『私のNIKKOR』に注目!! - 2015.10.20 Tue
既にカメラ雑誌の広告でお気づきの方もいらっしゃるでしょうか?
この度なんとニコンイメージングジャパンさまの広告『私のNIKKOR vol.37』に私が出ております!!
今月発売の各カメラ雑誌広告ページでご覧いただけますが、ニコンイメージングジャパンさまのwebサイトでは他にも4点の作品を掲載しております。こちらもどうぞご覧ください!!
『私のNIKKOR vol.37 助川ページ』
『私のNIKKOR』は、毎回ニコン愛用の様々な分野の写真家たちが、その時の旬なニッコールレンズ一本に絞り、そのレンズを使った作品を発表する広告です。カメラ雑誌の広告でありながら読者からの評判が高いページとお聞きしましたが、歴代写真家さんの作品を拝見すると「なるほど」とうなずくものばかり。
だからこそ、お話を頂いた時は嬉しかったです。本当にカメラマン冥利に尽きますね(笑)
今回私がチョイスしたレンズは9月17日に発売したばかりの
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR!!
500mm域に到達するズームレンズ!!これは鉄道を撮影するにはもってこいです。
以前、ちらっとスペックを聞いたことがあったのでもの凄く興味がありました。
そしてそれを携えて、いざ青森県と北海道へ。
まず撮影したかったのは超望遠を使った列車の顔アップでしたので、迷わず寝台特急「カシオペア」に決定!!やはりDD51重連がかもし出す圧倒的な迫力は超望遠で表現するのが一番です。
天気は台風の前後ということもあり不安定な天候が続き、「何か良いものを撮らなくては!」とプレッシャーのかかる私の精神状態も不安定(笑)。でも、あれやこれやでぴったりの場所を選び出し・・・。
おっと!詳しい撮影内容は上記のニコンイメージングジャパンさまwebサイトをご覧ください!MOVIEでは現場で動いてしゃべっている助川もご覧になれます(笑)。ちなみにキタキツネを撮っているシーンが出ますがその時のカットがこれ↓
まさかの遭遇でした。
北海道の自然は私を受け入れてくれたようです(笑)。
しかしながらこのレンズの描写性能は本当に素晴らしいです!
どの領域でもとことんシャープ。キレッキレの解像感は撮影していて本当にうれしくなりました。
AFの速さ、手ぶれ補正(VR)の安心感など、高次元でバランスが取れた素晴らしいレンズだと感じます。
鉄道だけでなく飛行機やレース、鳥やネイチャーなどにも大戦力となること間違いなしです。
これで皆さんの冬のボーナスの行き場が決まりましたね(笑)
しかしながら、いつも撮影する側なので、いざインタビューで自分が撮影されるとなると上がってしまいました。MOVIEでは偉そうにしゃべっていますが、本人の頭の中は意外と真っ白。「こんなこと話したっけ?」と記憶をたどる始末です。体格に似あわずノミの心臓かもしれません(笑)。でもさすがMOVIEのプロ。本人の風貌はともかく、格好いいMOVIEを作っていただけて感激です。ということでカメラ雑誌の広告とニコンイメージングジャパンさまのサイトを是非、ご覧くださいませm(_ _)m
さて、今日の作品は一連の撮影の未使用カットです。
webページでの作品のうちの一つ「根室本線 音別~古瀬」のカットを撮影したときのものです。
「音別~古瀬」のカットは500㎜×1.4倍テレコンという装備でした。
なので列車ははるか2・5km先を走っています。ただ、キハ40の普通列車とはいえ、北海道の原野を走るのですからスピードも相当出ています。
メインカットを撮影してすかさずテレコンを外し、横の湿原をフレーミング。構図を整えるやすぐに列車は画面に入ってきましたが、焦らずシャッターを押して同じ列車で二つ美味しいカットを頂きました!
