥田英朗】
別れの時まで 【蓮見圭一】
わたくし率イン歯ー、または世界 【川上未映子】
わたし、男子校出身です。 【椿姫彩菜】
私という運命について 【白石一文】
わたしの彼氏 【青山七恵】
わたしのマトカ 【片桐はいり】
私の船長さん 【M.B.ゴフスタイン】
私一人 【大竹しのぶ】
〈わたし〉を生きる-女たちの肖像 【島崎今日子】
わたしを離さないで 【カズオ・イシグロ】
わたしを離さないで/文庫版 【カズオ・イシグロ】
ワンちゃん 【楊逸】
【番外編】
マイケル・カニンガム/インタビュー
【あ 行】
A Wild Haruki Chase 世界は村上春樹をどう読むか 【柴田元幸ほか】
「愛」という言葉を口にできなかった二人のために 【沢木耕太郎】
青い鳥 【重松清】
赤めだか 【立川談春】
悪意 【東野圭吾】
悪童日記 【アゴタ・クリストフ】
悪人 【吉田修一】
アジア映画の森 新世紀の映画地図 【石坂健治ほか】
新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 【西寺郷太】
あなたの呼吸が止まるまで 【島本理生】
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない 【町山智浩】
あられもない祈り 【島本理生】
暗渠の宿 【西村賢太】
アンダスタンド・メイビー 【島本理生】
言い寄る 【田辺聖子】
言えないコトバ 【益田ミリ】
石川三千花の勝手にオスカー 【石川三千花】
石川三千花の勝手にシネマ・フィーバー 【石川三千花】
衣裳術 【北村道子】
悼む人 【天童荒太】
1Q84 【BOOK1】【BOOK2】 【村上春樹】
1Q84 【BOOK3】 【村上春樹】
苺をつぶしながら 【田辺聖子】
一日一生 【酒井雄哉】
いまも、君を想う 【川本三郎】
右岸 【辻仁成】
うから はらから 【阿川佐和子】
浮世でランチ 【山崎ナオコーラ】
嘘みたいな本当の話 【内田樹・高橋源一郎】
うほほいシネクラブ/街場の映画論 【内田樹】
映画は遊んでくれる 【芝山幹郎】
映画篇 【金城一紀】
映画を見ればわかること 2 【川本三郎】
越境者 松田優作 【松田美智子】
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 【村上春樹】
大島弓子セレクション セブンストーリーズ 【大島弓子】
お母さんという女 【益田ミリ】
オシムの言葉 【木村元彦】
男と点と線 【山崎ナオコーラ】
男友だちを作ろう 【山崎ナオコーラ】
乙女の密告 【赤染晶子】
折り返し点 1997~2008 【宮崎駿】
俺俺 【星野智幸】
おれたちの青空 【佐川光晴】
おれのおばさん 【佐川光晴】
女が映画を作るとき 【浜野佐知】
女ぎらい ニッポンのミソジニー 【上野千鶴子】
【か 行】
ガール 【奥田英朗】
骸骨ビルの庭 【宮本輝】
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 【高山なおみ】
傘の自由化は可能か 【大崎善生】
和子の部屋 小説家のための人生相談 【阿部和重】
カッコウの卵は誰のもの 【東野圭吾】
勝手にふるえてろ 【綿矢りさ】
カツラ美容室別室 【山崎ナオコーラ】
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 【万城目学】
神様のカルテ 【夏川草介】
神去なあなあ日常 【三浦しをん】
鴨川ホルモー 【万城目学】
カラーひよことコーヒー豆 【小川洋子】
がらくた 【江國香織】
身体のいいなり 【内澤旬子】
韓国映画ベスト100~「JSA」から「グエムル」まで 【寺脇研】
キネマの神様 【原田マハ】
きのうの神様 【西川美和】
君が降る日 【島本理生】
きみの友だち 【重松清】
決めないことに決めた つれづれノート16 【銀色夏生】
今日、カレーとシチューどっちがいい? つれづれノート18 【銀色夏生】
京大芸人 【菅広文】
京大少年 【菅広文】
きれいな水のつめたい流れ つれづれノート17 【銀色夏生】
銀色夏生の視点 【銀色夏生】
グアテマラの弟 【片桐はいり】
結婚の才能 【小倉千加子】
犬身 【松浦理英子】
幻夜 【東野圭吾】
小泉今日子の半径100m 【小泉今日子】
こうふく あかの 【西加奈子】
こうふく みどりの 【西加奈子】
ここに消えない会話がある 【山崎ナオコーラ】
心はあなたのもとに 【村上龍】
こちらあみ子 【今村夏子】
子どもとの暮らしと会話 【銀色夏生】
この世でいちばん大事な「カネ」の話 【西原理恵子】
この世の果ての家 【マイケル・カニンガム】
この世は二人組ではできあがらない 【山崎ナオコーラ】
これが中学受験ザマス! 偏差値30からの中学受験合格奮闘記 【鳥居りんこ】
これだけは、村上さんに言っておこう 【村上春樹】
こんなツレでゴメンナサイ。 【望月昭・細川貂々】
金米糖の降るところ 【江國香織】
【さ 行】
The Red Balloon 【アルベール・ラモリス】
最初の恋、最後の儀式 【イアン・マキューアン】
左岸 【江國香織】
さまよう刃 【東野圭吾】
ザ・万歩計 【万城目学】
ザ・万遊記 【万城目学】
さよなら私 【みうらじゅん】
残虐記 【桐野夏生】
珊瑚の島で千鳥足 続「ばらとおむつ」 【銀色夏生】
三匹のおっさん 【有川浩】
慈雨の音 -流転の海 第六部- 【宮本輝】
鹿男あをによし 【万城目学】
しがみつかない生き方 【香山リカ】
仕事道楽―スタジオジブリの現場 【鈴木敏夫】
シズコさん 【佐野洋子】
自選詩集 僕が守る 【銀色夏生】
私的生活 【田辺聖子】
シネマ、シネマ、シネマ 【梁石日】
シネマ食堂 【飯島奈美】
字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ 【太田直子】
ショーケン 【萩原健一】
食堂かたつむり 【小川糸】
食品の裏側:みんな大好きな食品添加物 【安部司】
植物診断室 【星野智幸】
植物図鑑 【有川浩】
ジョヴァンニの部屋 【ジェームズ・ボールドウィン】
すーちゃん 【益田ミリ】
スープ・オペラ 【阿川佐和子】
SWITCH STORIES -彼らがいた場所- 【新井敏記】
周防正行のバレエ入門 【周防正行】
スクスクの掟 【石川三千花】
スクリーンの向こう側 【戸田奈津子】
ストーリー・セラー 【有川浩】
ストロベリー・ジュース・フォーエバー 【服部みれい】
砂の上のあなた 【白石一文】
すべて真夜中の恋人たち 【川上未映子】
するめ映画館 【吉本由美】
スワンソング 【大崎善生】
聖☆おにいさん①② 【中村光】
聖女の救済 【東野圭吾】
清冽 詩人茨木のり子の肖像 【後藤正治】
世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られた
のか 【岡田芳郎】
世界一の美女になるダイエット 【エリカ・アンギャル】
世界クッキー 【川上未映子】
潜水服は蝶の夢を見る #2 【ジャン=ドミニック・ボービー】
先端で、さすわ さされるわ そらええわ 【川上未映子】
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります 【川上未映子】
宙飛ぶ教室 【小倉千加子】
【た 行】
ダイイング・アイ 【東野圭吾】
第3の人生の始まり つれづれノート15 【銀色夏生】
態度が悪くてすみません-内なる「他者」との出会い 【内田樹】
代表質問 16のインタビュー 【柴田元幸 ほか】
高山ふとんシネマ 【高山なおみ】
たった4つの言葉で幸せになれる! 心が楽になるホ・オポノポノの教え 【イハレアカラ・
ヒューレン】
旅する力 深夜特急ノート 【沢木耕太郎】
タペストリーホワイト 【大崎善生】
たまもの 【神蔵美子】
団地の女学生 【伏見憲明】
小さいおうち 【中島京子】
小さいころに置いてきたもの 【黒柳徹子】
CHICAライフ 【島本理生】
乳と卵 【川上未映子】
終の住処 【磯崎憲一郎】
月と蟹 【道尾秀介】
翼 【白石一文】
妻の超然 【絲山秋子】
つみきのいえ 【加藤久仁生/平田研也】
手 【山崎ナオコーラ】
ディスカスの飼い方 【大崎善生】
ティファニーで朝食を 【トルーマン・カポーティ】
手紙 【東野圭吾】
テレビの中で光るもの 【銀色夏生】
凍 【沢木耕太郎】
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン 【リリー・フランキー】
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 【福岡伸一】
戸村飯店青春100連発 【瀬尾まいこ】
共喰い 【田中慎弥】
【な 行】
波打ち際の蛍 【島本理生】
ナラタージュ 【島本理生】
ニキの屈辱 【山崎ナオコーラ】
