処士策論 NHK8月の戦争報道
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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

今年のNHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組はどうなるのか?

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今回はちょっといつもの定期更新よりも早めにブログを更新しておきたいと思います。

と言いますのも、このブログで毎年7月に書いていた
NHKの8月の戦争報道(NHK毎年恒例の厭戦、自虐、反日報道)
について、一応事前に告知しておきたいと思ったからです。

なんせNHKの夏の風物詩ですからね。

多くの国民にトラウマを植え付けて「厭戦、自虐、反日」洗脳をするため、高校野球と並んでNHKが毎年夏に注力する一大イベントな訳ですよ。

私は昨年、以下のように書きました。

令和元年(2019年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧(2019/07/28)
-------------------------------------------------------------
(以下、過去記事より抜粋して引用)
前回の記事の後半で紹介しましたように、このブログでは毎年6月-7月に
NHKの8月の戦争報道(カテゴリリンク)
の告知用として「8月の厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」の放送予定一覧を毎年事前に告知していました。

<参考用の過去記事リンク>
平成30年(2018年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧(2018/07/07)
平成29年(2017年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧(2017/07/17)

(※以下、年度のみを表示する形)
2016年 2015年 2014年 2013年(2013年は放送終了後の論評のみ)

しかし今年はいろいろとありましたので、これまで放送予定一覧を作っていませんでした。

一応最近になってようやくNHKの公式サイトをチェックしてみました。

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なにしろ来年の今頃はNHKも「東京オリ・パラ2020」(7月24日から8月9日)の報道で一色になるでしょうから、来年分の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」を今年か再来年に多めに割り振るのだろう、と私は予想していました。

案の定、今年は分量的には「てんこ盛り」といった感じです。

連日ひっきりなしに「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」の放送予定が組まれてまして、まさに目白押しといった感じです。

とにかく、以下に今年の一覧表を紹介します。
(以下略)
-------------------------------------------------------------

このように、ここ十年ぐらい私は毎年夏に「NHKの厭戦、自虐、反日プロパガンダ番組」をこのブログで監視してきました。

しかし今年は何も事前準備をしていません。

このマイナーなブログを定期的にチェックしている人がそれほど大勢いるとも思えませんが、もしかすると私が毎年チェックしてきた「NHKの厭戦、自虐、反日プロパガンダ番組」について、このブログを見に来られる方が少しはおられるかも知れませんので一応事前に申し上げておきますと
今年は何も書くつもりはありません。

まあ新型肺炎(武漢熱)騒動もありますからね。

昨年のブログ記事で
>なにしろ来年の今頃はNHKも「東京オリ・パラ2020」(7月24日から8月9日)の報道で一色になるでしょうから
などと書きましたが、皆さんご承知の通り「東京オリ・パラ2020」は一年延期となりました。

NHKは毎年夏の厭戦、自虐、反日プロパガンダ番組を作るにあたっては結構事前に時間をかけて取材しておりましたから、今年は急にこんな事態になって、どうするつもりなんでしょうね?

多分オリパラ直後の8月10日から8月20日ぐらいまでは厭戦、自虐、反日プロパガンダ番組を放送するつもりだったのでしょうし、そういったストックは用意していたのでしょうが、多分オリパラ延期が決まった頃から差し替え用の厭戦、自虐、反日プロパガンダ番組の制作に取りかかっていたんでしょうかね?

まあ何にしても、今年私はまったく事前チェックもしてませんし、どうでもいい話です。
おそらく(昨年と同じように)放送後の批評をやることもないでしょう。私としては気楽なものです。

くり返しになりますが、今年は新型肺炎(武漢熱)騒動もありますからね。
国家的イベントであるオリパラでさえ延期になったのですから、まあ厭戦、自虐、反日プロパガンダ番組どころではありませんよね。
(とはいえ、NHKが「それ」を放送しない夏など、あり得る訳はないのだが)




以下余談。
私は前回の記事
「民主主義をまともな形にしたいのであれば、公共放送を自称するNHKはもっとオープンな討論番組を積極的に国民に見せろ」
といったようなことを書きました。

