懐かしい風景を求めて
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懐かしいもの、昭和なもの大好きな変わり者です。 旅行に写真にドライブに野球に酒に多趣味な管理人が気ままに書いてます。
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ねじまき

Author:ねじまき
中高時代は鉄道好き、大学以降は旅行好き、社会人でカメラに目覚め、ここ数年でまた鉄道熱が復活した管理人です。
表題の通りノスタルジックな風景が大好きで、廃墟・ホーロー看板・木造駅舎・商店街・坂道・酷道などをこよなく愛す変な人です。



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2022.11 兵庫青垣・佐治の町並み
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日帰り旅のラストを飾るのは、高源寺からすぐの佐治地区の町並みです。
加古川が大きくカーブする内側にできた町で、旧青垣町(現・丹波市)の中心だった場所。

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観光用の駐車場は集落内には無く、中心部にある信用金庫の駐車場を利用させて
貰いました…。あとから知りましたが、北近畿豊岡道の青垣ICの近くに道の駅あおがきが
あるので、そちらに停めて1.5kmほど歩くのも方法のひとつかと。

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ただ今回は高源寺から佐治に着いたのが16時半で日没時間が17:02ということで
20分ちょいのプチプチ散歩。なので道の駅から歩く案は今回は無理でしたね。

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ここを通るのは篠山街道と呼ばれる旧街道筋。
京都亀岡で山陰道から分岐して篠山を抜け、遠阪峠を越える道で、その宿場町として
栄えて来たそうです。

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その後、養蚕が盛んになり、明治時代は製糸業で佐治の町は賑わっていたのだとか。
現代ではメインの国道ルートから外れているため、町は明治時代からの町並みが
今も残されているということで、とても見応えアリです。

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車を停めさせて貰った信用金庫のすぐ前にある、西往寺さん。

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まごころのおすそわけ。
街道筋の北側、奥まったところにある称念寺さん。(標語は変わりますよ!)

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つばめや(ツバメヤ)という酒屋さん。
今の店舗は右側の明かりがついている部分のようですが、左側の重厚な建屋には
杉玉があるのを見るに、もとは大きな造り酒屋だったのかな?と推察。

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つばめやさんの隣は、暮しの衣料 昭和堂さん。
明治の町並みに昭和の彩りを。

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同じ並びのセンバヤさんは元は薬屋さんですが、今は空き家の再利用の活動で
お洒落なカフェとして営業しているようですよ。
佐治倶楽部という関西大学も絡んでる(?)団体が活動いろいろと活動されています。

佐治倶楽部HPはコチラ
https://sajiclub.jimdofree.com/

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「足立さん集まれ祭」という気になり過ぎるお祭りがある模様。
調べると鎌倉時代にこの地で台頭した足立遠政という武士がおり、現在の足立姓は
ここが所縁になるそうです。因みに東京都足立区の足立もここ由来。

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そんな新たな知識を増やすことができた青垣・佐治の町歩き。
30分弱の時間なんぞあっという間。タイムアップとなり、帰途に就きました…。

ということで、兵庫日帰り紅葉旅シリーズ(題名は付けてませんが)、今回で終了です。
次回からはまた別のシリーズを…。紅葉はありますが少なめです。



続く




2022.11 兵庫青垣・高源寺の紅葉~後編
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青垣にある高源寺の紅葉狩りの後編。

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山門手前で振り返って、猿回しをやっていたあたり。

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参道の男の子と、紅葉。

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高源寺の御本尊がある仏殿。気持ち小さめな建物です。
御本尊があるのが本堂だと思っているんですが、これを本堂と扱って良いものか…?

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仏殿の周りの紅葉はまだこれから、という感じ。
陽当たりの関係なのかも。

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仏殿のさらに奥、結構急な石段の上に大きな方丈があります。
規模的には方丈の方が本堂に相応しいサイズです。(何故か方丈は撮ってません…!)

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高源寺のシンボル的存在の多宝塔と紅葉。
目の前でのアップ写真は撮影したものの、何となくピンと来ないので割愛します…。

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多宝塔から下る、往路とは違うルートがあるのでそちらに行きます。
道中も赤色から青色まで、様々な色彩を楽しみながら。

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途中まで下ったところ、眺望が得られるポイントあり。
向こう側に見える大きなイチョウの木が気になりますね…。

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こちらのルートを歩くと紅葉の海にそびえる多宝塔の風景が見られます。
多宝塔は足元から見るよりも、ここからの姿がベストだなぁ。。。

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夕方が迫っていて薄暗い感じがあるのが玉に瑕ではありますが、素晴らしい。
因みにこの風景はほぼ南向きに見る事になるので、昼間で天気が良いと思いっきり
逆光になってしまうものと思われます。そう考えると曇天のこの日は良かったのかも…?

