今回はJoseph CottonとManudigitalのアルバム
「Joseph Cotton Meets Manudigital & Friends」です。
Joseph Cotton(本名:Silbert Walton)
は70年代半ば頃から活躍するディー
ジェイです。
70年代半ばにデビューした頃は
Jah Waltonの名前で活躍していました
が、その期間に「Touch Her Where She
Want It Most」というアルバム1枚
をリリースしています。
その後80年代半ば頃からは今のJoseph
Cottonという名前に変更し、独特の
ユーモラスなトースティングで近年に至る
まで活躍しています。
ネットのDiscogsによると、Jah Walton
名義で1枚のアルバムと、58枚ぐらいの
シングル盤、Joseph Cotton名義で共演盤
を含めて23枚ぐらいのアルバムと、
140枚ぐらいのシングル盤を残していま
す。
Joseph Cotton - Wikipedia
ちなみにJoseph Cottonという名前は、
映画俳優のJoseph Cottenからとった
いわゆる「パクリ名前」です。
ジャマイカのアーティストにはJohn Wayne
やClint Eastwood、Charlie Chaplin
など、有名人から取った「パクリ名前」の
人がけっこう多いんですね。
おそらく名前を覚えてもらい易い為では
ないかと思います。
Manudigital(本名:Emmanuel Heron)は
2010年代頃から活躍する、デジタルな
サウンドを得意とするフランスのリズム・
メイカーでキーボード奏者であり、
プロデューサーである人です。
ネットのYouTubeに配信した、自らカシオの
キーボードを持ちフランスからジャマイカ
に飛んで、現地ジャマイカのレジェンド・
アーティスト達と共演した「Digital
Kingston Session」シリーズでよく知られ
るキーボード奏者兼プロデューサーで、
80年代のデジタル・ダンスホールを彷彿
とさせるサウンドでフランスやヨーロッパ
のレゲエを盛り上げる、立役者のひとりと
してよく知られています。
ネットのDiscogsによると、5枚ぐらいの
アルバムと、ミニ・アルバムのEP盤を
含めて9枚ぐらいのシングル盤を残して
います。
Manudigital Official Website
今回のアルバムは2017年にフランスの
X-Ray Productionからリリースされた
Joseph CottonとManudigitalの共演した
33回転EP盤です。
Manudigitalの制作した軽快なリズムに、
Joseph Cottonの味わいのあるトース
ティングが乗ったミニ・アルバムで、現在
の2人の好調ぶりがうかがえる、好内容の
アルバムとなっています。
手に入れたのはX-Ray Productionから
リリースされた12インチEP盤(新盤)
でした。
Side 1が4曲、Side 2が4曲の全8曲。
Side 1の4曲目はSide 1の1曲目のダブ、
Side 2の4曲目はSide 2の3曲目のダブ
と、全8曲中2曲がダブという構成です。
ミュージシャンについては以下の記述が
あります。
Vocals: Joseph Cotton
Composed by: Emmanuel 'Manudigital' Heron
Recorded by: Emmanuel Heron - Digital Lab
Mixed by: Emmanuel Heron - Digital Lab
Mastered by: Benjamin Joubert - Biduloscope
Produced by: X-Ray Production
Published by: XRP
Pictures & Artwork by: Stéphane Buttigieg [Tcheck10]
となっています。
ヴォーカルはJoseph Cottonで、作曲は
Emmanuel Heronが担当し、録音は
(おそらくフランスの)Digital Labで
行われ、エンジニアはEmmanuel Heronが
担当し、ミックスも同じくDigital Labで
行われ、Emmanuel Heronがミックスして
います。
マスタリングはBiduloscopeのBenjamin
Joubertとなっています。
プロデュースはX-Ray Productionとなって
います。
写真とアート・ワークはTcheck10の
Stéphane Buttigiegとなっています。
裏ジャケ
さて今回のアルバムですが、Manudigital
の演奏するリズミカルなキーボードに乗せ
た、Joseph Cottonの流れるように滑らか
なトースティングがとても楽しいアルバム
で、内容はとても良いと思います。
まずEP盤について説明しておきますが、
EP盤は33回転と45回転の2種類が
あるらしいです。
正直なところ最近まで私は33回転がLP
(Long Playing)、45回転がEP
(Extended Playing)だと思っていたん
ですね(笑)。
ただ正確にはEP盤はLP盤とシングル盤
の中間的な位置づけで、1曲のシングル
よりは長く、たくさん曲が入っているLP
よりは短い盤という事らしいです。
音質もLPよりは良いらしいです。
まあ正直なところ、そんなに良い
プレイヤーで聴いていないので、音質の
違いはよく解らないけれど…。
という事で今回のアルバムは、全8曲入り
のアルバムですが、33回転の12インチ
EP盤という事になるらしいです。
そうしたEP盤の今回のアルバムですが、
Manudigitalのノリの良いキーボードの
メロディに、Joseph Cottonの味わいの