西の魔女が死んだ 【梨木香歩】
蜷川妄想劇場 【蜷川実花】
願い 【藤野千夜】
ねむり 【村上春樹】
【は 行】
パーク・ライフ 【吉田修一】
ばかもの 【絲山秋子】
走ることについて語るときに僕の語ること 【村上春樹】
八月十五日の夜会 【蓮見圭一】
発光地帯 【川上未映子】
花の回廊-流転の海・第五部 【宮本輝】
母 【三浦綾子】
原宿百景 【小泉今日子】
ばらとおむつ 【銀色夏生】
ハルキ・ムラカミと言葉の音楽 【ジェイ・ルービン】
パレスチナ・ナウ/戦争・映画・人間 【四方田犬彦】
ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、
心の平和のための苦悩の手放し方 【イハレアカラ・ヒューレン】
阪急電車 【有川浩】
半島へ、ふたたび 【蓮池薫】
緋色の迷宮 【トマス・H・クック】
美女と竹林 【森見登美彦】
ひそやかな花園 【角田光代】
必死のパッチ 【桂雀々】
人のセックスを笑うな 【山崎ナオコーラ】
目白雑録〈ひびのあれこれ〉2 【金井美恵子】
白夜行 【東野圭吾】
ファミリー・シークレット 【柳美里】
ふがいない僕は空を見た 【窪美澄】
ふたりの証拠 【アゴタ・クリストフ】
ふたりの「雅子」 【小達スエ】
フリーター、家を買う。 【有川浩】
プリンセス・トヨトミ 【万城目学】
Blue 【中村佑介】
ヘヴン 【川上未映子】
北京故事 藍宇 【北京同志】
ペルセポリスⅠ イランの少女マルジ 【マルジャン・サトラピ】
ペルセポリスⅡ マルジ、故郷に帰る 【マルジャン・サトラピ】
編集者という病 【見城徹】
抱擁、あるいはライスには塩を 【江國香織】
ほかならぬ人へ 【白石一文】
ぼくの好きなキヨシロー 【泉谷しげる・加奈崎芳太郎】
星々の生まれるところ 【マイケル・カニンガム】
ホノカアボーイ 【吉田玲雄】
ホルモー六景 【万城目学】
【ま 行】
マイケル・ジャクソン 【西寺郷太】
マイ・バック・ページ ある60年代の物語 【川本三郎】
真昼なのに昏い部屋 【江國香織】
魔法飛行 【川上未映子】
真綿荘の住人たち 【島本理生】
見とれていたい わたしのアイドルたち 【柴崎友香】
ミニシアター巡礼 【代島治彦】
未亡人の一年 【ジョン・アーヴィング】
無限の荒野で君と出会う日 【橋口亮輔】
六つの星星 川上未映子対話集 【川上未映子】
村上かるた うさぎおいしーフランス人 【村上春樹】
村上ソングズ 【村上春樹】
村上春樹 雑文集 【村上春樹】
もう、家に帰ろう 田辺あゆみ 【藤代冥砂】
妄想気分 【小川洋子】
もう一つの国 【ジェームズ・ボールドウィン】
もぎりよ今夜も有難う 【片桐はいり】
モサ 【山崎ナオコーラ・荒井良二】
森に眠る魚 【角田光代】
文盲 アゴタ・クリストフ自伝 【アゴタ・クリストフ】
【や 行】
やさぐれるには、まだ早い! 【豊島ミホ】
優しい子よ 【大崎善生】
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 【カズオ・イシグロ】
やめないよ 【三浦知良】
やわらかなレタス 【江國香織】
夢を与える 【綿矢りさ】
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2009
ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本 【菊地成孔】
八日目の蝉 【角田光代】
容疑者Xの献身 【東野圭吾】
横道世之介 【吉田修一】
吉野弘 詩集 【吉野弘】
夜に目醒めよ 【梁石日】
【ら 行】
リテイク・シックスティーン 【豊島ミホ】
Little Secret 【平子理沙】
流星の絆 【東野圭吾】
RURIKO 【林真理子】
冷血 【トルーマン・カポーティ】
レヴォリューションNo.0 【金城一紀】
恋愛小説 【椰月美智子】
ロング・グッドバイ 【レイモンド・チャンドラー】
論理と感性は相反しない 【山崎ナオコーラ】
【わ 行】
我が家の問題 【奥田英朗】
別れの時まで 【蓮見圭一】
わたくし率イン歯ー、または世界 【川上未映子】
わたし、男子校出身です。 【椿姫彩菜】
私という運命について 【白石一文】
わたしの彼氏 【青山七恵】
わたしのマトカ 【片桐はいり】
私の船長さん 【M.B.ゴフスタイン】
私一人 【大竹しのぶ】
〈わたし〉を生きる-女たちの肖像 【島崎今日子】
わたしを離さないで 【カズオ・イシグロ】
わたしを離さないで/文庫版 【カズオ・イシグロ】
ワンちゃん 【楊逸】
【番外編】
マイケル・カニンガム/インタビュー
2008-11-10 :
未分類 :
映画INDEX【タイトル50音順】
映画INDEX【タイトル50音順】
【あ 行】
アーサーと魔王マルタザールの逆襲 【吹き替え版】
アーサーとミニモイの不思議な国 【吹き替え版】
アース
アーティスト
あぁ、結婚生活
愛、アムール
アイアンマン
アイアンマン2
アイアンマン3
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
愛されるために、ここにいる
愛する人
愛の神、エロス
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
アイム・ノット・ゼア
愛より強く
アイリス
愛を読むひと
アウェイ・フロム・ハー 君を想う
アウトレイジ ビヨンド
アウトロー
赤い航路
赤い風船
赤ずきん
アカルイミライ
アクシデント
悪人
悪人 #2
悪人 #3
悪の教典
悪魔を見た
あしたのジョー
あしたのパスタはアルデンテ
アシュラ
アジョシ
明日へのチケット
アダプテーション
ATOM 【吹き替え版】
アナザー・カントリー
あなたになら言える秘密のこと
あなたは私の婿になる
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
アバウト・ア・ボーイ
アバター 【3D・字幕版】
アバター #2
アヒルと鴨のコインロッカー
アフター・ウェディング
アフター・ザ・レイン
アフタースクール
アベンジャーズ 【2D・字幕版】
アメイジング・スパイダーマン 【2D・字幕版】
アメリカ、家族のいる風景
アメリカン・ギャングスター
アメリカン・ドリームズ
アモーレス・ペロス
嵐が丘
アラバマ物語
アリス・イン・ワンダーランド 【3D・吹き替え版】
ある愛の風景
歩いても 歩いても
アルゴ
ある公爵夫人の生涯
あるスキャンダルの覚え書き
アルビン/歌うシマリス3兄弟
アンストッパブル
アントキノイノチ
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
イーグル・アイ
イースタン・プロミス
イエスマン “YES”は人生のパスワード
硫黄島からの手紙
息もできない
板尾創路の脱獄王
一枚のめぐり逢い
一命
いつか読書する日
いつか眠りにつく前に
イップ・マン 序章
イップ・マン 葉問
イノセント・ガーデン
イノセント・ラブ
イングロリアス・バスターズ
インセプション
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国【字幕版】
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国【吹き替え版】
イントゥ・ザ・ワイルド
イン・ハー・シューズ
インビクタス/負けざる者たち
インベージョン
ヴァージン・スーサイズ
Wig in a Box
ヴィクトリア女王 世紀の愛
ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ
ウィンターズ・ボーン
ウィンターソング
ウェールズの山
ウェイトレス~おいしい人生のつくり方
ウェディング・シンガー
ウェディング・バンケット
ヴェラ・ドレイク
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ウォーリー
ウォール・ストリート
ヴォイス・オブ・ヘドウィグ
王家衛ウォン・カーウァイDVDコレクション
ウォンテッド
受取人不明
牛の鈴音
宇宙兄弟
美しき運命の傷痕
うつせみ
海を飛ぶ夢
裏切りのサーカス
ウルフマン
噂のモーガン夫妻
運命じゃない人
永遠のこどもたち
永遠の僕たち
映画 鈴木先生
映画は映画だ
英国王のスピーチ
エグザイル/絆
エクスペンダブルズ
SP 革命篇
SP 野望篇
エターナル・サンシャイン
エターナル・サンシャイン その2
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
エディット・ピアフ 愛の讃歌
M:I:Ⅲ
エリザベス:ゴールデン・エイジ
エリックを探して
L.A.ギャングストーリー
エンディングノート
オーケストラ!