実は上記で引用した昨年の記事で、私は同じような事を書いてました。
ですから以下に再度、昨年の記事から該当部分を引用します。
-------------------------------------------------------------
(以下、過去記事より抜粋して引用)
そして今年もNHKは、8月15日に「討論番組」を放送する気は全く無いようですね。
(※少なくとも今の段階でのプレスリリースを見た限りでは)

もうここ数年、ずっと私が批判してる話ではありますけど。
(※4年前に放送したこの時が最後の「8月15日の討論番組」だったと思う。まともな討論番組とはとても呼べないくだらない内容でしたけど)

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なにしろNHKの一番酷い部分は
「国民にオープンな討論番組を全く見せない」
という部分です。

(※文末テンプレ「NHK解体」に関するまとめの(7)にも載せているが)

いつも独善的なNHKの主張を一方的に国民に押し付けてきます。
(※仮に討論番組を放送してもNHKのフィルターを通る事ができる識者しか番組に出演させず「視聴者からアンケートを募って出演者を決める」という民主的な方法も全く取らない。その最たる例が5月3日の憲法討論である)

だから私は、こんな「自称公共放送」など不要だと、ずっと言い続けている訳です。

民主主義の敵ですから。NHKは。

私が民放や新聞に対してあまり文句を言わないのは(朝日やTBSのように極端な偏向報道が目立つといえども)それらはまがりなりにも「民間企業」だからです。

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「民間企業」が「偏向報道」をやる分には、私はまだ許せます(批判はするけど)。それらの人々は自社でリスクを背負って「偏向報道」=「表現の自由」を企業活動として行使している訳ですから。

しかし我々国民に対して「義務として受信料を払え」と強制してくる「公共放送」が、我々の意見を全く無視して恣意的な報道を好き勝手にやっているから、私はNHKを「自称公共放送」「民主主義の敵である」と言っているのです。

民放同様の「表現の自由」を主張するのであれば「スクランブル化」すべきですし、「義務として受信料を払え」と我々国民に強制するのであれば完全な国営放送となるか、そうでなければ少なくとも国民からの支持率を調査すべきです。もちろん公共の電波を利用して定期的に「公共放送」を評価する為の討論番組を国民に見せた上で。

金だけ強制的に出させて自己に対する意見を全く言わせないとか、どこの独裁国家の首領様ですか?という事です。

まあNHKの報道姿勢からすると「言論の自由が無い(内外の)共産党」をひいきする姿勢が目立ちますし、チャイナや北朝鮮にも優しいからそれも当然かな、と思います。
(以下略)
-------------------------------------------------------------

一応前回の記事を補完するために、あえて長々と引用しておきました。




さて、最後に青山さんの新番組についてです。



いよいよスケジュールが決まったようです。
楽しみですね。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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今年のNHK「8月の戦争番組」はあまり内容をチェックしていません

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今週末ぐらいまで、NHKが「毎年8月恒例の厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」を放送するキャンペーン期間中である事は、皆様ご存知の通りです。


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私はここ数年、それらの番組をほとんど録画チェックして、このブログ上でその「厭戦・自虐・反日」度合いを論評してきましたが、ここ最近の記事で何度か書きましたように、今年はそれをやらないつもりでいました。

「そろそろ私以外にも誰か「NHKの番組をモニターするボランティア」をやってくれないものか?」

そう思っておりました所、あにはからんや、和田政宗議員がネット上で8月12日に放送されたNスペについて批判しておりました。


和田政宗議員にそこまで言われたんでは、しょうがありません。
不本意ながら私も録画分をチェックしてみました。




言うまでもない話ですが、この時期に放送される「NHKスペシャル」はドキュメンタリー番組ではなくてプロパガンダ番組です。
(※まあ通常の時期に放送されるNスペも「やらせ」ばかりで、まともなドキュメンタリー番組と呼べるような代物は皆無に等しいが)

プロパガンダ番組なのですから当然の事として、「まず最初に結論ありき」で作られている訳です。
(※本来ドキュメンタリー番組というのは取材者側にとって「想定外の事実」が出て来たり、そういった「想定外の事実」の発掘こそがドキュメンタリー番組の醍醐味であるはずだろう)

