著者：ＳＯＷ
「世界の半分をやろう！」から始まった魔王軍の危機を何とか乗り切った魔王ブルーと、勇者メイ。多くの節税から始まった財政の立て直しはしかし、危機を迎えていた。「現金が足りない」。このままでは黒字倒産の危機！ 危機を回避するため、ブルーは初代魔王の残した遺産を探すことにするのだが……
前巻の後半は、半ば、国家財政みたいな話になってたのだけど、今回は、結構、税金関連を中心にしていたような印象。
ただ、その税に行っちゃう！？ っていう感じではあったのだけど。
粗筋で書いた、初代魔王の遺産を、っていうのは、ある意味、前巻のパターンの踏襲。現金が足りずに、黒字倒産をしそうだ！ 現金が必要だ！ ということで、その遺産を探し、それを発見したけれども！！！ ……ですよねー……っていうね。そんなこんなの中で、何と魔王が……
税金の話となれば、当然、そこに触れなければならないはず。でも、これをやるには、誰かが、それも資産を持っている人が死ななければならない。そう、その税金とは……相続税！ まさか、こんなにもアッサリと魔王が死ぬとは思わなかったよ！ って、この作品世界だから死んでも……とはなるのだけど。そして、そんな相続に関する話と、魔王という存在を巡っての派閥争いとか、そういうものを絡めていくという物語になるとは思わなかった。
さらに、その中で、当初は偽装結婚だったメイが何だかんだ言いながらも、魔王のことを思っていたりとか、そういう部分が強調されてきて、結構、ラブコメ的な部分も楽しくなってきた、というのを思ったり。銭ゲバで、どちらかと言うと体力馬鹿のメイと、穏やかで癒し系（？）なブルー。ついでに一生懸命なクゥ。このトリオの相性の良さっていうのが強いのかな？ と。
あと、税天使さん、かなりデレてきたな……
Ｎｏ．５８９５
にほんブログ村
この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。
「世界の半分をやろう！」から始まった魔王軍の危機を何とか乗り切った魔王ブルーと、勇者メイ。多くの節税から始まった財政の立て直しはしかし、危機を迎えていた。「現金が足りない」。このままでは黒字倒産の危機！ 危機を回避するため、ブルーは初代魔王の残した遺産を探すことにするのだが……
前巻の後半は、半ば、国家財政みたいな話になってたのだけど、今回は、結構、税金関連を中心にしていたような印象。
ただ、その税に行っちゃう！？ っていう感じではあったのだけど。
粗筋で書いた、初代魔王の遺産を、っていうのは、ある意味、前巻のパターンの踏襲。現金が足りずに、黒字倒産をしそうだ！ 現金が必要だ！ ということで、その遺産を探し、それを発見したけれども！！！ ……ですよねー……っていうね。そんなこんなの中で、何と魔王が……
税金の話となれば、当然、そこに触れなければならないはず。でも、これをやるには、誰かが、それも資産を持っている人が死ななければならない。そう、その税金とは……相続税！ まさか、こんなにもアッサリと魔王が死ぬとは思わなかったよ！ って、この作品世界だから死んでも……とはなるのだけど。そして、そんな相続に関する話と、魔王という存在を巡っての派閥争いとか、そういうものを絡めていくという物語になるとは思わなかった。
さらに、その中で、当初は偽装結婚だったメイが何だかんだ言いながらも、魔王のことを思っていたりとか、そういう部分が強調されてきて、結構、ラブコメ的な部分も楽しくなってきた、というのを思ったり。銭ゲバで、どちらかと言うと体力馬鹿のメイと、穏やかで癒し系（？）なブルー。ついでに一生懸命なクゥ。このトリオの相性の良さっていうのが強いのかな？ と。
あと、税天使さん、かなりデレてきたな……
Ｎｏ．５８９５
にほんブログ村
この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。