内容はともかくコメントを読むと、とても否定的なものも沢山書かれています。
例えば、「信じるな」「詐欺師」「厨二病」「インチキ」などひどい言われようです。
正直、まだこんなにも多くの人が否定的だったことに驚いています。
ぼく自身は霊が視えたりする訳ではありませんが、そんなに否定的ではありません。
それは「スピリチュアル」的な体験もあるので、そのような見えない世界があってもおかしくないと思っているからです。
それでもう一つ驚いたのが、「あの人はホンモノ」「この人はニセモノ」と助言する人の多さです。
そのような判断出来るだけの能力を持っているならまだしも、ほとんどの人はそのような能力を持ち合わせているような感じはありません。
ただ他の動画を視て、自分の信じた条件と合っているかどうかだけの判断だと思います。
ですから体験や経験からのものではなく、自分の理想や表面的なものになってしまっているようです。
だからといって、これらの人を全否定できるものでもありません。
なぜなら、実際に人をだましてお金儲けなどをしていた霊能者も数多くいたからです。
そうなってくると、とても判断は困難になってしまいますよね。
目に視えない世界ですから否定も肯定も難しいですが、どのような分野かをある程度理解を示しておくと印象は変わってくるはずです。
まず目に視えないということはもちろんですが、それぞれの霊能者によって言うことや方法などが統一ではないことが、判断しにくい原因の一つだと思います。
多くの人は霊能者を一つの枠に納め、「こうあるべき」と固めて何でもできるように見ています。
ですが実際はピンキリが混ざり合っており、得意なものもそれぞれ違うようです。
ですから、それぞれの霊能者は全能ではありません。
その能力の範囲のみ有効だということを、見定めなければなりません。
例えば、富士山は遠くから見る分にはとても綺麗ですよね。
ぼくは登ったことはありませんが、映像などの情報によれば近づくとそんなに綺麗ではないようです。
富士山を霊能者とすると、遠くから見ている分にはすばらしく見えます。
でも真実を知ってしまうと、思っていたのとは違うかもしれません。
また高さによって、見える景色は違ってくるのは判ると思います。
霊能者が、どこの高さでどのような景色を見ているかで見える範囲が違うように、能力の範囲もそれぞれ違ってくるのです。
ですから
霊がハッキリと視えるとは限りません。
霊がハッキリ視えるからといって、悪霊と判別できるとは限りません。
悪霊を判別できるからといって、除霊ができるとは限りません。
除霊ができるからといって、力が強いとは限りません。
力が強いからといって、品行方正とは限りません。
過去や誰かの情報が視えるからといって、未来が判るとは限りません。
未来が判るからといって、幸せに導けるとは限りません。
などなどありますが、これらはスピリチュアルや他の分野にも重なります。
多くの人は、一つのラベルですべてを網羅しているように錯覚します。
しかし、実際にはかなり曖昧性が強いものです。
ですから、それを見定める力を養うことが大切になります。
見定める力がまだ付いていないのなら拒絶するのでもなく妄信するのでもなく、依存するものでもなく適切な距離を保って関わるのが妥当でしょうね(^^