あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
などと、あいさつもそこそこに、さっそく本題に入る。
今回は政治の話は一切ない。
私が本来一番得意とする分野の「歴史」に関する話をする。
しかも
過去の当ブログ歴史カテゴリで何度か触れたように、幕末(一応戦国・江戸期も素人というわけではないが)の
「日本の外交史」
という私の専門分野に関する番組をNHKが昨夜放送しており、また明日も放送するということなのでちょっと言及することにした。
昨夜のNHKの放送番組というのは、コレである。
NHK
『大追跡グローバルヒストリー』https://www.nhk.jp/p/ts/K6KW4V4G4Z/ ▽謎の戦国日本人奴隷▽サムライの恋と冒険▽メキシコ 初回放送日:2024年7月8日
https://www.nhk.jp/p/ts/K6KW4V4G4Z/episode/te/G6M38J8PQR/ まあ番組内容はこのXのポストに書いてある通り。
ちなみにこの「日本人奴隷」についての話は、youtubeでも既にこの人が詳しく解説している。
基本的には同じ資料を使っているのだろう。
旧ゆっくりモンドちゃんねる
https://www.youtube.com/@old-mond大航海時代(≒戦国時代)の日本人奴隷 その実態と記録について【ゆっくり歴史解説】 2022/02/05
https://youtu.be/8FjtSNMQK9g?list=PL0aJ4xavf2IkIkn58vkn0nZJpy6fpC6usこの「旧ゆっくりモンドちゃんねる」さんは当時の「海賊」に関する動画なども作っているが、そういえば昨日のNHKの番組でも海賊に関するクイズとかやってたっけなあ。
しかし「歴史のプロ」を自認するこの私が、たかだかyoutubeの無名な人の動画をここで取り上げるというのはいかがなものか?
と思う方がいるかもしれない。
いや。
この「旧ゆっくりモンドちゃんねる」という人の歴史や歴史的文化に関する知識は、どう見ても素人のソレではない。
この人は他にも、
ゆっくりモンド2
https://www.youtube.com/@mond2歴史雑記ヒストリカ
https://www.youtube.com/@mond_historicaというチャンネルで世界史や歴史的な文化に関するyoutube番組を作っているが、なかなか秀逸な内容のものが多い。
なるほど確かに、youtubeでこれほどまともな歴史動画を作っているチャンネルは珍しい。
私が過去に書いたこの記事、
小名木善行という人の幕末デマ話をツベで見かけたので注意喚起しときます(2022/02/12)で
歴史デマをyoutubeで大量拡散している小名木善行とかいう人の「むすび大学チャンネル」というのを紹介したことがある。
この人は
参政党系列の人間らしく、また
この時の記事でも紹介したように、
『月刊WiLL』、『文化人放送局』、『チャンネル桜』、『経営科学出版』、『むすび大学チャンネル』、『ルネサンスTV』、『ダイレクト出版』さらに個人名を出して言えば、
林千勝、茂木誠、藤井厳喜、馬渕睦夫、副島隆彦こういった連中がかかわる歴史、外交に関する動画、書籍は
デマだらけである。
これまでも何度か指摘したことがあるが。
しかも「
どこから金が出ている」のか知らないが、こういった連中の動画に限ってyoutube側が視聴者である私に向かって率先してこの連中の動画を推薦してくる。
場合によっては
ハッキリと「スポンサー」と書いてある動画もある。
事ほど左様にyoutubeの歴史関係動画というのはデタラメなものが多い。
しかしこういった「
デマ・陰謀論・プロパガンダ」を作っている連中と違って、「ゆっくりモンド」や「歴史雑記ヒストリカ」を作っている人は、ちゃんと多くの資料を読み込んで丁寧に番組を作っているのがよく分かる。
なにしろ「天下のNHK」が昨夜、あのように「後追い」したぐらいなのだから。
(※というか今気づいたが昨日のは昨年の7月に放送したやつの再放送だった。それでも時系列としては「旧ゆっくりモンドちゃんねる」のほうが断然先に作っているが)
で、明日のNHKの番組について。
幕末イギリス密航!謎のサムライチームを追う 初回放送日:2025年1月6日
https://www.nhk.jp/p/ts/K6KW4V4G4Z/episode/te/Q8MGY218QG/ この分野はまさに私の専門分野である。
おそらく資料的には上記の町田明広先生の『グローバル幕末史』、あとはちょっと古いが先年お亡くなりになった犬塚孝明先生の『薩摩藩英国留学生』、『密航留学生たちの明治維新』をはじめとする一連の資料、あとは門田明氏の『若き薩摩の群像』といった辺りだろうか。
まあこれらの資料はちょっと古めのものが多いから、番組に出演される町田先生が何か新しい資料を持って来られるのかもしれない。
ちなみに、昨夜の番組を見ていると、
「なんだコリャ?せっかく上質な歴史番組を作っているのに、どうしてスタジオにあんな軽い芸人を何人も呼んでバラエティー番組のノリにしたんだ?」
と多少不快に感じた視聴者もいたかもしれない。
もちろん私もその一人である。
が、NHKが「あのようなノリ」にしか番組を作れなかった理由も、なんとなく理解できる。
なにしろ番組のなかで、
「日本人奴隷」「イエズス会などの当時のカトリック教会の実態」
といったセンシティブな内容を取り扱っているので、もしマジメな番組作りにしてこれらのセンシティブな内容を深く追及することになると、NHKとしても困ることになるからだ。
だからああいったバラエティー番組のノリにせざるを得なかったのだろう。
それでもまあ、昨夜の番組で当時のイエズス会宣教師の「黒歴史」に多少なりとも触れたのは、NHKも少しずつそういったタブーを解除する方向にあるということだろう。
なんともまあ、とりとめのない内容になっちゃいましたね、新年そうそう。
オチはありません。
というわけで、本年もよろしく。
【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。
<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派”である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。
「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。
※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。
