タチバナ菓子工房 つれづれ菓子日記

今年のリース

冬枯れの林で毎年見られる赤い実。
いつものように家の周りをはさみを持ってうろうろ探してみたのだが、
ない。赤い実がない。
黄色も黒も紫も、とにかく実がなってない。
そういえば久山植木の友人も言ってた。今年のリースは地味だよーって。

で、ようやく見つかった実を使って今年の頼りないリースができあがった。
クリスマスというより、生け花風。
今にも落ちそうな実がいかにもあぶなっかしくて、
もののあわれを感じません？

　
　
いよいよ始めました

１２月に入った。今日は納品もない。さあ、シュトーレンだ！
と、意気込んで迎えた朝。（いや、８時半まで寝てたけど）
シュトーレンの仕込みを開始する。
捏ね機は持ってないので１キロ近くの粉を手捏ね。
治りかけた50肩がまたきしみ出す。おいおい、もういやだよ・・・
でも始めたからにはやめられない。ひたすら腰を入れてこねる捏ねる。
　
捏ねていて気がついた。
学生の頃、窯芸の授業でやった「きくねり」。
土の基本的な捏ね方なんだけど、上手く出来ないまま通過してしまった。
なんとそれが今はパンこねで出来てるではないか！
物の道理なんだね、土も生地もおんなじ。

さて捏ねて発酵させて成型して再度発酵させて焼くこと35分。
焼けたよー、いいにおい。
私のシュトーレンはカルダモンを利かせてるのが特徴。
あんまりパンっぽくなくて、固くて重い。
発酵してもちっとも膨らまないからちょっと心配になるくらいだ。
試食は最短でも3日後。
待てるかなあ・・・

実はちょっと前に別のレシピで作ってみて、毎日熟成具合を試食してるところ。
ちゃんと膨らんでパンらしい層があるんだけど、いまひとつピンと来てない。
やっぱり前のレシピかなあ、でも熟成したら変わって来るのかなあ・・・と、
日々思い悩んでおります。
時間も味のうちだから、ホントは試作するには遅いんだけどね・・・

週末の玄関市までにもっと美味しくなる予定。
・・・楽しみだ。

チョコレートチーズケーキとプレーンベイクドチーズケーキ

注文分のチーズケーキ。
クリスマスだし、いつものそっけない仕上げじゃ申し訳ない。
ということで、苺とミントでリース風にしてみた。

悪くない。
毎年の定番にしようかな。

　　
　　
６年生の息子とつくりました

クリスマスケーキが一段落し、苺も残っていたので、
久しぶりに普通のデコレーションケーキを作ってみた。

スポンジは共だて法で、ハチミツと牛乳を少し入れて普通に焼く。
うん、日頃焼かないのでコツがわからない。
冷まして、シロップを打って、クリームと苺を三階建てに組み立てる。
ああ、クリームがきれいに塗れない。
後は息子にバトンタッチ。
デザインもチョコ細工もクリーム絞りも苺のカットも、
すべてお任せ。だって苦手だからね。

出来上がりはこの通り。

なかなかの出来。少なくとも私が作るよりはかわいいかもしれない。

後はパンを焼き
（近くに美味しいパン屋がない！このこのぱんはお休みだし、仕方なく・・・）
グラタンを作り、
サラダとオニオンスープを作り（一白のベーコン入り。スモークのいい香り！）
いただきもののワインとジュースで完璧！なクリスマスの夕食の出来上がりだ。

ウィーン少年合唱団のクリスマスCDを聞きながら、
仏教徒であることを忘れての家族団らん。
これもいつまでできるのかな。

明日は年賀状書きと大掃除。
大掃除どころか、普段の掃除もできてないので労力２倍。
痛む五十肩をだましだまし、お正月までになんとかしなければ。

たとえば我が家のクリスマス。
みんなどんなクリスマスを過ごしているのかな。

クリスマス間近。
元気市とＡコープ用に、小さめガトーショコラを焼いた。
生地にはクルミ、トップにはキャラメルがけしたナッツ。
小さくても味は本格派。
２～３人用にちょうどいいサイズのクリスマスケーキ。
もしくはふたつめのクリスマスケーキとして、いかが？