

昨日のチャンネル桜の番組で、水島社長が櫻井よしこさんを批判していた。
【TPP】櫻井よしこ氏から野田首相へのエール[桜H24/1/12]
http://www.youtube.com/watch?v=CzhAa860ijI&feature=mfu_in_order&list=UL
また、ある有名な経済ブログでも、似たような主旨の櫻井さんへの批判記事があった。
(中韓を知りすぎた男)拝啓 櫻井よしこ様 1月13日(金)
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-835.html
(本文の内容は割愛させて頂きます)
そしてその騒ぎの発端となった櫻井さんの発言とは、以下の産経コラムの事である。
【櫻井よしこ 野田首相に申す】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120112/plc12011203080003-n1.htm
(以下、産経新聞のサイトより全文転載)
党内融和の束縛脱せよ 2012.1.12 03:08
野田佳彦首相の指導力が疑問視され解散総選挙が取り沙汰される。確かに野田政権には多くの問題がある。福島の原発事故への対応やあまりに遅い復興、経済の成長戦略を促す創造性の欠如に加えて、外交にも不安がつきまとう。それでも就任4カ月余の首相の足跡からは、評価すべき実績が見えてくる。
首相は昨年11月には環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の交渉に入る決断をした。TPPはアジア太平洋経済協力会議(APEC)が2020年をめどに構築を目指すアジア太平洋自由貿易協定(FTAAP)実現の道につながる。市場のルールと国際法に基づいた開放的で公正な世界を目指すもので、まさに21世紀の価値観の軸となるものだ。
日本のみならず、アジア諸国の最大の脅威となった中国は、昨年10月の中央委員会総会で文化強国を目指すと決定、中東での民主化運動、日米欧諸国の開かれた価値観への恐れを強め、なり振り構わず排除に乗り出している。共産党一党支配の維持のために、いまや午後7時半から10時の時間帯で娯楽番組は各テレビ局で週2本、最大限90分などと細かく制限し、共産党の政治宣伝を強めているのだ。
この不幸で強圧的な体制を変革に導く幾本かの道のひとつがTPPである。参加の道こそ日本の国益にかない、安全保障にも資する。
TPPに関してはISD条項(投資家と国家間の紛争条項)の例に見られるように、根拠の怪しい反対論が渦巻く。日本は中国やタイなど24カ国とすでにISD条項を締結済みだ。従来のISDを不問にし、TPPのISDだけを問題視して、日本が滅ぼされるかのように主張するのは支離滅裂である。この種の感情的反発の中で、理性を保って参加を決めた野田首相を評価したい。
首相はまた、昨年12月末には武器輸出三原則の緩和にも踏み切った。三木武夫首相以来、歴代自民党政権は三原則の緩和を議論しながらも決断できず、14回も官房長官談話で例外措置に逃げ込んだ。12月27日の閣議では平岡秀夫法相が反対論を展開し、それ以前に外務、防衛両省の一部から延期を求める声もあったが、首相は「日本の安全保障に資する場合」として緩和に踏み切った。長年、自民党ができなかったことを成し遂げたのである。
19日の北朝鮮の金正日総書記の死去公表に際して、藤村修官房長官が19日午後の臨時記者会見で「哀悼の意を表したい」と、外務省の助言で述べたのを打ち消させ、首相は如何(いか)なる哀悼の意も表さなかった。当然といえば当然だが、この種の当然のことをこれまで多くの政治家が出来ないできた中で、首相は通すべき筋を通したといえる。
13日の内閣改造の意味は、首相が税と社会保障の一体改革に伴う消費税増税に命運をかけた攻勢に出るということだ。そもそも消費税10%は自民党の案である。問責決議を受けた2閣僚の更迭後も谷垣禎一自民党総裁などが議論に応じないことは、森喜朗元首相が指摘したように、政党の責任放棄に等しい。その状況で自民党が3月の総選挙に拘(こだわ)るとしたら、大義なき政局の争いとして、谷垣自民党が非難されるだろう。
