2023年の始めに、表と裏が交差し衝突が起こるのではないかということを観立てました。
中東の争い、某有名男性芸能事務所、某大型中古車販売会社、某有名自動車販売会社、某政党の不正、その他にも歪みのスゴイものが多かったですね。
薄々気づいていた人もそうでない人も、自分たちが信じていたものはどうでしたか?
裏切られたと感じた人も多かったと思います。
結局、ぼくたちは「誠実であってほしい」という期待を自分以外に押し付けあっているだけで、それに答えられる人はほとんどいないのかもしれません。
その理由は、多くの人たちの「幸せ」の基準がこの世での強欲を満たすことだからです。
どうしても、そこから離れることが出来ないからなのです。
「人並」や「普通」や「標準」でいいというのさえも、高望みである場合があります。
自分の器を超えたものを渇望するが故に、不正な方法でも手を出して満たそうとしてしまいます。
自分の器を大きくすることよりも、そっちを選んだ方が楽なんですね。
周りのことを思いやるよりも、自分たちの事だけ考えればいい訳ですから。
自分の器を大きくするのは自分自身に対して行うことですが、同時に周囲にも寛容になっていきます。
ですから「自分(たち)だけ」にはならないのです。
そのような人たちがこの世界にまだまだ多くいるということは、人類は器以上のものを高望みしているんですね。
新時代に向けて新しいものもどんどん出て来ていますが、強欲の争いが続く限りは相応の幸せを感じるのはほど遠いものになるでしょう。
新しいものに担う器を持つほうが、もっと優先されるべきことなのです。
今年は「自分の器」を大きく育てることを重要視しましたが、来年は「人類の器」がテーマになるのかもしれません。
新しい大きな流れは人類の発展という表層的な新時代を求めているのではなく、人類の器という深層的な新時代を求めています。
その答えは、ぼくたちひとりひとりにかかっていることを忘れないでください。
厳しい書き方になりましたが、2024年はこれまで以上に大切な年になるような気がします。
みんなで器を大きくして、なんとか乗り切って行きましょう。
ということで、本年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは良いお年を(^^