処士策論 言葉と現実
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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

言葉と現実

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久々です。
明日で震災から一年となります。

青山繁晴さんのように、明日の震災一周年に合わせて、それまで筆を控えている
という一種の儀礼的な心持ちでブログを更新していなかったという訳でもなく、
ただ単に日々の慌ただしい日常生活に追われてブログが更新できなかっただけ
という、知ってしまえばミもフタもない、平々凡々な日常生活をおくっている
だけの小生ではありますが、一年前、震災に遭われて亡くなった多くの人々、
今も厳しい生活を余儀なくされている方々に比べれば、個人的な不満などを
こぼしているのも「おこがましい事」と言わざるを得ないです。

一昨年の秋に一旦休止を宣言したこのブログですが、昨年の3月に再開を始め
まして、とにかくなんとか一年間続けてこられました。

明日の一周年の日には日本人全員が様々な記憶や感情に想いを巡らせ、また
メディアや他のブログなどもそれに合わせた様々な特集を組んでくるのでしょうが、
青山さん曰く「明日以降が、本当の勝負、戦いの場になります」との事で、
常日頃から、なるべくその事を忘れないようにしていきたいものだと思います。





さて、ここ最近自分が興味を持った話題としては、それこそ民主党政権の様々な
姿勢や施策について、またそれを支援し続けるNHK及びサヨクマスゴミどもに
ついて、言いたい事は山程あるのですが、その内から一本に絞るとすれば、やはり
自分がこの一年間、特に昨年の震災直後の数か月間に一番言い続けていた

NHKによる反原発・放射能プロパガンダ

という事になるでしょう。

その時から自分がずっと言い続けている事、

ニュース7”こそが、NHKによる
反原発・放射能プロパガンダの総本山


という事については、今更何も言う事はないです。

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この番組の内容を、少しでも注意して見た事のある人なら、すぐにピンと来るもの
があるはずです。
連日連夜「原発がどうしたこうした」「放射能の危険性がどうしたこうした」という
話題を番組のどこかに必ず盛り込んできて、それは多くの場合、より多くの人の目に
つき易いように番組の序盤に来るのだが、別の大きな社会的な事件があった時でも、
強引に番組後半部分に小さく差し込んで来るというくらい、その戦略性は徹底していた。
そして今でも、あの頃程には強烈ではないが、その戦略は継続されている。

310_3.jpg
310_4.jpg


その戦略というのは、「人々の耳目に繰り返し、大量に情報を浴びせかける事
によって意識を操作する事」
、すなわち、
洗脳行為そのもの
である。

「あんなものはNHKやサヨクマスゴミによる洗脳放送である」という事が分かる人、
または成熟した人間であれば「なんとなくあの番組内容はヤバい」と感じる事もある
だろうが、2年半前民主党が300議席超を獲った、あの“テレビ選挙”の醜態からも
分かるように、世の中には“テレビ電波”に対する抵抗力が弱い人が数多く存在する。

310_5.jpg
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ニュース7”による“反原発・放射能プロパガンダ”の洗脳電波徹底していた
おかげで

被災地のガレキの受け入れについて、
多くの自治体が「積極的になれない」

という、凄まじい“風評被害”をもたらしている。今に至っても。


これは昨年の震災直後の数か月間にこのブログで散々警告してきた事である。
「“風評被害”で福島の人達がかわいそう~」と放送しているNHKそのものが、
日本最大の“風評被害”拡散組織である、と。


サヨクと被害者プロパガンダの関係性”については、過去の記事や2chなどで
嫌という程書いてきてますが、その実態については概ね共通する部分がある。

それは「被害者がかわいそう~」という印象操作をやっている、その連中こそ
「被害を誇張(拡大)している」という事である。

南京大虐殺、従軍慰安婦、沖縄問題、及びその他諸々のサヨク利権が関係している
諸問題について、根っこの部分はみな同じである。

奴らにとっては、
「被害者がかわいそう~」と騒げないと困るのだ。
「被害者はずっとかわいそう」な存在であるべきなのだ。



歴史認識問題や、差別がどうのこうのというような社会問題に関して言えば、それは
単なる「サヨク利権の問題」として、奴らが騒げようが騒げまいが、そんな事は
大した問題でもないのだが(実際には外交的にも、社会問題的にも、日本国内の腐れ
サヨクマスゴミ共
がそれを拡大再生産する事によって、実際には大きな問題と化して
しまっているが)、現実にそこにある、物理的な被災地の状況を目の前にすれば、
本来であるならば、「今は“被害者プロパガンダ”などをやっている場合ではない」
と気がつくべきであるはずなのだが、サヨクどもにそのような理性があるはずもなく、

「“反原発・放射能プロパガンダ”こそが、我らにとって最大最後の生命線!」

とばかりに、このプロパガンダを死守するためにあらゆる手段を使って、なりふり
構わず必死になっている。





一昨日の“ニュースウォッチ9”には枝野経産大臣が出演して、長々とインタビュー
番組を放送していた。

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この男についての私の所感は、それこそ昨年のブログ記事で散々書いてきたので今更
繰り返そうとも思わないが、今回のインタビュー内容も、まあ聴く前から分かり切って
いた事だが、そのサヨク的無責任、開き直り体質、責任の押し付け東電への押し付け)
に終始していた。言葉巧みにそのような印象操作を展開するあたりが、野田とそっくり
ではあるが。

