それでほぼ共通することが、上に立っている人の「器(うつわ)」が残念なことです。
まあ、この世界に完璧な人はいないかもしれませんが、せめてそれなり姿勢を見せてほしいというのが、ぼくの希望です。
ぼくの周辺でも、器のない人が現場を仕切るということがありました。
無理矢理まかされたというのもありますが、あまりにも酷いものでした。
その人を指名した人達も、その器は不十分で周りの評価も散々でした。
それで結局、その人達の尻拭いをみんなでする破目になったのですが、それに対しての学びもなく同じことを繰り返すばかりです。
そんな場面を冷静に観てみると、あることが判ってきます。
まず、適材適所を観る目が無い。
次に、その場の苦痛から早く逃れようと末端的な対処をする。
さらに自分優先で、全体を視野に入れた計画や判断が出来ない。
そして、人からの評価をすごく気にする。
などです。
それらはある意味、古い時代を生き抜くには必要だった価値観かもしれません。
ですが、これから新しい価値観に変わっていく時代には、合わないものです。
それなのに、一生懸命守ったり引き継ごうとするんですよ(泣)
それを続けて最後に待っているのは、優秀な人または器のある人の流出ですね。
昔から無かった訳ではありませんが、今は加速しているはずです。
それによって一流と呼ばれていても、急転直下なんて不思議ではありません。
支えてくれていた人たちが抜けて、それを補う人もいなければ当然です。
器の無い人たちが、本当に変わろうとするなら望みはありますが、そういう人ほど変化を怖がるので難しいでしょうね。
みなさんは、器のある人、観える人になってくださいね(^^