素敵な人たちと 2022年08月
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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   いつものところでいつもの彼が・・。

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 いつもの場所でいつもの彼がギターを弾いていました。
 

 「ちょっと、こっちから撮っていいかなあ?」   

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 神戸の異人館がある辺りでもギターを弾いて「似顔絵」を画いている人です。

 流は「ならの小川」  ここの境内を出ると「明神川」に変身。

 夏の暑い時期は、子供たちが水遊びするのを許されています。

 左側がない方がいいのか、あるとどうなるのか試しています。

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 今日は85ミリの単焦点ではなく、24-70ミリですので自由度は高いです。

 シグマの85ミリでもニコンの24-70ミリでもAFではなくてMFの方がいいようです。というかそうでないとどうも甘いようで…。

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 まだまだ「練習中 初心者マーク」です。

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 これでもギターの色はどうするかなど、少しは考えて試してはいます。

 そして子供はどうするか、とか。

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 明日から9月ですねぇ。なんてことでしょう。
  1. 2022/08/31(水) 00:00:04|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   西陣織 紋意匠

 「西陣織 紋意匠」と検索すると「西陣で「紋意匠」の仕事を手掛ける、アトリエいがらし 紋意匠士の五十嵐亜紀さんに教えていただきました。五十嵐さんは平成14年に伝統工芸士の認定を受けておられます。」と説明が出てきます。

 今日の写真の方が、その五十嵐さん。

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 「紋意匠」って何?にお答えするのはなかなか難しいのです。ぜひ「西陣織 紋意匠」と検索してみてください。分かりやすく説毎されています。
 ジャガートで織る西陣織の設計図です。

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 以前にも撮らせていただいたことがあるかたかなあと近づいたのですが、マスクが邪魔して確信が持てず。
 すると、「確か え~ そう・・・、蒼樹さんですよね。」と。
 「えっ?! そうですが分かりますか?」
 「声を聞いて蒼樹さんだと・・・。」

 どうも私の声を聞くと判別がつくんだそうです。 他の人にも言われることがありましたが、そんな特異な声をしてますかね。
 マイク+アンプ+スピーカーを通すと誰がしゃべっているかすぐにわかるといわれていましたが・・・。

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 写真を見て、これは「蒼樹」のものだと、すぐわかるような写真にはなりそうもありませんね。

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 西陣織も、友禅染も業界としてはもう消滅目前です。もっとも完全に姿を消すことはないでしょうが、産業としてやっていけるかどうか。
 そもそも職人さんが決定的に減少して危険水域を越えてしまっています。

 この業界が(も)こうした事態になった原因の一つは女性の力を軽視し尊重しなかったからだと思います。
 確かに糸偏産業では女性の労働力が大きな要素で欠くことのできない技能も担ってきました。

 けれど産業の動向を決定する重油な役割、デザインなどの決定権を女性に開放してこなかったこと、登用してこなかったことが、この業界のポテンシャルを開放できなかったことと同義だったように思います。


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消費者の圧倒的多数が女性になっていたのに、業界は男性優位、中心であり続けた。
 この惰性から抜け出ようともしないし、むしろそれを抑圧してきた。

今になって気づいても、それはもう遅いという感じです。

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 天気は、日本国憲法の制定時にあったと思いますが、その後の高度経済成長やバブル景気に有頂天になって業界の革新をしてこなかったことが悔やまれます。
 従来の態勢でやれるという惰性ですね。男性の特権に胡坐をかいてきた付けです。

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 女性の労働を搾取してきたという構造もまた問題だったでしょう。
 女性は労働に相応しい処遇を受けてこなかった。それは業界でも職人の家庭でもです。

 今日統一協会と保守政治との癒着が問題となっていますが、そのカギが「反共≒反自由、反民主、反人権」と封建的家父長制の温存・復権問題です。

 それが日本のあちこちで手かせ足かせになって、ことにこうした伝統産業を衰退させ、革新の火を消してきたのだと私は思っています。

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  1. 2022/08/30(火) 00:00:05|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹   街路樹の根を抜く  Ⅱ

 写真を撮るのに、本当は車道に回りたいのですが、そういう訳にはいきません。
 安全管理のためにカラーコーンやスライドバーが施してあるんですし、安全のための要員がそこに立っているのですから。


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 ここは交差点の横断歩道のすぐわきです。
 人や自転車がすぐそばを通ります。ですから私自身がそうした人の通行を邪魔するようなことになれば撮影を許してくれたこの人たちに迷惑をかけます。
 ファインダーを覗き込む前後には背後や道路の横断者の有無や動きを何度も確認します。

 
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私は元来〔仕事をする人々」を撮るつもりでこの活動を始めたのですが、なかなか実現しません。
憲法は工場(職場)の塀の前で立ち止まってしまうということがよく言われます。職場の中には憲法は届いていない、それが現実なんですが、私のカメラも入り込めません。
 私の場合はそのために手を尽くしているというような「熱」の乏しさが原因ではあるのですが。

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 何か工芸の素材にしたいくらいのしっかりとした硬い木ですねぇ。

 昔は道路工事などの時にその辺の瓦や割れた陶器や手当たり次第に石などを埋め込んでいるので、レスキュー隊が使うような堅い歯をもったチェーンソウでも難儀するんだそうです。

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 重機で一挙に引っこ抜きたいところですが、根は広く硬く張っているし、何しろ道路は壊せないし・・・・

「一本を抜くのに丸一日かかりますねぇ。と言いますと、「いやもう、こいつに4日かかってるよ。」とのこと。いやはや難工事です。

この木も懸命に生きたんでしょうからね。  人間の都合ばかり聞いてはくれないわけでしょう。

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 今働くことそのものより、それでいくらの金になったということが極端に重視されています。
 金を手にしたら正義という考えがあまりに広がっていて、どんな世界にもその考えがはびこっています。
 「汗水たらして働く」は尊いことでしたが、今や最も避けたいことの一つです。
 そうした価値観では、この国はますます増長満した人間がはびこった空疎で騒がしいだけの国になると私は思っています。

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 労働こそが私たちの社会、生活を支えているということをもっと素直に認め合い尊敬しあえる世の中を取り戻したいものです。

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 汗が額から滴り落ちます。
 

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  1. 2022/08/29(月) 00:00:01|
  2. 働く人々
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素敵な人たちと  by 蒼樹   街路樹の根を抜く  Ⅰ

 この日は、太陽のギラギラした熱戦こそありませんでしたが、湿度の高い、全身から汗が流れるような日でした。
 自転車で走っていると交差点のところで何か工事していました。
 どうやら街路樹を切った後の根の処理をしているようです。

