2024年02月:社会保険労務士試験ブログ「佐藤塾」

2024年02月

2024年02月28日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の48日目は、「労働者派遣事業の令和3年度事業報告の集計結果(速報)」及び「労働者派遣事業の令和4年6月1日現在の状況」から「労働者派遣事業」の推定予想問題で選択式です。


<問題(派遣労働者の実態)>

(1) 派遣労働者数は、約 A (対前年度比: B )であり、うち、有期雇用派遣労働者は、約 C である。

(2) 派遣料金(8時間換算平均)は、 D である。

(3) 派遣契約の期間は、 E 以下のものが全体の96.4%を占めている。


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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。

Aの選択肢
① 86万人  ② 186万人  ③ 286万人  ④ 386万人

Bの選択肢
① 1.0%増  ② 1/0%減  ③ 10.4%増  ④ 10.4%減

Cの選択肢
① 50万人    ② 75万人   ③ 111万人   ④ 161万人

Dの選択肢
① 20,461円、派遣労働者の賃金(8時間換算平均)は、11,698円
② 22,461円、派遣労働者の賃金(8時間換算平均)は、13,698円
③ 24,461円、派遣労働者の賃金(8時間換算平均)は、15,698円
④ 26,461円、派遣労働者の賃金(8時間換算平均)は、17,698円

Eの選択肢
① 1月    ② 3月    ③ 6月    ④ 1年


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step2 正解は・・・

A ② 186万人(労働者派遣事業の令和4年6月1日現在の状況)

B ③ 10.4%増 (労働者派遣事業の令和3年度事業報告の集計結果(速報))

C ③ 111万 (労働者派遣事業の令和3年度事業報告の集計結果(速報))

D ③ 24,461円、派遣労働者の賃金(8時間換算平均)は、15,698円(労働者派遣事業の令和3年度事業報告の集計結果(速報))

E ③ 6月 (労働者派遣事業の令和3年度事業報告の集計結果(速報))

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step3 コメント

・「労働者派遣事業」から、派遣労働者数、派遣料金、賃金の数値等を問う問題です。Aの派遣労働者数は、約180万人であり、本問の中で最も重要です。また、その内訳としては、無期より有期の方が多いことも押さえておきましょう。




次回もがんばりましょう。



2024年02月27日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の47日目は、「派遣労働者の実態」の推定予想問題です。

<問題(派遣労働者の実態)>

〔問〕 派遣労働者の実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和4年派遣労働者実態調査」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 派遣労働者について、現在就業中の賃金(基本給、税込みの時間給換算額をいう。)をみると、「1,250円~1,500円未満」が最も高く、「平均賃金」は1,510円となっている。

B 派遣元への「要望がある」派遣労働者について、要望の内容(複数回答3つまで)をみると、「派遣先に対して、派遣先での直接雇用に切り替えるよう依頼してほしい」が最も高く、次いで「継続した仕事を確保してほしい」となっている。

C 派遣先への「要望がある」派遣労働者について、要望の内容(複数回答3つまで)をみると、「派遣契約期間を長くしてほしい」が最も高く、次いで「指揮命令系統を明確にしてほしい」となっている。

D 派遣労働者について、今後の働き方に対する希望についてみると、「派遣労働者以外の就業形態で働きたい」37.0%、「派遣労働者として働きたい」34.2%となっている。


E 派遣労働者について、派遣労働者として働いている理由(複数回答)をみると、「自分の都合のよい時間に働きたいから」、「正規の職員・従業員の仕事がないから」の割合が高くなっているが、これを性別にみると上位2つは女は全体と同様となっているが、男は「正規の職員・従業員の仕事がないから」、「専門的な技能等をいかせるから」となっている。


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step1 正解は・・・

B

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step2 解説

A 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

B ×(令和4年派遣労働者実態調査)派遣元への「要望がある」派遣労働者について、要望の内容(複数回答3つまで)をみると、「賃金制度を改善してほしい」が最も高く、次いで「継続した仕事を確保してほしい」となっている。

C 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

D 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

E (令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。



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step3 コメント

・「派遣労働者の実態」の問題で択一式からの出題です。今回、取り上げたA~Eの問題は、問題として作りやすいので、出題されやすいともいえます。


次回もがんばりましょう。



2024年02月26日

遅くなりました。「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の46日目は、「派遣労働者の実態」の推定予想問題です。

<問題(派遣労働者の実態)>

〔問〕 派遣労働者の実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和4年派遣労働者実態調査」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 派遣労働者が就業している事業所について、過去1年間に同一の組織単位での派遣就業期間が個人単位の期間制限(3年)に到達した派遣労働者がいた割合は24.6%となっている。

B 派遣労働者について年齢階級別にみると、「45~49歳」と「50~54歳」が最も高い。

C 派遣労働者の平均年齢は44.3歳となっている。

D 派遣労働者について、現在行っている派遣業務(複数回答)をみると、「一般事務」が最も高く、次いで「物の製造」となっている。これを性別にみると、男は「物の製造」が、女は「一般事務」が、最も高くなっている。

E 派遣労働者について、現在の派遣元との労働契約の期間をみると、「期間の定めはない」が最も高く、次いで「2か月を超え3か月以下」となっている。これを派遣の種類別にみると、登録型は「期間の定めはない」が最も高く、登録型以外は「2か月を超え3か月以下」が最も高くなっている。


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step1 正解は・・・

E

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step2 解説

A 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。なお、派遣労働者が就業している事業所について、就業している派遣労働者数階級をみると、「1~4人」が68.1%と最も高くなっている。

