懐かしい風景を求めて 和歌山
FC2ブログ
懐かしい風景を求めて
懐かしいもの、昭和なもの大好きな変わり者です。 旅行に写真にドライブに野球に酒に多趣味な管理人が気ままに書いてます。
プロフィール

ねじまき

Author:ねじまき
中高時代は鉄道好き、大学以降は旅行好き、社会人でカメラに目覚め、ここ数年でまた鉄道熱が復活した管理人です。
表題の通りノスタルジックな風景が大好きで、廃墟・ホーロー看板・木造駅舎・商店街・坂道・酷道などをこよなく愛す変な人です。



閲覧ありがとうございます!



アクセスランキング

[ジャンルランキング]
旅行
33位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
7位
アクセスランキングを見る>>



最新記事



最新コメント



カテゴリ



最新トラックバック



月別アーカイブ



フリーエリア

沖縄 旅行情報
沖縄旅行情報



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



2021.3 紀州東照宮と明光商店街
DSC_9906.jpg

雨は降り続けています。
七曲市場に続いても同じ和歌山市街、紀州東照宮へ。

紀伊は徳川御三家のひとつ。でもまぁ東照宮なら全国に結構ありますけどね。
広島にも駅裏に東照宮あったなぁ…。

⇒ 東照宮 全国リスト

DSC_9908.jpg

紀州東照宮と言えばこの急階段。108段あるそうです。
先日ブラタモリでタモリさん達も来ていましたね。
この階段の他につづら折れの比較的傾斜が緩やかなルートもあります。
我々は上りでこの階段を使いましたが、雨ですし下りは怖いので別ルートにしました…。

DSC_9914.jpg

1621年に徳川頼宣により創建。本殿にはカラフルな装飾が施されていて豪華絢爛。
「関西の日光」と称される、とのことですが聞いた事ない…。
本殿など7棟が国の重要文化財に指定されている他、日本遺産にもなっているとか。

DSC_9918.jpg

さて、紀州東照宮に参拝したのは実は「ついで」です。
真の目的はすぐ近くにある明光商店街という古い商店街で、車は紀州東照宮の駐車場
(有料)に停めたまま商店街の方へと向かいます。雨強めです。

DSC_9923.jpg

和歌浦郵便局のある明光通りが明光商店街。
南から入るとちょっとした上り坂。
虫籠窓の歴史ある物件からも勾配が見て取れますね。

DSC_9924.jpg

様々な石や瓦が組まれた石垣塀。
隣のトタンの錆び具合と合わせて良い感じです。

DSC_9925.jpg

DSC_9932.jpg

明光商店街の魅力と言えばやはり昭和レトロな雰囲気でしょうか。
雨の日曜の午後、シャッターを下ろしたお店が多く、人通りはまばらです。

DSC_9933.jpg

明光通りから少し東側の路地に入ったところ。
ゴトウ本店は和歌山でスーパーを展開していた会社で、ここが創業の地だとか。
2021年に倒産してしまいましたが。

DSC_9937.jpg

渋い佇まいの明光マーケット。

DSC_9939.jpg

焼き鳥、うなぎの平尾商店さん。現役でしょうか…。

DSC_9940.jpg

誰もおらず時が止まったかのような明光商店街。
この明光マーケットのあたりは以前はアーケードがあったみたいです。

DSC_9944.jpg

再び戻って古い書店の松木本店さん(右側)あたりの町並み。
来るときは上り坂、帰るときは下り坂。

DSC_9946.jpg

路地に迷い込むのも楽しい明光商店街散策でした。
雨が余計でしたけどね…。



続く




2021.3 和歌山レトロ、七曲市場
DSC_9851.jpg

西へ西へとひた走り、やって来たのは和歌山市街。
和歌山には何度も来ていますが、まだ見ていなかったレトロ商店街・七曲商店街
今回のターゲットとなります。場所は和歌山城から500mほど西。
商店街の南側に商店街用の無料駐車場があるので、最寄りの南側入り口から潜入。

DSC_9861.jpg

七曲商店街は東西2本、南北1本のアーケードで形成されていて、東西が約120m、
南北が約70mほど。
この界隈には何度も鉤状に曲がる路地があったことから「七曲り」と呼ばれていたそうです。

