内容は、主人公の妻、娘、息子が同時に失踪することから始まり、主人公に犯人のフラグが立ちます。
そこから友人、同僚、知り合いなどの登場人物も怪しくなり、毎回事件を考察し振り回された人も多かったと思います。
最後は期待と違い、残念な終わり方だという人も多かったのですが、テレビ終了後にネット配信のその後動画で追加情報が出ていて、印象が変わった人もいたようです。
ぼく自身もその内容の話を知りましたが、わざわざネットで出さずにテレビで出してくれればと思いました。
それによって、あまり同情できなかったある人物の印象が、少しだけ和らぎました。
それでとても興味深かったのは、毎回視聴者など多くの人が考察するのですが、ほぼ違っていることです。
ドラマ内でも視聴者側でも、その時点で知りえる情報を元に判断します。
そのため、後から知る情報によって答えが全然変わっていくのです。
人というのは、早く答えを知りたい出したいと思い、その時の情報だけでストーリーを自分勝手に作ってしまいます。
その証拠に「真犯人アンケート」では、まったく無実の人がずっと第一位でした。
もし実際の事件で、このような濡れ衣を着せられたらと思うと、ゾッとしますよね(>_<
これと同じようなことかもしれないのが、今まさに起こっています。
それが某国への「軍事侵攻」です。
あらかじめ言っておきますが、ぼくは戦争反対ですし残虐行為なども反対です。
それで何が言いたいかというと、多くの人が現在の争いに「正義」対「悪」のような印象を持っていると思います。
テレビではあまり詳しいことは放送せず、ただただ「悪」側を非難しています。
しかし、よ~く調べて情報を集めてみると「正義」側にも怪しげな話がけっこう出て来ます。
また、まったく別の意図が働いているという話もあります。
そうなると「黒幕」を探し当てなければ、この争いの真実は判らないということになります。
どこまで情報の信憑性があるかという問題もありますが、そのような情報を知っているとこの争いの印象が少し違ってくるかもしれません。
そして、このようにこの争いの真実が不鮮明なら答えを出すのは、もう少し待ったほうがいいように思います。
ただ、現在母国を離れ避難していることはこの争いの事実ですから、そこには助けが必要です。
そしてこれ以上悲劇を生まないためにも、早急に争いを止めることは必要です。
ですが、これが思うようにはいかないのもこの世の事実です。
また民間人が無情にも攻撃を受けて被害に遭っていますが、元々民間人が軍人に混じって抵抗してきているので、標的の対象として捉えなければ自分たちの命にも関わることとなれば、攻撃してくることも予想できたような気がします。
ルールがあるようですが領土や命の奪い合いとなれば、それぞれの大義名分が優先されてしまいます。
そして人智のおごりが通るような甘いものでないのが、「戦争」というものなのかもしれません。
だからといって、無差別攻撃が許されるということではないはずですが、その判断も出来ないくらいに冷静さが無くなってしまっているのでしょう。
この争いは突然起こったものではなく、前兆ともとれる節がいくつもあったように見受けられます。
その都度の選択が、この惨状を生み出してしまったようです。
もしそれらの選択が違ったほうにいっていたなら、このようなことは起きなかったかもしれません。
大きな流れは、その歪みを表面に押し上げてきました。
他にも自然災害などいろいろ起こっていますが、それらを清算できるかどうかは、ぼくたち次第です。
何を望むのかで行動は変わり、未来も変わってきます。
大きな流れに沿った新しい時代が、清浄なものとなることを祈るばかりです。