WR250RにAZリチウムイオンバッテリーを搭載
前回のサスペンション廻りメンテナンスなど
5年2~3ヶ月19000km乗りっぱなしのWR(゚ー゚;
気になる箇所を悪あがきしてみました(*^ー゚)b
ぼちぼちクランキングが弱々しくなってきたので
バッテリーを交換する事にします!
冒頭で言いましたが約5年2万キロも生き延びたので
完璧にあぽ~んとなる前に引退させます。
お疲れ様でした。流石は日本メーカー品です!
そういう事で普段なら信頼と実績の
日本製MFバッテリーに交換するのが
長年の通例でしたが今回は半ば
人柱になる覚悟で今話題の
リフェ(LiFe)バッテリーにチャレンジ!
とはいえ、軽い事だけは知っていましたが
詳細は?だったのでちょっと調べてみました。
まずは長所から
鉛バッテリーの重量約1/3の超軽量。
鉛バッテリーの約4倍の高サイクル寿命。
鉛バッテリーの約1.5倍の強力な始動性能。
自己放電が少なく長期保管可能。
有害金属や希硫酸などなく環境にやさしい。
爆発の危険性が少なく安全性がある。
※安全性については携帯電話やパソコンで
発熱や爆発などで大いに騒がせた
コバルト系/マンガン系リチウム等の素材を使わず
マサチューセッツ工科大学在学中の学生が発明した
リン酸鉄リチウムイオン電池「LiFePO4」を使用する事により
それら危険性を抜本的に解決しているようです。
ふむふむ・・・軽くて強くて長持ちで安全、さらに環境に良い。
鉛バッテリーの時代は終わったな!
遂にバイク用バッテリーも次世代になったと思わせる内容。
そして短所
一般的に鉛バッテリーより高価。
低温時の始動性が悪い場合がある。
各セルの電圧がばらついてしまうので
それを補う専用の充電器が必要になる。
車両のアイドリング時/走行時の充電電圧が
13.5V以下、14.8V以上の車両には使用できない。
満充電時での耐久性に難がある。
むむむ!!やはり問題は山積してますね・・・
まだまだ鉛バッテリーの時代は安泰かも!
価格は近年、鉛MFバッテリー同等のLiFe製品が
ちらほら現れてきたので それらを選択するしか自分には選択肢がない(^o^;)
低温時の始動性困難に関してはLiFeの特徴で
どうやら低温になるとバッテリーが寝ちゃうようなので
それを起こす為に軽く放電させる儀式が必要みたいです。
バイクの場合なら、IGオンにしてライトなど点灯させて
気温状況に応じて放電時間を調整するらしい・・・
私は関東以南在住なので寒くても氷点下5℃にならない程度。
でも、 その「まどろっこしい儀式」を行なうのは必至!?
ちょっと面倒なんじゃ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
さらに専用のバッテリー充電器を購入して
定期的にバランス充電が必要って
これまた面倒なうえに設備投資が必要。
13.5~14.8Vの定電圧に関しては
WR250Rの場合その数値内に収まっているので
たぶん大丈夫じゃないかと祈っております。
満充電時での耐久性に難があるらしい?問題は
正直なところ、自動車やバイク用バッテリーとして
絶望的なマッチングだと思いますが
製品として販売しているのでなんらかの方法で
対策を施していると、ただただ願うばかりです。
なるほど・・・調べれば調べる程LiFeバッテリーの
光と影の部分が色んな情報によって、いっそう闇を深めて
購入するにあたり大きな足枷になってるのが明白です。
ぶっちゃけると・・・こんな闇を受け入れてまで
リフェバッテリーを使いたいとは思えず
やはり信頼と実績の既存バッテリーかな!?と
保守派になりかけた時期もありました。
ところが朗報は寝て待てと言いますが
バイク用品店でそれらの問題を解決しそうな
リフェバッテリーをみつけました\(^o^)/
AZリチウムイオンバッテリー
(WR250Rには品番 ITZ7S-FP)
低温時の始動性を確保している。
バッテリーの状態がわかるLEDインジケーター付き。
バッテリー内部にBMSを搭載。
バッテリー充電器は既存のものが使える。
※最大充電電圧が14.8V以上の製品
またはサルフェーション溶解機能等の
電圧上昇機能が付いている充電器は不可。
保証期間12か月または2万km。
これはリフェの短所を十分に補う
期待できるスペックを誇ってますね(*^ー゚)b
これと色こそ違えぞ、形状や制御方法がそっくりの
米国製スカイリッチ社の製品も
以前ネット上でみて気になってましたが
危険性のあるLipoだとか、安全なLiFeですなど
情報が混乱していたので諦めていました。
AZさんのは正真正銘「LiFe」という事なので
ちょっとだけ安心して購入できた次第です。
大きさは既存のMFバッテリーと比べて
幅はほぼ同等で高さが数センチ低く
厚さも、ほとんど同じっぽいので
車両に収める時は付属されている
このゲタを貼り付けてやればOK
なんかちょっとカワイイぞ(o^-^o)
気になる重さを量ってみると
既存バッテリーの約2000gに対し
なんとAZリチウムイオンバッテリーは
約540gという圧倒的な軽さを誇ります。
キロ=10万円と言われるバイク軽量化相場なら
これだけで約15万円投資したのと同等の効果!?