「NHK解体」に関するまとめ(十例)(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、
中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に
米国)
の立場を優先するような番組しか制作しない。
リンク1、
リンク2(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
リンク4(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)(3) 局の政治的及び思想的スタンスが
左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。
リンク1、
リンク2(4) 昔はともかく、現在では
朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。
リンク1、
リンク2(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっており
やり過ぎである。
リンク1、
リンク2(6) NHKの原発報道は
「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク(7) 外部の識者による
「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。
リンク1、
リンク2(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、
非常に独善的である。
リンク1、
リンク2(9) 「JAPANデビュー
反日台湾番組」や「
佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。
リンク1、
リンク2(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、
NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては
職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。
リンク1、
リンク2その他にも、NHKが制作してきた数多くの「
媚中番組」「
韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「
旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している
「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。
【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)
←クリックしていただけると励みになります
←同じく
テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済
期限がある話なので、今のうちに書いておく。
(※私はまだ、年内の仕事が残っている多忙の身なんだけどねえw)
言いたい事はただ一つ。
日本保守党の島田洋一衆院議員(名誉教授)は以前からトランプとのツテを持っていると言っていた。いわく、トランプの側近とのコネクションを持っている、と。
(※必要であれば、それに高橋洋一の米国とのチャネルも使えばいいかもしれない)
その上で、石破より先にトランプと会えば良い。
できればそこに百田尚樹も連れて行く。
百田・島田の両名が石破より先にトランプと会えれば、それだけでも大成功だが、それに加えてトランプから「日本保守党を支持する」との言質を取れれば百点満点。これで、次の選挙で日本保守党は石破自民に勝てるよ。次の選挙が
衆院選であれ、
参院選であれ、ね。
トランプ自身も結構、こういった「対石破戦略というディール」をこころよく思うんじゃないだろうか。
(※ついでに、この作戦に高市早苗氏と
青山繁晴氏も巻き込めば、政局はもっと面白くなるかもしれない)
石破は明らかにトランプ大統領によるアメリカの政権を嫌っている。
ただ単に「外交が苦手」という石破の属性が関係しているだけかもしれないが。
とはいえ石破はまず
岩屋外相を中国に送り、年明けには石破自身が東南アジアへ行くらしい。アメリカは二の次にして。
これはどう見ても「確信犯」であろう。トランプを挑発しているとしか思えない。
石破首相、東南アジア歴訪表明 「同盟高みに」訪米意欲 12/26(木) 19:56 (時事通信・Yahoo!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d70c413f1b376d76fcdb3eb30748341d95d8a0cdそのうえ石破は昨日、解散総選挙も臭わせている。
(NHK)
石破首相 不信任決議案可決や予算案否決で衆院解散も選択肢に 2024年12月27日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241227/k10014681241000.html(以下、昨夜のNHKニュース7よりピクチャを抜粋)
要するに石破は日本国民を、特に「保守系の日本国民」を舐めている。
というより、石破に激しく「ノー」を突きつけている保守系(特にネットの保守系)を“脅して”いるつもりなのだ。
「この石破政権をいくら否定したところで、選挙をやれば国民の選択肢は自民党(石破自民)か、立憲共産しかないのだよ。維新や国民民主なんかたかが知れている。しょせん自民か立憲以外、政権政党にはなりえないんだよ」
という“脅し”である。
そんなことは、今さら私がクドクドと説明しないでも「ネット上のいわゆる保守」という属性の人間であれば、誰でも理解している話だろう。どうにも解決のつかない大きなジレンマとして。
夫婦別姓も含めて、石破自民、野田立憲、NHKを筆頭としたサヨクマスゴミが、
「石破自民ができて以降、サヨク全体主義(というより
私がずっと主張しているアベガートライアングル)に向けてバク進している」
などという現状は、“保守”なら全員がわかっているはずだ。
日本保守党が好き、嫌いの話ではない。
私は別に保守党の党員ではないし、百田だって好きではない。これまで散々書いてきたように(有本香氏はまだマシだが)。
これが今現在“保守”にとっての最善手だから、私はこう言っているのだ。
私自身の理想をいえば、本当はこんなこと、言いたくはない。
いくら日本の国益のためといえども、これではまるで「アメリカの力を借りて日本を変える」みたいな話ではないか。
憲法改正すなわち「日本の自主自立」を第一に考える私としては、苦渋の決断である。