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 最近の京都の道路管理を見ていると、広い濃さ店の四隅に「日本庭園」もどきの空間を作ったり、道路形状が悪くて、空間が歪んでいたり、横断歩道の点け一が悪いのを直したりしています。
 それで市内は確かにきれいな感じ、整頓された漢字に放っているのですが、大きく成長した泣き軒を機をあっちこっちで切っています。

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 その後に、ひょろっとした若木を植え直すのですが、しばらくは陰小さくて、照り返しが眩しく、暑いですね。

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 並木の木を伐採した時にすぐに寝の始末迄すれば、この人たちのように大量に汗を流す仕事は残らなかったんでしょう。
 ずいぶん苦労されています。木の根なのに岩を掘り起こすような仕事です。

 「いやコンクリや岩なら、ずっとやりやすいよ。」だそうです。木は根を張っていますし、割ろうとしてもよここに裂けたりしますしね。

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 「一年か放ってあたtから好かkり乾いて固く締まってしまっている。」
 で、大変なんだそうです。
 根は道路の方により広く張っているんだそうですが、その道路を傷つけないように注意を払わねばなりません。

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 安全のためにヘルメットは必須でしょうが、中は汗だくでしょうねぇ。
 滴り落ちています。  ヘルメットの縁に汗の雫が。

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 その汗を撮りたいのですが、どうもうまくいきません。
 未熟です。

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  1. 2022/08/28(日) 00:00:06|
  2. 働く人々
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素敵な人たちと  by 蒼樹   京都ファインダー倶楽部の面々  Ⅳ

 受け付けはアルバイトの方にお願いしつつ、会員が当番制でしています。
 この時はたまたまアルバイトの方が昼食休憩中。
 右の女性の方は最近会員になった方。

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 今日初めて写真を出してみて「周囲の皆さんの写真が素晴らしく、それぞれの思いが強いのに私は・・・・。」と実に謙虚な方です。

 手前の男性は、私よりも加入歴はかなり先輩です。

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 女性の方は「これまで写真に撮られることは拒否して来てのだけれど・・・・。」と会の雰囲気で少し気持ちが変わったのか、私がレンズを向けても避けることなく・・・。
 
 こうして、ある会にはいったりして何か踏み出すと自分の内面でも変化があるものですね。

 私は旧職に就いているときに、ずいぶんたくさんの京都の人とすれ違いましたが、ずっとこの京都で暮らしているという実感がありませんでした。
 けれどこの会に入れてもらったり別のギャラリーの輪に入れてもらったり、個展を繰り返して来たりしている最近になってようやく、京都で暮らしているのかなという感じが出てきました。それでもまあ、京都人からすれば遠く隔たった化外の人間ですが。
 ただ私は京都が世界の中心みたいな意識を共有することは終生無いと思います(笑い)

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 「来年には・・・。」と既に来年の写真展に思いをはせて、ああしてみようこうしてみようと考え始めておられます。

 そういうことが私たちの人生に少し彩りを添えますね。  私自身来年はどうしようかと考えています。
 人生の一喜一憂の種です。

 会長さんと、体調を崩して休んでおられるある会員さんについて思い出話をしていると、その会員さんの友人という方が受付に来られました。そして「彼はつい先ごろ亡くなりました。」とのことで、私たちはびっくりしてお互いに目を見合わせました。

 この会で毎年壮大なパノラマ写真を展示されていた工学博士もつい先般亡くなりました。

 人生はそう長くない。
 遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん。   哀悼。


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次の私の個展を「人間交差点」としましたが、こうして会の皆さんと過ごす時間もまた、人間交差点です。

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  1. 2022/08/27(土) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   京都ファインダー倶楽部の面々  Ⅲ

わが「京都ファインダー倶楽部」の現会長。
京都人ならだれでも知っているロゴマークの老舗会社の会長さんです。
その業界の方なら他府県の方でもよく知っているでしょう。
 

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 この会の創立者のお一人です。
 
 人生『楽しいことを(あるいは楽しんで)やるべし」という精神の方。
 だからこの会長職も面倒をいとわずに「楽しいからやる」精神です。 写真歴は長い。

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 いろいろなことに挑み、その分野のことに一応通暁したと言えるレベルまでやる。だからその世界のプロに出会っても話は楽しめるし、初心のものに適切なアドバイスもできる。
 ただ、そこから先は他の楽しみと秤にかけて、最高レベルまでやり通すかどうかは、各方面のバランスを考えて。
 仕事を放ってまではせん。

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 それでジャズ演奏はするしゴルフは楽しむし、こうして写真を撮るし・・・・、多彩な方です。

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 京都経済界の重鎮のお一人でもありますから、この写真展へのお客さんも実に多い。

 この人柄で話すのだから、それは人のネットワークが広いのもむべなるかな。

 いろいろ考え方は随分違うのですが、これからのお付き合いもますます楽しみな方です。

 京都生まれの京都育ち。まさに京都人です。

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  1. 2022/08/26(金) 00:00:05|
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素敵な人たちと  by 蒼樹  京都ファインダー倶楽部の面々  Ⅰ

 倶楽部のメンバーには京都を代表する老舗の当主や会長、あるいは博士、画家、デザイナー、平和運動団体の理事などなどが集まっています。
 写真展を知らせるチラシには出品者の名が書かれます、が現、元の職業や肩書がついています。
 嫌味と言えば嫌味だし、私は嫌いですが、これも「文人」というところから意味があるわけで・・・。

 この人は今注目の若手書家です。

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 一面ミュージシャンでもありますが、こうして写真のクラブにも入っているところがいいですね。
 今まで、普通に常識の範囲で「写真」らしいというものを出したことがありません。
 が、まさに写真を出しているという人です。 そういう意味できちんと物事を考える人でもあります。
 そして他がどう見ようと実行する。 ここもまたいいですね。 この会はそういうことを大いに歓迎する会なのですから。

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 私の様な、保守主義者にはなかなかできないことです。

 先輩をとても大切にします。

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 背後の荷物がミキサーであったり、、キーボードであったりする方が彼にはよく似合っているように思います。
 
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  1. 2022/08/25(木) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹  京都ファインダー倶楽部  Ⅰ

 会員の中でようやく「人物を撮る人だ。」と認知されてきている私です。
 それで?今回は会員の一部の人を撮りました。
 この会は既に27回目の写真展をするくらいですから、全体的に高齢化していますが、この人は若手の一人。