財政赤字の凄(すさ)まじさ、予算編成で借金が税収を上回る異常事態、他の先進国よりずっと低いわが国の消費税率などを認識すれば、増税は避けられないことが解(わか)る。
増税で景気後退を懸念するのなら、10%にする15年までの間、いかに成長戦略を実現するのか、民主党に欠けている創造性を自民党が補う形で議論するのが筋であろう。増税の前提としての議員定数削減や公務員給与削減も共に進めることが両党に求められている。
民主党内の増税反対論は離党の動きとも重なっている。党綱領のない民主党には国益や国家像についての基本合意もない。従って消費税を政争の具にする私利私略集団も生まれてくる。首相はそんな勢力に屈せず党を割る覚悟で信ずるところを実行に移すのがよい。
朝鮮半島有事が現実問題となりつつあるいま、日本は最大最速の努力で国家の基盤である経済と軍事を強化しなければならない。
自民党ができなかった武器輸出三原則を緩和したいま、アジア諸国もインドも米国も求めている集団的自衛権の行使を決断するときだ。
それができたとき、首相は政権交代の真の意義を示すことができるのだ。一連の国家の自立を担保する布石を打ったうえでの総選挙は、間違いなく政界再編の扉を開く。そのためにも首相は、いまこそ、政策遂行を妨げる党内融和の軛(くびき)を敢然と脱するのがよい。
自分らしさを出し始めた首相を評価する一方で、女性宮家創設で犯そうとしている重大な間違いは厳しく指摘しなければならない。首相は小泉内閣の「有識者会議」で重要な役割を果たした園部逸夫氏を参与に迎えた。私は当時、氏に約3時間にわたる取材を行ったが、氏は明確に女系天皇推進者である。また、1995年2月には、外国人参政権の最高裁判決に「定住外国人への地方選挙権の付与は禁止されない」との傍論を書いた。
女系天皇か男系天皇かは議論しないというが、女性宮家創設は必ず、女系天皇につながる。人選からも女系天皇へと導く政府の意図が透視される。神話の時代から2600年余りも続いてきた日本の皇室のお姿の根本を、いま軽々に変えることは断じて許されないと、首相は知るべきだ。
(以上、転載終了)
以上、これらの内容をご覧になって、皆さんはどう思われたでしょうか?
自分も多少、複雑な想いはあります。
しかし、この櫻井さんのコラムの文章をもってして、自分が櫻井さんの事を嫌いになる
などという事は決してありません。
櫻井さんの“頑ななまでのTPP推進論”などは、なにも今に始まった話ではありません。
ちなみに自分の“TPP論争”に対する見解は、過去の記事(昨年の11月前後の記事)で
散々書きましたので、敢えてここでは繰り返しません。
要約して言えば、自分はTPP反対論者である。
但し、自分は『アメリカが嫌いだから、また、信用できないから』TPPに反対しているの
ではない。
現在我が国の政権が『民主党政権だから』、民主党政権によるTPP参加には反対して
いるのである。
そしてその認識は、今も全く変わっていない。
とりあえず最初に“TPP”についての問題から、このコラムの評価を始めてみましたが、
このコラムの内容から見て取れる、櫻井さんの主旨をまとめると以下のようになる。
①TPP問題 => 積極的に賛成 = 野田を評価
②武器輸出三原則の緩和=> 積極的に評価 = 野田を評価。若干自民党sageもある
(北朝鮮への「哀悼の意」の取消しは、大した問題でもないのでスルーします)
③消費税増税 => 賛成 = 野田を評価。「自民党は協力すべし」とも
④集団的自衛権の行使 => 野田は今こそ決断して実行すべき
⑤女性宮家創設 => 断じて許されないと、野田は知るべき
以上ですが、この中で注意しなければならないのは、櫻井さんは野田首相本人をある程度
評価している形になってはいるが、
『野田政権や、ましてや民主党本体について、肯定的な評価を与えているという訳では無い』