でも、今はしょうがないじゃん。
これしか手段がなく、これが最善手であることは事実なのだから。
まあちょっと夢物語みたいな話ではあるけれども、ダメ元でトランプにワタリをつけてみれば?日本保守党さん。
「瓢箪(ひょうたん)から駒」などという大当たりが出たら、しめたものじゃないの。
我々日本国民にとっても。
【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。
<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派”である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。
「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。
※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。
「NHK解体」に関するまとめ(十例)(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、
中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に
米国)
の立場を優先するような番組しか制作しない。
リンク1、
リンク2(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
リンク4(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)(3) 局の政治的及び思想的スタンスが
左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。
リンク1、
リンク2(4) 昔はともかく、現在では
朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。
リンク1、
リンク2(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっており
やり過ぎである。
リンク1、
リンク2(6) NHKの原発報道は
「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク(7) 外部の識者による
「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。
リンク1、
リンク2(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、
非常に独善的である。
リンク1、
リンク2(9) 「JAPANデビュー
反日台湾番組」や「
佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。
リンク1、
リンク2(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、
NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては
職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。
リンク1、
リンク2その他にも、NHKが制作してきた数多くの「
媚中番組」「
韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「
旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している
「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。
【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)
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←同じく
テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済
期せずして、前回の記事の続編を書くことになった。
この流れでは書かずばなるまい、といったところよね。
<前回の記事>
石破とトランプ政権との関係について、NHKはTVで全く報道せず(2024/12/11)私は別に、こういう流れになることを予期して前回の記事を書いたわけではない。
単なる偶然である。
そりゃそうだ。神様じゃないんだから。
しかし、あにはからんや前回の記事を書いた直後から「トランプ外交」と「石破の外交もどき」の関係性が「ゴロゴロゴロッ!」と音をたてて動き出した。
自分で言うのも何だが、実に良いタイミングで記事を書いたもんだよなあ。
ただし、私がこれだけ見事な先見性を発揮しているにもかかわらず、だ~れもこのブログを見に来ないというが玉にキズ。といったところではあるがw
それでは以下に、ここ一週間ぐらいに起こった出来事を時系列順に並べておこう。
昔から私が何度か述べたことのあるセリフとして、
「ひょっとしてNHKの中の人が、このブログをチェックしているのだろうか?」
というのがあるが、そう言いたくなるような出来事が先日あった。
先週の金曜日、すなわち12月13日のニュース7で、このような放送があった。
このトランプのパリ行きの話は
前回の記事で既に紹介しているので、その放送内容についてはそこから引用する。
(以下、過去記事より抜粋して引用)
NHKはテレビではまったく報じていないが、実はネットではちゃんと報道している。
トランプ次期大統領がゼレンスキー大統領 仏大統領と会談 2024年12月8日 8時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241208/k10014661611000.html
(以下、NHK公式サイトよりリードの部分のみ抜粋して引用)
大統領選挙後、初めてとなる外国訪問でフランスを訪れているアメリカのトランプ次期大統領はウクライナのゼレンスキー大統領、フランスのマクロン大統領との3者会談に臨みました。詳しい内容は明らかになっていませんが、来月の大統領就任を前に、トランプ氏がウクライナ情勢をめぐりどのような姿勢を示したのか注目されます。(以下略)
ちなみに、就任前のトランプに石破が会えないのはアメリカに「ローガン法」があるからだ、などと石破や外務省はかつて言い訳していたものだった。(以下略)
NHKはネットで5日以上も前に報じている案件を、この日わざわざ放送したわけである。
なんでだろうねえ?