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 この会を創立した人は今、三人が残って活動されていますが、そのうちの一人で活動の精神をリードしている方の息子さんです。
 職業❓は真宗の僧侶。

 この会では私の先輩です。 「鉄ちゃん」でもありますが、とてもオシャレなストリート写真も撮ってきました。

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 今回はそんなストリート写真…プロ級です・・・の10種類ほどをはがき大に印刷したものを来場者にプレゼント。
 人気でした。
 
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 ここは会場の控室で、ちょっとティ-タイムです。
 彼のお父上は「この会は、写真が上手いとか下手だとか、機材がどうとかいうのではなくて、サロンとして教養ある会話を楽しむことが第一の目的だ。」と繰り返しおっしゃいます。
 それで「文人」という言葉がキーワードになるわけですが、創立の頃の面々はそういう言葉を使ってもあながち不遜とも言えない面々だったそうですが・・・。

 私は、その点で、どうも居心地が悪いのです。

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  1. 2022/08/24(水) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹  文人・光画展を終えて

 それまでの運動量の少なさが見事に反映して、突然の連日立ち続ける日々に、体は正直です。

 今回の写真展ではこれまでになく写真について話す機会がありました。

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 最近加入された方々の写真がとても良くて、ライカの実力まざまざと、という感じです。
 これじゃあライカで撮りたくなるわけだなあと思いました。最高到達点が違います。無論それを引き出して生かす撮影者に寄るわけですが、それにしても大きなアドバンテージですね。
 切れのある画像が、しかし、ただ尖って鮮明だというのを越えています。色も素晴らしくシックでした。

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 私がこの写真をとったときには・・・・シグマで撮りたいなあと思っていたのですが・・・・突然の嬉し来訪で、準備ができていませんでした。
 それで一代前のニコンンの24-70ミリ、f2.8を付けていました。
 これがどうも甘くて、しかも発色が良くないので不満でしたが、この時の光では、案外行けるなという感じです。


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 ツアイスの85ミリ(プラナー)の場合も、意外にじゃじゃや馬でした。少し弱い光の下では抜群の立体感と色合いなのですが、強い光の下では、ちょっと物足りなくなるのでした。緯度の高い国の設計だからかなあなんて勝手に想像していたのですが。(もっとも今はこのプラナーを使えるボディーを持っていないのですが)


 年齢を重ねて品のある良い女性になったなあという感じです。

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 こうした道具は、どんな条件でも万全の力を発揮するなんてことはないのでしょうね。

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 この写真展の少し前に、知り会った写真愛好の方は、熱心いグループ展をしようと仲間を誘て、私にも声をかけてくれたのですが、いろいろな要素で空中分解してしまいました。
 でも、それではということで、個展を決意して初個展を来年二月にすることになったと報告してくれました。
 クラシカルな写真を撮る人で、私は大いに買っています。どういう展示を見せてくれるでしょうか。

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 私も11月に向けて、また歩き始めます。
 今度のグループ展で「11月の個展のお知らせ」は60人くらいの人にお持ち帰りいただけました。

 ワインを置いてやるよと宣伝したら、じゃあ行くよと居てtくれる人もいて。変な写真展になってしまうかな。

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  1. 2022/08/23(火) 00:00:03|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   七宝の人

 「文人・光画」展が終わりました。
 始まれば終るモノとは知りながら、うら寂しきは、写真の運び出し

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 搬出作業が終わるころ、わざわざ、私はあの写真個の写真が印象的でしたと声をかけてくださる人や、また来年会いましょう。その時にはぜひ女性の写真でお願いしますなどと言ってくださる人がいました。
 このグループ内で人物を撮るのは40人余りの会員の中で2,3人ですし、私のように演出もなく、そのままの生活の中にある人を撮る者は私だけですので、そんなことを言っていただくのでしょう。

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 今回は男性ばかりの写真で、次の個展では、女性元貯穀していますので、さてはて女性をどう撮ったらいいものか、これまでの写真からどれを選んだらよいものか、今日の文化状況の中にあって幾分でも前進的な役割を果たしたいものです。

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 私たちのこの「京都ファインダー倶楽部」は写真の上手い下手ではなくて「それぞれの知識・教養に根差した楽しい話ができたらいい」として写真そのものは楽しみの一つ、ただしそれはそれでそれぞれが高いレベルを目指すという集まりですから、写真自体は玉石混交です。

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 とても熱心に写真を撮っている人がいて、その人が絞りがとか、レンズ性能がというので、そういう話題が少し出て来ていますが、これは本来の会の趣旨とは違います。
 むしろその写真に現れて思想なりが文化の片影などが語られなくてはならないのですが、そこに「文人」が死語になりつつある27回目である現状を感じました。

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 その一方で、画家さんが鋭く写真の現況の問題t連を指摘していました。
 何故敢えてあの様な、他にもいくらも見られる観光地の絵葉書のような写真を撮り続けるのだろうかと。
 私も同感なのです。

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  1. 2022/08/22(月) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   写真展を訪れた人

 もうずいぶん以前からのお付き合い。
 少し前にも登場してくれた七宝職人さん。 今日は「文人・光画展」に来てくれました。

 シグマの85ミリで撮りたいと言ってあったのですが、この日突然現れたので、大き過ぎるシグマではなかったのが残念。

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 会場を回り、私の写真の前でひとしきりお話をして、「ちょっといいかなあ。」ということで廊下に出ての撮影です。
 そこに行かないとよい光がないので・・・・。

 ただ一枚目は会場内のフォワイトバランスのままで撮ってしまったモノ。でもこういう撮り方もあると言えばあるのでいいかなと。

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 目のきれいな人なので、これだけでもいいとは言うものの、やはりマスクがねぇ・・・・。

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  1. 2022/08/20(土) 09:46:00|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹  文人・光画展

 今日は3日目になります。始まれば時間の経つのは早いモノ。
 いつもと違って提示に起きて電車と地下鉄を乗り継いで「40分」の通勤時間。

 突然の大雨やCOVID-19の感染の広がり。例年よりも大分少ない出足です。
 でも、数は少ないとはいえ、その中で私を訪ねて来場してくれるお客さんはCOVID-19以前よりやや多い。うれしいことです。
 幸いなことに、展示はおおむね好評で、ほっとしています。

 会場は色にあふれていますが、私のは白黒。  そんな点も肯定的に受け止められました。

 11月の個展の「お知らせ」ビラは、二日で20枚余り受け取ってもらえました。

 今日はどんなお客さんをお迎えできるでしょうか。

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 知事や、副知事や維新系国民民主の前原氏などは、もう顔を見なくて済むので、やれやれです。