という事である。
櫻井さんの野田政権についての評価
「福島の原発事故への対応やあまりに遅い復興、経済の成長戦略を促す創造性の欠如に加えて、外交にも不安がつきまとう」
櫻井さんの民主党そのものについての評価
(消費税増税での景気後退に対する処置について)「民主党に欠けている創造性を自民党が補う形で議論するのが筋であろう」
「民主党内の増税反対論は離党の動きとも重なっている。党綱領のない民主党には国益や国家像についての基本合意もない。従って消費税政争の具にする私利私略集団も生まれてくる」
「総選挙は、間違いなく政界再編の扉を開く」
確かに櫻井さんは、野田に対して「甘い」。
民主党政権、それ自体に対しては、それなりに危惧を感じているようにも見受けられるが、
野田本人に対しては、かなり「甘い」。
その一方で、谷垣総裁や、谷垣自民に対する評価はやや低い。
これは谷垣さん自身の“性格の弱さ”、あるいは元々自民党加藤派にいた事、また中国
との関係をそれなりに重視している谷垣さんへの危惧、それが関係して、現在「媚米路線
まっしぐら」の野田首相を、推す要因になっているのかも知れない。
まあ「“谷垣自民”じゃダメだ!」というのは、水島社長の口癖でもある訳ですが。
安倍さんや麻生さんが自民党の総裁だったら、櫻井さんの見方もまた変わったものに
なったんでしょうかねえ?
ただ櫻井さんの政局に対する見方としては、『野田民主党政権を支持する』という訳では
なくて、『野田首相は民主党を割って、政界再編への足がかりとすべし』というのが、
櫻井さんの仰る主旨ですから、水島社長の言う「野田民主党をベタぼめ」というのは
間違いですね。
あと水島社長は、“肝心な部分”を敢えて避けて、それ以外の部分のみを追及して、
櫻井さんを批判している。
その“肝心な部分”というのは、上記の“まとめ”の部分で④に書き出した
「集団的自衛権の行使」
の部分についてである。
この事については、記述が長くなりそうなので、後に回すとしましょう。
①の“TPP問題”については、前述しましたように、これは従来からの櫻井さんの
持論であって、今さら驚くには当たらない。
個人的には、『“TPP問題”ってそんなに重要な問題なのか?』という疑問もある。
アメリカ自身がこの問題をそれ程重視しているのだろうか?という事もあるし、また
この問題はあくまでも“外交・防衛上の政治問題”という見方が強く、この問題を
経済問題、ひいては「TPPによって日本経済は破壊される」という極論に持って
行くのは、まあ“サヨク扇動”に利用するにはもってこいなのだろうが、あまりにも
「悲観論に過ぎるだろう」と思う。
日本外交の行方 (11/27) の記事の時に書きましたが、
(以下、抜粋転載)
自分の考え方は基本的に、
経済よりも、外交の方が重要
という姿勢を保ち続けています。
当たり前の話ですが、この問題も「白か黒か?」の二者択一ではありません。
経済問題も当然、重要な政治的要素です。
(中略)
歴史と単純に比較はできませんが、歴史上、「経済」で衰退した国は数あれど、
「経済」で滅亡した国などありません。
人間というものは金や食い物が無くなったら、「座して死を待つ」ほど愚かではありません。
追い詰められれば、追い詰められたなりの物理的な行動に出るに決まっています。
(以上、抜粋転載終了)
“TPP参加”の方針を打ち出して、それで将来日本が滅亡するなどという事が
本当にあるんでしょうか?
そんな“枠組み参加の問題”だけで、日本経済が破綻するなんてありえるんでしょうか?
日本人はその時、ただ指をくわえて滅びるのを待つだけなんでしょうか?
今の段階で「拒絶する」という選択肢を選べるのであれば、将来、本当に危機的な
状況に陥った段階で、あらためて「拒絶する」事にすれば良いのではないでしょうか。
よく「後で拒絶するなんて事は不可能なんだよ!」と言う反米保守派の人達がいますが、
今拒絶できる事が、なぜ後になって拒絶できないのか?
「後になってから拒絶するなんて、それこそ本当に日米関係を決定的に破滅に追いやる
事になる!」などと言うのかも知れないが、日米関係を破滅する方向に向かわせたいのは、
“反米さん達”の共通の希望でもあるのだから「それはそれで、日本がアメリカのクビキ
から逃れられて、良い事なのではないですか?」と思うのだがw
まあ確かに、櫻井さんがこの“TPP問題”にこだわっている事自体に、自分も
多少疑問を感じているというのは、正直な所、本当である。
おそらく、これは自分の予想なのだが、櫻井さんは少し「意固地になっている」のだと
思われる。
なぜそうなるのかというと、桜の水島社長やら、その他の桜関係の連中や、また反米
保守派である西部グループ、及び三橋貴明、更に反米サヨクの連中達は言うに及ばず、
これらの連中から、やれ「アメポチ」だの、「媚米」だの、「戦後利得者」だのと、
いわれのない誹謗中傷を浴び続けて、櫻井さんも多少ムキになっているのだろう。
しかし一つだけ確実に言える事は、櫻井さんは「責任のある現実主義者」なのであって、
その素性が反日主義者である“反米サヨク”は問題外として、その他のいわゆる“反米
保守”と言われる人達がいつも喋っている「(保守的)理念や理想の空念仏」とは、
次元が違う立場なのだ、という事である。
それが先の“要旨のまとめ”の④集団的自衛権の行使の事なのである。
櫻井さんは、コラムの中で、今の日本が直面している一番重要なこの問題を、
ちゃんと取り上げているではないか。
いわゆる反米保守の人達や桜関係、及び水島社長は、この問題について、さほど
重視している姿勢を打ち出してはいないが。
(※反米保守・西部グループと一くくりに聞こえるかも知れませんが、西田昌司先生の
対米、対TPP論こそが反TPP世論の主流になるべき (11/01) でも書きましたように、
西部グループの一員でもあるけれども西田参議院議員は別です)
水島社長は「日本へ帰れ!」「日本を取り戻せ!」とか、理念ばかりを口走り、外交
的な方向性についても、具体的な方策を示さずに、「いかなる国にも依存しない
日本にする」という理念を口にするだけである。
冒頭のブログ(中韓を知りすぎた男)さんの記事でも、最後の部分に書いてあるが、
(以下、抜粋転載)
日本はアメリカに嫌われても、見捨てられても「NO」と言いましょう。
自国の利益と生存は自分の手で守り、自分の手で保証していくしかありません。
日本には自主独立を主張する真の保守派は居ないのですか?
尊敬申し上げる桜井よしこ様、もう一度よく考えてください。
(以上、抜粋転載終了)
これもただの理念のみである。
「では、どうすれば良いのか?」という事が示されていない。
ただ自分の理想が書いてあるに過ぎない。
(※「アレはしちゃダメ。コレもしちゃダメ」というネガティブリストを提示する事しか
しない人が多い。まあ確かにそれなら発言にリスクを背負う事もほとんど無いしね。
要するに「現状維持で良い」という事だ。
「現状維持」で、どうやってアメリカに対等の口をきくつもりなのかは、理解不能だが)
理念や理想ばかり念じていた所で、ある日突然、アメリカ様が日本を自立扱いして
くれて、日本が世界から一目置かれるような『外交自立国』になれる、などという
ウマイ話がある訳もない。
マンガや空想の話の事を論じているのではないのだ。
“空想的日本独立派の人達”は、いつの日か日本が、どこの他国にも知られない内に、
強力な軍事力を装備して、憲法も改正し、核武装もして、天然資源は日本の技術力で
何とでも克服して、ある日突然、『我々日本国は、世界の大国にも劣らない国力を身に
付けたので、これからは我々をそのように遇してもらいたい』などと、宣言でもする
つもりだろうか?