B 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

C 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

D (令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

E ×(令和4年派遣労働者実態調査)派遣労働者について、現在の派遣元との労働契約の期間をみると、「期間の定めはない」が最も高く、次いで「2か月を超え3か月以下」となっている。これを派遣の種類別にみると、登録型は「2か月を超え3か月以下」が最も高く、登録型以外は「期間の定めはない」が最も高くなっている。



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step3 コメント

・「派遣労働者の実態」の問題で択一式からの出題です。今回、取り上げたA~Eの問題は、いずれもプレスリリースに掲載されている事項となりますので、割と重要な箇所です。本問Eのように、入れ替えて誤りにするパターンについては、よくよく考えるとわかるはずですので、落ち着いて解答してください。


次回もがんばりましょう。



2024年02月25日

3月2日(土)「個別相談」を実施いたします。

お一人様25分とさせていただきます。
対象となる方は、次の方です。

〇既に佐藤塾で2024年向けフルパック☆プラス等のパックコースを受講いただいている方
① 学習の方法等で悩みや相談のある方
② モチベーションを高めたい方
③ 今後の学習で巻き返しを図りたい方

※調子よく学習できている方は心配いらないと思いますが、今のやり方でいいかどうか迷っている方、学習が上手く機能していないと感じている方は、お話しする中で学習のヒントになることが出てくるはずです。
※既に佐藤塾で2024年向けフルパック☆プラス、フルパック等のパックコースを受講いただいている方の個別相談の「初回」は、事前に個別相談シートを記載してください。
☞「2024年向けパックコース受講生向け個別相談の初回の注意事項


〇2024年度本試験に向けて、学習をしている・学習を開始しようと思っている方
学習の仕方等で悩みやご相談のある方(学習方法に関するご質問・ご相談
佐藤塾の講座の特長を知りたい方(講座に関するご質問・ご相談
 (聞けばすぐに済むような簡単な事柄でも結構です。)
③2024年度の社労士受験をするかどうか、迷っている方(資格に関するご質問・ご相談

2024年度本試験へ向けた学習計画を練りたい方やどのような学習をしていけばいいのか迷っている方など、ぜひ、個別相談を利用してください。


〇佐藤塾の講座を利用して合格された方
①どのような学習が功を奏したのか、喜びの声をお聞かせください。


東京本校に来所いただくか、電話でお話をするかのいずれでも結構ですので、予約をしてください。

時間割ですが、相談開始時刻で次の設定としています。(1枠25分)
①12:45~  ②13:20~  
③13:55~  ④14:30~  ⑤15:05~


[予約の手順]
・「2024年向け佐藤塾個別学習相談会Web予約」画面から予約入力をしてください。☞予約画面はこちら
・空いている時間帯をクリックしていただき、必要事項を入力してください。
( 「SOLD OUT」となっている時間帯は、既に埋まってしまっています。)

予約画面の「備考欄」には、次の①、②を必ず入れてください。
電話か、来所か。⇒ここの記入は重要ですので忘れないようにしてください。
相談内容(簡単で結構です。)


[予約日当日]
・東京本校にお越しいただける方は、その時刻までに東京本校へお越しください。
・電話の方は、その時刻に電話がかかってくるのをお待ちください。
 (5分過ぎても電話が無い場合はお手数ですが、東京本校に電話でその旨、連絡してください。)
 (非通知でかけることになりますので、非通知でも電話がつながるようにしておいてください。)


どのように学習すれば合格できるかをアドバイスさせていただきます。
疑問や不安や心配事は、今のうちに解消してしまいましょう。


2024年02月24日

「ランチタイム・スタディ2024統計数値」の45日目は、「派遣労働者の実態」の推定予想問題です。

<問題(派遣労働者の実態)>

〔問〕 派遣労働者の実態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和4年派遣労働者実態調査」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

A 令和4年10月1日現在の事業所について、派遣労働者が就業している割合は12.3%、令和4年10月1日現在の全労働者数に対する派遣労働者の割合は4.0%となっている。

B 派遣労働者が就業している事業所について、派遣労働者を就業させる主な理由(複数回答3つまで)をみると、「欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため」が最も高く、次いで「一時的・季節的な業務量の変動に対処するため」、「軽作業、補助的業務等を行うため」となっている。

C 派遣労働者が就業している事業所について、過去1年間(令和3年10月1日~令和4年9月30日)に派遣労働者に対する教育訓練・能力開発の実施の有無をみると、「実施した」が約7割となっている。

D 事業所について、紹介予定派遣制度を利用したことがある割合は約7割となっている。

E 派遣労働者が就業している事業所について、派遣労働者の待遇決定方式(複数回答)をみると、労使協定方式の対象となる派遣労働者を受け入れている事業所が37.0%、派遣先均等・均衡方式の対象となる派遣労働者を受け入れている事業所が29.4%となっている。これを派遣労働者数階級別にみると、派遣労働者を多く受け入れている事業所ほど労使協定方式をとっている派遣労働者を受け入れている割合が高くなっている。


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step1 正解は・・・

D

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step2 解説

A 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。なお、派遣労働者が就業している事業所について、就業している派遣労働者数階級をみると、「1~4人」が68.1%と最も高くなっている。

B 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

C 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。

D ×(令和4年派遣労働者実態調査事業所について、紹介予定派遣制度を利用したことがある割合は「7.1%」と1割にも満たない。なお、紹介予定派遣制度を利用したことがない事業所で「制度を知っている」は37.1%、「制度を知らない」は53.1%となっている。

E 〇(令和4年派遣労働者実態調査)本肢のとおりである。



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step3 コメント

・「派遣労働者の実態」の問題で択一式からの出題です。問題を解こうと思って問題文を読んで考えることで、覚えることができますので、割と念入りに出題しようと考えています。全部を覚えるのは難しいと思いますが、本問Dのように明らかな誤りについては、見抜けるようにしておいてください。


次回もがんばりましょう。