 
 
  1. 2022/08/19(金) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   今日から「文人・光画展」

 毎年だったらこの間は予約投稿していたのですが、残念ながら、今年はありません。

 昨日、搬入しましたが他の会員さんの気合の入り方がすごいです。

 周りの人が梱包を解くと見事な写真が続々と現れて、私の写真たちが霞んでいくようでした。

 壁面の割り当ては抽選なんですが、たまたま広い会場の、3枚の移動壁面を越えた、更に奥になりました。

 静かではありますね。 もし中ほどだっらか完全に埋没するところでした。

 今日は、会場30分前に西脇府知事が見に来るということで、通用口迄お出迎えする人たちが幾人もいるようです。
 いやですねぇ。
 明日は副知事が来るようです。

 ただの民間人の写真愛好者の写真展なのにねぇ。  

 こういう政治家、権力者が来るとうきうきして寄り集まる人たちが、あの旧統一協会と懇ろな関係にあった安倍流政治を、何の反省も恥も知らずに、今日も、支えているんですねぇ。

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 今までなら、私はこの場を逃げてお隣に姿を隠していましたが、事値は折悪しく受け付け当番でこの場を離れられません。

 俗物たちのお追従ぶりを見なければなりません。  ああ、いやだいやだ。

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  1. 2022/08/17(水) 00:00:05|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   鴨川の樹陰で読書  Ⅱ

 今日は「京都ファインダー倶楽部」の「文人・光画展」の搬入日です。
 明日から21日の日曜日までが会期です。会場は京都文化博物館の5階です。10:00~18:00まで(最終日は 17:00までです)
 入場無料です。 

・・・・・・・・

 緑陰で読書。
  目を上げれば鴨川の流れ。
 とはいっても周囲は暑いですからね。 本自体に強い興味がなければ、なかなか・・・・。

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 私などは、ものの5分で気を失ってしまいます。
 こうしてブログの記事を書いたり、FBの記事を書いたり。そしてネットでいろいろユーチューブの動画配信を見たりして・・・。
 その後に「終活」のつもりで取り出している本を読み始めると、意識がすっと落ち着きます。
 「いま」というこの雑然として落ち着かない空間から、何か、気持ちの奥に通じる扉が開いて異空間に入り込めます。

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 その異空間が時として「意識を失った朦朧世界」となることも多々あるのですが。
 
 高校生の頃から・・・つまり旧統一協会≒統一原理運動と出会う前から・・・ずっと関心を持って細々と勉強してきた世界では、一種独特の深い静かな空気が満ちています。
 日常使わない言葉が出てきます。今、周囲ににいるほとんどの人との会話に使わない、話題にさえならない問題・言葉が出てくる本です。

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 今読んでいるのは見田石介氏の著作集の中の一冊ですが、この著作集は故草野氏が亡くなる少し前に私に下さったものです。
 私が戸坂潤や唯物論研究会に関心を持っていることを知って、ご自身がその研究会の事務所に出入りしていた縁で手に入れられた見田石介著作集を、私に「託す」ようなお気持ちでくださったのです。

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 大学生の頃に、ことに関西では著名であった見田石介氏は戦前からの研究者ですが、当時、関東でマルクス、「資本論」会社kぅにおいて一定の影響力を持っていた宇野弘蔵氏に対する批判の急先鋒でしたら、私も影響を受けました。
 宇野氏のヘーゲル主義的な「資本論」解釈は、マルクスの資本論を決定的に換骨奪胎してしまう衒学と言っていいものでした。
 経済経営系の学生の全国ゼミでも宇野氏の影響を受けたゼミが出て来ていて、彼らはなぜマルクスやエンゲルス自体の哲学を学んで資本論を読まないのかなあと、彼らを批判しながら何度も溜息をついたものでした。

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 さて彼はどんな本を読んでいるんでしょうね。
 かなりぶ厚いものですね。


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 このレンズで撮ると、拡大すれば本のページの活字がきれいにくっきり見えてしまいます。
 ですから、私は拡大して覗き込まないようにしています。

 心のうちは秘密です。


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  1. 2022/08/16(火) 00:00:06|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   鴨川の樹陰で読書  Ⅰ

 残念ながら、彼は日本語ができませんでした。 
 
 それで、結局、「僕はポートレート・フォトグラファーなんだが、撮らせてくれる?」「Sure」というだけの会話になってしまいました。
  荷物の様子では旅の途中のようです。
 そまま本を読んでいてね。

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 よく、パリのセーヌ川畔で語らうカップルや、一人川面を眺めて物思いする人たちの写真を見ます。 その人たちの陰は、何か物語を0感じさせて「撮りたいなあ。」と思わせます。
 が、この鴨川では、あまりそういう空気を醸し出している人たちを見かけません。カップルにしても「撮りたいなあ」という空気を持っているカップルは見つけられません。 何か、外から見ただけの印象としては、「人生」が軽いのです。
 
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 「紅の豚」の中で、ジーナがカーチスに言います。
 「ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの。」
 
 私が、人を撮り、今度の「京都ファインダー倶楽部」の写真展に「Carpe diem」と題して、男性たちの肖像を、とても滋味な展示の仕方で出しているのは、なにか、こう、いわく言い難い、現状にたいする耐えがたさがあるからです。

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  「ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの。」というジーナの言葉が、私〔たち〕に突き刺さってくるような。
 ギャラリーで絵や写真を見せてもらっていて、度々この言葉を思い出します。

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 この青年が何国から来ているのか、観光なのか、ビジネスなのか、京都(日本)に来て何を感じ、考えたのか、この炎暑の川辺で何故、どのような本を読んでいるのか、そしてこれからどこに行くのか・・・。
 全く分からない青年ですが、今確かに私のカメラの前にいて、その人生の交差「点」を共有してくれている不思議。
 
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 私は、いくつかの選択肢から「人を撮ろう」ることを、12年前に選んだのですが、それは「良い選択」だったと思います。
 
 無論、写真としてよいとか、見るに値するとかいうことは、大いに問題ですが、カメラを通じて、人の世を見ることができるという意味です。

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  1. 2022/08/15(月) 00:00:03|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹  岡崎の蚤の市で

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 炎天下の「蚤の市」
 出店者もお客さんも大変です。

 出店者もいろいろ工夫してその暑さをうまく取り込んでいる人がいます。

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 24-70ミリでも持っていれば、もう少し違う撮り方をしたんでしょうけど。

