その103 燧ケ岳 ~赤石の火~
【場所】
福島県南会津郡檜枝岐村
【山】
燧ケ岳(標高 2356m)
≪ミッション≫
全国の山に登ってみよ~!(12/47)
【登山ログ】
2017年8月22日(火) 晴れ
燧ケ岳に登らせて頂きました。
4:41 御池(有料パーキング)登山口

一礼をして入山します。
※御池パーキング(400台)1000円/1日
4:45 分岐

分岐を左へ燧ケ岳を目指します。

歩きだして10分程度で明るくなってきました。
険しい岩の道は、燧ケ岳が噴火した際にできた溶岩の跡です。

後ろを振り返れば雄大な山々の景色が望めました。

険しい岩の道を登り上げると、また木道となります。

木道を歩き樹林帯を抜けると視界が開けました。
向かう先には小高いピーク、『燧ケ岳が見えた』っと思いました。
5:37 広沢田代(標高 1760m)

やがて湿原の中へ
朝日に包まれた湿原、とても美しい風景でした。

目覚めたばかりの湿原の中、ゆっくりと足を進めました。

そして再び樹林帯の中を登っていきます。

なかなか険しく急な登りでした。

見下ろした湿原(広沢田代)、その向こうの会津駒ヶ岳は雲隠れしています。

木々が低くなり、『いよいよ山頂か!?』っと思っていました。

登り上げた先にドーンっと大きな山が見えてビックリ(゚Д゚;)
『あれが燧ケ岳かッ!』っと、その雄大な姿に感動のあまり呆然と立ち尽くしました。
6:29 熊沢田代(標高 1950m)

美しい湿原に雄々しき姿の男山(燧ケ岳)、最高の風景です。

誰も居ない静寂に包まれた湿原、しばし朝一の恩恵を感じていました。
尾瀬にはこのような池塘が1800ヶ所もあるとか。

再び登り上げ湿原(熊沢田代)を見下ろしました。

ねじれた木道、ここはツルっと行かないよう慎重に進みました。
6:59 7合目

木道に付けられた丁目プレート、燧ケ岳では有名らしいです。

所々で視界が開け、景色を楽しみながら登れます。

ここはキツかった。( ;´Д`)
このコース最大の難所だと思います。

難所を越えれば湿原(熊沢田代)が、あんなに小さく見えます。

赤土の薙が見えました。
※薙(ナギ)とは、山の一部が崩れている所のこと。

『ここは少し難しいかな?』っと思いましたが、慎重に歩けば問題ないです。
7:34 9合目付近

9合目のプレートを確認すれば、いよいよ山頂への核心部へと突入です。

9合目まで登り上げれば、周辺の山々も低く見えます。

おっと、山頂はもう少し先だったようです。

流石は東北最高峰、そう簡単には攻略できません。

しかし、ついに山頂が目前です。

はじめに出迎えてくれたのは、この蝶でした。

頂上までもう少し
7:48 俎嵓(マナイタグラ)(標高 2346.2m)

やったぁ~!東北最高峰 燧ケ岳の山頂に到着です。

いや、真のピークはアッチみたいです。( ;´Д`)
なるほど、まだまだ僕と遊んでくれるって訳ですかぁ~

真のピークへ向かう前に、誰も居ない山頂で写真いっぱい撮りました。\(^o^)/

360度の展望は抜群!まず山頂より南側
中央に高いのは男体山、その右にひときわ高い日光白根山、さらにその右に皇海山
どれも5年間で歩いてきた想い出の山々です。

そして東側
那須岳、磐梯山は、残念ながら霞んで見えず。

歩いてきた北側
中央に少し雲に隠れているのが会津駒ヶ岳、次に目指したい山です。

写真を沢山撮ったので、真のピークへ向かいました。

洋風の棺桶のような岩の横まで来ました。
8:17 柴安嵓(シバヤスグラ)(標高 2356m)