やっぱり私のブログをチェックしているのかしらん?w
当然ながらNHKは、前回の記事で私が指摘したように、これを放送するまでは「トランプ外交」の話なんて全く放送していなかった。そのあまりの不自然さから、このような放送をしたのだろう。
ちなみにこの放送枠ではこの後、バイデン大統領が息子のハンター・バイデンに恩赦を出したのに引き続き、さらに多数の恩赦・減刑を発表した話と、
そのあとトランプの大統領就任式典に中国の習近平を呼ぶ予定ではあるが中国側が欠席するだろう、といった事などを放送していた。
要するに、ここでもやはりNHKは
「トランプと石破が会う、会わない」といった話は一切放送しなかった。
さらに言うと、この段階ではすでにネット上で、
「安倍昭恵さんが近日中にトランプ氏に会いに行くらしい」といった情報は出ていたのだが、無論NHKはそういった話もまったく触れなかった。
NHKが安倍昭恵氏の件をニュース番組でちゃんとした枠を取って報じたのは、12月15日(日)のお昼のニュースだけだった。
この翌日、すなわち12月16日(月)のニュース番組では、特に夜のニュース7とニュースウォッチ9では「メインのニュース枠」に入っておらず、番組の最後のほうで少し触れるだけの扱いだった。
12月16日(月)のニュース7
(※安倍昭恵氏とトランプのニュースが「メインのニュース枠」に入っていない)
(※番組の終盤で少し触れただけ)
ニュースウォッチ9も同様。
(※ちなみに12月15日(日)のニュース7も同様だった。安倍昭恵氏のニュースは昼のニュースと同じくらいの時間の長さだったが「メインのニュース枠」からは外してあって、終盤にちょっと放送しただけだった)
つまりNHKの放送姿勢は基本的に「
玉川徹と同じである」ということだ。
(※私は民放の報道姿勢は守備範囲外なのでまったく興味ないのだが「安倍昭恵は嫌い。あるいは放送したくない」というスタンスにおいては
NHKも玉川徹も五十歩百歩だ、ということ)
当たり前だよ。
NHKも、朝日・毎日も、立憲共産野党も、みんなサヨクで「石破の応援団」なんだから。
「石破の外交能力は、どうしようもないほど役立たずだよなあ」
などという真実が国民に知れ渡ったら、石破の立つ瀬がなくなるもんねw
そして話はこれで終わらない。
本日さらに新しい動きがあった。
以下、今朝7時に放送されたNHK「おはよう日本」からピクチャを引用する。
これだけだとちょっと分かりにくいと思うので、これも一応NHK公式サイトの記事を引用する。
トランプ氏 石破首相と「ぜひ会いたい」 会談の可能性の質問に 2024年12月17日 11時20分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241217/k10014669941000.html(以下、NHK公式サイトより抜粋して引用)
アメリカのトランプ次期大統領が記者会見し、日本の石破総理大臣と会談を行う可能性について、日本側が望めば1月20日の就任式の前に行うこともありうるという考えを示しました。
アメリカのトランプ次期大統領は16日、南部フロリダ州の自宅で、大統領選挙後、初めてとなる記者会見を開きました。
この中で、石破総理大臣との会談の可能性についてNHKの記者が質問したのに対し「総理大臣とぜひ会いたい。会うだろう」と述べました。
さらに「大統領就任式の前に会うこともあるのか」という質問に「彼らが望むなら、そうする」と述べて、日本側が望めば1月20日の大統領就任式の前に会談することもありうるという考えを示しました。
そのうえで、日本の総理大臣に大きな敬意を抱いていると述べ、前日に面会した安倍元総理大臣の妻の昭恵さんを通じて、石破総理大臣に本などを贈ったと明らかにしました。
トランプ氏との会談は石破総理大臣が11月、南米を訪問したあと、調整が行われたものの、トランプ氏側から就任前に各国首脳との正式な会談は行わない方針が伝えられたなどとして見送られた経緯があり、いつ会談が実現するかに関心が集まりそうです。
また、次の駐日大使への起用が検討されていると伝えられている、かつてポルトガル大使を務めたジョージ・グラス氏について、トランプ氏は「尊敬できる人物だ。大使を務めた経験もある。すばらしい仕事をした。われわれは日本をとても重要だと考えている」と述べたものの、起用についての直接の確認は避けました。
