野平一郎プロデュース フェスティヴァル・ランタンポレル Festival de l’Intemporel~時代を超える音楽~
東京文化会館による現代と古典の音楽がクロスオーバーする新しいプロジェクトが始動。同館音楽監督・野平一郎(作曲家・ピアニスト)プロデュースのもと、レ・ヴォルク音楽祭(フランス・ニーム)やIRCAM(フランス・パリ)と連携し、11/27(水)~12/1(日)にかけて東京文化会館 小ホールにて開催。
「奇跡の音響」と称される小ホールで贅沢なひと時を。一流アーティストによる珠玉のコンサートをお楽しみください。
【開催日】
11/27(水) 19:00開演
■出演
レ・ヴォルク弦楽三重奏団
ヴァイオリン:オード・ペラン=デュロー
ヴィオラ:キャロル・ロト=ドファン
チェロ:ロビン・マイケル
アルトフルート:上野由恵 *第2回東京音楽コンクール木管部門第1位
エレクトロニクス:今井慎太郎
サウンド・ミキシング:フィリップ・マヌリ
ナビゲーター:沼野雄司(音楽学者)
■曲目
フィリップ・マヌリ:Silo アルトフルートとヴィオラのための
フィリップ・マヌリ:ジェスチャー 弦楽三重奏のための8楽章
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ短調 Op.9-3(ピリオド楽器による演奏)
フィリップ・マヌリ:パルティータI ヴィオラとエレクトロニクスのための
※曲順は変更になる場合がございます。
【開催日】
11/28(木) 19:00開演
■出演
ピアノ/フォルテピアノ:阪田知樹
■曲目
フィリップ・マヌリ:第2ソナタ「変奏曲」
ベートーヴェン:ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調「ディアベリ変奏曲」 Op.120
衣笠貞之助監督による幻の無声映画「狂った一頁」(1926年)を、世界最高峰の音響音楽研究施設IRCAM(イルカム)と日本人作曲家平野真由によって付曲された電子音楽とともに上映します。
【開催日】
11/29(金) 15:00開演 / 19:00開演
※17:30からトークイベントを行います。各回のチケットを持っている方が入場可能です。
■上映映画
「狂った一頁」(1926年)
監督:衣笠貞之助
原作:川端康成
脚本:川端康成、衣笠貞之助、犬塚稔、沢田晩紅
作曲:平野真由(2021年IRCAM、ポンピドゥー・センター委嘱作品)
コンピュータ・ミュージック・デザイン(IRCAM):ディオニシオス・パパニコラウ
制作:IRCAM、ポンピドゥー・センター(2021)
※フィルムはポンピドゥー・センター日本友の会より寄贈
■トークイベント出演
平野真由(作曲家)
モデレーター:沼野雄司(音楽学者)
本フェスティヴァル立ち上げのキーパーソンが、今回のプログラムについてトークを展開します。また、マスタークラスでフィリップ・マヌリの指導を受けた奏者による演奏を予定しています。
【開催日】
11/30(土) 14:00開演
■出演
フィリップ・マヌリ(作曲家)
キャロル・ロト=ドファン(レ・ヴォルク音楽祭芸術監督)
野平一郎(東京文化会館音楽監督)
モデレーター:沼野雄司(音楽学者)
※日本語通訳付
【開催日】
11/30(土) 19:00開演
■出演
ピアノ/フォルテピアノ:務川慧悟
■曲目
ヘルムート・ラッヘンマン:シューベルトの主題による5つの変奏曲
ヘルムート・ラッヘンマン:ゆりかごの音楽
ヘルムート・ラッヘンマン:セリナーデ ピアノのための
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D958
【開催日】
12/1(日) 15:00開演
※14:30からプレトークがあります。
■出演
レ・ヴォルク弦楽三重奏団
ヴァイオリン:オード・ペラン=デュロー
ヴィオラ:キャロル・ロト=ドファン
チェロ:ロビン・マイケル
東京文化会館チェンバーオーケストラ・メンバー
ピアノ:大崎由貴 *第18回東京音楽コンクールピアノ部門第2位〈最高位〉
ヴァイオリン:依田真宣 *第4回弦楽部門第2位
チェロ:上村文乃 *第5回弦楽部門第2位
コントラバス:白井菜々子 *第13回弦楽部門第3位
クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ *第15回木管部門第1位
ファゴット:鈴木一成 *第13回木管部門第1位
ホルン:濵地宗 *第8回金管部門第2位
プレトーク:沼野雄司(音楽学者)
■曲目
ヘルムート・ラッヘンマン:アレグロ・ソステヌート クラリネット、チェロとピアノのための
ヘルムート・ラッヘンマン:弦楽三重奏曲第2番「我が告別」
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803
*ピリオド楽器による演奏はありません。
※曲順は変更になる場合がございます。