『人が突然老化するSFがあるのはこういう経験があるからかな』(220828)

 このごろ、とくに気になるのは知っている有名人の顔が老人になっていることである。

 目にしたとき、驚嘆し、
「あれえっ!(この人ってあの人だったけ?)」っていう感じで、ネットで知ってる人を確認し、年齢を見る。

 まるで突然年寄りになったなあ‥。あまり変わらない人もいるので、それを思うと、その対比で老化というか加齢というか、その人を取り巻く環境のせいも多々あるだろうけれど、またすごいなと思う。



著名人が突然老いた容貌に

その都度つど年齢としを調べて思う


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『天の香久山には妙なる白き衣がかかって夏の晴れやかさが心に沁みる』(220522)

 これは持統天皇の歌(万葉集)だけれど、なかなかいいと涙が出るくらいに思ったのだ。


春過ぎて夏きたるらし白妙しろたえ

ころもほしたりあま香具山かぐやま



 春というのは意外に空気が濁っていたりして、季節の変わり目ということもあって、体調がすぐれなかったりするけれど、からっとした夏が来れば、世界ともども晴れやかな気分になれるということもある。


 これはネットで見つけた奈良の明日香にあるという香具山の写真。

香久山写真WIKI20220521.png



注:写真はwiki。


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『きょうも仕事だけれど仕事があるだけで疲れてしまう』(210526)

 きょうは三つ仕事があるけれど、最後はオンデマンドでやることになっているので、対応は生徒たちがいろいろやって提出したころ、こっちの都合で対応すればいいので、時間の制約を受けるのは始めの二つということになる。

 昼前の散歩はいつもより早めに出かけ、まあまあふつうに帰ってきた。

 昼ご飯(ブランチ)もふつうに食べ、授業に臨んだけれど、そもそも睡眠不足でかなり疲れている。体調が悪い。思えば気功をしていて体調が悪いというのは、下の階の人たちが真夜中といい昼間といい洗濯をし、臭いにおいを折にふれては出し続けるので、よく眠れなくなってからである。

 それまでは健康だったといえるし、三時間も眠れたらけっこう体力は持っていたのだ。(歯医者で歯茎を切開されて出血が止まらなくなって死にそうになった後も一年以上、酷かったけれど)。

 二つ仕事を終えて、一度散歩に出かける。昼寝もしたいけれど、パソコンの前にへばりついて三時間は不健康なので、まずは体を動かしてからということだけれど、やたら人が引っ付いてきて散歩なのに一緒に行こうとするのは閉口である。

 他を見ていて、見ず知らずの人と一緒に歩く人は見たことがない。とにかく人間は気持ち悪い(みんな欲のせいでお似合いの霊が引っ付いている)ので、逆向きに歩いて引っ付かれないようにして、別の道(車のいるところ)をわざわざ進んでいった。

 散歩の空はこんな感じだった。

210526sigotogosanpo1.jpg


 悪くはないという感じ。

 山菜を採りながら休憩していると、今度は犬の散歩のおばさんがそばにきて離れないので閉口である。十メートル近く離れていても引っ付かれるとかなり気持ち悪い。

 そのおばさん、わたしから離れたら、ものすごく早く歩いて帰ってしまったことが別の道から帰っていくと、その小さくなっていく背中が観察された。

「なんであんなに急ぐのに、わたしのそばではゆっくり休んでいるのか」

 こんなことが毎日のように繰り返される。

 そこそこ歩いて帰って来たけれど、そういうことはいつしか散歩の途中で(歩くのも気功にして)いいか悪いかさっさと忘れてしまう。なかばぼけた人と似ている。

 帰り道も同じようなことがすぐ起きてきて、同じような思いになるけれど、適当に人を避けて、散歩帰りの空。

210526sigotogosanpokaeri1.jpg



 夜、世界ではガザ地区でイスラエルの防空システム「アイアンドーム」というものがハイテクですごいらしいということを雑誌で読んだ。一発一千万円だけれど、空から降って来るミサイル弾をすべて撃ち落として街や人を守っているのである。

「こういうものがあるのか‥‥」といった感じで、実際はないあごひげを撫でたりした。しかしながら「相手のミサイル弾は(旧ロシア製で)一発七万円」

「アイアンドームはアメリカの最新鋭」


アメリカのアイアンドームが迎撃する

旧ロシアのミサイルは一発七万円



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『日本の貧しさが際立つブルネイの豊かさ』(191114)

 ブルネイという国があるということは、昔小学生くらいのころ切手を集めていたころに知った。雰囲気からして、南の海の中の孤島というイメージだった。

 そのころの話では切手がかの国の収入源だということだった。何しろ日本のように産業がなかったから。

 ところが、いま聞くところでは、石油天然ガスの輸出で潤い、
「平均月収が40万円だ」という。

「ええっ?!」という驚きと、「ほんとうかそれ、時代は変わる」という感慨と。

 ブルネイの切手を目にしなくなったわけだ。むしろイギリスとかフランスとかの切手が目に付いたりして。

 しかもかの国には、
「所得税も株の配当課税もない!」というのだ。「そんなことがあるのか‥‥」

 これじゃあ日本国民の貧しさが憐れである。


ブルネイの豊かを知れば日本の

今は昔の寂しさがあり




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『艦艇の名前を見て』(190517)

 日経新聞に艦艇の名前の由来、命名の基準が書いてあった。目に留まったのは、ひらがなで「こんごう」(金剛)、「あたご」(愛宕)など。戦後世代の艦艇の名前である。

goeikannnikkeikongou.jpg「こんごう」


護衛艦金剛山に愛宕山

仏の心を思い出すかな




注:旧日本海軍時代からの「いずも」(出雲)や「かが」(加賀)そして「ひゅうが」(日向)はどうも不快感が出てくる。旧国名でヘリコプター搭載護衛艦であるけれど、先の大戦からのカルマを引きずっているのだろうか。
「あたご」や「こんごう」には(未来志向で)日本のそして世界の平和のためには、と思ったけれど。


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『取り留めのないことを書く』(190421)

 先週大学の身分が無期雇用になって書類を受け取った。

 書類を出す前は、世間ではいろいろ問題があるようなので、
「これってメリットデメリットは?」などと人に聞いてみたけれど、引っかかるような解答はなかったので、暗中模索ながら書類に判を押して人事に提出しておいた。

 きのうの土曜日お袋に電話したとき、ついでにそのことを話した。あとから、
「仕事があったほうが楽しいだら」といわれた。
「そうだね」とわたし、「うちの学生がどんなかとかいろいろ分かってきたから教えるのは楽になったし。この辺は年寄りばっかだからストレスがたまるけど、大学は若い人が多いからね」

 きっとお袋も安心し喜んでくれたんだろう。

 先週から楽天koboで電子書籍を出そうと思って、DLマーケットの作品とか、いじっているので時間がさっとなくなっていく。PDFをepubにしたり、フォントがMS明朝体だとPDFにしたとき、今回なぜか濃淡が出てしまうので、MSゴシックにしたり(いろいろ試して気づいたこと)、とにかくストレスがたまってしまうのだ。

 下の住民の洗濯機の音で安眠できない上に仕事も始まり電子書籍もあるし、もっと自然のある静かな空気の良いところでのんびり楽しいことをして暮らしていきたい。

 緑が豊な所にはクマバチとかスズメバチとかいやなのもいるけれど、そういうところにはスズメバチの天敵もたくさんいるのである。ところが都会ときたら、緑があっても貧しいので、そんないやなやつが来たとき天敵(人の味方)になってくれる生き物が少なかったりして苦労するのだ。

 ところで電子書籍は何のために作って出すのかなとか思ってしまう。物理・化学関係の本は学生からすると、
「あああの先生はちゃんと勉強しているな、そこそこ偉いな」とか思われて尊敬もされ、仕事をする上で楽という面はあるのだろう。

 文学の方は、自分が楽しいからやっているというのがいちばん大きくて、これでお金もうけをとか偉くなろうとか考えないことにしているし、ただいつかいい本を書いてこの人間社会に貢献したいなという隠れたひそかな野望みたいなものはあるのかもしれない。文学というのは人間にとって栄養のようなもので、これがない社会は荒むばかりである。文学とはいわゆる宗教と似たところがあるのだ。

 すなわち文学とは、人間救済にかかわっているのだ。

 そういう文学者は尊敬に値するというものである。さいきんでは先になくなられた梅原猛先生なんかがその例である。他にもたくさんおられる。北杜夫だって評価は低いのかもしれないけれど、立派である。


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posted by superbird at 19:28Comment(0)雑記