ランチア・フルヴィア(Fulvia )は、1972年にランチア初のWRCチャンピオンカーとなったクルマです。
ベースは、1963年から76年まで製造・販売した市販車で、フィアットの傘下に入る前に設計された最後の純粋なランチア車として独特のメカニズムと上品なスタイルを誇ります。
エポック・メーキングなクルマですが、残念ながら模型には恵まれていません。
私の知る限り、1/24ではモデラーズのレジンキットしかありません。
で、イタリア POLISTIL の1/25のミニカーを入手しました。
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何故かウェザリング(汚し)処理されています。
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開閉箇所も多く、模型としてはなかなかの再現力です。
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特徴ある狭角V4のDOHCエンジンも再現されています。ちなみに駆動方式はFFです。
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ただ、ボンネットにシャベルやツルハシを乗せ、屋根にはスペアタイヤと何故かスキーのストック、トランクにはジェリカンを乗せてます。
とてもWRCマシンには見えません。
で、装備を外し、塗装を剥いで、WRCマシンらしくしてみました。
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マーキングは、あり合わせのテキトーなデカールとインスタント・レタリングで仕上げました。
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文字の大きさや字体は全く違いますが、誰も分からないでしょう(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
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特徴的なV4エンジンと2連ウェバーが良く再現されていたので、塗り分けてみました。
ランチアのWRCカーは、フルヴィア⇒
ストラトス⇒アバルト131と進化する訳ですが・・・
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順番的にはフルヴィア⇒アバルト131⇒ストラトスの方が、正常進化としてしっくり落ち着くと思うのは、私だけでしょうか?