あるトースティングという組み合わせが
とても素晴らしく、本当に楽しく聴ける
アルバムだと思います。
このJoseph Cottonですが70年代から
Jah Waltonの名前で活躍したディージェイ
で、その実力はそこそこ認められていた
ものの、彼の才能が本格的に華開いたのは
ジャマイカからフランスに渡り、そこで
定着し実力が認められた近年の事なんです
ね。
実際にネットのDiscogsの彼の履歴を見て
みると、近年になるほどアルバムの
リリースが増えているんですね。
ある意味超遅咲きの人と言えるかもしれま
せん。
その飄々として味わいのある独特のトース
ティングは、なんとも言えない魅力があり
ます。
そのJoseph Cottonの魅力を引き出して
いるのが、本場ジャマイカに乗り込んで
レジェンド・アーティストと幾多の
セッションを繰り広げて来たManudigital
です。
彼の魅力はその深いレゲエ愛で、その
気持ちがあるからこそジャマイカに乗り
込んで、自分が大好きな80年代の
デジタル・レゲエ・サウンドをリアリティ
を持って再現しているんですね。
この80年代のデジタル・レゲエを愛する
Manudigitalと、70年代からひたすら
レゲエのトースティングを磨いて来た
Joseph Cottonというコラボレーション
は、ある意味最強の組み合わせといえる
かもしれません。
今回のアルバムでは2曲Joseph Cottonの
歌の無いダブがありますが、そうした曲
ではManudigitalのモダンなセンスが垣間
見えるのもとても面白いところ。
このアルバムで彼らはまったくスキの
ない、見事なほどのダンサブルなレゲエ・
ミュージックを聴かせています。
正直なところあと2曲ぐらいプラスして、
フル・アルバムのLPでも良かったよう
にも思いました。
Side 1の1曲目は「Street President」
です。
Joseph Cottonの口上から、リズミカルな
デジタルなキーボードのメロディに乗せ
た、Joseph Cottonの味わいあるトース
ティングがとても魅力的。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Street President
2曲目はAnthony Malvoとの共演曲
「Come Back to Me」です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
ベース音とリリカルなピアノ音の
メロディ、Anthony Malvoのよく通る美声
のヴォーカルに、Joseph Cottonの
クセ者っぽいトースティングがイイ感じ。
MANUDIGITAL - Come Back To Me feat Joseph Cotton & Anthony Malvo (Official Audio)
3曲目は「Rhum Talk」です。
リズミカルでリリカルなManudigitalの
キーボードのメロディに、初めから全開な
Joseph Cottonのトースティングがとても
楽しい曲です。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Rhum Talk (Official Audio)
4曲目は「Street President Riddim」
です。
1曲目「Street President」のダブ・
ヴァージョンです。
Joseph Cottonのトースティングが抜けて
いる分、Manudigitalのメロディ・ライン
が鮮明に浮き上がって来る曲です。
Street President (Riddim)
Side 2の1曲目は「Global」です。
リズミカルなデジタルなメロディに、
サイレン音、勢いのあるJoseph Cotton
のトースティング。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Global (Official Audio)
2曲目はKing Kongとの共演曲
「Manudigital Affair」です。
デジタルなドラミングに、キーボードの
メロディ、流れるように滑らかな
King Kongのトースティングと、Joseph
Cottonの味わいのあるトースティングの
対比がとても面白い曲です。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton & King Kong - Manudigital Affair (Official Audio)
Manudigital - Manudigital Affair ft. Joseph Cotton & King Kong (OFFICIAL VIDEO)
3曲目は「Devil Inside」です。
勢いのあるキーボードのメロディに、
饒舌に語るようなJoseph Cottonの
トースティングがイイ感じ。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Devil Inside (Official Audio)
4曲目は「Devil Inside Riddim」です。
3曲目「Devil Inside」のダブ・
ヴァージョンです。
こちらはManudigitalの才気がほとばしる
ような、メロディ・ラインがとても素晴ら
しい曲です。
Devil Inside (Riddim)
ざっと追いかけて来ましたが、80年代の
デジタル・ダンスホール・レゲエに魅せ
られたManudigitalと、70年代から
レゲエのトースティングを追求し続ける
Joseph Cottonという組み合わせはとても
相性がよく、今の時代にデジタル・
レゲエ・サウンドが蘇ったようなとても
楽しい空間を作り出しています。