立派な山名石碑は、平成元年に桧枝岐村が建立したようです。
平成が終わろうとしている2017年
また、今年(2017年)は、檜枝岐村の村政独立100周年を迎えたとの事で
記念すべき時に燧ケ岳の頂に立てた運命に感謝の想いが込み上げてきました。

山頂は広々としていました。

国の特別記念物『尾瀬ヶ原』、向かい側の『至仏山』は雲隠れ中でした。
でも、始めて見た日本最大級の湿原、尾瀬はやっぱり凄いです。

真の山頂から南側
中央の高い山は日光白根山、その右側に皇海山
さらに右側に赤城山が見えるはずだけど、いつも白い赤城山は雲と同化してますね。

真の山頂から北側
空が晴れてきて会津駒ヶ岳がぱっちり見えました。

さっきまで居た俎嵓(マナイタグラ)、そろそろ山頂が賑わっているようです。

45分ほど山頂を独り占めできました。

洋風の棺桶のような岩を物見しました。

さて、俎嵓(マナイタグラ)に登り返しましょう。

かなりの急坂です。

俎嵓(マナイタグラ)山頂より、『尾瀬沼』も姿を現しました。

『尾瀬沼へ下りてみようかな?』っと思ったのですが
体力的に厳しかったので、おっちゃんハイカーと少し話しをして下山する事にしました。

帰りは湿原でお花見でもしながら、ゆっくり歩きましょう。

朝は濡れていた木道もすっかり乾いて歩きやすかったです。

晩夏の時期、尾瀬はキンコウカの花で彩られていました。
10:38 熊沢田代

100年前、まだ日本に自然保護と言う考えが無かった頃
この辺りはダム建設や貯水池化、道路建設など、幾度となく計画されたようです。
『尾瀬の父』、『尾瀬の恩人』と呼ばれる植物学者の武田久吉 博士
桧枝岐村の村民 燧ケ岳を開山した平野長蔵さん
そして多くの尾瀬を守ろうの会の皆様の苦労と努力のお陰で
今の尾瀬は100年たった今でも美しい景色が保たれています。

まこと美しい景色

人間よ自然に謙虚であれ

武田久吉 博士は、そう教えてくれました。

再び見下ろした湿原(広沢田代)、朝とは違った表情に見えました。
11:36 広沢田代

『気持ちが良い』ただ、それだけです。

湿原を過ぎれば、後は激しいのしか残っていません。

ダケカンバの森に入れば、もう安心です。

この橋を渡ればゴールは目の前です。
でがい葉っぱは水芭蕉?
荒らされた形跡がありますがクマが実を食べに来たのでしょうか?
→クマは水芭蕉の実が好物だそうです。
12:40 御池(有料パーキング)登山口

一礼をして出山しました。
山の駅 御池

頑張った後は、やっぱコレです!

牛丼
取り立てて美味いってほどじゃ無いですが、腹が減っていたので美味かったです。
でも、カレーの方が良かったかなぁ。。。
モーカケの滝

ご覧のとおり綺麗な滝です。
御池ロッジから離れた場所にあるので誰も来ていませんでした。
モーカケの滝 駐車場から5分ほどで見れるんですが、誰も興味無いんですかねぇ~?


尾瀬の花コレクション


夏の終わり、雪解けの遅い尾瀬 燧ケ岳、春~秋の花が色々咲いていましたよ(δωδ)

オヤマリンドウ
もう、秋を告げる花がさいていました。

チングルマ

イワショウブ

ミヤマアキノキリンソウ

キンコウカ
今が花盛り、今年は当たり年だったのかなぁ?

タテヤマリンドウ
春の花が咲いていました。

これは何でしょう?

オゼミズギク

オトギリソウ

コバギボウシ

エゾアジサイ
初夏の花も咲いていました。

マツムシソウ

わかりません。

タチジャコウソウ

これ何だったかなぁ?

