Category [カンパーニア州 ] 記事一覧
永遠の都、ポンペイ (vol.04)
ポンペイの遺跡の中を歩いているとき、雨が降ってきました。雨に濡れた道、崩れかかった壁に生えた草、誰も歩いていない街並みを見ると、やはりここポンペイの街は滅びてしまったのだなぁと感じます。発掘された品々が収められているところです。灰がかぶったままなので白黒写真のように見えますが、カラー写真です。この人は手を口にあてているようです。降りかかる灰が口に入るのを避けていたのでしょう。西暦79年8月24日の...
- 2010.06.01
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ポンペイのうふふ (vol.03)
番号が付けられているだけでも72の建物があるポンペイの遺跡の中で、観光客に一番人気、しかもよく整っている場所と言えば、「Lupanare」でしょう。Lupanare・・・売春宿です。以前来たときに見ているのでパスしようと思ったら、ここだけ一方通行になっていて、中を通らないと向こうへ行けないようになっていました。ということで、中に入りました。ご丁寧に照明までついていました。他のところにはないサービス...
- 2010.05.31
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ポンペイの赤だけではなく (vol.02)
ポンペイと言えば「ポンペイの赤」と言われるほど、赤い染料を使ったフレスコ画が有名です。これは「Casa e Thermopolium di Vetutius Placidus」のフレスコ画です。「Thermopolium」とはいわゆるスナックバーのことで、温かい食べ物と飲み物を出していたそうです。それは昼食用でしたので、当時の人は家で昼食を食べなかったということになるらしいです。このフレスコ画には、家...
- 2010.05.28
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時が止まった街、ポンペイ (vol.01)
昨日の朝ブログを開いたら、なんだか訳のわからないものすごい長文のコメントが入っていました。自分の名前も書かれていないし、なんでも自分は困っているので助けてください、と書いているにも関わらず、その連絡先も書かれていません。もちろん書いてあっても連絡しませんが・・・。これも迷惑コメントの一つなのでしょうね。すぐにこのブログの管理会社に連絡しました。気を取り直して・・・。先週の日曜日に出かけたポンペイの...
- 2010.05.27
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しまった!
昨日は、とある観光地へ出かけました。入り口に一番近い駐車場に、運よく1台分のスペースを見つけました。料金は機械で支払い、レシートは外から見える場所に置いておきます。「ここは1回1ユーロだったよ」と言いながら、夫が戻ってきました。観光地だけど田舎だから安いのね、と思っていました。(追記:5月24日現在、1ユーロは112円前後です。)そして観光を終えて、駐車場に戻ってきました。そのとき何気なく駐車料金...
- 2010.05.24
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エルコラーノを見て、生かされている意味を考える (vol.03)
ヴェスヴィオ山の大噴火により灰に埋もれてしまった街、エルコラーノ。そこには当時の優雅な生活を垣間見ることができます。これはCasa del Rilievo di Telefo-テーレフォのレリーフのある家です。エルコラーノの中でも二番目に広い家だったそうです。眺めの良い斜面に建てられて、階段を下りるとそのまま海辺へと出れるように設計されています。元は3階建の建て物でした。赤い柱は屋根を支えているのでは...
- 2010.04.28
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エルコラーノのスパ (vol.02)
エルコラーノの遺跡には、温泉浴場も遺されています。その前に・・・。ローマとヴェスヴィオ山の位置関係です。赤い円の中がヴェスヴィオ国立公園です。ヴェスヴィオ山の周辺の拡大図です。エルコラーノは海に面していますが、ポンペイは陸地の中にあります。温泉浴場の話に戻ります。当時の浴場は、脱衣所、水風呂、ぬるま湯、そして熱い湯と分けられていました。今で言うスパですね。そして男性用、女性用にも分かれていました。...
- 2010.04.27
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もう一つのポンペイ、エルコラーノの遺跡 (vol.01)
ヴェスヴィオ山の大噴火で、一瞬のうちに灰に埋もれたポンペイ。そのポンペイからさほど離れていない所に、同じくヴェスヴィオ山の火砕流に飲み込まれた古代都市、エルコラーノがあります。2週間前の週末、日帰りで出かけてきました。紀元前8世紀にはすでに街になっていたエルコラーノは絵画的な風景を持ち、海は透き通り、ヴェスヴィオ山の斜面には花や緑にあふれ、当時の貴族階級の別荘地としてもてはやされました。ところが、...
- 2010.04.26
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ソレント旅行記-アマルフィ海岸
特に急ぐ予定のない旅、ポジターノ、アマルフィをまわって帰ることにしました。 ソレントを出て、半島の反対側のポジターノへ向かいます。 断崖絶壁にしがみつくように、街があります。ポジターノの街です。 イタリア屈指の高級リゾート地と言われています・・・あまりそうは感じられませんでしたが・・・。 海に面した断崖に、レモン畑が広がっていました。(黒や緑のネットがかぶせてあるのが、レモンの木です。)道路幅が狭く駐...
- 2009.02.25
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ソレント旅行記-レモンとオレンジの街
昨日もご紹介しましたが、ソレントはレモンやオレンジの街と言われています。 ホテルの庭にも、レモンやオレンジの木がたくさんありました。 そんな中、一本の木にレモンとオレンジの両方の実が成っているのを発見! 大写しで・・・。 どうしてこういうことになっているのか、ちょうど作業をしていたガーデナーのおじさんに伺いました。 返ってきた言葉は、「だって楽しいでしょ?」 この大らかさが南イタリアですね。 こちらの...
- 2009.02.24
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ソレント旅行記-週末のお出かけ
今週の火曜日でカーニバルが終わります。 そこで、ベネチアと並んでカーニバルで有名なViareggio-ビアレッジョへ行こうと思ったのですが、思い立ったのが一週間前でしたので、ホテルがどこも満室で予約が取れませんでした。 方針を変えて(変え過ぎ!)、Sorrento-ソレントへ行ってきました。 ソレントはローマから南へ車で2時間半、ナポリの先にあるアマルフィ海岸にあります。 入り組んだ岸壁に碧く透き通っ...
- 2009.02.23
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