2人のアーティストのレゲエという音楽に
対する想いが伝わって来るアルバムで、
内容はとても良いと思います。
Joseph CottonとManudigital、この2人の
活躍にはこれからも期待したいと思い
ます。
機会があればぜひ聴いてみてください。
MANU DIGITAL ft. JOSEPH COTTON "Street President" (live @ Mouv' Studios)
MANUDIGITAL - Step Up ft. Joseph Cotton & Bellyman (Official Video)
MANUDIGITAL & JOSEPH COTTON "Man A Duh Road" - DIGITAL SESSION #21 (Official Video)
○アーティスト: Joseph Cotton, Manudigital
○アルバム: Joseph Cotton Meets Manudigital & Friends
○レーベル: X-Ray Production
○フォーマット: 12インチEP(33回転)
○オリジナル・アルバム制作年: 2017
○Joseph Cotton, Manudigital「Joseph Cotton Meets Manudigital & Friends」曲目
Side 1
1. Street President
2. Come Back to Me - feat. Anthony Malvo
3. Rhum Talk
4. Street President Riddim
Side 2
1. Global
2. Manudigital Affair - feat. King Kong
3. Devil Inside
4. Devil Inside Riddim
●今までアップしたJoseph Cotton (Jah Walton)関連の記事
〇Joseph Cotton (Jah Walton)「Showcase」
〇Joseph Cotton「No Touch The Style」
〇Joseph Cotton「Dancehall Days 1976-1984」
〇Joseph Cotton Meet DJ Air Afrique「Eternal Light」
〇Manudigital「Step Up」
〇Joseph Cotton 「Zoom Zoom Shacka Tacka」
●今までアップしたManudigital関連の記事
〇Bazbaz_Manudigital「#LoveBordel」
〇Sherkhan & Manudigital, Devon Morgan aka Likkle Devon「Time Bomb」
〇Manudigital feat. Marina P「Digital Lab Vol.03」
〇Manudigital「Step Up」
「Joseph Cotton Meets Manudigital & Friends」です。
Joseph Cotton(本名:Silbert Walton)
は70年代半ば頃から活躍するディー
ジェイです。
70年代半ばにデビューした頃は
Jah Waltonの名前で活躍していました
が、その期間に「Touch Her Where She
Want It Most」というアルバム1枚
をリリースしています。
その後80年代半ば頃からは今のJoseph
Cottonという名前に変更し、独特の
ユーモラスなトースティングで近年に至る
まで活躍しています。
ネットのDiscogsによると、Jah Walton
名義で1枚のアルバムと、58枚ぐらいの
シングル盤、Joseph Cotton名義で共演盤
を含めて23枚ぐらいのアルバムと、
140枚ぐらいのシングル盤を残していま
す。
Joseph Cotton - Wikipedia
ちなみにJoseph Cottonという名前は、
映画俳優のJoseph Cottenからとった
いわゆる「パクリ名前」です。
ジャマイカのアーティストにはJohn Wayne
やClint Eastwood、Charlie Chaplin
など、有名人から取った「パクリ名前」の
人がけっこう多いんですね。
おそらく名前を覚えてもらい易い為では
ないかと思います。
Manudigital(本名:Emmanuel Heron)は
2010年代頃から活躍する、デジタルな
サウンドを得意とするフランスのリズム・
メイカーでキーボード奏者であり、
プロデューサーである人です。
ネットのYouTubeに配信した、自らカシオの
キーボードを持ちフランスからジャマイカ
に飛んで、現地ジャマイカのレジェンド・
アーティスト達と共演した「Digital
Kingston Session」シリーズでよく知られ
るキーボード奏者兼プロデューサーで、
80年代のデジタル・ダンスホールを彷彿
とさせるサウンドでフランスやヨーロッパ
のレゲエを盛り上げる、立役者のひとりと
してよく知られています。
ネットのDiscogsによると、5枚ぐらいの
アルバムと、ミニ・アルバムのEP盤を
含めて9枚ぐらいのシングル盤を残して
います。
Manudigital Official Website
今回のアルバムは2017年にフランスの
X-Ray Productionからリリースされた
Joseph CottonとManudigitalの共演した
33回転EP盤です。
Manudigitalの制作した軽快なリズムに、
Joseph Cottonの味わいのあるトース
ティングが乗ったミニ・アルバムで、現在
の2人の好調ぶりがうかがえる、好内容の
アルバムとなっています。
手に入れたのはX-Ray Productionから
リリースされた12インチEP盤(新盤)
でした。