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以上、高源寺の紅葉を2回に渡ってお送りしました。
一連の兵庫県内日帰りドライブの紅葉のネタはこれで終了。
あと帰り道に一ヶ所町歩きに立ち寄ったので、シリーズとしてはもう1回続きます…。



続く




2022.11 兵庫青垣・高源寺の紅葉~前編
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そのまま国道429号線で峠を越えて青垣にある高源寺へやって来ました。

国道429号線は酷道のイメージがあったので、どこでヤバくなるのかドキドキしながら
走りましたが、酷なのはこの区間ではなく、青垣から福知山へ抜ける榎峠でした。
普通に勘違いしてました。

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高源寺は奥丹波の有名紅葉スポット。15時頃の訪問でしたが駐車場の出入りに少し
混雑するくらいの混み具合でありました。
自分は国道沿いの第3駐車場(一番遠い)に停めて、集落風景を楽しみながらお寺へ。

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丹波紅葉三山のひとつ、高源寺
実はここ、2回目です。

⇒ 2014.11 丹波青垣・高源寺の紅葉

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この惣門からの真っ赤な紅葉を求めて再訪だったのですが、今回も空振りか…。
前回訪問が2014年11月14日でピーク過ぎだと感じたのに対して今回は2022年11月5日、
少し早めにも関わらずまた違ったということで、どのタイミングが良いのやら…?

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でも奥に進むととても綺麗に紅葉していたので空振りというのは撤回しましょう。

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美しい紅葉に囲まれた一角では猿回しをしてました。

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更に上、あの山門をくぐれば本堂です。(まだそこまでは行きません)


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連れてきた小学生の息子が猿回しを見物している間、周辺の紅葉の撮影に勤しみました。
赤を中心にオレンジに黄色と様々な色彩を楽しめましたね。
前回の11月中旬に比べて明らかに綺麗でした。

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いろんな芸を披露していたお猿君。
さすがにタダ見はできませんので、折り畳めない程度のお金をお支払い。
最後はお猿君と記念撮影もさせて頂きましたよ…。

高源寺の紅葉は次回も続きます。。。



続く




2022.11 兵庫朝来・銀山湖の紅葉風景
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生野銀山から国道429号線を東へ。
1972年建造の生野ダムがあり、ダム湖である銀山湖に沿って進む国道からは、
湖畔の紅葉も楽しむことができます。

銀山湖で目立つのは湖に浮かぶ小さなお堂。
淤加美(おかみ)神社という神社で、もともとここにあったものではなく、ダム建造の時に
わざわざ土台を作ってここに配置された神社なんだそうです。
水の神様を祀っているそうで、ダム湖にするにあたって新たに創建されたんですね…。

ここは姫路で瀬戸内海に注ぐ市川の上流にあたるところで、湖にはコイやブラックバスなど
いろいろな魚がいるので釣りでも有名なのだとか。貸しボートもあります。

途中で駐車できる場所が何ヶ所かあったので、ちょいと車を停めて撮影することが可能。
風の有無はコンディション次第ですが、この日は無風で湖面への映り込みが良かったです。



続く




2022.11 生野銀山を歩く~後編
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生野銀山の洞内見学の続き。
大きな巻揚機。これでたくさんの鉱石を地上へと運び上げていたそうです。

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順路は巻揚機を回り込んで巻揚げルートを階段で登って行きます。
ここは結構アトラクションっぽい感じ。

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本当にたくさんのマネキン人形たちがいますな…。
GINZAN BOYSって主要な数人で結成したものかと勝手に思っていましたが、
60人みんなでGINZAN BOYSなんですね。。。

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坑道の出口近くにいたこのメンバーが個人的にナンバーワンかな。
いい具合に印象的な写真が撮れました。

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坑道から出た後は、後回しにしていた坑道上のエリアへ。

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露頭がある以外は特に見どころという訳ではなく、紅葉がところどころキレイな
散歩道といった感じ。

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銀山の露天掘りの跡。

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隠れ紅葉スポットとでも言うべきか、でもそう表現するには紅葉はちょっと少ないかな。
非日常感を味わえる散歩道、そして紅葉の週末なのに他に誰もいない道。
(写真に写っているのは同行している息子です)

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戦国時代から掘り続けられて1,200年、1973年に閉山。
理由は資源減少による品質劣化と掘削コスト増、ということで長年かけて大方を
掘り尽くした上での閉山ということですね。。。

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2007年、近代化産業遺産、日本の地質百選に選ばれている、生野銀山でした。
未訪問の方は是非一度は訪れてみて下さい。
GINZAN BOYSもいますし…(笑



続く