実費13500円なので1/10以下の投資額で達成!!
制御システムなど軽量化に不利なものが付いての
この軽さは、もう鉛バッテリーに戻りたくなくなりますヘ(゚∀゚ヘ)
バッテリーの状態がわかるLEDインジケーター
ポチっと押してみると満充電でした。
そうそう。満充電時の劣化については
BMS(バッテリーマネジメントシステム)が
各セル電圧のばらつき制御を行い
バッテリーを安定的に保つので
バッテリー寿命を伸ばすらしいです。
そのように代理店さんが言ってるので
しっかり制御してあるのでしょう~
期待と心配を抱きつつ愛車WR250Rに
AZリチウムイオンバッテリーを搭載。
IG、ONして賺さずスタータースイッチを押すと
今までの逝きかけてたバッテリーと違い
勢いよくクランキングして
あっけなくエンジンが始動しました。
やるな!AZリチウムイオンバッテリー(v^ー゜)ヤッタネ!!
翌日、外気温0℃での朝一始動でも
儀式なしでエンジンが始動しました。
でも電圧は12.9Vとちょっと寝ぼけ気味で
昨日よりクランキングは少しだけ重かったのです。
(その後は目覚めて絶好調~)
※電圧数値はアクティブレブテンプメーター内の数値です。
-10℃まで逝けるらしいですが
関東以北在住の方、又はおでかけする人は
今時期は注意が必要だと思います。
そしてAZリチウムイオンバッテリーを取り付けた車両を
2週間以上使用しない場合、下記どちらかの方法で
バッテリーのメンテナンスを行うという記載があります。
①バッテリーを車両から取外し保管することを推奨致します。
またはマイナス端子のみ取外してください。
再度バッテリーを取付ける場合はバッテリー上部にある
「Test」ボタンを押しLEDインジケーターランプが
2個以上点灯するのを確認してから取付けてください。
②【充電器の注意事項】の内容を満たしたスペックの
バッテリーメンテナー(充電器)でメンテナンスしてください。
あれ?リフェって自己放電少ないんじゃなかったっけ!?
なんかよくわからないのでちょっと放置して真相を探ります。
それより心配事は、お隣の超大国製である点です。
いい事ばかり並べても実際はクソ製品ってな事が
無いとは言い切れない・・・そんなお国柄なので
使ってみないとわからないっていうのが本音です。
これから長期モニターしてみて(短期で終了しない事を願う)
すこぶる良かったらCB1000SFにも採用するかもです。
ちょっと一般道を試運転してみると
軽さや電力UPの効能は
プラシーボ的にあるかも!?
っと曖昧なのでハイシーズンになり林道ツーリングなど
少しの違いでもわかりやすい環境でチェックしますね(*^ー゚)b
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コメント
2014年の事ですかね。
その後3年経ちましたがどうですか?
自分のセローは丸2年。
次替えるなら、軽量なリチウムを考えてます。
2週間乗らないだけでも、外した方がいいというのが、ちょい面倒そうですが。
まあ自分は通勤で毎日使ってるから、問題無いかな。
投稿: ジェームス | 2018年1月 2日 (火) 19時45分
ジェームスさん WRに入れてあるAzリチウムイオンバッテリーは
ぼちぼち4年が経過します。
既存のMFバッテリーもそれ位大丈夫でしたから
耐久性の真価はこれから問われるでしょう。
長期保管の時も一発始動したので
バッテリーターミナルを外したり
充電する事なく済んでいます。
個人的には合格ラインなので250EXCにも
同じメーカーの物を入れており
品質にムラがないか長期観察中です。
投稿: サウス | 2018年1月 2日 (火) 23時40分
私のCRF250Lにも同じAZ使ってます、宮城住みで冬の11月から4月まで車両搭載のままで5月にセル一発でエンジンが掛かります、面倒な儀式は一回も行った事ありません
投稿: 準斗 | 2018年5月 6日 (日) 14時26分
準斗さん 貴重な情報ありがとうございます!
宮城県の冬場でも儀式無しで始動できるんですね!!
やるなAzリチウムイオンバッテリー
投稿: サウス | 2018年5月13日 (日) 17時55分
簡易梱包でとてもいいと思いました。また利用したいとおもいました。
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