DSC_9862.jpg

DSC_9865.jpg

南から入って最初の十字路を東へ。七曲商店街の中央を東西に貫く通り。
通りの東側はシャッターだらけですが、西側には営業中の店舗あり。

DSC_9868.jpg

通りから外に出たところ。
東側の入口には「七曲市場」とありました。看板は結構新しいですね。

DSC_9871.jpg

商店街の外の道を北へ進み、東側にあるもうひとつの入口へ。こちらも「七曲市場」ですね。
七曲市場、七曲商店街、どちらも正しいんでしょうね。

DSC_9876.jpg

この地には1918年に湊公設市場が開かれていて、それが七曲市場の源流とされます。
和歌山は終戦前の1945年7月に大空襲を受けており、ここも焼土と化しました。

DSC_9880.jpg

そして戦後にこの場所にバラックの市場が形成され、1957年には七曲商店街協同組合が
設立、現在の七曲商店街へと繋がって行きます。

DSC_9885.jpg

日曜だからシャッターなのかどうかは分かりませんが、今でも現役と思われる店舗も
まあまああったかと思います。廃業されたっぽい店舗も少なくありませんが…。
全盛期には買い物客が多すぎて向かいの店舗が見えないくらいだった、という話は
今の状況からは信じられませんね…。

DSC_9892.jpg

DSC_9894.jpg

商店街で一番活気があったのがこの一角。
古い店舗をリノベーションして営業中のお店が2つほど、そして絶賛リノベーション中の
店舗が1つ。

DSC_9897.jpg

DSC_9901.jpg

お茶屋さんをリノベーションした雑貨屋さん。
この左隣には電器屋さんをリノベーションした食堂も。
若いお店が若者を引き寄せ、新たな人の流れができるのはいい話ですね。
あとは一過性のものでなく、末永く営業していって貰えれば…。

DSC_9904.jpg

令和の時代にも残るディープ&レトロ空間。
とりあえず記録に残せて良かった…。
再開発の魔の手が伸びないよう祈っております。。。



続く




2021.3 根来寺、雨桜
DSC_9816.jpg

DSC_9818.jpg

DSC_9819.jpg

DSC_9831.jpg

DSC_9834.jpg

DSC_9835.jpg

DSC_9839.jpg

DSC_9840.jpg

DSC_9844.jpg

DSC_9850.jpg

続いては一気に和歌山県岩出市へ移動。無料の京奈和道バンザイ。

桜の名所である根来寺は1130年創建の新義真言宗の総本山。
戦国時代には1万の僧兵を有する巨大勢力で、反秀吉であったため秀吉の攻撃を受け
1585年にいくつかの建物を残して寺は焼け落ちてしまったそうです。
現在見られるのは、焼失を免れた国宝の大塔、大師堂、それにその後に再建された
大伝法堂(重文指定)など。再建されたものも200年以上の歴史が刻まれています。

境内は広く、7,000本あるという桜はちょうど見頃を迎えていました。
ただ雨足が強まって来て撮り歩くのにちょっと苦労しましたね。
満開の桜に強い雨が降ると一気に散ってしまうので、勿体ない気分になります…。



続く




2019.11 岡公園の保存車両と、和歌山城公園動物園
P1016925_20211002124123042.jpg

かつらぎの串柿を見た後ですが、何となく和歌山市内に移動してみました。
実は今回2人の子連れなので、和歌山城にある無料の動物園でも行こう、ということで…。

でも動物園の前にあった岡公園という公園にまんまと捕まりました。
ここの滑り台、角度がなかなかでスリルありますよ~。
関西圏のスリリングな滑り台のひとつとして紹介もされているようです。

P1016941.jpg

岡公園にはかつての和歌山市電の車両が静態保存されています。
屋根付きなのは勿論、周囲を柵でがっちりガードしており、保存状態は良好。
和歌山市電は1909年から1971年の廃止までの間、市民の足として活躍。
市駅や和歌山駅から新和歌浦や海南駅までも繋がっていたそうです。

P1016944_2021100212412791c.jpg

同じく岡公園内に静態保存されているC57形機関車。
1940年製造で1960年に和歌山入りし、紀勢線や和歌山線で活躍、
1973年に現役引退して現在のこの場所に落ち着いています。