オーシャンズ12
オーシャンズ13
オーストラリア
ALWAYS 三丁目の夕日
ALWAYS 続・三丁目の夕日
ALWAYS 三丁目の夕日'64
オール・ザ・キングスメン
おいしい生活
黄金を抱いて翔べ
王の男
王妃の紋章
大いなる陰謀
大奥
大鹿村騒動記
おくりびと
オスカーとルシンダ
オズ はじまりの戦い
お父さんのバックドロップ
男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW
男と女の不都合な真実
おとなのけんか
大人は判ってくれない
おと・な・り
オリヲン座からの招待状
女の子ものがたり
女の子ものがたり #2
【か 行】
カーズ2 【2D・吹き替え版】
カールじいさんの空飛ぶ家 【3D・吹き替え版】
海角七号/君想う、国境の南
かいじゅうたちのいるところ
怪盗グルーの月泥棒 【3D・吹き替え版】
画家と庭師とカンパーニュ
鍵泥棒のメソッド
岳 -ガク-
隠された記憶
崖っぷちの男
崖の上のポニョ
崖の上のポニョ #2
かけひきは、恋のはじまり
籠の中の乙女
カサノバ
ガスパール/君と過ごした季節(とき)
かぞくのくに
哀しき獣
悲しみが乾くまで
蟹工船
カポーティ
カムイ外伝
かもめ食堂
カラフル
借りぐらしのアリエッティ
彼が二度愛したS
花蓮の夏
GANTZ
GANTZ: PERFECT ANSWER
監督失格
カンパニー・メン
きいろいゾウ
義兄弟
危険なメソッド
キサラギ
傷だらけの男たち
奇跡
奇跡のシンフォニー
キツツキと雨
希望の国
きみがぼくを見つけた日
君さえいれば/金枝玉葉
君と歩く世界
君のためなら千回でも
君への誓い
君を想って海をゆく
キムチを売る女
キャタピラー
キャビン
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
キャンディ
9か月
96時間
宮廷画家ゴヤは見た
キラー・エリート
嫌われ松子の一生
桐島、部活やめるってよ
キンキーブーツ
近距離恋愛
金髪の草原
グーグーだって猫である
クィーン
空気人形
苦役列車
グエムル-漢江の怪物-
九月に降る風
グッド・ガール
グッド・シェパード
グッドナイト&グッドラック
グッド・バッド・ウィアード
クヒオ大佐
クライ・ベイビー
クライマーズ・ハイ
クラウドアトラス
クラッシュ
グラン・トリノ
クリーン
グリーン・ゾーン
グリーン・ホーネット 【3D・字幕版】
クリクリのいた夏
ぐるりのこと。
グレート・ギャツビー
クレイジー・ハート
グレン・グールド 27歳の記憶
クローサー
クローズ ZERO
クローズ ZEROⅡ
クローバーフィールド/HAKAISHA
クロッシング
K-20 怪人二十面相・伝
軽蔑
劇場版 怪談レストラン
消されたヘッドライン
月世界旅行
ゲッタウェイ
ゲット スマート
幻影師アイゼンハイム
県庁おもてなし課
ゴーストライター
コーヒー&シガレッツ
コールドマウンテン
ゴーン・ベイビー・ゴーン
恋するベーカリー
恋とニュースのつくり方
恋の風景
恋のロンドン狂騒曲
恋人たちの食卓
公共の敵
高慢と偏見(BBC版)
高慢と偏見
告白
告発のとき
コクリコ坂から
ココ・アヴァン・シャネル
孤高のメス
ココ・シャネル
50回目のファースト・キス
呉清源 極みの棋譜
コネクテッド/保持通話
この自由な世界で
(500)日のサマー
今宵、フィッツジェラルド劇場で
コララインとボタンの魔女 3D【吹替え版】
コレラの時代の愛
こわれゆく世界の中で
コンテイジョン
【さ 行】
サーフズ・アップ
最強のふたり
最高の人生の見つけ方
最後の初恋
最後のブルース・リー/ドラゴンへの道
最終目的地
サイドウェイ
サイボーグでも大丈夫
ザ・ウォーカー
サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
魚と寝る女
ザ・タウン
サッド ヴァケイション
サニー 永遠の仲間たち
砂漠でサーモン・フィッシング
ザ・バンク 堕ちた巨像
ザ・ファイター
サブウェイ123 激突
ザ・マジックアワー
ザ・マスター
SOMEWHERE
さよなら渓谷
さよなら子供たち
サラエボの花
サラの鍵
さらば、ベルリン
猿の惑星:創世記/ジェネシス
サンキュー・スモーキング
サンシャイン・クリーニング
サンシャイン 2057
サン・ジャックへの道
シークレット・サンシャイン
しあわせな孤独
しあわせの雨傘
幸せの1ページ
しあわせの隠れ場所
幸せの教室
しあわせのパン
幸せのレシピ
幸せへのキセキ
SHAME/シェイム
ジェシー・ジェームズの暗殺
色即ぜねれいしょん
思秋期
シティ・オブ・ゴッド
シティ・スリッカーズ
ジャーヘッド
シャーロック・ホームズ
シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
ジャッキー・コーガン
ジャンゴ 繋がれざる者
ジャスミンの花開く
シャッターアイランド 【超日本語吹き替え版】
上海の伯爵夫人
ジャンパー
シャンハイ
シュアリー・サムデイ
十三人の刺客
17歳の肖像
12人の怒れる男
重力ピエロ
16歳の合衆国
主人公は僕だった
JUNO/ジュノ
ジュリー&ジュリア
ジュリア
ジュリエットからの手紙
J・エドガー
ショートバス
少年は残酷な弓を射る
食堂かたつむり
ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
シリアの花嫁
シルク
白い馬
親愛なるきみへ
シングルマン
神経衰弱ぎりぎりの女たち
真珠の耳飾りの少女
新少林寺
人生の特等席
人生はビギナーズ
親切なクムジャさん
しんぼる
スーパー!
SUPER 8/スーパエイト
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
スープ・オペラ
SWEET SIXTEEN
推手
スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
007 スカイフォール
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
スターリングラード
スタンド・バイ・ミー
ステイ
ステイ・フレンズ
スパイダーマン2
スパイダーマン3
素晴らしい一日
素晴らしき哉、人生!
スピード・レーサー
スプリング・フィーバー
スペル
スマグラー おまえの未来を運べ
スラムドッグ$ミリオネア
スリーデイズ
300<スリーハンドレッド>
スリング・ブレイド
スルース
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
世界にひとつのプレイブック
セクレタリー
セックス・アンド・ザ・シティ
絶対の愛
セブンティーン・アゲイン
ゼロ・ダーク・サーティ
戦火の馬
潜水服は蝶の夢を見る
潜水服は蝶の夢を見る #2
ソーシャル・ネットワーク
捜査官X
ソウル・キッチン
そして、私たちは愛に帰る
ゾディアック
その土曜日、7時58分
その夜の侍
ソルト
それでも恋するバルセロナ
それでもボクはやってない
孫文の義士団
【た 行】
ダーク・シャドウ
ダークナイト
ダークナイト #2
ダークナイト ライジング
ダージリン急行
ターミネーター4
第9地区
大日本人
ダイ・ハード4.0
題名のない子守唄
太陽がいっぱい
太陽に恋して
ダ・ヴィンチ・コード
ダウト~あるカトリック学校で~
桃(タオ)さんのしあわせ
TAJOMARU
旅立ちの時
食べて、祈って、恋をして
ダロウェイ夫人
ダンシング・チャップリン
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 【2D・吹き替え版】
探偵はBARにいる
探偵はBARにいる2/ススキノ大交差点
チーム☆アメリカ ワールドポリス
小さな中国のお針子
チェイサー
チェ 28歳の革命
チェ 39歳 別れの手紙
チェンジリング
父親たちの星条旗
血と骨
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室
長江哀歌
ちょんまげぷりん
ツーリスト
終の信託
ツォツィ
月に囚われた男
つぐない
ツナグ
ツリー・オブ・ライフ
劔岳 点の記
ツレがうつになりまして。
ディア・ドクター
Dear フランキー
テイク・ディス・ワルツ
THIS IS IT
Disney'sクリスマス・キャロル 【3D・吹き替え版】
ディパーテッド
ティファニーで朝食を
テッド
デュー・デート/出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断
デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく
デンジェラス・ラン
天使と悪魔
天上の恋人
転々
天然コケッコー
トーチソング・トリロジー
ドア・イン・ザ・フロア
トイ・ストーリー3 【2D・吹き替え版】
トイレット
トゥー・ウィークス・ノーティス
トゥモロー・ワールド
トゥルー・グリット
TOKYO!