Side 1が4曲、Side 2が4曲の全8曲。
Side 1の4曲目はSide 1の1曲目のダブ、
Side 2の4曲目はSide 2の3曲目のダブ
と、全8曲中2曲がダブという構成です。
ミュージシャンについては以下の記述が
あります。
Vocals: Joseph Cotton
Composed by: Emmanuel 'Manudigital' Heron
Recorded by: Emmanuel Heron - Digital Lab
Mixed by: Emmanuel Heron - Digital Lab
Mastered by: Benjamin Joubert - Biduloscope
Produced by: X-Ray Production
Published by: XRP
Pictures & Artwork by: Stéphane Buttigieg [Tcheck10]
となっています。
ヴォーカルはJoseph Cottonで、作曲は
Emmanuel Heronが担当し、録音は
(おそらくフランスの)Digital Labで
行われ、エンジニアはEmmanuel Heronが
担当し、ミックスも同じくDigital Labで
行われ、Emmanuel Heronがミックスして
います。
マスタリングはBiduloscopeのBenjamin
Joubertとなっています。
プロデュースはX-Ray Productionとなって
います。
写真とアート・ワークはTcheck10の
Stéphane Buttigiegとなっています。
裏ジャケ
さて今回のアルバムですが、Manudigital
の演奏するリズミカルなキーボードに乗せ
た、Joseph Cottonの流れるように滑らか
なトースティングがとても楽しいアルバム
で、内容はとても良いと思います。
まずEP盤について説明しておきますが、
EP盤は33回転と45回転の2種類が
あるらしいです。
正直なところ最近まで私は33回転がLP
(Long Playing)、45回転がEP
(Extended Playing)だと思っていたん
ですね(笑)。
ただ正確にはEP盤はLP盤とシングル盤
の中間的な位置づけで、1曲のシングル
よりは長く、たくさん曲が入っているLP
よりは短い盤という事らしいです。
音質もLPよりは良いらしいです。
まあ正直なところ、そんなに良い
プレイヤーで聴いていないので、音質の
違いはよく解らないけれど…。
という事で今回のアルバムは、全8曲入り
のアルバムですが、33回転の12インチ
EP盤という事になるらしいです。
そうしたEP盤の今回のアルバムですが、
Manudigitalのノリの良いキーボードの
メロディに、Joseph Cottonの味わいの
あるトースティングという組み合わせが
とても素晴らしく、本当に楽しく聴ける
アルバムだと思います。
このJoseph Cottonですが70年代から
Jah Waltonの名前で活躍したディージェイ
で、その実力はそこそこ認められていた
ものの、彼の才能が本格的に華開いたのは
ジャマイカからフランスに渡り、そこで
定着し実力が認められた近年の事なんです
ね。
実際にネットのDiscogsの彼の履歴を見て
みると、近年になるほどアルバムの
リリースが増えているんですね。
ある意味超遅咲きの人と言えるかもしれま
せん。
その飄々として味わいのある独特のトース
ティングは、なんとも言えない魅力があり
ます。
そのJoseph Cottonの魅力を引き出して
いるのが、本場ジャマイカに乗り込んで
レジェンド・アーティストと幾多の
セッションを繰り広げて来たManudigital
です。
彼の魅力はその深いレゲエ愛で、その
気持ちがあるからこそジャマイカに乗り
込んで、自分が大好きな80年代の
デジタル・レゲエ・サウンドをリアリティ
を持って再現しているんですね。
この80年代のデジタル・レゲエを愛する
Manudigitalと、70年代からひたすら
レゲエのトースティングを磨いて来た
Joseph Cottonというコラボレーション
は、ある意味最強の組み合わせといえる
かもしれません。
今回のアルバムでは2曲Joseph Cottonの
歌の無いダブがありますが、そうした曲
ではManudigitalのモダンなセンスが垣間
見えるのもとても面白いところ。
このアルバムで彼らはまったくスキの
ない、見事なほどのダンサブルなレゲエ・
ミュージックを聴かせています。
正直なところあと2曲ぐらいプラスして、
フル・アルバムのLPでも良かったよう
にも思いました。
Side 1の1曲目は「Street President」
です。
Joseph Cottonの口上から、リズミカルな
デジタルなキーボードのメロディに乗せ
た、Joseph Cottonの味わいあるトース
ティングがとても魅力的。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Street President
2曲目はAnthony Malvoとの共演曲
「Come Back to Me」です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
ベース音とリリカルなピアノ音の
メロディ、Anthony Malvoのよく通る美声
のヴォーカルに、Joseph Cottonの
クセ者っぽいトースティングがイイ感じ。
MANUDIGITAL - Come Back To Me feat Joseph Cotton & Anthony Malvo (Official Audio)
3曲目は「Rhum Talk」です。
リズミカルでリリカルなManudigitalの