 この人、店の作り化がいつも良いセンスですし、その中に自分自身もうまい具合に入れています。

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 私も、涼しそうな、爽快感のある画面にするにはどうしたらよいだろうか、などと考えながら撮っています。 一応は。

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 とにかくレンズを換えて撮る気持ちが前向きになっていることは確かです。
 
 期待できるという点が何よりいいですよね。

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 余程、D850を手放して、思い切ってフジに全替えをしようかなとさえ思っていたのですが、何とかこのままやれそうかな・・・と。

 上の方の写真もそうですが、ボケの具合がとてもいいですね。汚い線も出ないし、二重ボケにもならないし。
 ピントを合わせたところの金属の光沢もよく出ているし。

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 今日みたいに明るい日二オーバー気味に摂ればこんな風に透明感のある色合いですし、
 少しアンダーにすれば色のノリも厚みが出ます。
 豆腐屋さんの室内などはこってりといい感じでした。
 まあ、黄色味や赤に傾くという問題は、依然としてないわけではないですが、このレンズではその傾向もあまり目立たなくなっているでしょうか。思い込みかも知れませんが。
 
 少なくとも人物がこんなにすっきりと立ち上がるのは「art」とを名乗るレンズだけのことはあるかなと思っています。

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  1. 2022/08/14(日) 00:00:02|
  2. お店
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素敵な人たちと  by 蒼樹  鴨川の流れを撮る

 8月上旬。京都人でもちょっと音をあげたくなるような暑さですね。
 そんななか鴨川の水の流れとその気持ちの良い音を収録している人がいました。

 三脚に「フジフィルムX100F」を付けて。

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 「私はポートレート・フォトグラファーですが、・・・。」と話しかけて・・・・。 【外国からの人に対しては、こう言えてしまいます。というより詳しい微妙な表現をしてまで話すことができないだけなんですが。】
 ムービーを撮っているんですね。そしてそのカメラはX100Fですね。良いカメラでしょう?!
 「はい、素晴らしいカメラで気に入っています。小さいですし。」

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 そのカメラは「私も持っています。色が素晴らしいですね。」
 「おお、あなたもですか。でもそのカメラは・・・NIKONですね。」
 「はい。でも、フジのカメラはこのカメラよりいいと思いますよ。」
 「そうですか。ありがとう。」

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 もう7,8年も前になるんでしょうか。寺町のギャラリーで個展をしていた北欧の女性もフジのカメラで、X20でした。そのカメラも私は持っています。
 発色がいいんですね。レンズもよくてクリアですし。
 
 今日のこの人はドイツから。

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 私が旅行に行くと、一眼レフに重いズームレンズを付けて歩きます。
 でも、この人たちは、きちんと制作意図をもって、それにふさわしいカメラをセレクトする。

 この人は今日が京都滞在の最後の日だそうです。私にはラッキーでした。
 そしてこの次の訪問都市はTOKYO.

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 音も撮っているようなので、うかつには話しかけられません。

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 欧州に人は大概、母国語と英語を話しますから、有難いです。
 と言ってもこちらは7割の日本語に2.5割の身振り手真似、そして0.5割の英語。

 なんといっても話しかけた者に対するウエルカムな態度と表情がうれしいです。

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 それにしても今や世界は動画がトレンドですね。
 
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  1. 2022/08/13(土) 00:00:05|
  2. 楽しいね
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素敵な人たちと  by 蒼樹   七宝職人  Ⅱ

 華奢で小柄な人です。
 この人の手指が職人のそれになってくるのを見てきました。
 「かよわい女性の手指」(あえてこう書きましたが、この人は自律性に富んだしっかりした方です。)と働く逞ししい手指との併存する姿が、私には一層、美しく見えます。

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 七宝をされる方を時々お見かけしますが、全体としては衰勢は否めません。
 そばらしい技術で、製品も美しいのですが。
 そんななか、頑張って、腕を上げてきています。

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 お隣の府に住んでいますから、このお仕事の時にしか会えません。
 それがいささか残念ではあります。

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 この時の、撮影をお願いする口実の一つは、シグマのレンズを試したいということでしたが、 私の腕が追いついていないけれど、マニュアルフォーカスも操作しやすいし、明るいレンズで明瞭度も高いので、このD850の光学ファインダーと組めば、「いけそうだ」という感触を得ました。
 何より楽しさ、ワクワク感を取り戻せそうです。

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 写真は、何より被写体の魅力に心躍らせるところから始まります。
 ・・・という訳で、現代写真が「なにを撮るか」ではなくて「何で撮るか」に変わっている、などいう御説には、どうぞご勝手にというしかありません・・・

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 つい先ごろ、最近京都の繁華街に進出してきたギャラリーが、あり写真家の遺作を展示販売していました。
 価格が表示されていましたが、「●、000,000円」でした。
 思わず顎が外れそうになりました。  まあ、こういうものにそれだけお金を出す人がいて、この写真を「素晴らしい」と持ち上げる人がいるのは、この世の中は幾層にも異空間が重なっているという事でしょう。ばかばかしい話だと私は思いました。

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  1. 2022/08/12(金) 00:00:04|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹   七宝職人  Ⅰ

 友人知人が極端に少ない私です。そんな私にとって貴重な10年来の知人のお一人です。
 しかもお会いすればほぼ確実に写真を撮ります。
 「写真を撮らせてもらっていいですか?」から始まったお付き合いですから。

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 私の第一回と第二回の個展のDMに収まってもくれました。
 撮るのは何時も、こうしているときですから、何百枚も撮った写真は特に代り映えしません。
 ただこの人と私のそれぞれの時間が流れてきただけです。

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 この時「つい最近○○才になりましたよ。」と言われて、ちょっと驚きました。
 
 この日は「先日ここに訊ねてきたときに写真を撮らなかったから。新しいレンズを買ったのに…正しい意味において・・・適当な被写体が他にいないから、それにこの付近でちょっとしたことがあってそれを周囲からでも見たかったから。」などと口実を設けて撮りに行きました。

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  マスクを外してもらえない環境なのが残念です。
 
 この人は七宝の職人さんですが、先日、注文を受けて製作したという素晴らしい製品を見せてもらって、腕を上げたなあと大いに感心したところでした。

 右目にピントがいくともっと良かったのですが、いい感じの写真になりました。
 こういう雰囲気をまとった写真が撮れるのもこの人が年齢を重ねてくれたからでしょうね。そしてその時にまだ撮れているという事。

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 「男はつらいよ」が50作を作った、その50作目というのは・・簡単に使いたくはない言葉ですが…ある意味で、奇跡的な作品ですよね。
 あそこまでは行きませんが、10年目の収穫という事です。
 いろいろなポートレート写真がありえますが、こういう意味合いのものも得難いなあと思います。

