これから暑くなると、京都駅への往復は結構大変です。
私も若いとは言えませんしね。
でもときどきピアノの音を聞きたくなりますし、音楽を楽しみ素敵な人に出会えるのではないかと、出かけていきます。
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ここにきてピアノを弾かれる人は、目的が様々です。
今取り組んでいる曲をグランドピアノで試してみたいという方、弾けるようになった幾つかの曲をメドレーで弾く方。
とにかく指の動きを高める?確認する?ために練習用の指の運びを幾度も幾度も繰り返すかた。
かなり高度な曲をこれでもかと弾かれる方。
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この方は決めてきた曲をしっかり確認しながら弾いています。
なかなかの腕前と見ました。
そんなこと私に言われても・・・でしょうが。
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ここは広いうえに少し離れたところにテーブルといすが置かれています。そしてもともと柱の陰にベンチがあります。
ですから、ここに演奏を聴くのが楽しみという方たちも来られます。
次に弾こうと待機されている方も、弾き終った方も、、そして演奏を楽しまれる方も皆さんエチケットを守って気持ちよく過ぎ去れます。
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ですから、「あの写真を撮り来る人が、どうも嫌だね。」などと言われないようにしないといけません。
何しろ「写真を撮らせてくれませんか?」とお願いするのですから。
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「写真を撮られるのは嫌だな。」という方も「撮られるのは困るな。」という方の気もを害さないようにしなくてはなりません。
ここは多くの人たちの楽しみの共有空間なんですから。
向こうにおられる人たちも決して声高にはお話をしません。
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デートのカップルも、まずは耳を傾けます。そして拍手。
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こういう場所ができることが「民度」というものでしょうか。 ね?!麻生さん。
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- 2022/06/30(木) 00:00:03|
- 音楽
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60歳過ぎたら「キョウヨウ と キョウイク」が大切だそうで、こんな私でも市内のギャラリー巡りで絵や写真やを見て歩きます。
( ここでいう「キョウヨウ」とは「今日の用事」があることで、「キョウイク」とは「今日行く」ところがあるという事だそうです。)
そんなギャラリー巡りで米寿や傘寿を記念して個展をされる人もいれば、美術系大学の現役学生という人にも会えます。
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ただまあ、お客さんは私一人ではないわけで・・・・。
先ほどまでこの方の作品のことについて語り合っていたのですが、幸か不幸か別のお客さんが見えて・・・。
作者の上田さんとは、ちょうど私が人物写真をとっていて、お願いしようと思っていたところですと話していたのです。
「こんな風に撮っていただく経験はなかったのですが・・・・。」というところで、お客さんが現れました。
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あるジャンルで名のある方のようで、さらに別の方が連れて来て紹介されていました。
確かに仕事の一つを聞いた時には「ほう、そんな仕事をされていたのですか。」という方でした。
それまでに、お客さんと話しているときには作品を展示している作家さんは自身お作品位ついて、制作過程について話すので、いい表情をされるのですよ、と話していましたので、これ幸いとカメラを取り出して横から撮りました。
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勿論、お断りしていない、今現れたお客さんは、人物が特定されるようには、撮りません。
そこは写真を撮る者としての最低限のエチケットです。
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この人の作品は、ネット上で見つけた写真を4色に分解し、色のドット数をどんどん減らしていって、解像度をグンと下げたものです。
丁度、一昔前の新聞のカラー写真を虫眼鏡で見たような感じですね。
ただ虫メガネの場合は、画像の一部しか見えませんが、この人のはそうして色分割し、解像度を落とした画像の全体が、ミラー素材にプリントされているのです。