キーボードのメロディに、初めから全開な
Joseph Cottonのトースティングがとても
楽しい曲です。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Rhum Talk (Official Audio)
4曲目は「Street President Riddim」
です。
1曲目「Street President」のダブ・
ヴァージョンです。
Joseph Cottonのトースティングが抜けて
いる分、Manudigitalのメロディ・ライン
が鮮明に浮き上がって来る曲です。
Street President (Riddim)
Side 2の1曲目は「Global」です。
リズミカルなデジタルなメロディに、
サイレン音、勢いのあるJoseph Cotton
のトースティング。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Global (Official Audio)
2曲目はKing Kongとの共演曲
「Manudigital Affair」です。
デジタルなドラミングに、キーボードの
メロディ、流れるように滑らかな
King Kongのトースティングと、Joseph
Cottonの味わいのあるトースティングの
対比がとても面白い曲です。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton & King Kong - Manudigital Affair (Official Audio)
Manudigital - Manudigital Affair ft. Joseph Cotton & King Kong (OFFICIAL VIDEO)
3曲目は「Devil Inside」です。
勢いのあるキーボードのメロディに、
饒舌に語るようなJoseph Cottonの
トースティングがイイ感じ。
MANUDIGITAL Ft. Joseph Cotton - Devil Inside (Official Audio)
4曲目は「Devil Inside Riddim」です。
3曲目「Devil Inside」のダブ・
ヴァージョンです。
こちらはManudigitalの才気がほとばしる
ような、メロディ・ラインがとても素晴ら
しい曲です。
Devil Inside (Riddim)
ざっと追いかけて来ましたが、80年代の
デジタル・ダンスホール・レゲエに魅せ
られたManudigitalと、70年代から
レゲエのトースティングを追求し続ける
Joseph Cottonという組み合わせはとても
相性がよく、今の時代にデジタル・
レゲエ・サウンドが蘇ったようなとても
楽しい空間を作り出しています。
2人のアーティストのレゲエという音楽に
対する想いが伝わって来るアルバムで、
内容はとても良いと思います。
Joseph CottonとManudigital、この2人の
活躍にはこれからも期待したいと思い
ます。
機会があればぜひ聴いてみてください。
MANU DIGITAL ft. JOSEPH COTTON "Street President" (live @ Mouv' Studios)
MANUDIGITAL - Step Up ft. Joseph Cotton & Bellyman (Official Video)
MANUDIGITAL & JOSEPH COTTON "Man A Duh Road" - DIGITAL SESSION #21 (Official Video)
○アーティスト: Joseph Cotton, Manudigital
○アルバム: Joseph Cotton Meets Manudigital & Friends
○レーベル: X-Ray Production
○フォーマット: 12インチEP(33回転)
○オリジナル・アルバム制作年: 2017
○Joseph Cotton, Manudigital「Joseph Cotton Meets Manudigital & Friends」曲目
Side 1
1. Street President
2. Come Back to Me - feat. Anthony Malvo
3. Rhum Talk
4. Street President Riddim
Side 2
1. Global
2. Manudigital Affair - feat. King Kong
3. Devil Inside
4. Devil Inside Riddim
●今までアップしたJoseph Cotton (Jah Walton)関連の記事
〇Joseph Cotton (Jah Walton)「Showcase」
〇Joseph Cotton「No Touch The Style」
〇Joseph Cotton「Dancehall Days 1976-1984」
〇Joseph Cotton Meet DJ Air Afrique「Eternal Light」
〇Manudigital「Step Up」
〇Joseph Cotton 「Zoom Zoom Shacka Tacka」
●今までアップしたManudigital関連の記事
〇Bazbaz_Manudigital「#LoveBordel」
〇Sherkhan & Manudigital, Devon Morgan aka Likkle Devon「Time Bomb」
〇Manudigital feat. Marina P「Digital Lab Vol.03」
〇Manudigital「Step Up」
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