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン【映画】
灯台守の恋
塔の上のラプンツェル 【3D・字幕版】
遠い空の向こうに
Dr.パルナサスの鏡
トニー滝谷
扉をたたく人
ドライヴ
ドラゴン・タトゥーの女
トランシルヴァニア
トランスアメリカ
ドリームガールズ
ドリームハウス
トリスタンとイゾルデ
トロピック・サンダー/史上最低の作戦
トロン:レガシー 【3D:字幕版】
トンマッコルへようこそ
【な 行】
ナイト&デイ
ナイトメア・ビフォア・クリスマス
ナイロビの蜂
NINE
9 ナイン~9番目の奇妙な人形~
眺めのいい部屋
007 慰めの報酬
なくもんか
南極料理人
西の魔女が死んだ
25年目のキス
2番目のキス
ニューイヤーズ・イブ
ニュー・シネマ・パラダイス
ニューヨーク、アイラブユー
ネバーランド
ノーカントリー
ノーボーイズ、ノークライ
ノウイング
脳内ニューヨーク
ノッティングヒルの恋人
ノッティングヒルの恋人 その2
ノルウェイの森
ノルウェイの森 #2
【は 行】
ハードキャンディ
ハート・ロッカー
ハードロマンチッカー
パープル・バタフライ
パーマネント野ばら
パーマネント野ばら #2
バーレスク
バーン・アフター・リーディング
ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
パイレーツ・ロック
ハウスメイド
パコと魔法の絵本
HACHI 約束の犬
パッセンジャーズ
バットマン ビギンズ
パトリオット
花より男子ファイナル
パニック・フライト
母なる証明
ハピネス
パフューム/ある人殺しの物語
パブリック・エネミーズ
バベル
パラダイス・ナウ
パラノーマル・アクティビティ
パラノイドパーク
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 【吹き替え版】
ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ【吹き替え版】
ハリー・ポッターと謎のプリンス 【吹き替え版】
パリ、ジュテーム
パリ、テキサス
パリより愛をこめて
ハルフウェイ
バレンタインデー
ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
パンズ・ラビリンス
パンズ・ラビリンス その2
パンチドランク・ラブ
バンテージ・ポイント
ハンティング・パーティ
ハンナ
ハンニバル・ライジング
P.S.アイラヴユー
ヒアアフター
ピアニスト
ピアノの森
ピエロの赤い鼻
ひかりのまち
ヒストリー・オブ・バイオレンス
ヒックとドラゴン 【2D・吹き替え版】
ヒッチコック
人のセックスを笑うな
瞳の奥の秘密
ヒトラーの贋札
日の名残り
ビハインド・ザ・サン
ヒミズ
悲夢
百年恋歌
127時間
白夜行
ヒューゴの不思議な発明 【3D・字幕版】
BIUTIFUL/ビューティフル
ブーリン家の姉妹
ファウンテン 永遠につづく愛
ファニーゲーム
ファミリー・ツリー
フィクサー
50/50 フィフティ・フィフティ
フェア・ゲーム
ブギーナイツ
舟を編む
冬の小鳥
フライト
プライドと偏見
ブラインドネス
フラガール
ブラザーズ・グリム
プラダを着た悪魔
ブラック・スワン
ブラック・ダリア
ブラックブック
ブラッド・ダイヤモンド
ブラッド・ブラザーズ -天堂口-
フランケンウィニー 【2D・吹替え版】
ブリジット・ジョーンズの日記
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月
プリシラ
プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
プリンセスと魔法のキス 【吹き替え版】
プリンセス・トヨトミ
ブルース・オールマイティ
プルートで朝食を
ブルーバレンタイン
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
フル・モンティ
ブレイブワン
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
プレシャス
ブレス
プレステージ
ブロークバック・マウンテン
ブロークン・フラワーズ
フローズン・リバー
フロスト×ニクソン
プロメテウス 【2D・字幕版】
ヘアスプレー
ヘヴン
ペット・サウンズ
別離
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ペネロピ
ペルセポリス
ヘルタースケルター
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
Helpless
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
ベンゴ
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ペントハウス
BOY A
ボーン・アルティメイタム
ボーン・レガシー
ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン
抱擁のかけら
ポエトリー アグネスの詩
僕のスウィング
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕らのミライへ逆回転
ぼくを葬る
北極のナヌー
ホノカアボーイ
ボビー
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
ホリデイ
ボルト
ボルベール<帰郷>
【ま 行】
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
マーサ、あるいはマーシー・メイ
マーサの幸せレシピ
マーシャル博士の恐竜ランド 【吹き替え版】
マイウェイ 12,000キロの真実
マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔
舞妓Haaaan!!!
迷子の警察音楽隊
マイティ・ソー 【3D・字幕版】
マイティ・ハート/愛と絆
マイ・ネーム・イズ・ジョー
マイ・バック・ページ
マイ・ビューティフル・ランドレット
マイ・ブラザー
マイ・ブルーベリー・ナイツ
マイレージ、マイライフ
マイ・レフトフット
マグダレンの祈り
マザーウォーター
瞬 -またたき-
マッチポイント
街のあかり
マドモワゼル
魔法にかけられて
まほろ駅前多田便利軒
幻の光
マネーボール
マリー・アントワネット
マリー・アントワネット その2
マリア
マリリン 7日間の恋
マルタのやさしい刺繍
マンマ・ミーア!
ミスト
ミス・ポター
ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル
ミッション:8ミニッツ
ミッドナイト・イン・パリ
ミュンヘン
未来を生きる君たちへ
ミラクル7号
ミラル
ミリオンズ
ミルク
ムーンウォーカー
ムーンライズ・キングダム
ムーンライト・マイル
麦の穂をゆらす風
ムサン日記~白い犬
めがね
メゾン・ド・ヒミコ
メタルヘッド
地下鉄(メトロ)に乗って
メランコリア
メリエスの素晴らしき映画魔術
メリダとおそろしの森 【2D・吹替え版】
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
モーリス
モールス
モテキ
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ももへの手紙
モンガに散る
モンゴル
モンスター上司
モンスターVSエイリアン 3D版
モンド
【や 行】
やさしくキスをして
ヤッターマン
山のあなた 徳市の恋
やわらかい手
ヤング≒アダルト
ユア・マイ・サンシャイン
ユナイテッド93
弓
夢売るふたり
EUREKA/ユリイカ
ゆれる
酔いがさめたら、うちに帰ろう。
容疑者Xの献身
善き人のためのソナタ
横道世之介
夜になるまえに
4ヶ月、3週と2日
4分間のピアニスト
【ら 行】
ラースと、その彼女
雷桜
ライフ-いのちをつなぐ物語-
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
ラストキング・オブ・スコットランド
ラスト・コーション/色・戒
ラスト・コーション/色・戒#2
ラスト・コーション/色・戒#3
ラスベガスをぶっつぶせ
落下の王国
ラビット・ホール
ラビット・ホラー3D
ラブ・アクチュアリー
ラブ・アゲイン
ラブ&ドラッグ
ラヴェンダーの咲く庭で
ラブソング
ラブソングができるまで
ラブリーボーン
ラム・ダイアリー
ランド・オブ・プレンティ
藍宇(ラン・ユー) 情熱の嵐
ラン・ローラ・ラン
リアル・スティール
力道山
リトル・チルドレン
リトル・ミス・サンシャイン
リトル・ランボーズ
リバー・ランズ・スルー・イット
リリィ・シュシュのすべて
リンカーン
リンダ リンダ リンダ
ルート・アイリッシュ
LOOPER/ルーパー
ル・アーヴルの靴みがき
るろうに剣心
レイチェルの結婚
レオニー
レスラー
レッドクリフ Part I
レッドクリフ Part Ⅱ/未来への最終決戦
レッド・ライト
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
レミーのおいしいレストラン
レ・ミゼラブル
恋愛睡眠のすすめ
ロード・オブ・ドッグタウン
ロッキー・ザ・ファイナル
ロック・ユー!
ロビン・フッド
【わ 行】
ワールド・オブ・ライズ
ワールド・トレード・センター
忘れえぬ想い
私が、生きる肌
私がクマにキレた理由(わけ)
私だけのハッピー・エンディング
私の中のあなた
わたしを離さないで
鰐~ワニ~
ワルキューレ
ONCE ダブリンの街角で
ワンダーラスト
【番外編】
アカデミー賞授賞式鑑賞記(第78回)
第79回アカデミー賞直前予想!
第79回アカデミー賞結果&感想
第80回アカデミー賞直前予想!
第80回アカデミー賞結果&感想
第64回ゴールデン・グローブ賞授賞式
第31回日本アカデミー賞授賞式
DVDあります~真紅的レンタルショップ~
2006年総括~真紅的ベストBook・映画・DVD
真紅的・映画でカレンダー2007
真紅的ゼロ年代ベスト10
【あ 行】
アーサーと魔王マルタザールの逆襲 【吹き替え版】
アーサーとミニモイの不思議な国 【吹き替え版】
アース
アーティスト
あぁ、結婚生活
愛、アムール
アイアンマン
アイアンマン2
アイアンマン3
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
愛されるために、ここにいる
愛する人
愛の神、エロス
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
アイム・ノット・ゼア
愛より強く
アイリス
愛を読むひと
アウェイ・フロム・ハー 君を想う
アウトレイジ ビヨンド
アウトロー
赤い航路
赤い風船
赤ずきん
アカルイミライ
アクシデント
悪人
悪人 #2
悪人 #3
悪の教典
悪魔を見た
あしたのジョー
あしたのパスタはアルデンテ
アシュラ
アジョシ
明日へのチケット
アダプテーション
ATOM 【吹き替え版】
アナザー・カントリー
あなたになら言える秘密のこと
あなたは私の婿になる
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
アバウト・ア・ボーイ
アバター 【3D・字幕版】
アバター #2
アヒルと鴨のコインロッカー
アフター・ウェディング
アフター・ザ・レイン
アフタースクール
アベンジャーズ 【2D・字幕版】
アメイジング・スパイダーマン 【2D・字幕版】
アメリカ、家族のいる風景
アメリカン・ギャングスター
アメリカン・ドリームズ
アモーレス・ペロス
嵐が丘
アラバマ物語
アリス・イン・ワンダーランド 【3D・吹き替え版】
ある愛の風景
歩いても 歩いても
アルゴ
ある公爵夫人の生涯
あるスキャンダルの覚え書き
アルビン/歌うシマリス3兄弟
アンストッパブル
アントキノイノチ
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
イーグル・アイ
イースタン・プロミス
イエスマン “YES”は人生のパスワード
硫黄島からの手紙
息もできない
板尾創路の脱獄王
一枚のめぐり逢い
一命
いつか読書する日
いつか眠りにつく前に
イップ・マン 序章
イップ・マン 葉問
イノセント・ガーデン
イノセント・ラブ
イングロリアス・バスターズ
インセプション
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国【字幕版】
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国【吹き替え版】
イントゥ・ザ・ワイルド
イン・ハー・シューズ
インビクタス/負けざる者たち
インベージョン
ヴァージン・スーサイズ
Wig in a Box
ヴィクトリア女王 世紀の愛
ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ
ウィンターズ・ボーン
ウィンターソング
ウェールズの山
ウェイトレス~おいしい人生のつくり方
ウェディング・シンガー
ウェディング・バンケット
ヴェラ・ドレイク
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ウォーリー
ウォール・ストリート
ヴォイス・オブ・ヘドウィグ
王家衛ウォン・カーウァイDVDコレクション
ウォンテッド
受取人不明
牛の鈴音
宇宙兄弟
美しき運命の傷痕
うつせみ
海を飛ぶ夢
裏切りのサーカス
ウルフマン
噂のモーガン夫妻
運命じゃない人
永遠のこどもたち
永遠の僕たち
映画 鈴木先生
映画は映画だ
英国王のスピーチ
エグザイル/絆
エクスペンダブルズ
SP 革命篇
SP 野望篇
エターナル・サンシャイン
エターナル・サンシャイン その2
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
エディット・ピアフ 愛の讃歌
M:I:Ⅲ
エリザベス:ゴールデン・エイジ
エリックを探して
L.A.ギャングストーリー
エンディングノート
オーケストラ!