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、
すると写真が具体的な人物の目鼻を消されて、背景の情報も具体性が捨象されて、抽象的な「人物のいる情景」になります。
そうして人物の個別性や状景の個別性が捨象されると見えてくるものがあります。面白いです。
さらにこの人が言うには、現代は写真ばかりではなくて実に刺激的な情報が自分たちを取り巻いていて、その圧力に気おされそうだ。情報過多だし、それらの情報には、いわば添加物がてんこ盛りで、どぎつくて時に体に(心)に悪い。
それでずっと情報を減らして見てはどうかと考えたんだそうです。
抽象画というのがあって、抽象の対概念は捨象ですが、一体何を捨象して、その抽象は具体と、どうつながっているのかなどということはまるで考えられていない、ただ具象画ではないという意味の非具象画=抽象画だとしているのが一般です。
私は少しばかり哲学をかじっていますので、その具象、抽象(捨象)の考え方に違和感があって、時々挑発的なことを投げかけてみるのですが、その問いの意味も理解されないで「抽象画」なるモノを画かれている作家が多いです。
「心象画」とでも言えばいいのになと思います。
「哲学の貧困」です。
- 2022/06/29(水) 00:00:02|
- 版画
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ずっと以前ある集まりに参加した際に、その回の呼びかけ人の方が冒頭にこう話されました。
「皆さん今日は美味しいワインを飲んで楽しくおしゃべりをしましょう。 それでひとつお約束事なんですが、この場では宗教と政治の話はしないということで、一つよろしくお願いいたします。」
(この関西で、阪神タイガースを批判することは許されても)政治の話はしてはいけないというのです。
居酒屋でお客同士が口喧嘩から激しいバトルになる話題にはどんなことがあるんでしょうね。実際のところ。
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イギリスのパブでは政治のこと、労働組合のこと、年金のことなどなど話題が広がるようですし、フランスでは主体的で自律的な政治的見解をもたない人はリスペクトされないし一人前とは認められないとも聞きます。
公園でも政治的な意見表明をする人が自分で台を持ってきて、その上に立って「今の政府のやり方は・・・。」なんて話し始めると、三々五々人が集まり、取り巻き始めて、今度は「おい、俺にも言わせろよ。」と。そういう文化があるようです。
お互いに異なった政治的意見を言い合うことで「バカ野郎、お前なんかと二度と口を利くものか。」なんてことにはならないのですね。
ですが、この日本では・・・・。
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国政選挙があるというのに発言は政党(候補者)とその近い支援者だけ。
国中で喧々囂々と日本の進路、政府や野党の政策に対する評価に対話の輪ができるなんてことは、ほとんどありません。
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ここでこういうことをしていると外国人がよくのぞき込んで、しかもここにある話題について質問したり自分の考えを言ったりし対話が成立するんだそうです。
でも日本の人は「あれ?なんだろうな。」と興味を示しても、政治的な話題を見つけると、たちまち退散していくと。
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本当に政治的に未成熟な国(民)なんですね。 京都にあってさえですからね。
それでいろいろな切り口を作って「一緒に考えませんか?」と呼びかけているわけです。
60年代に政治に目覚めた私にとっては、「ふ~ん、そういうアプローチもあるか。」とこういう企画をする人たちに対して大いに感心します。 政治に向かう感性が柔軟なんですね。
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だって平和でなければ絵なんか書いていられませんもんね。 自由と民主主義を守り発展させなければ、自由な表現を奪われてしまいますよね。
こういう自由や楽しいことを大切にしましょ。 それには・・・・、というんでしょうかね。
共感できます。
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私がうろうろしていましたら、先日誘われて楽しく一杯やったご夫婦の姿を見つけました。
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おもしろい絵を描く方ですね。
色彩感覚も、さすがに芸術系の大学で学んでいるだけの事はあります。
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岸田政権(自公政権)に不満があるから維新を選ぶなどというのは、地獄への特急券を買うようなモノなのに、事実をもとに合理的判断をすることに弱い多くの日本人の特性が現れています。
