2月16日、名古屋市のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催されましたロイヤルカナンベテリナリーシンポジウム2020に出席してきました。毎年開催されてきたこのイベントも今年で20周年だそうです。
今回は皮膚疾患と消化器疾患に関する講演を聞きました。ロイヤルカナンに限らず、フードメーカー主催の講演は療法食の普及促進も開催目的の1つであるため、治療を行う上で療法食の必要性が高い皮膚疾患と消化器疾患は選ばれることが多いテーマです。
3名の講師はいずれも著名であり、一般的な動物病院で治りが悪かったり継続的な管理が難しい症例を専門的に診療してみえます。まだ教科書に明記されていないような論文レベルの新しい情報や、今後参考になりそうな経験談を聞くことができ有意義な時間を過ごすことができました。
その後、全国8都市で開催予定だったこのシンポジウムも新型コロナウイルス感染症の影響から4都市では中止になってしまったそうです。国がワクチンの開発に力を入れているというニュースを聞きましたが、早く安心して穏やかに過ごせる日が来ると良いですね。
獣医師 船木
- 2020/02/28(金) 12:48:17|
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