林官房長官 “日本重視の発言を歓迎”
林官房長官は閣議のあとの記者会見で、アメリカのトランプ次期大統領が石破総理大臣との会談の可能性を問われ「ぜひ会いたい」と述べたことについて「日本を重視する旨の前向きな発言を歓迎する。双方の都合のよい時期に会談を行い、じっくりと意見を交わし、人間関係を構築することができればよいと考えており、引き続き次期政権側との意思疎通を行っていきたい」と述べました。(以下略)
※ちなみにソフトバンクの孫正義関連の記事はこちら。ただしここではその内容は割愛する。
トランプ氏が孫正義氏と会見 孫氏側が米に15兆円余の投資へ 2024年12月17日 12時05分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241216/k10014669891000.html上記のインタビューのやり取りは、このX(旧ツイッター)に動画が上がっている。
(※Xのテキストリンクはここに載りきらないので、テキストは以下に引用しておく)
トランプさんの最新の会見で、日本について語った箇所↓
記者:
昨日、安倍首相夫人と会談されましたが、日本の石破首相はすぐにでも会談したいと言っています。
トランプ:
会うよ。実は彼に記念品を送った。総理に本を送った。安倍夫人はファーストレディのメラニアととても親しかった。メラニアが書いた本を気に入り、電話をかけてきて、夕食できるかどうかたずねて......。私は安倍晋三首相ととても親しかった。
彼は素晴らしい人物だった。彼の奥さんが夕食を共にできないかと言ってきた。晋三に敬意を表してのことだ。
そして、ええ、総理大臣に会いたいし、そうしましょう。実は安倍夫人を通じて、彼に本や他のものを送った。
記者:
就任式までに実現する可能性は?
トランプ:
ありえる。日本の首相という立場の人なら重要視しているから。もし彼らがそうしたいなら、そうする。
ちなみに上記のピクチャからも分かる通り、このインタビューしている「記者」というのは
NHKの記者である。
このやり取りの中で注目すべきは、以下の点であろう。
>トランプ:
>会うよ。
実は彼に記念品を送った。総理に本を送った。安倍夫人はファーストレディのメラニアととても親しかった。メラニアが書いた本を気に入り、電話をかけてきて、夕食できるかどうかたずねて......。私は安倍晋三首相ととても親しかった。
これは上記のNHK公式サイトのインタビュー記事でも、このように書かれている。
>そのうえで、日本の総理大臣に大きな敬意を抱いていると述べ、前日に面会した安倍元総理大臣の妻の
昭恵さんを通じて、石破総理大臣に本などを贈ったと明らかにしました。
しかしもちろん。
トランプが安倍昭恵さんを通じて石破に本を贈ったことなど、NHKは「おはよう日本」の中で一言も触れていないが。(というかテレビのニュース内では孫正義の話ばかりで、安倍昭恵さんの話など一言も触れていない)
おやっ?
今さっき今夜のニュース7の放送があったのだが、
今朝の「おはよう日本」でやったトランプ・孫正義のニュースは一言も触れなかった!なんじゃコリャ?
トランプでさえ石破に会うことを容認したというのに、NHKはそれでもなお「石破の外交もどき」のネタは、夜のメインニュースでは「やりたくない!」ということなのか?
こりゃ相当とんでもない事になっているようですなあ…。
いや。
ある程度、想像ができないわけでもない。
私は前回の記事で以下のように書いた。
実際「ローガン法」なぞまったく問題にされていないことは、上記のゼレンスキーやマクロンと平気で会っているトランプの姿を見れば一目瞭然である。
単に石破がトランプに会おうとしないか、あるいはトランプに拒否されているだけのことだ。
が、そんな話が日本国民に知れると石破とNHKにとっては不都合なので、NHKはこの件をテレビで一切スルーしている。
>
単に石破がトランプに会おうとしないか、あるいはトランプに拒否されているだけのことだ。
トランプ側の問題はともかくとして、そもそも、
「石破がトランプに会いたくない」ただそれだけの話なんじゃないのか?