手元にある維新のある予定候補者のビラには、大阪の吉村知事(維新)が他に先駆けてコロナ禍からの「出口」を初めて示したなどと書いていますが、10万人当たりもっとも多い死者を出し保健所との連絡もつかずに自宅療養を強いられて亡くなられた方、感染者数の集計すらできない行政無能力をさらしたのが維新大阪府市政だったのにです。
そして維新は今や自民党を越えて軍拡に熱心です。「原子力潜水艦をもて!」と政府を焚きつけている維新の松井氏ですが、源泉を持つということは日本の領土・領海を遠く離れたばしょで戦争をするという事です。「専守防衛」さえ蹴散らす維新です。
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勇ましい口ぶりや
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- 2022/06/28(火) 00:00:30|
- 楽しいね
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おや、あれは何だろう。
人が集まり何か楽しそうだと、とにかく一先ず覗いてみる。
と言っても、私は元来は、あまりこうした空気になじむタイプの人間ではない。
それでも好奇心が湧くのは、そこにいる人たちが何を考え、何をしようとしていて、どんな人なのかに興味が湧くからだ。
「戰爭放棄」のTシャツ
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この人が歌っていた曲。最初に耳にしたのは「let it be」の替え歌。
勿論? 歌詞は日本語。
私の経験とも重なって、「へぇ~、こんな歌を歌う人がいるんだ。」と、ちょっとうれしくなった。
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歌詞はよく覚えていないけれど、散文的に思いだせば・・・。
♬ お母さんが先生に呼ばれて学校に行った。
「あなたのお子さんは赤い思想を持っているようだ。気を付けたほうがいい。」
お母さんは家に帰って来て僕に言ったのさ。
「let it be let it be」と。 🎶
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お前の信じることを信じるように話せばいい、やればいい、思うがままにやりなさい。 let it be. let it be.
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昔、小田実氏が、意味としてはこんなことを言っていた。
ソ連のスターリン主義的な独裁政治の下では自由がなく民主主義もない。 政権を批判すればしょっ引かれてシベリアに送られる。
日本は自由な国だ、とそう信じている人は多い。だけどその人たちは政権を批判する言葉を口にしたことがない、考えたこともない。誰かが、政権を批判し行動すれば、職場を追われて地域に住めなくなるという現状はソ連と大して違いはない。
政治体制に無批判で身の回りの事にしか関心がない人はソ連にいようと日本にいようと同じこと。
同じ程度に自由で不自由なのだ、と。
高校生の私は考えた。
「25メートルプールはシロナガスクジラにはあまりにも狭すぎるけれど、金魚には無限に自由な天地だ。」
日本の学校は人の多様性を認めない。みんな十束一からげに型に入れて安心しようとする。
ことに生徒が政治的な発言をしたり行動をすることに対して、条件反射的に抑圧・排除しようとする。自主的に判断し、行動することでさえ拒否感を募らせる。
校則が「ブラック」とも言われるゆえんだ。
現在のロシアではプーチン政権の政策に批判的な記事を書いた記者や新聞社は抑圧されて記事が書けなくなり、新聞社や放送局が続けられなくなる。
日本では、マスコミは端っから政権・与党を批判しないし、政権与党に都合の悪いことは書かない。自主的に「忖度」して。
だから政権は記者や、新聞社や放送局に圧力をかける必要もない。政権にとってマスコミは「安心・安全」な存在。人々も同じ。
取り締まりが必要なほど政権の本質を突く言論がないのだから弾圧なぞする必要がない。
だから日本では自由に物が言えて自由に行動できる。
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高校一年生の一学期の終わりに保護者面談から帰ってきた父が言った。
「担任の先生が『息子さんは学校の勉強にかかわりのない本ばかりを読んでいるようです。注意された方がよろしいかと。』と言っていた。それでお父さんは『それでいいと思います。高校生の頃はそいうことをして成長する時期だと思いますし』と返事をしておいたよ。( let it be let it be )」と。
- 2022/06/27(月) 00:00:08|
- 楽しいね
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このところ職人さんの写真を撮る機会がほとんどありませんでした。
貴重なチャンスです。
この方は蒔絵をされています。
