ペッグ通貨／逆相関通貨ペアで低リスクＦＸ （外国為替証拠金取引）

FXで逆相関通貨ペアとは、２つの通貨ペアの相関係数が－１に近い通貨ペアのことを言います。

以前はアストマックス（廃業）のサイトで無料で通貨ペア別の相関係数が見られたのですが、 セントラル短資ＦＸ のホームページでログインしなくても無料で通貨ペア別の相関係数が見られるページがありました。

↓コチラ
http://www.central-tanshifx.com/market/finder/popn-correlation-coefficient.html

過去200日分の終値データでの相関係数一覧となっています。（通貨ペアが少ないのが難点ですが）

＠FXでの相関係数とは＠
・相関係数とは、２つ（以上）の通貨ペアの動きがどれくらい似ているか（または似ていないか）をあらわす数字で、-1.0から1.0までの値となります。
・相関係数が1.0に近い場合は「正の相関」がある＝同じような動きをする傾向がある。
・相関係数が-1.0に近い場合は「負の相関（＝逆相関）」がある＝逆の動きをする傾向がある。

＠考え方＠
・相関係数が1.0に近い通貨ペアの場合、片方を買い持ち、もう一方を売り持ちする。
・相関係数が-1.0に近い通貨ペアの場合、両方を買い持ち、または両方を売り持ちする。
・持ち高は基本的に合わせる必要があります。

私が実際にポジションを持った事があるのは、逆相関ではEUE/USDロング＋USD/CHFロング（相関係数-0.9）です。



確かにある程度逆の動きとなりまして、片方が下がると片方が上がるため、ある程度のヘッジとなりますし、この通貨ペアの場合、両方ロングで両方ともプラススワップとなります。（今は）

順相関通貨ペアでは、メキシコペソ/JPNロング＋USD/JPNショート（ポジション量は合わせる必要があります）でポジションを取った事があります。

いずれにしてもポジション量を合わせる必要があるため、1,000通貨単位で取引できて取り扱い通貨ペアが多く、手数料無料のFX会社であることが必須となります。

　→　ＦＸブロードネット（ライトコース）、 ヒロセ通商【LION FX】 など。

ランド/円の相手で何か良い通貨ペアがあると良いんですけどね。

より多くの通貨ペアの相関関係が必要な場合は、 セントラル短資ＦＸ に「相関チャート」があります。

コチラは通貨ペアも２つだけでなく設定でき、他では見た事が無いチャートです。必要がある場合はご検討下さい。
　↓こんな感じのものです。


USD/HKDはマイナススワップになる事があるので、（もともとスワップが多くないだけに）　注意が必要です。（過去記事もご参照下さい）

◆現在の保有ポジション◆
米ドル/香港ドル（USD/HKD）　ロング中