オーシャンズ12
オーシャンズ13
オーストラリア
ALWAYS 三丁目の夕日
ALWAYS 続・三丁目の夕日
ALWAYS 三丁目の夕日'64
オール・ザ・キングスメン
おいしい生活
黄金を抱いて翔べ
王の男
王妃の紋章
大いなる陰謀
大奥
大鹿村騒動記
おくりびと
オスカーとルシンダ
オズ はじまりの戦い
お父さんのバックドロップ
男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW
男と女の不都合な真実
おとなのけんか
大人は判ってくれない
おと・な・り
オリヲン座からの招待状
女の子ものがたり
女の子ものがたり #2
【か 行】
カーズ2 【2D・吹き替え版】
カールじいさんの空飛ぶ家 【3D・吹き替え版】
海角七号/君想う、国境の南
かいじゅうたちのいるところ
怪盗グルーの月泥棒 【3D・吹き替え版】
画家と庭師とカンパーニュ
鍵泥棒のメソッド
岳 -ガク-
隠された記憶
崖っぷちの男
崖の上のポニョ
崖の上のポニョ #2
かけひきは、恋のはじまり
籠の中の乙女
カサノバ
ガスパール/君と過ごした季節(とき)
かぞくのくに
哀しき獣
悲しみが乾くまで
蟹工船
カポーティ
カムイ外伝
かもめ食堂
カラフル
借りぐらしのアリエッティ
彼が二度愛したS
花蓮の夏
GANTZ
GANTZ: PERFECT ANSWER
監督失格
カンパニー・メン
きいろいゾウ
義兄弟
危険なメソッド
キサラギ
傷だらけの男たち
奇跡
奇跡のシンフォニー
キツツキと雨
希望の国
きみがぼくを見つけた日
君さえいれば/金枝玉葉
君と歩く世界
君のためなら千回でも
君への誓い
君を想って海をゆく
キムチを売る女
キャタピラー
キャビン
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
キャンディ
9か月
96時間
宮廷画家ゴヤは見た
キラー・エリート
嫌われ松子の一生
桐島、部活やめるってよ
キンキーブーツ
近距離恋愛
金髪の草原
グーグーだって猫である
クィーン
空気人形
苦役列車
グエムル-漢江の怪物-
九月に降る風
グッド・ガール
グッド・シェパード
グッドナイト&グッドラック
グッド・バッド・ウィアード
クヒオ大佐
クライ・ベイビー
クライマーズ・ハイ
クラウドアトラス
クラッシュ
グラン・トリノ
クリーン
グリーン・ゾーン
グリーン・ホーネット 【3D・字幕版】
クリクリのいた夏
ぐるりのこと。
グレート・ギャツビー
クレイジー・ハート
グレン・グールド 27歳の記憶
クローサー
クローズ ZERO
クローズ ZEROⅡ
クローバーフィールド/HAKAISHA
クロッシング
K-20 怪人二十面相・伝
軽蔑
劇場版 怪談レストラン
消されたヘッドライン
月世界旅行
ゲッタウェイ
ゲット スマート
幻影師アイゼンハイム
県庁おもてなし課
ゴーストライター
コーヒー&シガレッツ
コールドマウンテン
ゴーン・ベイビー・ゴーン
恋するベーカリー
恋とニュースのつくり方
恋の風景
恋のロンドン狂騒曲
恋人たちの食卓
公共の敵
高慢と偏見(BBC版)
高慢と偏見
告白
告発のとき
コクリコ坂から
ココ・アヴァン・シャネル
孤高のメス
ココ・シャネル
50回目のファースト・キス
呉清源 極みの棋譜
コネクテッド/保持通話
この自由な世界で
(500)日のサマー
今宵、フィッツジェラルド劇場で
コララインとボタンの魔女 3D【吹替え版】
コレラの時代の愛
こわれゆく世界の中で
コンテイジョン
【さ 行】
サーフズ・アップ
最強のふたり
最高の人生の見つけ方
最後の初恋
最後のブルース・リー/ドラゴンへの道
最終目的地
サイドウェイ
サイボーグでも大丈夫
ザ・ウォーカー
サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
魚と寝る女
ザ・タウン
サッド ヴァケイション
サニー 永遠の仲間たち
砂漠でサーモン・フィッシング
ザ・バンク 堕ちた巨像
ザ・ファイター
サブウェイ123 激突
ザ・マジックアワー
ザ・マスター
SOMEWHERE
さよなら渓谷
さよなら子供たち
サラエボの花
サラの鍵
さらば、ベルリン
猿の惑星:創世記/ジェネシス
サンキュー・スモーキング
サンシャイン・クリーニング
サンシャイン 2057
サン・ジャックへの道
シークレット・サンシャイン
しあわせな孤独
しあわせの雨傘
幸せの1ページ
しあわせの隠れ場所
幸せの教室
しあわせのパン
幸せのレシピ
幸せへのキセキ
SHAME/シェイム
ジェシー・ジェームズの暗殺
色即ぜねれいしょん
思秋期
シティ・オブ・ゴッド
シティ・スリッカーズ
ジャーヘッド
シャーロック・ホームズ
シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
ジャッキー・コーガン
ジャンゴ 繋がれざる者
ジャスミンの花開く
シャッターアイランド 【超日本語吹き替え版】
上海の伯爵夫人
ジャンパー
シャンハイ
シュアリー・サムデイ
十三人の刺客
17歳の肖像
12人の怒れる男
重力ピエロ
16歳の合衆国
主人公は僕だった
JUNO/ジュノ
ジュリー&ジュリア
ジュリア
ジュリエットからの手紙
J・エドガー
ショートバス
少年は残酷な弓を射る
食堂かたつむり
ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
シリアの花嫁
シルク
白い馬
親愛なるきみへ
シングルマン
神経衰弱ぎりぎりの女たち
真珠の耳飾りの少女
新少林寺
人生の特等席
人生はビギナーズ
親切なクムジャさん
しんぼる
スーパー!
SUPER 8/スーパエイト
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
スープ・オペラ
SWEET SIXTEEN
推手
スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
007 スカイフォール
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
スターリングラード
スタンド・バイ・ミー
ステイ
ステイ・フレンズ
スパイダーマン2
スパイダーマン3
素晴らしい一日
素晴らしき哉、人生!
スピード・レーサー
スプリング・フィーバー
スペル
スマグラー おまえの未来を運べ
スラムドッグ$ミリオネア
スリーデイズ
300<スリーハンドレッド>
スリング・ブレイド
スルース
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
世界にひとつのプレイブック
セクレタリー
セックス・アンド・ザ・シティ
絶対の愛
セブンティーン・アゲイン
ゼロ・ダーク・サーティ
戦火の馬
潜水服は蝶の夢を見る
潜水服は蝶の夢を見る #2
ソーシャル・ネットワーク
捜査官X
ソウル・キッチン
そして、私たちは愛に帰る
ゾディアック
その土曜日、7時58分
その夜の侍
ソルト
それでも恋するバルセロナ
それでもボクはやってない
孫文の義士団
【た 行】
ダーク・シャドウ
ダークナイト
ダークナイト #2
ダークナイト ライジング
ダージリン急行
ターミネーター4
第9地区
大日本人
ダイ・ハード4.0
題名のない子守唄
太陽がいっぱい
太陽に恋して
ダ・ヴィンチ・コード
ダウト~あるカトリック学校で~
桃(タオ)さんのしあわせ
TAJOMARU
旅立ちの時
食べて、祈って、恋をして
ダロウェイ夫人
ダンシング・チャップリン
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 【2D・吹き替え版】
探偵はBARにいる
探偵はBARにいる2/ススキノ大交差点
チーム☆アメリカ ワールドポリス
小さな中国のお針子
チェイサー
チェ 28歳の革命
チェ 39歳 別れの手紙
チェンジリング
父親たちの星条旗
血と骨
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室
長江哀歌
ちょんまげぷりん
ツーリスト
終の信託
ツォツィ
月に囚われた男
つぐない
ツナグ
ツリー・オブ・ライフ
劔岳 点の記
ツレがうつになりまして。
ディア・ドクター
Dear フランキー
テイク・ディス・ワルツ
THIS IS IT
Disney'sクリスマス・キャロル 【3D・吹き替え版】
ディパーテッド
ティファニーで朝食を
テッド
デュー・デート/出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断
デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく
デンジェラス・ラン
天使と悪魔
天上の恋人
転々
天然コケッコー
トーチソング・トリロジー
ドア・イン・ザ・フロア
トイ・ストーリー3 【2D・吹き替え版】
トイレット
トゥー・ウィークス・ノーティス
トゥモロー・ワールド
トゥルー・グリット
TOKYO!
