懐かしい風景を求めて 2013年09月
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懐かしい風景を求めて
懐かしいもの、昭和なもの大好きな変わり者です。 旅行に写真にドライブに野球に酒に多趣味な管理人が気ままに書いてます。
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ねじまき

Author:ねじまき
中高時代は鉄道好き、大学以降は旅行好き、社会人でカメラに目覚め、ここ数年でまた鉄道熱が復活した管理人です。
表題の通りノスタルジックな風景が大好きで、廃墟・ホーロー看板・木造駅舎・商店街・坂道・酷道などをこよなく愛す変な人です。



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2013.8 備後美作の旅 第24回 中国勝山の町並み 後編
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(ちょっとした手抜き記事ですね…)

勝山の町並み保存地区の写真を適当に貼ってみました。
引き続き、いろんな暖簾を楽しみながらの散策。
保存地区にある酒蔵・辻本店さんで清酒「御前酒」を購入しました。

雨によるダイヤの混乱のおかげで、勝山で長い時間を過ごすことができたのは、
不幸中の幸い、と言うべきでしょうか…。

中国勝山駅前まで戻り、予定通りの真庭市コミュニティバスに乗り込みます。
13:41発の久世庁舎(真庭市役所)行き。久世までは約15分です。



続く


2013.8 備後美作の旅 第23回 中国勝山の町並み 前編
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11:20頃、中国勝山駅前に到着。
代行バスを降りると、目の前に中国勝山発津山行きの代行バスが接続待ちしてました。
そう言えば本来の列車は新見発の津山行きでしたね。
一瞬乗り継ぐか悩みましたけど、まだまだ午前中、どうにでもなるわ、ということで
この便には乗らずに見送ることとします。

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中国勝山駅(岡山県真庭市)
1925年開業。姫新線津山~新見間における要衝。
真庭市の代表駅ですが、真庭市役所は隣の久世駅が最寄り。でもこっちの利用者が多いとか。

駅舎は2000年築の鉄筋コンクリート製。
勝山の町並みの玄関口というのを意識したであろうデザインです。

勝山という駅は福井県にもあったため、最初「美作勝山」となるも、言いづらいので
今度は「岡山勝山」に改名。でもやっぱり言いづらい、ということになり、
最終的に「中国勝山」に落ち着いたんだそうです。

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駅員さんに列車の運行予定を聞いたところ、次の津山行きからは定刻通り走るとのこと。
安心して町歩きへと繰り出すことができます。

ただ、次の便は14:29発。3時間もあるのは勿体ないので、隣の久世まではバス移動にします。
中国勝山駅前にあるバス待合所で時刻表を見て、13:41と13:47の便があることを確認。

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中国勝山駅の駅舎内にあるうどん屋さんでお昼をゆっくり食べ、町歩きへと出発です。

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新町商店街はJR中国勝山駅前から旭川に向かって200m程西に続く通りです。
現在のアーケードは平成8年に地元産の檜材を用いて新しく作り直されました。
屋根部分がない独特な形は積雪にも強い構造をしています。
アーケード中央部の櫓の上には、時を知らせる大太鼓が乗せられています。


(おかやま商店街ナビHPより引用)
http://www.okachu.or.jp/os-navi/?page_id=27

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旭川に出ました。

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いよいよ勝山の町並み保存地区へ。

こういう空き缶から作った風でクルクル回るモノがぶら下がっていました。
何て言うんですかね?こういうのは。

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勝山は勝山藩2万3千石の城下町であり、出雲街道沿いに古い町並みが残ります。

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伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)かと勘違いしてましたが、
単なる町並み保存地区なんですね、ここは。

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勝山の町並みで特徴的なのは、この暖簾でしょうかね。
いろいろな暖簾が掛かっていて、これを見ながら歩くだけでも楽しいでもんです。

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これ、シンプルで好き。

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郵便番号の暖簾。こんなの初めて見ました。

勝山の町歩きはまだ続きます。。。


続く


2013.8 備後美作の旅 第22回 代行バスで姫新線各駅停車
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岩山駅から乗り込んだ代行バス。
中型のマイクロバスには自分の他、新見から乗って来たと思われるおじいさん一名のみ。

何気に代行バスというものに乗車するのはこれが人生初。
せっかく未乗区間を乗りに来たのにタクシーと代行バスかい!と思いつつ…。

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代行バスは当然ながら各駅に停車します。
列車の旅では見られない、駅舎正面の佇まいを眺められるのは代行バスの良い所でしょうかね。

上の写真は岩山駅の隣の丹治部(たじべ)駅

駅に着くと、代行バスの運転士さんはバスを降りて駅舎内へ。
列車を待ってる人がいないか確認しに行っているようです。
最初っから代行バスと決まっている便と違い、
急遽決まった代行バスはいろいろと大変なようです。

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車内から駅舎の写真を撮っていると、戻って来た運転士さんが
写真撮るなら降りて撮ればいいよ、と言ってくれたので、
これから先は毎駅下車しての撮影となりました。感謝感謝。

運転士さんは若い方でとても話好きの方でした。

姫新線は雨や雪でちょくちょく運休になるらしく、代行バスを走らせることが多いとか。
朝夕は学生さんの利用が多い路線で、2~3両繋いで走るそうです。
その時間帯に運休になると、もっと大きなバス、しかも2台以上で対応するんだとか。

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刑部(おさかべ)駅
遠慮なくバスから降りての撮影です。
「好きなだけ撮っていいですよ」とは言ってくれたものの、自分のほかにおじいさんもいるし、
急いでパパッと撮影して戻ることにします。

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刑部駅前の風景。

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同じく刑部駅前。こんな風景、鉄旅では下車しないと見られないですよね。
そういう意味では貴重だなぁと思いつつ…。

刑部は旧大佐町の中心街だったようですね。

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続いては富原駅
ログハウス調の木造駅舎です。駅前を行く県道沿いにある駅で、駅前スペースは無し。
代行バスが停車していたので、引きの写真が撮れませんでした…。

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1面1線の富原駅。終点中国勝山まではあと2駅です。

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姫新線と絡みながら続く県道32号、そして月田川。
いくつもの橋梁を見ることができます。

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そしてこちらが月田駅
富原駅と同じくログハウス調の木造駅舎。1面1線です。

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さて、代行バスは岩山駅を出て約50分、終点の中国勝山駅に到着します…。



続く


2013.8 備後美作の旅 第21回 岩山駅の木造駅舎
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9:50頃に岩山駅に到着しました。
新見市内から約10分。距離があるのでタクシー代は2100円くらいしました。
新見~岩山は1駅ですが、駅間距離は8km以上。歩く距離ではありません。

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岩山駅(岡山県新見市)
1929年、新見から津山方面へと建設された作備西線の終点駅として開業。
作備西線は津山まで全通して作備線となり、その後現在の姫新線へと名前を変えていきます。

現在も活躍する渋い木造駅舎は開業当初からのもの。

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2010年度、一日平均乗車人員はわずかに5人。

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とても落ち着いた雰囲気の駅舎内。木目がキレイだったのが印象に残っています。
ラッチは鉄製、窓枠はサッシになっていました。

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ホームの向かいには長閑な風景が広がります。
あえて窓の反射を撮影するひねくれ者です(苦笑)

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津山行きの列車が10:01に到着するはずですが、当然のように来ず。
新見駅からの構内放送で、「運転見合わせ中です」という冷たい通告…。

もうとっくに雨は止んで太陽まで出てるんですけどねぇ。

さてさて、どうしたものか…。

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少しでも最新の情報が知りたいと思い、新見駅の電話番号を調べて電話してみました。

すると、代行バスの運行が決まったところで、バスを調達している最中とのこと…!
とりあえず乗る予定だった列車に対する代行バスが、中国勝山まで走るので
待ってて下さい、との話でした。積極的に電話をして、いい情報をゲットできました。

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代行バスが来るまで、気ままに写真撮影をしながら待ちます。

いやぁ、改めて、イイ駅舎ですなぁ。

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駅舎前には、線路に平行する一本道が伸びています。
酒屋がありましたが休日だからなのか、営業はしていないようでした。
お店は基本的にない、と思った方がいいかも知れませんね。自動販売機のみです。

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線路の向こうにある立派なお宅。
こういう眺め、大好きです。将来に残したい日本の風景、みたいな。

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駅から津山よりにあった「とまれみよ」まで歩いてみました。

いつ来るか分からない代行バスを待つのって難しいですよね~。
特にじっとしているのが苦手な自分みたいな人にとっては。
結局この踏切を撮影した直後に代行バスがやって来て、岩山駅前では乗車できず、
道路沿いで手を上げて停めてもらって乗車しました…。

10:30頃、約30分の遅れをもって岩山駅を離れます。



続く


2013.8 備後美作の旅 第20回 新見の町並み
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新見の新市街と旧市街を結ぶ、御茶屋橋の風景。
JR新見駅がある新市街に対して、新見城跡である城山の麓に旧市街があります。
町名は新見市新見。陰陽連絡の新見街道として栄えた宿場町の名残りを見ることができます。

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御茶屋橋から見た江道橋。下を流れるのは高梁川。

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城山の北麓から続く旧街道の町並み。
雨はほぼ止んでいました。
雨のしっとり感が良い効果を出してくれていたように思います。

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2つ前の写真の江道橋との合流地点。
「肉」のマークはキン肉マンを想像せずにはおれません。

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「肉」から続く本町商店街は、つい最近までアーケード商店街だったようですが、
自分が訪れた時はアーケードは無くなっていました…。

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新見本町郵便局前を行く旧街道筋。
新見の古い町並みは規模はそれほどではなく、城山の麓の狭い範囲に残るのみ。
おかげでお手軽に散策ができます。

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このあたりは、なまこ壁がたくさん見られました。

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町屋の間に伸びて行く狭い路地。
ここは三味線横丁と呼ばれる、とても味のある路地でした。
木造の古い家々には今も地元の方の日常生活があり、生活音がひきりなしに聞こえていました。

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ちょっと洋風なボロボロ建築。

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新見の町並みの中を流れる風木谷川。水量は多めです。

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新見の古い町並みから国道を渡り、新見高校北校地前を進み、右折(東方向)すると、
ただの住宅街かと思いきや、旧街道と思しき道がずーっと続いて行きます。
当初は歩く予定のなかったエリアでしたが、面白いので突き進みます。

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ここらは御殿山という地域なんですかね?御殿山集会所というのがありました。

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進んで行くと、県道32号線に合流。近くに千丸というバス停発見。

ここからはこの旅2度目のタクシー利用となります。これはプラン通り。
新見交通さんに電話して、千成バス停まで来てもらいます。
向かう先は、JR姫新線・岩山駅…!

本来なら鉄道で辿り着きたい駅ですが、時間の有効活用のため、
タクシーでアクセスし、その後に来る列車で先へと移動するプランです。
が、この時点でも姫新線は運転見合わせ中…。
最悪の場合、金を払ってタクシーで行ったのに列車が来なくて困る、という可能性も。。。

まぁ、雨も止んだし何とかなるだろう、の精神で、ここでも前進あるのみです。。。



続く