もはや、まったく不明です。

コオニユリとカラスアゲハ
締めくくり彩ってくれました。
福島県南会津郡檜枝岐村
【山】
燧ケ岳(標高 2356m)
≪ミッション≫
全国の山に登ってみよ~!(12/47)
【登山ログ】
2017年8月22日(火) 晴れ
燧ケ岳に登らせて頂きました。
4:41 御池(有料パーキング)登山口

一礼をして入山します。
※御池パーキング(400台)1000円/1日
4:45 分岐

分岐を左へ燧ケ岳を目指します。

歩きだして10分程度で明るくなってきました。
険しい岩の道は、燧ケ岳が噴火した際にできた溶岩の跡です。

後ろを振り返れば雄大な山々の景色が望めました。

険しい岩の道を登り上げると、また木道となります。

木道を歩き樹林帯を抜けると視界が開けました。
向かう先には小高いピーク、『燧ケ岳が見えた』っと思いました。
5:37 広沢田代(標高 1760m)

やがて湿原の中へ
朝日に包まれた湿原、とても美しい風景でした。

目覚めたばかりの湿原の中、ゆっくりと足を進めました。

そして再び樹林帯の中を登っていきます。

なかなか険しく急な登りでした。

見下ろした湿原(広沢田代)、その向こうの会津駒ヶ岳は雲隠れしています。

木々が低くなり、『いよいよ山頂か!?』っと思っていました。

登り上げた先にドーンっと大きな山が見えてビックリ(゚Д゚;)
『あれが燧ケ岳かッ!』っと、その雄大な姿に感動のあまり呆然と立ち尽くしました。
6:29 熊沢田代(標高 1950m)

美しい湿原に雄々しき姿の男山(燧ケ岳)、最高の風景です。

誰も居ない静寂に包まれた湿原、しばし朝一の恩恵を感じていました。
尾瀬にはこのような池塘が1800ヶ所もあるとか。

再び登り上げ湿原(熊沢田代)を見下ろしました。

ねじれた木道、ここはツルっと行かないよう慎重に進みました。
6:59 7合目

木道に付けられた丁目プレート、燧ケ岳では有名らしいです。

所々で視界が開け、景色を楽しみながら登れます。

ここはキツかった。( ;´Д`)
このコース最大の難所だと思います。

難所を越えれば湿原(熊沢田代)が、あんなに小さく見えます。

赤土の薙が見えました。
※薙(ナギ)とは、山の一部が崩れている所のこと。

『ここは少し難しいかな?』っと思いましたが、慎重に歩けば問題ないです。
7:34 9合目付近

9合目のプレートを確認すれば、いよいよ山頂への核心部へと突入です。

9合目まで登り上げれば、周辺の山々も低く見えます。

おっと、山頂はもう少し先だったようです。

流石は東北最高峰、そう簡単には攻略できません。

しかし、ついに山頂が目前です。

はじめに出迎えてくれたのは、この蝶でした。

頂上までもう少し
7:48 俎嵓(マナイタグラ)(標高 2346.2m)

やったぁ~!東北最高峰 燧ケ岳の山頂に到着です。

いや、真のピークはアッチみたいです。( ;´Д`)
なるほど、まだまだ僕と遊んでくれるって訳ですかぁ~

真のピークへ向かう前に、誰も居ない山頂で写真いっぱい撮りました。\(^o^)/

360度の展望は抜群!まず山頂より南側
中央に高いのは男体山、その右にひときわ高い日光白根山、さらにその右に皇海山
どれも5年間で歩いてきた想い出の山々です。

そして東側
那須岳、磐梯山は、残念ながら霞んで見えず。

歩いてきた北側
中央に少し雲に隠れているのが会津駒ヶ岳、次に目指したい山です。

写真を沢山撮ったので、真のピークへ向かいました。

洋風の棺桶のような岩の横まで来ました。
8:17 柴安嵓(シバヤスグラ)(標高 2356m)