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン【映画】
灯台守の恋
塔の上のラプンツェル 【3D・字幕版】
遠い空の向こうに
Dr.パルナサスの鏡
トニー滝谷
扉をたたく人
ドライヴ
ドラゴン・タトゥーの女
トランシルヴァニア
トランスアメリカ
ドリームガールズ
ドリームハウス
トリスタンとイゾルデ
トロピック・サンダー/史上最低の作戦
トロン:レガシー 【3D:字幕版】
トンマッコルへようこそ
【な 行】
ナイト&デイ
ナイトメア・ビフォア・クリスマス
ナイロビの蜂
NINE
9 ナイン~9番目の奇妙な人形~
眺めのいい部屋
007 慰めの報酬
なくもんか
南極料理人
西の魔女が死んだ
25年目のキス
2番目のキス
ニューイヤーズ・イブ
ニュー・シネマ・パラダイス
ニューヨーク、アイラブユー
ネバーランド
ノーカントリー
ノーボーイズ、ノークライ
ノウイング
脳内ニューヨーク
ノッティングヒルの恋人
ノッティングヒルの恋人 その2
ノルウェイの森
ノルウェイの森 #2
【は 行】
ハードキャンディ
ハート・ロッカー
ハードロマンチッカー
パープル・バタフライ
パーマネント野ばら
パーマネント野ばら #2
バーレスク
バーン・アフター・リーディング
ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
パイレーツ・ロック
ハウスメイド
パコと魔法の絵本
HACHI 約束の犬
パッセンジャーズ
バットマン ビギンズ
パトリオット
花より男子ファイナル
パニック・フライト
母なる証明
ハピネス
パフューム/ある人殺しの物語
パブリック・エネミーズ
バベル
パラダイス・ナウ
パラノーマル・アクティビティ
パラノイドパーク
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 【吹き替え版】
ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ【吹き替え版】
ハリー・ポッターと謎のプリンス 【吹き替え版】
パリ、ジュテーム
パリ、テキサス
パリより愛をこめて
ハルフウェイ
バレンタインデー
ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
パンズ・ラビリンス
パンズ・ラビリンス その2
パンチドランク・ラブ
バンテージ・ポイント
ハンティング・パーティ
ハンナ
ハンニバル・ライジング
P.S.アイラヴユー
ヒアアフター
ピアニスト
ピアノの森
ピエロの赤い鼻
ひかりのまち
ヒストリー・オブ・バイオレンス
ヒックとドラゴン 【2D・吹き替え版】
ヒッチコック
人のセックスを笑うな
瞳の奥の秘密
ヒトラーの贋札
日の名残り
ビハインド・ザ・サン
ヒミズ
悲夢
百年恋歌
127時間
白夜行
ヒューゴの不思議な発明 【3D・字幕版】
BIUTIFUL/ビューティフル
ブーリン家の姉妹
ファウンテン 永遠につづく愛
ファニーゲーム
ファミリー・ツリー
フィクサー
50/50 フィフティ・フィフティ
フェア・ゲーム
ブギーナイツ
舟を編む
冬の小鳥
フライト
プライドと偏見
ブラインドネス
フラガール
ブラザーズ・グリム
プラダを着た悪魔
ブラック・スワン
ブラック・ダリア
ブラックブック
ブラッド・ダイヤモンド
ブラッド・ブラザーズ -天堂口-
フランケンウィニー 【2D・吹替え版】
ブリジット・ジョーンズの日記
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月
プリシラ
プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
プリンセスと魔法のキス 【吹き替え版】
プリンセス・トヨトミ
ブルース・オールマイティ
プルートで朝食を
ブルーバレンタイン
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
フル・モンティ
ブレイブワン
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
プレシャス
ブレス
プレステージ
ブロークバック・マウンテン
ブロークン・フラワーズ
フローズン・リバー
フロスト×ニクソン
プロメテウス 【2D・字幕版】
ヘアスプレー
ヘヴン
ペット・サウンズ
別離
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ペネロピ
ペルセポリス
ヘルタースケルター
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
Helpless
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
ベンゴ
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ペントハウス
BOY A
ボーン・アルティメイタム
ボーン・レガシー
ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン
抱擁のかけら
ポエトリー アグネスの詩
僕のスウィング
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕らのミライへ逆回転
ぼくを葬る
北極のナヌー
ホノカアボーイ
ボビー
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
ホリデイ
ボルト
ボルベール<帰郷>
【ま 行】
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
マーサ、あるいはマーシー・メイ
マーサの幸せレシピ
マーシャル博士の恐竜ランド 【吹き替え版】
マイウェイ 12,000キロの真実
マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔
舞妓Haaaan!!!
迷子の警察音楽隊
マイティ・ソー 【3D・字幕版】
マイティ・ハート/愛と絆
マイ・ネーム・イズ・ジョー
マイ・バック・ページ
マイ・ビューティフル・ランドレット
マイ・ブラザー
マイ・ブルーベリー・ナイツ
マイレージ、マイライフ
マイ・レフトフット
マグダレンの祈り
マザーウォーター
瞬 -またたき-
マッチポイント
街のあかり
マドモワゼル
魔法にかけられて
まほろ駅前多田便利軒
幻の光
マネーボール
マリー・アントワネット
マリー・アントワネット その2
マリア
マリリン 7日間の恋
マルタのやさしい刺繍
マンマ・ミーア!
ミスト
ミス・ポター
ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル
ミッション:8ミニッツ
ミッドナイト・イン・パリ
ミュンヘン
未来を生きる君たちへ
ミラクル7号
ミラル
ミリオンズ
ミルク
ムーンウォーカー
ムーンライズ・キングダム
ムーンライト・マイル
麦の穂をゆらす風
ムサン日記~白い犬
めがね
メゾン・ド・ヒミコ
メタルヘッド
地下鉄(メトロ)に乗って
メランコリア
メリエスの素晴らしき映画魔術
メリダとおそろしの森 【2D・吹替え版】
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
モーリス
モールス
モテキ
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ももへの手紙
モンガに散る
モンゴル
モンスター上司
モンスターVSエイリアン 3D版
モンド
【や 行】
やさしくキスをして
ヤッターマン
山のあなた 徳市の恋
やわらかい手
ヤング≒アダルト
ユア・マイ・サンシャイン
ユナイテッド93
弓
夢売るふたり
EUREKA/ユリイカ
ゆれる
酔いがさめたら、うちに帰ろう。
容疑者Xの献身
善き人のためのソナタ
横道世之介
夜になるまえに
4ヶ月、3週と2日
4分間のピアニスト
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ライフ-いのちをつなぐ物語-
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
ラストキング・オブ・スコットランド
ラスト・コーション/色・戒
ラスト・コーション/色・戒#2
ラスト・コーション/色・戒#3
ラスベガスをぶっつぶせ
落下の王国
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ラブ・アクチュアリー
ラブ・アゲイン
ラブ&ドラッグ
ラヴェンダーの咲く庭で
ラブソング
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ランド・オブ・プレンティ
藍宇(ラン・ユー) 情熱の嵐
ラン・ローラ・ラン
リアル・スティール
力道山
リトル・チルドレン
リトル・ミス・サンシャイン
リトル・ランボーズ
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リンカーン
リンダ リンダ リンダ
ルート・アイリッシュ
LOOPER/ルーパー
ル・アーヴルの靴みがき
るろうに剣心
レイチェルの結婚
レオニー
レスラー
レッドクリフ Part I
レッドクリフ Part Ⅱ/未来への最終決戦
レッド・ライト
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
レミーのおいしいレストラン
レ・ミゼラブル
恋愛睡眠のすすめ
ロード・オブ・ドッグタウン
ロッキー・ザ・ファイナル
ロック・ユー!
ロビン・フッド
【わ 行】
ワールド・オブ・ライズ
ワールド・トレード・センター
忘れえぬ想い
私が、生きる肌
私がクマにキレた理由(わけ)
私だけのハッピー・エンディング
私の中のあなた
わたしを離さないで
鰐~ワニ~
ワルキューレ
ONCE ダブリンの街角で
ワンダーラスト
【番外編】
アカデミー賞授賞式鑑賞記(第78回)
第79回アカデミー賞直前予想!
第79回アカデミー賞結果&感想
第80回アカデミー賞直前予想!
第80回アカデミー賞結果&感想
第64回ゴールデン・グローブ賞授賞式
第31回日本アカデミー賞授賞式
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2006年総括~真紅的ベストBook・映画・DVD
真紅的・映画でカレンダー2007
真紅的ゼロ年代ベスト10
2008-11-10 :
未分類 :
みんな元気~『珊瑚の島で千鳥足 続「ばらとおむつ」』
「お待たせしました。みんな元気です。」という帯のコピーとともに、銀色夏生ファ
ミリーが帰ってきました♪ 銀色さんのお母さん、しげちゃんが脳梗塞で倒れ、そ
の介護の日々を綴った『ばらとおむつ』の続編です。しげちゃんはかなりの回復
ぶりで、表紙のかわいらしいイラストはしげちゃんの手によるものだそう。
この本、出ることを知らなくて本屋さんで偶然見つけたんです。表紙を見ただけ
でうれしくて。。中身を確認もせず、値段も見ずにレジに直行してしまいました。
今回の作品で一番驚くべきことは、「せっせ」こと銀色さんのお兄さんの写真が
公開されていることだと思います! しかも、お名前まで・・・。「誠意が一番」で、
「誠一」さんのよう。銀色さんには似ていない印象で、随分とオデコの広い(ごめん
なさい)、やさしそうな男性です。実のお母さんとはいえ、男手ひとつでしげちゃん
を介護する彼には、本当に頭が下がります。
ほぼ全編に渡り、せっせによる「介護記録」が兄妹への通信形式で綴られてい
ます。サービス精神全開で、面白い文章を書くせっせ。さすが銀色さんのお兄さん!