もちろん会いたくない理由は
「会うのが怖いから」ということだろう。
あの男に他人と円滑な関係を築けるようなコミュニケーション能力があるとはとても思えないし、外交能力などカケラも持ち合わせていないことは、この前の南米訪問を見れば一目瞭然である。
どう見てもトランプの信頼を得られるような器(うつわ)の男ではない。
カンペ無しで、とっさの判断でトランプと「外交」のやり取りなど、とても出来まい。
日本国内の国会であれば、NHKを筆頭とした
サヨクマスゴミも、立憲共産などの
サヨク野党も「なあなあ」的な優しい態度でしか接してこないし、多少のボロが出たところで
「お仲間」がいろいろと助け舟を出してくれる。
が、アメリカでトランプに会うとなると、誰も助けてくれない。
しかも相手は「あのトランプ」である。
そりゃ石破もビビるわなあw
そういった石破のビビりを読み取って、今夜のNHKはこれまで通り、
「石破政権の外交に関するニュースは、極力放送しないことにする!」という、いつもの方針を踏襲(とうしゅう)し続けたんだろうねえw
(※う~む。今回のサブタイトルと正反対の結果になってしまった。まあいいかw)
【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。
<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派”である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。
「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。
※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。
「NHK解体」に関するまとめ(十例)(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、
中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に
米国)
の立場を優先するような番組しか制作しない。
リンク1、
リンク2(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
リンク4(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)(3) 局の政治的及び思想的スタンスが
左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。
リンク1、
リンク2(4) 昔はともかく、現在では
朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。
リンク1、
リンク2(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっており
やり過ぎである。
リンク1、
リンク2(6) NHKの原発報道は
「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク(7) 外部の識者による
「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。
リンク1、
リンク2(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、
非常に独善的である。
リンク1、
リンク2(9) 「JAPANデビュー
反日台湾番組」や「
佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。
リンク1、
リンク2(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、
NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては
職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。
リンク1、
リンク2その他にも、NHKが制作してきた数多くの「
媚中番組」「
韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「
旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している
「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。
【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)
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平日ではあるが、唐突にブログを更新する。
別に他意はない。まったくの気まぐれ更新である。
石破政権が誕生してから(というより石破が総裁選で勝ってから)ずっとNHKは石破に対して「まったく批判せず」という報道姿勢を取ってきたことは、これまでここでくり返し書いてきた。
まあ以前からずっと朝日・毎日といったサヨクマスゴミからチヤホヤされてきた石破なのだから、朝日・毎日のマブダチであるNHKも同じ歩調を取るのは当たり前のことだ。
ただし私は新聞や民放は一切見ないので、それらの論調についてとやかく言うつもりはない。
敵はNHKただ一点。
こういったNHKの石破擁護報道については前々回の記事で、ある程度くわしく書いた。
NHKと兵庫県知事選および石破外交の事。更にサッカー日中戦や参政党の事も(2024/11/24)(以下、過去記事から抜粋して引用)
(2)石破総理の数々の「愚行」についてNHKは完全スルー
これについては、あまり多くを語るつもりはない(すでに(1)の記事が長くなり過ぎたこともあり)。
ネットでは最近の石破総理の動向について(特にXやyoutubeなどで)、
「石破は南米訪問の際、各国首脳に座ったまま握手をしたり、“コミュ障”のようにスマホばかりいじっていたり、場所もわきまえずに腕組みしたり(これは反対の意を示していると捉えられるとのこと)、あまつさえ集合写真の撮影にも間に合わなかった」
うんぬんと、散々に叩かれている。
もちろんアメリカとの交渉も滞(とどこお)りまくりで、もうすぐ大統領になるトランプとも没交渉のままで外交オンチも極まれりといったところであり、かつての「安倍外交の成果」を破壊しまくっている。
ネットをよく見る人々、例えば今回の兵庫県知事選で斎藤氏に投票したような人からすれば、そんな話はすでに「常識」といったところだろう。