立派な山名石碑は、平成元年に桧枝岐村が建立したようです。
平成が終わろうとしている2017年
また、今年(2017年)は、檜枝岐村の村政独立100周年を迎えたとの事で
記念すべき時に燧ケ岳の頂に立てた運命に感謝の想いが込み上げてきました。

山頂は広々としていました。

国の特別記念物『尾瀬ヶ原』、向かい側の『至仏山』は雲隠れ中でした。
でも、始めて見た日本最大級の湿原、尾瀬はやっぱり凄いです。

真の山頂から南側
中央の高い山は日光白根山、その右側に皇海山
さらに右側に赤城山が見えるはずだけど、いつも白い赤城山は雲と同化してますね。

真の山頂から北側
空が晴れてきて会津駒ヶ岳がぱっちり見えました。

さっきまで居た俎嵓(マナイタグラ)、そろそろ山頂が賑わっているようです。

45分ほど山頂を独り占めできました。

洋風の棺桶のような岩を物見しました。

さて、俎嵓(マナイタグラ)に登り返しましょう。

かなりの急坂です。

俎嵓(マナイタグラ)山頂より、『尾瀬沼』も姿を現しました。

『尾瀬沼へ下りてみようかな?』っと思ったのですが
体力的に厳しかったので、おっちゃんハイカーと少し話しをして下山する事にしました。

帰りは湿原でお花見でもしながら、ゆっくり歩きましょう。

朝は濡れていた木道もすっかり乾いて歩きやすかったです。

晩夏の時期、尾瀬はキンコウカの花で彩られていました。
10:38 熊沢田代

100年前、まだ日本に自然保護と言う考えが無かった頃
この辺りはダム建設や貯水池化、道路建設など、幾度となく計画されたようです。
『尾瀬の父』、『尾瀬の恩人』と呼ばれる植物学者の武田久吉 博士
桧枝岐村の村民 燧ケ岳を開山した平野長蔵さん
そして多くの尾瀬を守ろうの会の皆様の苦労と努力のお陰で
今の尾瀬は100年たった今でも美しい景色が保たれています。

まこと美しい景色

人間よ自然に謙虚であれ

武田久吉 博士は、そう教えてくれました。

再び見下ろした湿原(広沢田代)、朝とは違った表情に見えました。
11:36 広沢田代

『気持ちが良い』ただ、それだけです。

湿原を過ぎれば、後は激しいのしか残っていません。

ダケカンバの森に入れば、もう安心です。

この橋を渡ればゴールは目の前です。
でがい葉っぱは水芭蕉?
荒らされた形跡がありますがクマが実を食べに来たのでしょうか?
→クマは水芭蕉の実が好物だそうです。
12:40 御池(有料パーキング)登山口

一礼をして出山しました。
山の駅 御池

頑張った後は、やっぱコレです!

牛丼
取り立てて美味いってほどじゃ無いですが、腹が減っていたので美味かったです。
でも、カレーの方が良かったかなぁ。。。
モーカケの滝

ご覧のとおり綺麗な滝です。
御池ロッジから離れた場所にあるので誰も来ていませんでした。
モーカケの滝 駐車場から5分ほどで見れるんですが、誰も興味無いんですかねぇ~?






夏の終わり、雪解けの遅い尾瀬 燧ケ岳、春~秋の花が色々咲いていましたよ(δωδ)

オヤマリンドウ
もう、秋を告げる花がさいていました。

チングルマ

イワショウブ

ミヤマアキノキリンソウ

キンコウカ
今が花盛り、今年は当たり年だったのかなぁ?

タテヤマリンドウ
春の花が咲いていました。

これは何でしょう?

オゼミズギク

オトギリソウ

コバギボウシ

エゾアジサイ
初夏の花も咲いていました。

マツムシソウ

わかりません。

タチジャコウソウ

これ何だったかなぁ?

もはや、まったく不明です。

コオニユリとカラスアゲハ
締めくくり彩ってくれました。