介護の問題に加え、土地や家屋の処分、テルくんの入院など、銀色さんの実家は
問題山積です。それでいて、皆さんとことん明るく逞しい。資産家ってうらやましい
けど、いろいろと大変なんですね。。
銀色さんファンの私ですが、彼女の考え方に全面的に賛同する、というわけで
はありません。毎回、「これはちょっと違うんじゃ・・」と思う部分があるのですが、
今回もやはりそれはありましたね。
このシリーズの印税は、せっせと銀色さんが折半するそう。最後の方で、しげ
ちゃんの書いたものが面白かったことを思い出した銀色さんがしげちゃんに執筆
をすすめ、イヤ~な予感がしたのですが。。しげちゃんの回復具合を示すために
掲載したのかもしれませんが、あの部分は完全に蛇足だと思いました。
そして待望の「つれづれノート」続編、15がクリスマスに発売だそうです!終息
宣言は撤回するのですね、大歓迎です~。東京に引っ越した銀色さん、カンチや
さくちゃんとどんな毎日を過ごしているのかな? 楽しみに待ちたいと思います。
(『珊瑚の島で千鳥足 続「ばらとおむつ」』銀色夏生・著/2008・角川書店)
赤壁の戦い・前編~『レッドクリフ Part I』
RED CLIFF
赤壁
今を遡る事1800年、西暦208年の中国、群雄割拠の時代。80万の兵を率いる
魏の曹操(チャン・フォンイー)は、小国である蜀、呉に攻め入ろうとする。蜀の君主
劉備(ユウ・ヨン)に仕える天才軍師・諸葛孔明(金城武)は、呉の君主孫権(チャン
・チェン)の元へ赴き、同盟を進言する。そこには孫権が兄と慕う軍司令官・周瑜(ト
ニー・レオン)がいた。
中国の歴史書『三国志』に描かれる戦記「赤壁の戦い」を、ジョン・ウーが映画化。
リアリティある映像を追求し、監督は私財10億円を投じて追加撮影したという。チョ
ウ・ユンファの突然の降板劇や、資金難を乗り越えたジョン・ウーのライフワーク的
作品。本作で描かれるのは赤壁の戦いの前日譚であり、序章的意味合いの前編。
後編は2009年4月公開。
アジア人なら知らぬものはいないと言われる『三国志』。だけど私はその言葉しか
知らず、内容は全くの白紙状態。こんな人間が観に行って、果たして内容を理解
できるだろーかと不安を感じつつも、トニー・レオン、金城武、チャン・チェンという
「アジアの至宝」が集結した作品、どうしてスルーできようか!
そしてその心配は杞憂に終わったのでした。冒頭、日本語で登場人物や時代背景
の説明がなされる。「字幕版のはずなのに、もしかして吹き替え版と間違った?!」
とかなり焦ったが(笑)、映画はしっかり字幕あり。しかも登場人物の名前をテロップ
で表示してくれるため、「これ誰やったっけ?」というありがちな混乱もなく、最後まで
鑑賞できた。
原作を知らないだけに、イメージというものを持たずに鑑賞したのが幸いしてか、
キャストは皆素晴らしかったと思う。特に、飄々とした孔明を演じた金城武と、若く
神経質な君主、孫権を演じたチャン・チェンくんがよかった!(ただ好みなだけでは
ありません、決して!) この若い二人に較べて、トニーはちょっと精彩を欠いてい
たんじゃないだろうか? そして特に前半、私の心をギュっと掴んでくれたのは胡軍
フー・ジュンが演じた趙雲! 逆流鏑馬(?)みたいに、馬上で走りながら飛んで
くる矢を掴む離れ業! 心躍りました~。
終映後、隣の女性(赤の他人)が開口一番「中村獅童が興醒め!」と叫んでもう
ビックリ。個人的には、彼もちゃんと映画にフィットしていたと思うのですが・・・。
盾を屋根のように重ねて身を守る様や、血飛沫の色なんかは『300』を連想させる。
あの映画も、考えられないような大軍vs.300人の兵、というお話だった。兵の陣形
は様式美を感じたし、ハトが飛ぶラストシーンのロングショットは絶対、映画館で観
るべき映像。こういう映画を劇場で観ると、ホント日本人って大人しいよな~、と思っ
てしまう。アメリカみたいに「ヒュ~ヒュ~」「オオ~」って盛り上がって、拍手喝采し
たいような映画でした。さて、後編の展開は如何に? こういう時、内容知らないっ
て楽しみが増えていいかも(笑)←無知の言い訳です。。
(『レッドクリフ Part I』監督・製作・脚本:呉宇森ジョン・ウー/
主演:梁朝偉トニー・レオン、金城武、張震チャン・チェン/
2008・米、中国、日本、台湾、韓国)
同床異夢~『あぁ、結婚生活』
MARRIED LIFE
「人の不幸の上に幸せは築けない。築いても良心が痛むだけ」
1949年のアメリカ。会社では重要な役職に就き、妻のパット(パトリシア・クラ
ークソン)と仲睦まじい初老の男ハリー(クリス・クーパー)は、若く美しい戦争未
亡人のケイ(レイチェル・マクアダムス)と不倫の関係にあった。ケイと再婚したい
と望むハリーだが、妻に離婚を切り出せない・・・。
「古きよき時代」のアメリカを舞台に、一組の夫婦と親友、愛人の関係の裏側を
暴くブラック・コメディ。冒頭の軽やかなメロディとアニメーションで、一気に作品
世界に引き込まれた。
実はこの映画、1日の「映画の日」に観たのですが、ガラガラでした・・・。あまり
(と言うか全く)話題になってませんが、面白いよー、短い(90分)し。
いかにも真面目一徹、という感じのクリス・クーパーは安心して観られる俳優。
妻の毒殺を決意しながらも、いざとなるとオタオタする様はリアリティがあって
さすがに巧い。その彼の妻で、孫がいる年齢でも「フィジカル!」重視のおしゃれ
な奥さんパットを演じるはパトリシア・クラークソン。この映画、雰囲気的には『エデ
ンより彼方に』と似ているのだけど、彼女はそちらにも出ていました。美しく、クラ
シカルな容姿のいい女優さん。そしてやっぱり心トキメクのはピアース・ブロスナン、
じゃなくてレイチェル・マクアダムス! 超キューーート!!
この映画での彼女は、マリリン・モンローを意識したか? という脱色したような
ブロンドに真っ赤なルージュ。親しみやすい現代的な容姿だと思うのだけれど、
『君に読む物語』といい、こういう「古きよき時代」モノにもフィットする貴重な女優
さんだと思う。大好きです。
しかし、中年過ぎてもみんな、こんな風に半径5m以内で恋愛してるのかなぁ?
親友の恋人を奪い、結婚した後も友情は続く、っていうのはなんとなく嘘臭い。
しかし、ハリーのような真面目なヒトなら有り得るのかも。たとえ裏切りはあった
としても、彼が妻の存在のかけがえなさを感じ、全てを水に流そうとするのは
現実的だと思った。だって、お互い様だもんね。自分は殺人未遂までしでかし
てるわけだし(笑)。
この映画の教訓は「独身の親友に若い愛人を紹介するな」ってことでしょうか?
早死にしてなきゃいいけどね、リッチ(ピアース・ブロスナン)は(笑)。
(『あぁ、結婚生活』監督・製作・脚本:アイラ・サックス/
主演:クリス・クーパー、パトリシア・クラークソン、ピアース・ブロスナン、
レイチェル・マクアダムス/2007・USA、CANADA)
悪魔が気づくより早く~『その土曜日、7時58分』
BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD
離婚はしたが養育費もまともに払えず、借金まみれのハンク(イーサン・ホーク)。
そんな彼に、兄のアンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)はある計画を持ちかける。
それは「誰も傷つかない」はずの強盗。ターゲットは、彼らの両親が営む宝石店。
アメリカの名匠、シドニー・ルメットが84歳にして撮り切った上質サスペンス。時制
を取っ払い、シーンを自在にジャンプさせ、「強盗当日」「強盗4日後」「一週間後」
といったテロップを出しながら、同じ場面を違った登場人物の視点から描いてゆく。
そこから次第に浮かび上がる、一つのファミリーの複雑な人間模様。年齢のことを
言うのは失礼かもしれないけれど、シドニー・ルメット、天晴れなおじいちゃんです!