この男のインタビュー内容を書き起こしする気は毛頭ありません。
この男の言っている事を要約すれば、こうである。

枝野『原発事故の被害者に対しては、政府の当事者として誠に申し訳なく思っています
(まあ口で謝るだけならタダだしな)。しかし事故の責任を追及されるべき立場なのは
100%東電ですから。これからも東電にはビシビシと厳しくやっていきます』

それに続くNHK側の「原発の稼働率が減って、化石燃料に傾斜する事による経済的な
損失についてはどう考えますか?」という問いに対しても、まあこれも当たり前の事だが、

枝野『経済的な損失については確かに考えなくてはなりません。しかし第一義的に
最優先すべきは“安全性”です。だから“脱原発”の方向性が正しいのです』

というような事を、“詐欺師・野田”と同様に、言葉巧みにのらりくらりと言い回し
ながらも、結論としては上記のような事をのたまっていた。

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経産大臣からして、これである。

のらりくらりと言葉巧みに他者に責任を転嫁する事に終始して、経済的に何か前向きな
取り組みや展望を語る訳でも無し、今現在、苦しみに直面している人々に対して、
『だって貧乏しようがお腹が減ろうが、将来的に100%安全な方が良いじゃーん?』
と子供が言うようなリクツを振り回しているだけの男が経産大臣である。


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※そう言えば昨夜のNW9でも、この高村薫とかいう訳の分からんオバさんのインタビューで、
訳の分からんのらりくらりとした「反原発プロパガンダ」の話を語らせていたなあ~



平時であれば、野田や枝野のような「物理的な行為や行動が伴わない=詐欺師」も
一時的には通用したかも知れないが、震災直後の頃にも書いた事だが、震災という
巨大な物理的現象”を前にすれば、そんな詐欺師的な手法は全く通用しない。

現に目の前に、全く復旧が進まない被災地があるのだから。




NHKは一生懸命に野田や枝野のインタビューを取り繕って、印象操作によって民主党
の連中どもを支援し続けているが、さすがにもうそろそろ、みな気がつき始めている。

どんなに言葉を聞かされようとも、どんなに映像を見せられようとも
現実は現実で『全く暗澹たる有様である』と。

『がんばろう日本!』などと、口ではキレイなセリフを言っていても、
実際には、『被災地のガレキ受け入れはダメ!』現実である。

野田ニュースウォッチ9のロングインタビューでは、ガレキの処理について「正しい
理解が必要」
口ではそのように言っているが、国が自らが先頭に立って自治体に
指示をするなどという事は、全くやる気がない。




最近はまたまた「今、総選挙などやる必要は全く無し!」という風潮を、民主党・マス
ゴミが一体
となって印象操作を進めている。


公務員の一時的な給与削減」や、「採用を減らす事」、また「議員の歳費削減」など、
耳触りの良い改革なるものも大々的にプッシュされている。

この件は今回はあまり触れるつもりはないのだが、簡単に言うと、「公務員の採用減」は
もっての外だし、「議員の歳費削減」なども、自分はこれまで一言も触れた事は無い。
議員の歳費なんか削った所で、人数なんて微々たるものだし、そもそもそれよりも、
「あんたらは給料下げて、自分から下に降りてくる事なんか考えないで、
『報酬に見合った仕事をする』事の方を考えろ!」

という所なので、これも問題外です。

しかもこれって「公務員の一時的な給与削減」と同様で、要するに、
『ちょっとだけお金を払うから(給料減らすから)、自分達の身分は
これから先も保障してよね~?』

と言っているに等しい、“既得権の保守行為”そのものじゃねーか!
って所ですが、今回はこの話はこの程度にしておきましょう。




いくら民主党とマスゴミどもが「今、総選挙などやる必要は全く無し!」という印象操作を
振りまこうとも、現実的には被災地の復興は全然進まないし、日本のエネルギー問題
遅々として進展しないし、外国からはナメられまくり、経済は実体を伴った回復基調は
全く見えてこない。


あとはもう、国民の忍耐力がどれだけもつか?民主党とマスゴミがどれだけ粘れるか?
という、“不毛な耐久レース”しか残されていないのだが、2年半前のあの醜態を晒した
総選挙の時でさえ、今とは比較にならないくらい遥かにマシなご時世だった訳で、
あの時のあの「辛抱が足りなかった」日本国民が、今のこのご時世の中で、どれだけ
「辛抱が持続できる」のか?
被災地の人々に強いられている「辛抱」に比べれば、まだまだ“マシなレベル”なのかも
知れないけれども、そろそろ被災地の人々も、それ以外の日本人も、危険水域に近づいて
来ていると思う。



うーん。またグチばかり書いてしまった…。
本当に「おこがましい事」で、被災地の方々に対しては申し訳ないですね。
好き勝手にグチをこぼしていられる、己の身分を省みると。

明日一日は、被災地に手を合わせて、厳粛にしていたいと思います。


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