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厚かましい人達
「Carrefour-カルフール」です。フランス資本の会社です。
カルフールは元々イタリアにもありましたが、このたび「GS」という名前のスーパーマーケットがその傘下に入ったようです。
先週はそのお祝い(?)で、写真のエコバッグが配られました。
ここからが今日のお話です。
このエコバッグと同じ大きさ、同じ材質で、模様が違うものが売られています。2ユーロくらいだったと思います。そちらには「カルフール」の文字しか入っていないので以前からあったもので、たぶん赤い方はプロモーション用に作ったのでしょう。
先日レジで私の前に並んでいたおばさんが、その「カルフール」の文字のみのエコバッグを手にしていました。当然レジのお姉さんはそのエコバッグの代金を加算しました。
するとそのおばさんは「これはタダじゃないの?」と言いました。
レジのお姉さんが首を横に振ると、おばさんは「赤いのもこれも全く同じじゃないの。なんで赤いのがタダでこれにお金を払わないといけないのよ、おかしいじゃない!」と私の方を向いて同意を求めました。確かにそう思いますが、それはお店が決めることです。
おばさん、それは屁理屈よ、と言いたかったですが、私も黙って首を横に振りました。
タダじゃないのならいらない、と言うのかと思ったら、結局おばさんはがんばり通して、とうとうそのままタダでもらって行ったというか、取って行きました・・・。
この袋は特別ですが、ふだんの買い物時に自分の袋を持参しなかったら、お店のビニル袋を買います。1枚5チェンテーシミ、0.05ユーロです。日本円で5円くらいです。
レジの人は必ず「袋はいりますか?」と聞いてきます。買い物の量が多いと、2枚とか3枚買うこともあります。
でもたまに、レジの人が「袋はいりますか?」と聞いても聞こえないふりをして、買い物の代金を支払ったあとに、「あ、袋ちょうだい!」と言う人がいます。もちろんお金は払いません。
たまに「5チェンテーシミです」と言う係の人もいますが、たいてい「お札しかないけれど、お釣りある?」とか言って、支払いを拒否します。レジの人が細かなコインを出すのを渋るのを知っているからです。
まぁ不景気なのはわかりますが、これが生活の知恵なのでしょうか。
私も外国生活が長くなって、いろいろと厚かましくなってきているなぁと思いますが、ここまではできませんね・・・。
冷凍の枝豆を見つけました。
日本のお隣の○国製ですが、気にしません・・・。
今週の月曜日から出張していた夫が、今日帰ってきます。
LEVINは毎晩玄関の前で夫の帰りを待ち、夜も気になってなかなか寝れないようでした。私が5月に一時帰国をしていたときとは大違いです。
友人にこの話をすると、「それってダンナ様のことを大事に思っているんじゃないの?」と言われました。
外から帰ってきた人のまわりをぴょんぴょん跳ねて出迎えるのは、「部下が帰ってきたから、遊んでやろうじゃないの」という気持ちだと聞いたことがあります。その証拠に私が帰ってきても、わりとあっさりとした対応です。
友人の説が正しいとすれば、あっさりとした対応は大事に思っていないということ?
あれぇ、いったいどっちなんでしょう・・・。
- Italiaのこと / イタリアの暮らし
- comments(18)
みんな出勤やらお朝寝(はる)やら、畑(義母)やら行ったので、これからが私の至福のフリータイムです!
そうか、イタリアの人もなかなかですね。
大阪のおばちゃんも負ける!んじゃないですかね?^m^
自己主張できた方がいいとは思うけど、ズルイのはしたくない、、、。(^_^;)
枝豆が買えて良かったですね。
ひらがなで「えだまめ」、イイ感じ!