脱帽。オスカー級の役者たちが織り成す見事なアンサンブルも見応えたっぷりで、
ゾクゾクさせられた。息をつくのも苦しいような2時間を堪能。
アンディとジーナ(マリサ・トメイ)夫妻のベッドシーンから、映画は幕を開ける。
二人の男女の「形而下」を見せることで、彼らの人間性を表す演出が憎い。アン
ディは麻薬漬けで、その資金のために会社の経理を誤魔化していたのだ。
一見、まともな社会人のような兄に対し、弟ハンクは別れた娘にまで「ルーザー」
(負け犬、字幕では”ダメ親父”)と呼ばれるような見るからに情けないキャラ。
しっかりとした芯のない性格はブレやすく、小心な割に兄嫁と関係を持つ大胆な
ところもある。いや、大胆と言うよりも、ただインモラルで、だらしがないだけなの
かもしれない。父(アルバート・フィーニー)はそんな彼のことを「まだ赤ん坊なん
だ」と庇い、アンディにはそんな父と弟が腹立たしく映る。PSHの脂汗、イーサン
・ホークの冷や汗は似て非なるものであり、眉根を寄せる二人の表情は本当に
血を分けた兄弟のように見えてくる。そして、無駄にセクシーに男たちの間を
浮遊するマリサ・トメイ。完璧なキャスティング!
あまりに杜撰な計画は当然失敗に終わり、一度狂った歯車は雪崩を打って破滅
へと向かう。昔の自分に似ているというアンディを父は憎み、自らの手で息の根を
止める。暗転でなく、ホワイトアウトするラスト。光に包まれた父の後ろ姿は、一体
何処へ向かうのか・・・。天国か、それとも地獄か。
原題はアイルランドの乾杯の言葉で、、”May you be in heaven half an
hour BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD”と冒頭に提示される。
何とも意味深長なタイトル! これを活かせなかった邦題に、またまた不満が残
った。
(『その土曜日、7時58分』監督:シドニー・ルメット/2007・USA、UK/
主演:フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ)
テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画
妄想小説のような~『美女と竹林』
「二十一世紀は竹林の時代じゃき」 「諸君、竹林の夜明けぜよ!」←意味不明
山本周五郎賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』でブレイク(?)を果たした新進
作家、森見登美彦氏の妄想小説風エッセイ。テーマは大学院で著者が研究したと
いう「竹」。専業作家としての先行きに不安を感じた著者が、知人の所有する竹林
を整備し、「モリミ・バンブー・カンパニー」という竹林整備会社を興そうと奮闘する
様を描く。
タイトルにある「美女」とは、著者が大ファンを公言している本庄まなみさんの
こと? まさに「竹林の中心で、本庄まなみに愛を叫んだ」一冊。違うか?
ちなみに私は『夜は短し~』はどーも合わなくて途中リタイアしたので、本作が
初・登美彦氏。
しかし、万城目さんといい、ロザン(宇治原くん)といい、本作の登美彦氏といい、
近頃「京大」出身者がブームですね~。皆さん才能ある方ばっかりで、さすがです!
登美彦氏の作品は相当癖のある、人を喰ったような文章ですが、好きな人には堪
らないのかも? 私は・・・、ウーン、もういいかな(笑)。これ!っていう「オススメ」
作品あったら教えて下さい。
(『美女と竹林』森見登美彦・著/光文社・2008)
忘れないで~『P.S. アイラヴユー』
P.S. I LOVE YOU
ニューヨークに暮らすホリー(ヒラリー・スワンク)は、30歳を目前にして最愛の
夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を脳腫瘍で喪う。悲嘆に暮れる彼女に、死んだ
はずのジェリーからの手紙が届き始める・・・。
アイルランドの作家、セシリア・アハーンの同名小説を、オスカー女優ヒラリー
・スワンク主演で映画化。迷っていたのだけど結局観ました。思っていたよりは
いい映画だったと思うけれど、予告編以上の感動は得られなかった。予告で泣
かせ過ぎ!
映画の冒頭は、ホリーとジェリーの壮絶な大喧嘩。ホリーが一方的に腹を立
てていて、ジェリーがそれをなだめていると言ったほうがいいかな。私は何故か、
このシーンで泣けてしまった。。夫にこんな風に感情を思いっきりぶつけている
ホリーがなんだかうらやましくて・・。彼女、ああやって本当は夫に甘えているん
だよね。懐の大きいジェリーがホリーを呼ぶ「ベイビー」に、涙、涙・・・。ジェラ
ルド・バトラーが演じてきた役の中で、今回が一番好きなキャラクターかもしれ
ない。彼にこんなにも愛されて、ホリーは本当に幸せ者だと思う。
そんな最愛の人が神に召され、自分を見失ってしまうホリー。それでもやっぱ
り、彼女は幸せ者だと思う。心配してくれて、いつでも受け入れてくれるママ(キャ
シー・ベイツ)も側にいるし、気の置けない女友達もいる。そして、秘かに思いを
寄せてくれるダニエル(ハリー・コニック・Jr)も。だから彼女が「独りぼっちなの!」
と泣くシーンでは、「どうして泣くの?」と思ってしまった。だって、人間はみんな
独りなんだから。ホリーのママが、私が考えていたことをそのまま言ってくれて
よかった。しかし、ホリーじゃなくてママの精神状態に近い自分ってどうよ?!
とも思いましたけどね(笑)。
誰かの妻であっても「経済的にも精神的にも自立すべき」ってよく言うよね。経済
的な自立はわかるのだけれど、「精神的な自立」っていうのがどういうものなのか、
今までの私にはよくわからなかった。この映画を観て、それは「どんなに愛していて
も、一緒には死ねない」ってことなのかもしれないと思った。どんなに愛し合ってい
ても、遅かれ早かれ別れはやってくる。そのとき、しっかりと自分の足で立っていら
れるかどうか・・・。それが「精神的な自立」ってことなのかもしれない、と。
こんなラヴストーリーには、ヒラリー・スワンクはやっぱりミスキャストじゃないかな?
鼻を折ってベッドにいた彼女が一番「らしかった」もの(笑)。スコティッシュのイメージ
が強いジェラルド・バトラーがアイリッシュ、というのもね。。全編を彩る音楽と、アイル
ランドの風景は素晴らしいと思いながら観ていたのに、エンドロールで突然挿入され
た歌には、、思わず失笑。
(『P.S. アイラヴユー』監督・脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ/
主演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー/2007・USA)
英国版大奥~『ブーリン家の姉妹』
THE OTHER BOLEYN GIRL
16世紀、ヘンリー8世が統治するイングランド。ブーリン家の美しい姉妹、野心
家で切れ者の姉アン(ナタリー・ポートマン)、心優しく控えめな妹メアリー(スカー
レット・ヨハンソン)。対照的な性格の二人に心奪われる国王(エリック・バナ)・・。
新興貴族が娘を国王に差し出すことで栄え、好色な王がそれに応える。一国の
王の気分次第で翻弄され、人生を決定付けられる女たちの中、王妃として昇り詰
めようと決意したアン。イングランドの国教さえも変えてしまった彼女の欲望と、
妹メアリーをはじめとする一族の運命を描いた愛憎劇。女優たちの大芝居、豪華
絢爛な衣裳、重厚な美術やロケ地も見事。歴史に疎い私にも解りやすく脚色され
た歴史ドラマ。う~ん、満足! 女性にオススメ。
ナタポーとスカ嬢が姉妹役、しかも優等生的イメージのナタリーが野心家の姉、
小悪魔的でファム・ファタールなスカーレットが控えめな妹と知って少々驚いた。
しかし、さすが若手女優№1を競う二人。お見事でございました。特にナタリーの、
計算高く野心的な眼差しが凄い。欲望でテカテカ光る彼女のオデコに、思わず
松○聖子を連想してしまった(ファンの方、ごめんなさい)。
仲のよかった姉妹が、男たちの出世欲によって政争の具にされ、引き裂かれて
ゆく。自分を陥れた姉を、最後まで「自分の分身だから」と庇い、命を賭して救おう
とするメアリー。彼女の心情はよくわかる。
姉妹って、どんなに仲がよくても近親憎悪的な感覚はあるものだし、逆に何が
あっても結局は許し合えてしまうものだとも思う。姉妹役以外のキャスト、彼女
たちの母役のクリスティン・スコット・トーマスや、王妃キャサリン役のアナ・トレ
ントもいい演技だったと思う。
満足だった女優陣に対し、ちょっと違うな・・・、と感じたのは男優たち。ヘンリ
ー8世のエリック・バナは、好色で残忍な国王の雰囲気を出せていなかったの
では? 「世継ぎを、男子を」と望む割には、男子を産んだメアリーをアッサリと
捨てるし、かと言ってアンに対してもギラギラした欲望は見えず。何を考えてい
るのか、今ひとつわからない王だった。姉妹の兄(弟?)のジョージを演じたジム
・スタージェスも、現代劇の印象が強くていかにも軽く、UK俳優ではあるが彼の
キャスティングは残念。もうちょっとクラシカルな容貌の俳優がよかったな~。
ベン・バーンズとかね。
この物語が、ケイト・ブランシェットの出世作『エリザベス』に繋がってゆくので
すね。好色な国王と野心家の王妃から生まれたのが、生涯非婚を通し子を残
さず、イングランドの黄金時代を築いた「ヴァージン・クィーン」だった、というのは
何とも歴史の皮肉を感じる。今一度『エリザベス』が観たい!
(『ブーリン家の姉妹』監督:ジャスティン・チャドウィック/2008・英、米/
主演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ)