昨日の浦和vs鹿島は2-0で浦和の勝ち。
内容で圧倒されながらも、勝っちゃうところに、強いレッズが戻ってきた感じがするが、やはり内容も良くなってほしいものだ。
ゲルトに監督が変わってからまだ6試合(ナビスコも含めて)。まだまだこれから。
それにしても高原。
頑張ってるのはわかるが、どうもレッズの今のカウンターサッカーでは高原の良さが引き出せないような気がする。
高原は万能型FWと言われているが、基本的にはペナルティエリア内での仕事が本来の持ち味だろう。つまり、サイドからのクロスや、スルーパスへの反応で勝負するタイプ。
要するに良いパサーが必要なんだと思う。
残念ながら今のレッズにはパサーがいない。
高原入団の際に小野伸二とのコンビが見れると喜んでいたのだが(たぶん高原と一番相性がいいのは伸二だろうから)、その小野は入れ替わるようにドイツへ移籍。
ポンテは復帰のめどが立たない。長谷部もドイツに行っちゃった。
山田はやはり右サイドのほうが輝くし、梅崎はシャドー的FWだ。
そもそもトップ下に闘莉王を置くくらいだもの。どう見ても高原の活きるポゼッションサッカーではなく、浦和伝統の(笑)カウンターサッカーだ。
いくら高原の個人能力が高くとも、3人のDFに囲まれては打開するのは難しい。
せめて三都主が戻ってくれば、高原ももう少し活かせるんじゃないかと思うのだが。