ところが、である。
兵庫県知事選で稲村に投票するような、NHKやサヨクマスゴミの情報を鵜吞みにしている日本国民からすれば、そのような「常識」はまったく伝わっていないのである。
なぜならNHKがそういった「常識」的な報道をまったくやってないからだ。
(※私はそれ以外のTVや新聞の記事は見ないから知らないが、おそらくNHKの報道姿勢と似たりよったりだろう)
これらのNHK報道の中で、ネットで語られる「常識」など一言も触れていない。
当たり障(さわ)りのない程度の「石破擁護報道」しかNHKは報じていない。
前回の記事の終盤で私が書いた通りである。
岸田政権の頃にもさんざん書いた話だが、NHKを筆頭としたサヨクマスゴミ(朝日、毎日、東京、共同など)は岸田に非常に甘い。
のみならず、石破に対してはそれに輪をかけて甘い。
「政権選択選挙である衆院選で自公過半数を割り、しかも選挙前にアナタ(石破)は自公過半数が勝敗ラインと言ってたよね?」
なんて「普通」の意見をNHKはまったく言わない。ニュース7やニュースウォッチ9で。
もちろん、かつて第一次安倍政権や麻生政権の時に石破が、
「選挙で負けたのだから潔く退陣すべきだ」
と言っていた話も、NHKはまったく言わない。
(※しかも第一次安倍政権の敗戦は政権選択選挙ではない参院選だった)
安倍さんが大統領就任前のトランプに会いに言った際も、石破はそれを批判的にコメントしていたものだが、NHKはそれについてもまったく言わない。
当たり前だ。
石破はNHKおよびサヨクマスゴミにとってはアベガートライアングル仲間だもん。
言うわけねーよ。(以下略)
(以下略)
特にNHKが石破に対して一番「優しい」のは、
「石破の外交活動をまったく報道しない」という点である。
まあこの男はロクに「外交活動」などやっていないし、「石破外交」などという単語自体、ニュースで目にした記憶がない。
そしてとりわけ酷いのは
前々回の記事でも述べたように、
「トランプ政権との関係がまったく築けていない」という点である。
日米関係は日本外交の基軸である。
これに異を唱える日本国民は皆無であろう。
それゆえ、本来であればこのブザマな「石破外交」の実態を国民が目の当たりにすれば、石破に対する非難がもっと大きくなっているはずである。
が、なぜかそうはなっていない。
なぜなら、石破とトランプ政権との関係についてNHKがTVでまったく報道していないからだ。石破政権を必死で支えようとしているNHKの姿勢がよく分かる、これが一番の証拠といえよう。
以下、先日トランプが大統領就任前にパリへ行って「トランプ外交」をやっているにもかかわらず、NHKの夜のニュースではまったく無視されている、という“証拠”を列挙しておく。
12月6日(金)のニュース7の項目一覧(ニュースウォッチ9も同様にトランプ外交はスルー)
12月7日(土)のニュース7の項目一覧
12月8日(日)のニュース7の項目一覧
12月9日(月)のニュース7の項目一覧(ニュースウォッチ9も同様にトランプ外交はスルー)
NHKはテレビではまったく報じていないが、実はネットではちゃんと報道している。
トランプ次期大統領がゼレンスキー大統領 仏大統領と会談 2024年12月8日 8時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241208/k10014661611000.html(以下、NHK公式サイトよりリードの部分のみ抜粋して引用)
大統領選挙後、初めてとなる外国訪問でフランスを訪れているアメリカのトランプ次期大統領はウクライナのゼレンスキー大統領、フランスのマクロン大統領との3者会談に臨みました。詳しい内容は明らかになっていませんが、来月の大統領就任を前に、トランプ氏がウクライナ情勢をめぐりどのような姿勢を示したのか注目されます。(以下略)
ちなみに、就任前のトランプに石破が会えないのはアメリカに
「ローガン法」があるからだ、などと石破や外務省はかつて言い訳していたものだった。
ついでにこれもNHKのネット記事よりソースを引用しておこう。
石破首相とトランプ次期大統領との会談は見送られることに 2024年11月17日 10時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014640951000.html(以下、NHK公式サイトより抜粋して引用。赤字の部分は私の編集による)
石破総理大臣は、今回の南米訪問のあとにアメリカのトランプ次期大統領との会談を調整してきましたが、トランプ氏側から就任前に各国首脳との正式な会談は行わない方針を伝えられたことなどから、見送られることになりました。
石破総理大臣は、日米同盟の維持・強化に向けて、アメリカのトランプ次期大統領との個人的な信頼関係の構築を急ぎたいとしていて、国際会議のため、今回、ペルーとブラジルを訪れたあと、アメリカを訪問して会談することを調整してきました。
政府関係者によりますと、トランプ氏側から、「民間人が政府の許可なく他国と交渉することを禁止する国内法がある」として、就任前に各国首脳との正式な会談は行わない方針が伝えられたということです。
加えて日程の調整も難しいとして、会談は見送られることになりました。
石破総理大臣としては、トランプ氏が来年1月に大統領に就任したあとできるだけ早期に対面での会談を実現するため、今後も働きかけを続けることにしています。
石破首相 “法律上の制約で現時点では会談を行わないと説明”
石破総理大臣は訪問先のペルーで記者団に対し「トランプ陣営側から、各国の外国首脳とトランプ次期大統領の会談について非常に多くの依頼が寄せられているが、ローガン法という法律上の制約もあり、現時点ではいずれの国とも会談を行わないという説明を受けている。いずれにしても、双方に最も都合のよい、なるべく早期に会談を行いたい」と述べました。
そしてこの時も、NHKは「石破がトランプに会ってもらえない」というニュースをテレビでは一切触れていない。もちろん「ローガン法」の件についても。
実際「ローガン法」なぞまったく問題にされていないことは、上記のゼレンスキーやマクロンと平気で会っているトランプの姿を見れば一目瞭然である。
単に石破がトランプに会おうとしないか、あるいはトランプに拒否されているだけのことだ。
が、そんな話が日本国民に知れると石破とNHKにとっては不都合なので、NHKはこの件をテレビで一切スルーしている。
(※どこぞのネット番組で話していたが、もし安倍総理だったら、間違いなくパリへ行ってトランプ、マクロン、ゼレンスキーと会っていただろう、と。さもあらん。外交オンチの石破だと、最初からそんな選択肢も無かっただろうが)