この時は夕暮れに海霧が発生してとても幻想的でした。北海道の海際は夏の終わりの夕方近くになると海霧が発生することが多いようです。不確定要素が多いながらもそれを狙って行きました。なので、本当に霧が海から陸に流れ始めたシ瞬間を見たときは嬉しかったです。トップ画像も湿原の中ながら、若干海霧が漂い、山並みの重なりも相まって綺麗な写真が撮れたと思います。
ちなみにweb用カットの川湯温泉駅の女の子二人カットですが、名刺も渡してちゃんと掲載許可は得ております。ご安心ください(笑)。
いや~、北海道って本当にいいものですね。
今回は数年ぶりの道東だったのでたなんだか新鮮に感じました。
とこんな感じで気合い入れて撮影した作品がアップされている『私のNIKKOR vol.37』を是非、ご覧ください。
そしてもしお気に召したらSNSでの拡散もよろしくお願い申し上げますm(_ _)m(笑)
流し撮り大会だった写真教室(笑) - 2015.10.11 Sun
昨日、10月10日はファットフォト写真教室で講師をさせていただきました。
最初は1時間ほどの座学。鉄道写真は初めてという方や、まだ鉄道写真を始めて間もないという方もいらっしゃったので、基本である編成写真のお話からさせていただきました。でも、やはりというかなんというか話が本題からそれてしまったりして若干のタイムオーバー。まだ講義慣れしていないとはいえ、時間配分もしっかりと考えなくてはいけませんね・・・。反省です。
そして午後からいざ中央線で撮影実習。初めは御茶ノ水~水道橋の編成写真から始まりました。編成写真講座は40分ほどで終了。そして飯田橋駅に移動して、最終目的地市ヶ谷駅に行くまで歩きながらの撮影実習part2開始です。ここではお堀を挟んで反対側の道路から撮影となるのですが撮影内容は流し撮り。座学では流し撮りをしましたが、それをもとに受講生の皆さんが思い思いの撮影方法でトライ開始です。ただ、そう簡単に決まらないものです。天気も風景よりは流し撮りにぴったりな曇り空ということで、皆さん納得いくまで2時間、徹底的に流し撮りをする流し撮り大会と相成りました(笑)
今回の写真教室は(株)ニコンイメージングジャパン様のご協力も頂き、当初のD750貸出だけでなくAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR や人気と評判ともに高いAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRをお借りすることができました。皆さん普段手にすることのないレンズだったようで、それだけでも参加した甲斐があったというもの。私も以前から使ってみたかったAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを心行くまで堪能しました。で、そのレンズで撮影したカットがトップ画像の流し撮りです。
時間は夕暮れが始まり、車内の灯りが明るく感じるころです。手前には紅葉の始まった桜の葉を配置して、葉の緑と赤や黄色を柔らかく流してみました。タイミングは狙い通りに葉と葉の隙間に先頭部が程よく納まりました。また、よ~く見ると乗降ドアの窓越しに名画・ムンクの「叫び」のようにあくびをする外国人女性が・・・(笑)
私としては手応えがあったので、最終目的地の市ヶ谷駅へ。
ここではブルーモーメントの時間を撮影するということで皆さんに再集結していただきました。最後の撮影となったのですが、皆さんには大まかな露出設定をお話しして私も撮影開始です。時間を考えると列車は3本勝負。作例で風景をきっちり止めて列車を軽くブラすイメージ写真を掲載したので、今回はズーミング流しをしてみました。
列車は完全に止められませんでしたが、芯のあるにじみズーム流しになったので私としてはOK。24-120mmズームレンズの24mmギリギリで撮れたので右側のビルがちゃんと入り、バランスも確保(笑)。都内とはいえ印象的なイメージ写真になったと思います。いや~、3本で決まって良かったです(汗)。
実習も終わり、再び教室に戻ってプリント講評開始。皆さん思い思いの狙い方だったので拝見するのがとても楽しく、また、私も勉強になりました。皆さん今回の写真教室は楽しんでいただけたようで私としても一安心。普段は鉄道を撮影されないという受講生の方も、今後鉄道にレンズを向ける良い機会になったのではと感じました。
私も楽しめたので、またこういう機会ができると嬉しいですね。
最後に、ご協力いただいた(株)シー・エム・エスの小松さま、(株)ニコンイメージングジャパンの萩原さま、また今回参加していただいた受講生の皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました!!
交通新聞社さま『2016 四季と鉄道カレンダー』発売されます!! - 2015.10.09 Fri
交通新聞社さまから『2016 四季と鉄道カレンダー』が発売されます!!
『四季と鉄道カレンダー』は毎年弊社の美しい四季の中を走る鉄道写真を交通新聞社さまに選んでいただいており、好評をいただいておりますが、今回も珠玉の作品群を網羅した2016年版カレンダーが出来上がりました!!
しかしながら、もう来年のカレンダーが出る時期なのですね・・・。一年が過ぎるのは本当に早いです。
若いころの一年は長く感じましたが、歳を重ねるごとに一年が過ぎ去る時間が早くなったように感じます(笑)
さて、今回のカレンダーで採用された私のカットは2015年11・12月、2016年1月、5月、7月、12月の5カット。
私のカットも含め、どんな写真かは見てのお楽しみです!!
特に前年分ページの2015年11月・12月は2カ月間も私のカットががご覧いただけます(笑)。
なお、交通新聞社さまのホームページでは現在予約を受け付けております。
詳細は以下のフォームをご覧ください。
2016『四季と鉄道カレンダー』予約・購入はこちら
お部屋を一年間彩るインテリアとして、鉄道風景カレンダーはいかがでしょうか。
さて、今回のトップ画像はカレンダーのご案内をということで鉄道風景写真を選びました。
場所は根室本線の厚岸~糸魚沢の湿原です。
天気は良かったのですが、列車が来た時だけうっすらとした雲が通過・・・。
せっかくの風景がやや中途半端になってしまいました。
いつのことになるかわかりませんがリベンジします!!
ということで、交通新聞社さまの『2016 四季と鉄道カレンダー』をどうぞよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m