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  1. 2022/08/11(木) 00:00:04|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹  久しぶりに駅ピアノ  Ⅱ

今壁の陰で待機しているある男性を、 「怒らせてしまったかなあ。」と思うには事情がありました。


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 二人の高校生くらいの女子、そのどちらかの母親、それとも付き添いの先生?と言い三人が、今壁の陰にいる男性が熱心いピアノ演奏をする背後でそわそわそわそわしながら、近づいては離れ離れては近付いていたのです。
 声をかけようとしてなかなか声が欠けられない。 腕時計を何度ものぞき込んで、やがてもう我慢ができないという様子で「すみませんが…。」と声をかけました。
 どうやら替わってほしいようです。
 「もうじきコンクールがあるので事前におさらいをして臨ませたいのですが、もう時間がありません。」というのです。
 そこで、仕方がないので私が背中に近づいて「申し訳ないですが、変わってあげてくれませんか?」と。
 「えっ、まだ一曲しか弾いてないのに?」 「申し訳ないです、コンクール会場に行く前にどうしてもおさらいしたいので、もう時間がない層なんです。」
 その男性は席を空けてくれました。 決してずっと弾いていていたわけではないそうなんです。
 コンクール前に駅ピアノでおさらいしたいというのは、それはそれでよいでしょうが、十分な時間を見計らって、来るべきだたtでしょうね。それを自分の都合に合わせて、席を空けろというのはちょっと虫がいい。
 そんなお願いに力を貸してしまった私は、心中少々複雑でした。
 若い子たちの将来に向けてのチャンスのためだと言えば、旧職根性が出て、ついそちらを応援したくなる。
 一回演奏の機会を譲って10分後にもう一度弾いても男性には大きな損はないだろうと勝手に考えるわけです。その男性が次の電車までのわずかな時間に弾いていたかもしれないのに。

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 今日の写真お青年が弾き終ると、件の男性がまた椅子に掛けて弾き始めました。

  さて、この写真は、これまでのものとちょっと色合い、空気が違う気がします。
 この縮小したものではわかりませんが腕の体毛の写り具合も違います。
 遠くの椅子や男性のボケ具合もいいですねぇ。


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 目にピントを合わせたり、指の動きを追ったり、姿勢の変化に注意したりしながら、また画面にどこまで入れるかを考えたりしながらシャッターボタンを押すには、まだまだ習熟が必要です。
 オートフォーカスではちょっと心許なくてMFに切り替えるとますます作業が複雑化しますしね。
 カメラを取り換えるということは、やはりなかなかの困難事だなあと感じます。

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 操作に追われて、曲の感じを追いきれなくなっているのに気付きます。
 やはり写真は難しいなあ。

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 この日も「プラクティス、プラクティス、プラクティス」とつぶやきながら帰りました。


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  1. 2022/08/10(水) 00:00:05|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹  久しぶりに駅ピアノ  Ⅰ

 「僕でいいなら。」と言って撮影を承諾してくれました。
 

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 先日ここのピアノを演奏しながら二人のボーカルが歌うというグループがいました。
 どうやら全国にある駅ピアノを制覇してきたらしいのです。その行く先々でパフォーマンスをして自分たちの知名度も上げてきたわけです。

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 京都には「笠置駅にもあるんですよ。」と話しますと、すでに行ってきたそうです。そして、ここが終わったら嵐山にあるトロッコ列車の駅にあるピアノにも行くそうです。
 それで今回の全国ツアーは終わりかな。
 すごいなあ、と思って大急ぎで写真を撮らせてもらいました。

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 ボーカル二人とピアノの演奏者で向きが違いましたので撮りにくかったのですが・・・。

 演奏が終わると待ちくたびれたように高校生が出て来て弾きましたが、未成年ですし「顔が出るのは・・・。」というので撮影をしませんでした。
 彼が言うことには「ここは一人10分程度と決められていて、次の人に譲らなくてはならないのに、あの3人は随分長くピアノを占拠していた。」と大分不満げでした。

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 「一人10分だから私たち3人で30分ね。」と考えたかどうかわかりませんが、時々そういう自分に都合よく考える人はいます。私はこれを聞いて「素敵な人たち」に入れられないなあと思って、その3人の人たちを、この拙ブログに掲載することを止めました。

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  実は今日の掲載のこの青年の前に、ある男性が弾くのではないかと思って構えていましたが・・・・、その人はしばらく弾きませんでした。
 「怒らせてしまったかなあ。」
 
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  1. 2022/08/09(火) 00:00:02|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by  蒼樹   江戸時代からの豆腐屋さん  Ⅱ

 京都では「江戸時代からの・・・」というようなモノはいくつもあるようですが、よそから来た私にはあまり縁がありません。
 何しろ「この前の戦・」というのが鳥羽伏見の戦いだったり、極端なのは応仁の乱の事だというのが、・・いくらか自慢げに言われる・・京都あるあるです。


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 私の旧職の同僚の一人は、旧市街から北に向かって、山の中に、入った小さな盆地に住んでいたのですが、その集落では400年近くたった今でも「新参者」扱いだそうです。
 というのも、その地域に人々が先住したのが応仁の乱以前で、彼のご先祖が移り住んだのが乱以後だったからだと言います。

 彼の祖母は、市中のデパートに買い物に行くのに、「今日は京都まで出かけてくる。」と言っていたそうです。

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 それから言えば、今私が住んでいるところは一条通の北側ですから、当然「洛外」ということになります。
 竜安寺や仁和寺がありますし、足利氏の菩提寺の等持院もありますが、あくまでその地は京域の外、なのですね。
 秀吉が築いた「お土居」の外でもあります。(もっとも「お土居」は今の千本通り≒平安時代の都のメインストリートである朱雀通りのやや西側を通っていますから、平安時代の右京は、もうほとんどみな京域外ですが。)

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 このシグマのレンズを付けて、ようやく、ちょっとホッとしています。
 こういう写真をとったときに、何に目が言っているかをちゃんと表してくれるからです。
 まあ平たく言って、絞りを開けた時にも、ピントがちゃんと来ているという事ですね。

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 拡大してみると、この距離でもキャッチライトが入っているのが分かります。

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 もっと性能のいいレンズも出ているそうですが、人を撮るにはこれくらいの解像感でいいと思います。
 これ以上だと、却って精細さが邪魔になりそうです。

 人の毛穴まで撮る必要はありませんから。

 色も、ニコンの黄色味が抑えられて、いい感じのようです。 どんな条件でこうなるかも掴んでいきたいところです。

 練習して、楽しめるようになりたいと思います。

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  1. 2022/08/08(月) 00:00:02|
  2. 未分類
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素敵な人たちと  by  蒼樹   江戸時代からの豆腐屋さん  Ⅰ

 街の道路がアスファルトで覆われて雨水が地下に沁み込まなくなったことや、地下鉄ができて地下水脈がかく乱されたことで、多くの銭湯、料理店、そして豆腐屋の井戸が激変しました。
 水位が下がって汲めなくなったり、枯れたり・・・それでかなり深くまで井戸を掘りなおすようなケースもあれば、諦めて水道水にする店もあって、水道代が大変だという店も。
 味も変わってしまいますしね。

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 この入山とうふ店は、京都で一番古くから営業している豆腐店だとも言われているようです。暖簾に文政十二年とあります(1829年)。11代将軍家斉の頃かな。
 創業の頃はこことは別の場所で営業していたようです。昭和33年ころまでは家の中の井戸で「つるべ」で組んでいたそうですが、今はさすがにポンプで。
 豆を焚くにも薪や炭を使います。

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 この辺りは昔商店街だたっということで、この家のほかにも軒の深い家が少し残っています。
 この深い軒が今言うところのアーケードとして利用されていたわけです。

 町名の通り魚屋を中心にして関係商店や料理店などが軒を並べていたと言います。

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手前の建物も軒が深いですね。
通りをずっと言って交差する大通りが堀川通。  この川の川底も岸もコンクリートで固められていますから、周囲に水がしみこまず、やはり地下水に影響を与えています。
 井戸水の事だけでなく、町のヒートアイランド化にも影響していると思います。

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 この方が今のご主人。
 さすがに蘊蓄が豊富なんですが「お一人様一回分はここまで」と説明を止めてしまいます。
 あまりに有名で取材慣れ、観光慣れが進んでいるのかもしれません。
 いや、そういうことではなくて、そうしないと仕事の手が度々止められてしまいますし、休息さえままならないことになってしまうのが悩みなんだと思います。そこが京都人の辛いところ? 私は京都人じゃないので、分かりませんが。

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 油揚げなどを揚げる場所ですから周囲は油色。
 愛宕山の「火の用心」札がいい色に。

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 おからです。

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  1. 2022/08/07(日) 00:00:00|
  2. お店
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素敵な人たちと  by 蒼樹   陶芸   Ⅱ

 この猫の箸置きは、数千数万個、製作してきているわけですが、極端に言えば目をつぶっていても描けるくらい習熟しているわけです。
 筆の入り方はもう全く迷いがありません。でもだからと言ってただ機械的に画いている訳じゃないのです。慣れてはいけない。


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 ここでも道具についての話に進みました。
 私が、このD850を「私のカメラ」にできていない苦労があるからです。 そしてα900を取り出したときの気持ちの伸び伸び感との違い。
 で、筆の話なんか聞くと、本当にそうだなあと思う訳です。

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 John Freeという写真家が上達するのに必要なことは「practise practise practise」だといいます。
 勿論、事の一面としてという事ですが、ゴルフや、テニスやダンスには「practise」が必要だが、写真にそれが必要だって?!
 感性じゃないの?美術的な知識じゃないの?構図じゃないの?  そんな声も聞かれますが、彼はまずカメラを肉体化せよと言います。(私流の理解では)
 テニスのプレーヤーで好きな人はロジャー・フェデラーなんですが、確かに彼のラケットは肉体化していると思いますよね。
 カメラも道具として肉体化しないといい写真は撮れませんよ、と。

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 ただ、現代カメラは、その肉体化の一部というか、相当大分をカメラに任せる傾向がありますね。
 それが楽しいかどうかは補とそれぞれですが。

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 私のようなケースで、人を撮るという場合には被写体があまり大きく機敏に動くことはありません。
 ですが、目も手指も口元も…動くんですね。光だって変化します。
 その中で「ここだ!」を見つけて瞬時に適正解を判断して撮るためには、やはり「practise」が肝要だなあと思います。

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 せっかくいいレンズを手に入れたのですから、気持ちを新たに取り組みたいと思います。

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 「文人・光画展」はもう直です。
 

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  1. 2022/08/06(土) 00:00:04|
  2. 陶器
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素敵な人たちと  by 蒼樹   陶芸

 職人さんを撮る機会がめっきり減りました。
 原因は京都市の財政の悪化。それとCOVID-19の広がり。
 
 
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 型でとった素焼きの猫に餌づけをしています。いや絵付けです。

 猫は箸置きなんですが、ずらりと並ぶと何かおかしみがあります。

 ヒット商品らしくて、もう7年も作り続けていますとのこと。

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 いや、猫好きにはたまらない商品でしょうね。
 こうして手書きをしていますので、彼の表情などは美味長に違いますし、敢えて表情を変えてもいます。
 目の玉が上を向いたり、横を向いたり。目をつむっていたりします。

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 京都のタクシー会社に「ヤサカタクシー」という会社があるのですが、車の屋根の上のマークが三つ葉のクローバーなのです。
 その中に4台だけ(今の総台数が1300台だそうですが)、そのランプのデザインが「四つ葉」になっているものがあります。
 その車に乗ると幸運を得ることができると言って評判だそうです。
 確率は325分の一ですが、他社の車の沢山走っていますから、「「この車に乗れると「やった!」という気持ちになるんですかね。

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 猫たちの中にもレアなモノを作っているそうで、目を閉じちゃっているものもあります。
 お馴染みさんが探して買って行くそうです。

 これは、片から外した猫ちゃんたちの周囲に着いた「バリ」を削って集めた土の再利用品。
 これまたかわいいですねぇ。
 こんな小さいのによく筆が入ります。  中には「義歯」のようなものがあって、とても細くて小さいのですがこれまた人気なんだそうです。左から二番目。  義歯もセラミックですからね。素材は同じ?
 

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 OVFに大口径レンズ。やはり撮りやすいですね。

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  1. 2022/08/05(金) 00:00:07|
  2. 陶器
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素敵な人たちと  by 蒼樹   なんて素敵な写真たち

 いや本当に率直に言って驚きましたし、うれしかったです。
 こんな、王道の上質の写真を見られるなんて。
 ちょっと欧米の名のある写真か、それも50年代とか60年代の人の作品を見るような気がしました。

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 あるハイレベルなお客さんが「これは50年代風で、古い!(こんなんじゃだめだ。)」と言って帰ったそうです。
 どうもプロの写真家かなとおっしゃっていました。

 私が入場してしばらく、ある旧知の快女史を三人で話していると、リュックを背にした男性が入って来て、あの写真、この写真の前に立って「こりゃすごい、一体誰が撮ったんだ?! こんな貸しギャラリーでこういう写真が見られるなんて驚きだ。」とそんな空気を漂わせながら私たちに近づいてきました。
 皆さんご存知の職業写真家の全国組織のメンバーだそうです。

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 この後のプロ写真家は、率直に驚き、感心して、批評されていきました。
 確かにコンテンポラリーではないこれらの写真ですが、私はあえて「クラシカル」な素敵な写真だと言いたいと思いました。
 古いではなくて古典的と言いたいような。

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 ある程度の力のあるアマチュアの写真愛好者たちも学生たちも、過去のいい作品を見て、その果実を敷かkり受け継ごうとしていないなあ、と常々感じてきましたが、この人は違いました。

 そして驚いたことにキャリアは1年半に満たないのです。

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 すべて白黒のスナップ写真なんですが、良い光、ということは良い影をとらえているなあと思いました。
 聞き間違いでなければXT20をつかっているようです。  まるでフィルム写真です。  
 長い時間三人で話し込んで、少し冗談も言えるようになったとき「これは半分フジフィルムの手柄だね。」なんて言ってしまいましたが、やっぱり掛け値なしにこの方の光の捉え方と構図力、そこに在る人の動き、生活の捉え方は素晴らしい。

 8月17日からの私も参加する「文人・光画展」にお誘いしましたが、昭元氏が私の作品を見たら、どういうか、恐ろし、楽しみです。
 また快女史の反応は、如何。


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  1. 2022/08/04(木) 00:00:04|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹   高瀬川に生物を探して

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 どうしてこんな素敵な夏にあの海岸にいないのだろう。
 あの山の谷あいの河原に立てば降り注ぐ蝉しぐれ。
 だのにここは京都の盆地の中。

 せめてマントバーニーを聞いて我慢しよう。

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 京都の町中を流れる高瀬川。人口の運河で、今はその機能はないし、浅い川底。
 けれどそんな流れの中にも沢山の生命が。

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これまで高瀬川については、どちらかと言えば人文学的、あるいは社会科学的側面からの話題が多かった。
確かにここには生産活動があり、暮らしがあったのだから。

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 この高瀬川の全域を這うようにして「生物を見つける」プロジェクトを立ち上げて、実行した人がこの人。

 起こした活動母体が「高瀬川モリタリング部」

その報告会が、高瀬川四季AIRで行われた。

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 私もこの高瀬川には少しばかりの思い入れがあるし、この辺りを徘徊して人々をカメラに収めた。

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 青大将やらシマヘビも見つけたようです。

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  1. 2022/08/03(水) 00:00:05|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ギャラリー・小さいおうち で   Ⅲ

 昨日の7月31日までに、つまりこの人で累計が1972人になりました。
 11月の写真展までに2000人を達成したいなと考えてきましたが、あと28人ですね。
 間にグループ展があって1週間は撮れません。  
 新型コロナの第7波は、死亡率が小さいからなどと過小評価する向きもありますが、相当な感染者数を出して、社会の機能をマヒさせるかもしれません。
 このところ毎年、異常な暑さであったり、異常な豪雨が何度も襲ったりというようなことがあります。
 「外に出られない、人に出会えない」ことが増えます。

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 これまでのペースならという予測は立ちにくいのですが、なんとか達成していですね。
 ただし決して雑にならないように。

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 先日、せっかくいいレンズを手に入れるので「美形」を見つけて撮りたいなどと軽口をたたいたら、「なんだお前は美形を追っかけてるのか。『素敵な人たち』を撮ってきたんじゃないのか?」なんて言われてしまいました。

 一方では「この人は魅力的な女性ばかりを撮っている写真家で・・・・」と紹介されたりする私ですが、(これは二つの点で私をからかっているのですが)
 

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 人が魅力的だということの一つの要素に「見かけ」もあるのですよね。そしてその見かけは、案外簡単に備わるものではないということも広く知られることです。
 ですから、私の写真にとって女性ポートレートも大切な柱です。もっともっとたくさん機会を得たいものです。

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 早く、初めてのシグマのレンズを楽しみたいですしね。
 シグマのレンズに関心を持ったのは5、6年ほど前の京都グラフィエの時でしたかね。

 ミノルタ、・・・今は使えないけれどツァイスレンズ、キヤノンのFDレンズ・・・と比べてどんな風に違って撮れるのでしょうね。

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 大きな公募展に大きな作品を出すために忙しい政策の毎日を送るというこの人に、、無理はいえないしなあ。


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  1. 2022/08/02(火) 00:00:03|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ギャラリー・小さいおうち で   Ⅱ

 「この人は(被)撮影経験がある人だな。」ということは撮り始めてほどなく感じました。

 撮りながら訊いてみると、やはりそうでした。

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 すると、ちょっと揺さぶりたくなります、が、ここは作品展をしているギャラリーで、一お客さんが入手t来るかわからない状況でもありますし、そういう訳にはいきませんけど。
 とても性格の良い人ですから、他での撮影でも気持ちよく撮れそうです。

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 このスタイルの良さを生かして、少し動きのある写真にした方が面白いかなと思います。

 そして、こういう表情を引き出すと、とても感じの良い写真になりそうです。

 笑い顔にはその人の知性や品が反映します。 

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 先ほど、撮る者と撮られる者とでいろいろなことについての感性や価値観が違う、また撮られる人によってもそれが違うので、「いやだなあ」という時には率直に言ってくださいとお話ししました。
 その時に一例として「肌の出し方」について話題にしたのです。
 暑い夏ですから、今日はこうして襟ぐりの大きな服を着てきていますが、あまり肌を出し過ぎることには抵抗があるようです。
 そう話をしていましたが、同時に、私の求めていることについて、ご自身の気持ちの範囲内で、ちゃんと理解した反応をしてくれているのです。聡明な人です。


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 昨日、私の撮ってのベストなカメラはα900だと書きましたが、以前にも書きましたように、余命を数えなくてはいけないかなという反応が出ていますから、次のメイン機を「肉体化」しなくてはなりません。

 今日、注文しておいたレンズが届きました。 シグマの85ミリ、f 1.4 (art)です。そのマウントは「F」です。
 覚悟を決めて、「撮って撮って撮る」ようにしないといけません。

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  1. 2022/08/01(月) 00:00:05|
  2. 人物
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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