そしてその「結論」というのは「厭戦・自虐・反日の要素を満たす」という事です。

この「結論」さえ番組として整っていれば、途中の論理展開などNHKにとってはどうでもいい事なのです。

NHKが放送すればそれが事実である。少なくとも国民(視聴者)の大半はそう捉えるはずだ」

TVを見ている視聴者の民度、特に地上波を見ている視聴者の民度など「政治の事など何も考えてない主婦とかバカばかりに決まっている」と想定しているであろうNHKのプロデューサーからすれば、細かい事などどうでも良く、「NHKが放送すればそれが事実」といった傲慢な認識しか抱いていないのです。



前々回の記事の後半で書きましたように、今のNHKはまともな討論番組を放送する気は全く無く、特にこの時期、昔は8月15日に何度か討論番組を放送していたものですが、今はこの時期、討論番組を放送する気はNHKには全くありません。もちろん今年も(一昨日の8月15日も)討論番組など放送されませんでした。

「この前NHKで放送された戦争番組には、これこれこういった部分で不正確な表現が見受けられた」

というような事を自局の討論番組内で指摘される場面があれば、まだ「公平性」といった事を担保できるのでしょうけれども、「自分の間違いを絶対に認めない」お役所気質の強いNHKが、そんな「オープンな討論番組」を放送するはずがありません。

そしてネットでいくら批判を受けようが、NHKにとっては「蛙の面になんとやら」です。

NHKにとっては「NHKが放送すればそれが事実」であって、NHKが常日頃から印象操作に励んでいる「ネットで語られている話など胡散臭いに決まっているでしょ?」という彼らの方針からすれば、「所詮ネットでしょ?」といった認識です。

とにかくTV電波で(特に自局で)反論される事を防ぎさえすれば(=討論番組を封殺しさえすれば)、細かい所に不備があろうが、歴史認識が反日的であろうが、NHKは全く意に介しません。
(※ただし国会議員の発言だけは例外で、だからこそ立花孝志や和田政宗議員の発言にはそれなりの重みはある)




ですから、こんなマイナーなブログで「NHKの8月の厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」を批判した所であまり意味があるとも思えませんので、私もそろそろカタギに戻りたいと思っているのです。

しかし和田政宗議員のツイートに続いて、有名なツイッターユーザーの方から今度は8月15日に放送されたNスペについて批判の声が上がっていました。






ちなみに私は8月15日のNスペを録画してはありますが番組内容をチェックしておりませんので、番組に関する私のコメントは差し控えます。




最後に、ここ最近の私のツイートをいくつか紹介して、今回の記事を締めさせて頂きます。








【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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令和元年(2019年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧

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【8月4日追記】番組リストに数件追加しました(再放送番組は含めず)。

前回の記事の後半で紹介しましたように、このブログでは毎年6月-7月に
NHKの8月の戦争報道(カテゴリリンク)
の告知用として「8月の厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」の放送予定一覧を毎年事前に告知していました。

<参考用の過去記事リンク>
平成30年(2018年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧(2018/07/07)
平成29年(2017年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧(2017/07/17)

(※以下、年度のみを表示する形)
2016年 2015年 2014年 2013年(2013年は放送終了後の論評のみ)


しかし今年はいろいろとありましたので、これまで放送予定一覧を作っていませんでした。

一応最近になってようやくNHKの公式サイトをチェックしてみました。

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なにしろ来年の今頃はNHKも「東京オリ・パラ2020」(7月24日から8月9日)の報道で一色になるでしょうから、来年分の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」を今年か再来年に多めに割り振るのだろう、と私は予想していました。

案の定、今年は分量的には「てんこ盛り」といった感じです。

連日ひっきりなしに「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」の放送予定が組まれてまして、まさに目白押しといった感じです。


とにかく、以下に今年の一覧表を紹介します。

(※以下、NHK公式HPより抜粋して転載)
総局長会見資料 2019年6月19日 “戦争と平和”関連番組(pdf形式)

8月3日(土) ETV 午後11:00~午前0:00
ETV特集 あの夏を描く 高校生たちのヒロシマ (番組HP)

8月4日(日) BS1 午後10時00分~11時50分
BS1スペシャル マンゴーの樹の下で~こうして私は地獄を生きた~ (番組HP)

(追加)8月5日(月) BS1 午後9時00分~10時50分
BS1スペシャル ヒロシマの画家 四國五郎が伝える戦争の記憶 (番組HP)

(追加)8月5日(月) 総合 午後10時00分~10時50分
戦没者は二度死ぬ~遺骨と戦争~ (番組HP)

8月6日(火) 総合 午後10:00~10:49
Nスぺ 被爆者たちの“ラストメッセージ”~生まれ変わる 広島原爆資料館~(仮) (番組HP)

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8月8日(木) 総合 午後10:00~11:13
特集ドラマ マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~ (番組HP)

(追加)8月8日(木) BS1午後9時00分~9時50分(総合8月10日(土)午前2時00分~2時50分)
BS1スペシャル アニメ 大好きだったあなたへ ヒバクシャからの手紙 (番組HP)
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8月9日(金) ラジオ第1 午後10:05~10:55
ラジオ第1 歌に平和の願いを込めて

8月10日(土) 総合 午後9:00~9:49
Nスぺ #あちこちのすずさん~戦争中の暮らしの記憶~(仮) (番組HP)

8月11日(日) 総合 午後9:00~9:49
Nスぺ 完全復元 ガダルカナルの戦い (仮) (番組HP)

8月12日(月) 総合 午後10:00~10:49
Nスぺ かくして“自由”は死んだ ~“幻の新聞”と戦争への道~(仮) (番組HP)

8月15日(木) 総合 午後7:30~8:43
Nスぺ 全貌 二・二六事件 ~最高機密文書が明かす真実~(仮) (番組HP)

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8月18日(日) 総合 午後9:00~9:49
Nスぺ スポーツと戦争 ~アスリートたちの知られざる戦い~(仮) (番組HP)


上記でも書きましたように、来年の2020年はオリンピック報道の為におそらく「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」は少なめになると思います。

しかもこれまでのNHKの方針であれば「5年」区切り(終戦の年である1945年から「5年」区切り)の年には多めに「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」をぶっこんで来るというパターンが決まっておりましたので、「5年」区切りとなる来年の2020年にそれができないとなると、その分、今年か再来年に割り振るしかなく、そういった理由からも今年はより一層「てんこ盛り」となっている訳です。

今年の目玉は、8月15日の「二・二六事件」ではなくて、むしろ8月11日の「ガダルカナル」のようです。NHKの広報資料のpdfでもこれをNスペの目玉として紹介してます。

それはまあ「ガダルカナル」ですからね。「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」にはもってこいのテーマでしょう。昨年は「ノモンハン」で、一昨年は「インパール」でしたし、本当にNHKは陸軍に対しては無慈悲ですね。まあ陸戦の場合、玉砕された方々の無残な戦死体の映像を直接視聴者に見せる事が出来ますからね。空戦、海戦とは違って。そりゃNHKも陸戦で惨敗した戦場を厭戦プロパガンダ用に多用しますわな。




そして今年もNHKは、8月15日に「討論番組」を放送する気は全く無いようですね。
(※少なくとも今の段階でのプレスリリースを見た限りでは)

もうここ数年、ずっと私が批判してる話ではありますけど。
(※4年前に放送したこの時が最後の「8月15日の討論番組」だったと思う。まともな討論番組とはとても呼べないくだらない内容でしたけど)

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なにしろNHKの一番酷い部分は
「国民にオープンな討論番組を全く見せない」
という部分です。

(※文末テンプレ「NHK解体」に関するまとめの(7)にも載せているが)

いつも独善的なNHKの主張を一方的に国民に押し付けてきます。
(※仮に討論番組を放送してもNHKのフィルターを通る事ができる識者しか番組に出演させず「視聴者からアンケートを募って出演者を決める」という民主的な方法も全く取らない。その最たる例が5月3日の憲法討論である)

だから私は、こんな「自称公共放送」など不要だと、ずっと言い続けている訳です。

民主主義の敵ですから。NHKは。

私が民放や新聞に対してあまり文句を言わないのは(朝日やTBSのように極端な偏向報道が目立つといえども)それらはまがりなりにも「民間企業」だからです。

190727_5563676h3xs_0005a.jpg

「民間企業」が「偏向報道」をやる分には、私はまだ許せます(批判はするけど)。それらの人々は自社でリスクを背負って「偏向報道」=「表現の自由」を企業活動として行使している訳ですから。

しかし我々国民に対して「義務として受信料を払え」と強制してくる「公共放送」が、我々の意見を全く無視して恣意的な報道を好き勝手にやっているから、私はNHKを「自称公共放送」「民主主義の敵である」と言っているのです。

民放同様の「表現の自由」を主張するのであれば「スクランブル化」すべきですし、「義務として受信料を払え」と我々国民に強制するのであれば完全な国営放送となるか、そうでなければ少なくとも国民からの支持率を調査すべきです。もちろん公共の電波を利用して定期的に「公共放送」を評価する為の討論番組を国民に見せた上で。



金だけ強制的に出させて自己に対する意見を全く言わせないとか、どこの独裁国家の首領様ですか?という事です。

まあNHKの報道姿勢からすると「言論の自由が無い(内外の)共産党」をひいきする姿勢が目立ちますし、チャイナや北朝鮮にも優しいからそれも当然かな、と思います。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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NHKニュースウォッチ9における原発トリチウム及び特攻隊報道(後編)

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今回は前回の記事で書きました、8月30日(木)放送のNHKニュースウォッチ9に関する批評の続き(後編)になります。

前回はNHKの定番のプロパガンダである原発報道についてでしたが、今回は、まあこれもNHKの定番である「8月の厭戦・自虐・反日プロパガンダ」について、という事になります。

それにしても今年の「8月の厭戦・自虐・反日プロパガンダ」のしつこさについては前々回の記事及びその2つ前の記事でも書きましたけれど、例年8月15日を過ぎれば下火になるはずのこのプロパガンダが、まさか8月一杯ギリギリまで(8月30日まで)続けられるとは、私も予想しておりませんでした。

というか、まさか9月に入っても続けられるんじゃないだろうな?と、多少心配する気持ちも生じ始めています。いくらなんでも「それは無いだろう」とは思っておりますけど。



そんな訳で本題に入ります。

以下、当日放送された「特攻隊」関連の報道について、他サイトに載っている番組情報と、番組からスキャンしたピクチャで内容を紹介します。

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(※以下、「TVでた蔵」のサイトより番組内容をコピペ)
記録作家 林えいだいさん 83歳の遺作

2018年8月30日放送 21:31 - 21:40 NHK総合
ニュースウオッチ9 (ニュース)

記録作家の林えいだいさんが亡くなる直前まで書いていた原稿が見つかった。タイトルは「命の滴」。太平洋戦争中、特攻隊員だったある男性を取材した作品で原稿用紙132枚まで書かれていたものの完成されていない。主人公のモデルとなった男性は現在も生きていた。その男性はエンジントラブルのため飛び立つことができず振武寮に入れられ再教育を受け再び戦場へ行き、シベリアで2年間の抑留生活を強いられたという過去をもつ。「命の滴」にはこのように無責任な軍によって振り回される少年の心情を語っている。(了)

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(※参考までにもう一つ別のサイトからも番組内容のコピペをしておきます)
08/30 21:31 NHK総合 【ニュースウォッチ9】
特攻に利用された夢・未完のルポを追って…

去年の9月1日に83歳で死去した記録作家・林えいだいは、戦争などをテーマに、社会の不条理を訴え続けた。
亡くなる直前まで書いていた原稿が発見された。
タイトルは「命の滴」。
太平洋戦争中、特攻隊員だったある男性を取材した作品。
原稿用紙132枚まで書かれたが完成していない。
この作品で何を描き出そうとしていたのか追った。
遺品を保管している福岡市中央区の施設には、取材の過程で集めた特攻関連の資料などが数多く残されている。
戦争や公害など、社会問題に取り組んだ林は、被害に苦しむ人たちを丹念に歩いて取材し、60以上の作品を発表。
林が発掘した資料の一つ特攻作戦に参加した部隊の名簿。
戦時中は機密とされていた。
名簿を基に、生存する元特攻隊員を探し出し証言を集めてきた。
遺作「命の滴」の主人公・桜井文雄もその一人。
林が発掘したこの元特攻隊員・関口文雄(旧姓桜井文雄)を探し出し取材。
関口は戦後、特攻隊員であったことを周囲に語ってこなかったが、林の問題意識に共感し協力。(了)