「いや、NHKはちゃんとネットでは報じているじゃないか。テレビで報じていないのは小さな問題に過ぎない」
などと反論する人がいるかもしれない。
バカバカしい話である。
この部分こそが一番重要なポイントなのだ。
上記で引用した
前々回の記事。
ここでは例の兵庫県知事選挙のことを一番最初に取り上げた。
そして「その事」について縷々(るる)解説もした。
テレビというメディアこそが石破に代表される“サヨク”の守護神であり、ネットはそれに対抗するメディアである、と。私はこのブログで十年以上述べているが、
NHKの本心は、
「テレビを見ている人間だけ洗脳できれば良い。ネットを見る人間は洗脳の対象外である」ということなのだ。
考えてみてほしい。
ネットを見ているような人間が、わざわざNHKのネット記事を優先的に見るだろうか?
ネットを見るのであればもっと他に有用な情報ソース(youtubeなりX(旧ツイッター)なり)を調べようとするだろう。
そしてそのようなネット世界であるからこそ、NHKもわざわざ「テレビのような印象操作」をやろうとしないのだ。やっても無意味だし。
要するに
NHKの印象操作の主戦場は、「そういった洗脳されやすい国民ばかり」の
テレビなのだ。
だからこそ、私もNHKのテレビ放送のみをずっと監視してきた訳である。
(※さらに言うと「ネットではちゃんと報道してますよ」という
言い訳用としてNHKはネットを使っている面もある。もちろん上記の通り、そんな言い訳などまったく許されないのだが)
そういえば石破は昨日アメリカのオースティン国防長官と会談していたらしいが、
今さらバイデン政権の国防長官と会ってどうすんだよ?といったところだよなあw
石破首相と米国防長官 自衛隊と米軍の指揮 統制向上などで一致 2024年12月10日 21時58分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241210/k10014664281000.htmlまあNHKはこの件についてもテレビではまったく報道してないんだけどね。
(※オスプレイの飛行一部停止のニュースはやってたけどね。NHKは
オスプレイのネガキャン昔から大好きだし)
とりあえず、石破がアメリカと「外交もどき」の活動をしていることは、あまり国民に知らせたくないんだろう。
もしもそんな報道をして視聴者に、
「へえ~。それで石破総理とトランプ政権との外交はどうなったの?」
などと思い起こさせたらヤブヘビだもんねw
しかしまあ、実に涙ぐましいNHKの努力だよなあ。石破ちゃんを支えるための。
そんな健気(けなげ)な努力をいくらつづけても、先の兵庫県知事選挙でも明白なように「まともな国民」には、石破がトランプから嫌われているのはとっくに知れ渡っているんだがなあw
【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。
<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派”である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。
「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。
※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。
「NHK解体」に関するまとめ(十例)(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、
中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に
米国)
の立場を優先するような番組しか制作しない。
リンク1、
リンク2(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
リンク4(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)(3) 局の政治的及び思想的スタンスが
左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。
リンク1、
リンク2(4) 昔はともかく、現在では
朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。
リンク1、
リンク2(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっており
やり過ぎである。
リンク1、
リンク2(6) NHKの原発報道は
「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。
リンク1、
リンク2、
リンク3、
拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク(7) 外部の識者による
「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。
リンク1、
リンク2(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、
非常に独善的である。
リンク1、
リンク2(9) 「JAPANデビュー
反日台湾番組」や「
佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。
リンク1、
リンク2(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、
NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては
職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。
リンク1、
リンク2その他にも、NHKが制作してきた数多くの「
媚中番組」「
韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「
旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している
「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。
【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)
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