ヘッドマークの「くまの」は名古屋と天王寺を紀勢線経由の大回りで結んだ準急で、
1961年まではSL牽引の客車で運行されたとのことで、この機関車が実際の運用に
入ることもあったのでしょうね。今では有り得ない大回り優等列車、ロマンですね。

P1016950_20211002124129690.jpg

和歌山城の敷地内にある、和歌山城公園動物園。上述の通り無料なのが嬉しい。

大正時代の開園以来、無料で運営されており、令和3年3月現在、ほ乳類21種79点、
鳥類26種83点、は虫類2種5点、合計49種167点の動物を飼育しています。

(ホームページより)

P1016951_202110021241303f7.jpg

まぁ無料ですし、物凄い動物はいませんが、ゆるい時間が流れる昭和レトロ空間かと。

P1016952_20211002124132c16.jpg

恐らくコレは君らの餌ではない。

P1016953.jpg

こちらのお方の餌でした。

P1016966_202110021241454d8.jpg

唐突に歯のイラスト?と思ったらペンギンでした。いるのはフンボルトペンギン。
昨年2020年に大阪のみさき公園が閉園して、そこから引っ越して来たメンバーもいるとか。
今年2021年7月には26年ぶりにヒナが誕生したという明るいニュースもありました。

P1016967.jpg

記念撮影用のボード。
我が子もここで記念撮影しておきました。

P1016968.jpg

無料動物園ですが、ハリモグラやモルモット、インコ等と触れ合える有料コーナーがあり、
ここが良かったですね。メンフクロウは噛むので触れませんが。

P1016995.jpg

ラストは動物園でもなんでもなく、和歌山城内でくつろぐ野良猫さんで終了。
動物とふれ合ったあとは、市内の銭湯・幸福湯さんで温まり、帰阪となりました。

幸福湯さんは激渋ではありませんがレトロ感ある銭湯で、何よりホームページが
スタイリッシュで、Twitterやインスタでも情報発信されるという時代に合わせた
経営とでも言うんでしょうか、なかなかしっかりされているな、という印象でした。

https://kofukuyu.com/
↑ 幸福湯さんホームページ



2019.11 かつらぎ四郷、吊し柿の風景
P1016866_2021100212410441e.jpg

P1016875.jpg

P1016885_20211002124108a0c.jpg

P1016890_20211002124109d2d.jpg

P1016892_20211002124111860.jpg

P1016894_20211002124112592.jpg

P1016897.jpg

P1016900_202110021241156ec.jpg

P1016903_20211002124116d9a.jpg

P1016910_202110021241188a0.jpg

P1016912.jpg

P1016922.jpg

今回も秋ならではの風景、ということで、和歌山に吊し柿を見に行った時の写真です。
あまり知られていないかも知れませんが、和歌山は柿の収穫量日本一なんですよね。
特に紀の川沿いの県北部を中心に生産が盛んで、中でもかつらぎ町の四郷地区の
串柿の風景が有名ということで、見に行きました。(2年前ですが…)

大阪からは国道480号線、県境を越える約3.7kmの鍋谷トンネルを抜けてすぐのところ
(ホントにすぐ)を左折して細道を上がったところが目的地。目印は福徳寺さんかな。
四郷とは広口・滝・東谷・平の4つの地区の総称。その中で訪れたのは平地区。

ここで見られる串柿は食べる用の干し柿ではなくて、西日本の正月飾りになるもの。
11月に入ると集落じゅうに串柿が吊るされてなかなかに壮観です。
因みに訪問したのは11月3日の文化の日。
雨が降ると室内にしまわれてしまうそうなので、雨が降らないことが条件になります。

甘い香りに誘われてか、歩いていると大きなスズメバチが飛んで来ていましたが、
地元のおじちゃんがバチコーンと駆除してました。凄い凄い。
集落内で柿を販売している子供たちがいたのでお土産に少し購入して売上に貢献。

訪問は平地区だけでしたが、ここから奥へ進み文蔵の滝がある谷から斜面を
上がった先に久保集落と神野集落というポイントもあるようです。
滝も見ませんでしたし、そっちも興味ありますね。候補地としてメモっておきましょう。。。