この番組におけるキーマンは二人います。

特攻隊のルポを書こうとした「林えいだい」という人物。
もう一人は、その取材対象である元特攻隊員の関口(旧姓、桜井)氏です。

「林えいだい」という人物はwikiがありますのでリンクを貼っておきます。

林えいだいwiki

wikiを見て頂ければお分かりのように「荒畑寒村」「朝鮮人徴用工」「朝日新聞」「岩波書店」「毎日新聞」といったある種の左がかったイデオロギーが垣間見えるような気がします。

まあ、これ以上はあまり詳しくこの人について調べるつもりもなかったのですけど、今回のこの「特攻隊」関連の事を少しググってみました所、意外な情報が出てきましたので、一応その事について書いておきたいと思います。

ちなみに今回のニュースウォッチ9では、この元特攻隊員の関口氏について
『私達は林さんが発掘したこの元特攻隊員を探し出し、取材に応じてもらう事が出来ました』とナレーションをしていました。

しかし、この関口氏は過去に一度別のTV局(TBS及び毎日放送)の番組で今回と同じ内容の取材を受けており、今回のニュースウォッチ9の番組内容は、4年前にTBS・毎日放送で放送された番組の「二番煎じ」であり、『元特攻隊員を探し出し』などとナレーションをしていたけれども、同じ業界内の人間がこの4年前の番組の事を知らなかったはずはない、と私は思います。

以下、4年前のTBS・毎日放送の「特攻隊」番組について、他サイトに載っている情報を紹介します。

(※以下、「TVでた蔵」のサイトより番組内容をコピペ)
2014年6月2日放送 1:20 - 1:59 TBS
報道の魂
命の滴(しずく)〜記録作家・林えいだいと特攻〜


この番組では林えいだいが、自身もその1人であった特攻隊について語る。林は「特攻隊を美化する雰囲気が出てきた。そうじゃない。命というのは1回しかない」と語った。

福岡県田川市に住む林えいだいは、数々の取材を行ってきたが、今特攻というテーマに向き合っている。林は「体験者の話は残しておかないといけない。それを拾い上げていく作業は金もかかるし時間もかかるけど、これは我々の仕事」と語った。
(中略)
福岡市中央区を訪ねた林えいだいは、特攻隊員の写真が撮られた場所を訪れて、当時と現在の違いを噛み締めた。林は「特攻隊員は飛行機もろとも敵艦に突入する。なので、生きて帰って貰っては困るわけです」と語った。そんな中で生き残った特攻隊員は、福岡女学院の旧寄宿舎で、振武寮と名付けられた施設に密かに隔離された。林は「振武寮に帰還兵を入れて精神教育をする。それで、朝から教育勅語、軍人勅諭を写させる。そして死ぬために再出発させるための教育をした」と語った。
(中略)
林が特攻隊を養成した元陸軍参謀に話を聞いた時のテープが公開された。陸軍参謀は「教養、世間の常識がないうちから徹底的にマインドコントロール、洗脳をやっていく。人の命をあんまり知ると死ぬのが怖くなる。それを、中学1年生のころから洗脳すれば、自然とそういう人間になる」、「手前もやっぱり命が惜しかった。特攻隊をあんなに殺しておいてね」などと語っている。

戦時中は軍事機密だった特攻隊の帰還者名簿を調べているうち、意外な事実がわかった。桜井伍長が生きていたのだ。

群馬県高崎市で、林えいだいは関口文雄(旧姓 桜井)と会い、話を聞いた。林は関口に本田エミ子さんの写真を手渡した。特攻に参加したものの不時着で生き延びた関口は、「あの時は結構な機体が突撃に参加した」と語った。関口が参加した5月25日は第八次総攻撃が実施され、160機あまりの特攻機が出撃した。関口は当時について「昭和19年の12月6日に四平(旧満州)の42教育飛行隊に転属され、命令によって特攻隊の要員となった。その時は、俺は嫌だというような空気ではなかった」と語った。
(以下略)
-------------------------------------------------------------------