そんな理想的な話があるはずがない。
国力というのは、一歩一歩地道に、着実に、国民が皆で蓄えねばならないものである。
我々が真の独立を勝ち得る為には、今の所、アメリカとの関係は不可欠である。
ある日突然「アメリカ軍が日本から消える」という事は、アメリカが勝手に日本を見
捨ててトンズラする以外にはありえず、日本の側から一方的に「アメリカ出て行け!」
などと言う事なぞ、今の所、ありえない話である。
中国の属国になる事を日本国民が受け入れるのなら、話は別ですが。
ただしその際は、アメリカ・中国による「二重従属状態」という形になるのは当然
の事です。
我々が真に独立する為には、同盟国であるアメリカと協力をして、経験を積み、
世界中から外交的な評価も勝ち得て(核も含めた軍事力、資源エネルギーも含めた
外交力、及び経済力、様々の要素を踏まえた上で)、
『いつかはアメリカとも対等な同盟関係になってみせる』
という気概を持ち続けて、また実行し続けてこそ、初めて真の独立が得られる
のである。
現実的に“日本の独立”を考えれば、これしか他に道は無い。
その為には“憲法改正”と“集団的自衛権の行使”が必要なのである。
しかし実際の所は、“空想的日本独立派の人達”が毛嫌いする、この「アメリカと
協力した上での日本独立」についてさえ、今の日本では難しい。
なぜなら、空想や理想などで“日本独立”を願っている人達はまだマシな方で、
実際の日本の世論は、『アメリカから(一方的に)護ってもらっていた方が楽』、
『外交的なリスクを自ら背負うよりも、外交判断は全てアメリカに決めてもらって、
全て任せていた方が楽』という人達が、いや、と言うか、そもそもそんな難しい外交・
防衛の事なんて深く考えた事も無い(もしくは無意識の内にアメリカに外交・防衛
を依存する)、という人達が大半で、またNHK及びマスゴミが、そういう問題を一切
国民に意識させないように仕向けているのだから、これはもうどうしようもない。
先に、櫻井さんは少し「意固地になっている」、と書いた。
「アメポチ」だの、「媚米」だのというレッテルが、いわれのない誹謗中傷である、
とも書いた。
同盟国を重視する姿勢が、「アメポチ」とか「媚米」とかいう事に当たるのか?
(※ただし野田ミンスの場合は、外交能力が完全に無能力な事に加えて、日本国の
為というよりも、民主党による政権維持の為の売国・媚米なので、話は別)
それより何より、もし櫻井さんが開き直って、これらの反米保守派の人達に言い返す
とするならば、
『アメリカに反発心をたぎらせる程、日本が誇り高い国家であるのならば、
なぜ“日本はアメリカの保護国”の状態のままでずっといるのですか?
来年、いや2、3年先でもいい。米軍は沖縄から出て行ってもらえば
良いではないですか。なぜハッキリとそう言わないのですか?
それが言えないのは、“日本はアメリカの保護国だから”という事ですね』
とも言えるだろう。
これに対して『日本はアメリカの保護国ではない』と断言できる反米保守派の人が
いるのだろうか?
親米であれ、反米であれ、保守派にとっては、『日本はアメリカの保護国』などという
セリフは、死ぬ程恥ずかしいセリフであり、また、甘受できないセリフだろう。
しかし現実はどうなのだ?
自分だって、“日本自立派”としての矜持はある。
自分だって、こんなセリフは使いたくはない。
だが、反米保守派や空想的日本独立派の人達と腹をわって討論をしなければならない
のなら、ここからスタートしないと、一歩も前に進めないものと思われる。
(※今回は、TPPや外交・防衛の話で一旦終わっておきますが、消費税やその他の
話については、また後日にしたいと思います)
(※ちなみに青山繁晴さんの「ぼくらの祖国」は既に読了していますが、ただ今現在、
なんというか今更感が強いのですが、思う所もあって青山さんの「王道の日本、覇道の
中国、火道の米国」を本屋で買って、今読んでいる所です)
※この回の記事の続編→ 続・私の櫻井よしこさんに対する評価 (01/14)


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