「僕らに熱があれば絶対に忘れない」コノハのみつけた
「大切なもの」それは一緒にゲームを作ってくれる仲間であり
かけがえのない人。だったのかもしれません。
正直
「運命の相手とラストで再会する」というオチは
タイムリープもので結構よくある演出なので
結構読めてたんですけど、往年の美少女ゲームっぽさを
感じる内容にしたのは、エロゲー文化に真剣に向き合った
本作だからこその締め方だったと思いますね。
コノハと守は本当に最後まで恋愛感情を
表に出すことは無かったんですけど、
互いに意識してる匂わせは結構あったんですよね。
正直ラストシーンで抱き着いたときは思わずガッツポーズしましたし、
「ゲームだけじゃなくて子供も作れ!」って思いました。
かつてコノハがアルコールソフトの危機を救ったように
今度はアルコールソフトのみんなが集まって
コノハを救ってくれる展開は良かったです。
「伝説のクリエーターたちが勢ぞろいして
かつて自分たちが作った作品を超える作品を作る」という展開も熱いです。
1話でコノハちゃんが
「絶対にヒロインにしてみせる」とデザインしてた子が最後のゲームに
使われていたあたりとかも含めて
良い締め方だったと思います。
結局エコーたちはいったい何者だったのか?って部分は最後までよくわからん感じで終わったんですが
まぁ「そういう存在」ってことで納得しておきましょう。
タイムリープという超常現象を生み出すうえで必要な要因であり、
「なぜ美少女ゲームはここまでの進化を果たしたのか?」という問いかけに対するアンサーを提示する存在。
"人の想像力と熱は思わぬ未来を勝ち得る原動力。"ということが本作の一番言いたかったところなのかもしれません。
それが良い未来なのか、それとも悪い未来なのかは
100年後の人たちにでも委ねたい。
総括:16bitセンセーション ANOTHER LAYER全ての美少女ゲームに祝福を!美少女ゲームを題材としたタイムリープ作品で
タイムリープ作品の要素とゲーム製作の要素を
上手いこと組み合わせていたのですごく面白かったですね。
特に「ゲームの発売日に飛ぶ」という設定は結構斬新で
それゆえに先の展開を予想する楽しみもありました。
原作はあるもののアニメはほぼ
オリジナル作品になっていたので
「先の展開が見えない」というのも
本作の面白さを加速させていたと思います。
9話で2023年に帰った後の展開が凄くて
毎週先が気になって仕方がなかったです。
これはオリジナルアニメ故の強みだと思いますね。
正直最初は
「エロゲーに対する供養」の気持ちもあって見始めた作品ですけど
今期でも特にハマった作品でした。やっぱり自分はギャルゲーやエロゲーに育ててもらった
オタクなんだって実感しました。
以上、16bitセンセーション ANOTHER LAYER
おかえり"混沌"。君に"笑顔"を。
そしてありがとう美少女ゲーム
- 関連記事
-
>>かつて自分たちが作った作品を超える作品を作る」
>>という展開も熱いです。
ですね
それに守君の計画通り
アルコールソフトの成功がなかった事にならなくて良かったですね
>>結局エコーたちはいったい何者だったのか?
>>って部分は最後までよくわからん感じで終わったんですが
多分コノハちゃんファンのタイムトラべルしてきた未来の宇宙人って所でしょう
> ですね
> それに守君の計画通り
> アルコールソフトの成功がなかった事にならなくて良かったですね
この終わり方は10話の時点で示していたけど
本当にその通りになって良かったですね。
> 多分コノハちゃんファンのタイムトラべルしてきた未来の宇宙人って所でしょう
あと一つ思ったのが「出会うまでにかなりかかった」みたいなことを言ってたから
他のPCゲームを開けたコノハちゃんもいたんじゃないかな?って思います。
おそらくアニメで放送されたのは唯一正解のルートにたどり着いたコノハじゃないかと。