それに対する本人の反応も周囲の反応も人それぞれですが、それで観えてくるものがあります。
それは、それぞれの人が何を基準にしてきたかということです。
そして、それぞれの人がこれから何を基準にしていこうとしているかです。
自分にも身に覚えがありますが、表面的な問題が起こっていないときというのは自分の基準についてあまり気にしません。
自分が本当に望むものだったのか、自分が本当に求めているものだったのかなどを後回しにしてしまいます。
そのため本当の自分の基準から、どんどん遠ざかってしまうときがあります。
それを抱えきれなくなったとき、全てを失うようなことが起こります。
大切なことを気づかせるために。
このとき改めて、本当の自分の基準と向き合うことになります。
しかし、ほとんどの人は元に戻ろうとします。
問題のなかったあのときへ。
後回ししていたあのときへ。
もちろん新たな道へ進む人もいます。
苦難を覚悟して。
元に戻るか新たな道へ行くかは人それぞれですが、その基準が何であるかをしっかりと持っておかないと同じ事を繰り返します。
周囲の基準ではなく、自分の基準が大切です。
それは周囲を無視しろという訳ではありません。
しかし周囲の環境、自分の立場、その他いろいろあると思いますが、本来の自分を無視してまでするに値するかは別です。
今の自分の基準、これからの自分の基準、本当の自分の基準について、観直してみてください。
抱えきれなくなる前にね(^^