(※参考までにもう一つ別のサイトも紹介しておきます)

放送日:2014年6月15日(日) 5:00~ 5:30
放送局:毎日放送
JNNドキュメンタリー@にっぽん 2014年6月15日放送回
命の滴(しずく)~記録作家・林えいだいと特攻~
(※番組紹介の文章は上記と全く同じなので省略)

どう見ても今回ニュースウォッチ9で放送された内容と「瓜二つ」です。

私は上記で『(NHK及びニュースウォッチ9の制作スタッフは)知らなかったはずはない』などと書いておりますが、もっとハッキリ言ってしまえば、このTBSの番組を制作した関係者からNHKの制作サイドの人間に対して『以前こんな企画の番組を制作しましたけど、NHKさんのほうでも放送されてはいかがですか?』といった横の繋がりから発生した、今回のニュースウォッチ9の番組だったのではなかろうか?と疑っています。


ちなみに番組内容については、それほど批判すべき点は見当たりません。
(※実は「シベリア抑留」という点については、多少疑問に思っている点も無い訳ではないのだが、素人の私が口を差し挟むべき問題でもないと思う)

もちろん前々回の記事でも述べたように、視聴者(=国民)の「厭戦」感情を煽る為の番組であるという事は、今更言うまでもない話でしょう。


しかし一つだけ確実に言える事があります。

今回のこのニュースウォッチ9の番組でも、
『少年を“消耗品”扱い』
『若いうちは教育のしようでどうにでもなるという怖さがある』

といった「少年、若者」の部分を強調していました。

私は8月15日の夜に書いた記事で、以下のように指摘しています。
-------------------------------------------------------------------
(以下、過去記事より抜粋して引用)
更にこの2つの番組に特徴的なのは、子供や十代の若者など若年層が多く犠牲になっているという点でしょう。

多分、そういった年代の視聴者に向けて、強く印象に残る事を狙って作られたものなのだろう、と私は思います。
(中略)
徴兵前の十代半ばの若年層が何人も犠牲になっている、というのも上記で述べた通りです。
(中略)
そしてこれが今年のNHKの8月15日報道の特徴だと思うのですが、それはその昨年10月の記事でも指摘しましたように、
戦没者遺族の高齢化および次の世代にどう伝えるか?
という事に重点を置いて報道していたように感じました。(以下略)
-------------------------------------------------------------------

同様に、8月24日に書いた記事では以下のように指摘しています。
-------------------------------------------------------------------
(以下、過去記事より抜粋して引用)
ニュースウォッチ9公式サイト「特集ダイジェスト」 2018年8月21日(火)
15歳が見た戦争の事実とは
http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2018/08/0821.html
(以下、番組内よりスキャンしたピクチャをいくつか紹介)
180824_p6ak6f54g5sbv_0001.jpg
180824_p6ak6f54g5sbv_0002.jpg
180824_p6ak6f54g5sbv_0003.jpg
(中略)
こういった「今年のNHKの思惑」(=若年層に強く印象に残る事を狙った)、その延長線上に放送された「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」と言えるでしょう。このニュースウォッチ9の報道は。(以下略)
-------------------------------------------------------------------

このように、今年NHKで放送された一連の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ番組」が一番目的として狙っていたのは
「若年層視聴者を狙った厭戦プロパガンダ」
これに一番注力していた、というのは間違いのない所でしょう。

特にニュースウォッチ9に関しては8月21日と8月30日と、2回も「若者の特攻隊」関連の番組を放送しているのですから、これはどう考えても意図的にやっているのは間違いありません。
(※実は8月14日にもニュースウォッチ9は「特攻隊」番組をやってたから今回で3回目という事になり、実際これも「若者」の部分が強調されていた。以下、参考用に8月14日の「特攻隊」番組のピクチャを紹介。蛇足ながら言っておくと、この8月14日の番組は、内容自体はそれほど悪くなかった)
180901_5g5hj2r4awbv_0016.jpg
180901_5g5hj2r4awbv_0017.jpg


以上これにて、前後編二回にわたる8月30日のニュースウォッチ9批評を終わりにします。
(※それにしても、週明け9月のニュースウォッチ9では本当に「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」は終了になるんだろうな?)

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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