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ただここは公開実演の場所ですから、本格的な蒔絵の仕事はできません。
紙を基礎にした栞を作ります。 紙と言っても漆を何度も塗りますから、耐水性もありますし丈夫になります。
その栞に、「生」のカエデの葉に漆を塗って、それを版にして栞に形を転写します。
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ご存じのとおり漆は短時間では乾きません。通常は湿度を高く保った室(むろ)の中で「乾かします」
ですから一つの作品を継続的に作っていくことはできませんので、複数の作品を並行して作ることになります。
油絵も同じですね。

この写真の肝は漆を塗るための作業用の板です。
何度も何度も使われて実にいい色が出ています。
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この日は「人物しか撮らない」と決めて出たので、α99にミノルタの80ミリです。
私的には、色について安心して撮れます。
あるいはα900の方がもう少し落ち着いた色で良かったかも知れません。
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先日、街頭演説する共産党の人たちを撮りましたが、その時にはα99に80-200、f2.8を使いました。
このレンズで撮れる色やボケ・明瞭度は大好きです。 ミノルタのレンズがお好みです。やはりいいレンズを求めたいものですね。
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- 2022/06/26(日) 00:00:06|
- 伝統工芸
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梅雨ですが、この日は晴れて湿度の高い1日でした。
気温が上がると水が恋しくなりますね。
子供から大人まで。

若者たちはどんどん靴を脱いで水に入ります。
そんな中で、通称「三角洲・・・あくまで通称です。タモリ氏がいれば『こりゃ〔洲〕じゃないよ』というでしょうね。」の突端でギターを弾いている青年がいました。
ちょっと小さめのギターです。
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こういう場所だと、仮に撮影を許してもらえても、撮る足場があるかなあと考えながらのお願いです。
今はニコンに付けられるレンズとしてはたった一本しかないレンズ=24-70、f2.8通しのズームレンズを付けて歩いています。それが、却って好都合な面もあるんですが、一時期は80ミリ単焦点レンズでこなしていましたから、その場合には、こんな場所では、私自身が靴を脱がないと撮れませんね。
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10年前は、靴を脱ぐこともいとわず、水に濡れることも嫌わずに、「撮らせてもらえますか?」と言っていたのに、気持ちが老化していますね。

それに足場を見つけてもバランスをとってかがんだり、腰を下ろすのも危なっかしいです。立ち上がる時も「どっこいしょ」と手を突かなくてはなりません。
体力づくりというか運動能力、機能維持ができていません。 これでは目標2000人だとか、あともう2回の個展だとか威勢のいい掛け声が掛け声だけで終わりかねません。
ただ撮るというだけの写真を続けてもねえ。
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スチールギターを弾くときのフィンガーピックらしいものを指にはめています。
ガラス瓶の首の部分をカットした自家製のモノも見せてくれました。
こちらから撮った写真がこの1枚しかないのは、そうです、足場がなかったからです。
こう言うことから考えると、報道カメラパースンは大変ですねぇ。
自撮り棒を使って「スマフォの写真でもいいから撮れ!」とか、バリアングル式の背面液晶画面が活躍するんでしょうか。
背面液晶画面を覗いている暇なんてなくて「勘」撮りですかね。
そういう時には、やはり軽くて小型のカメラがいいでしょうね。
D850は大きくて重い。
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- 2022/06/25(土) 00:00:05|
- 音楽
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竜安寺商店街から路地をほんの少し入ったところに、その「駄菓子屋」はあります。
最近は、もうすっかり「駄菓子屋」さんを見かけなくなりましたねぇ。
子供のころ10円硬貨を握って走っていった駄菓子屋さん。 5円でさいころキャラメルを買って・・・後どうしようかなあ。くじも引きたいなあ。
そんな駄菓子屋がここにありました。
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お店のオーナーは「てらちゃん」
なんと4年前にこの店を開いたのだそうです。
嘘か本当かはわかりませんが「何もしないと一日中酒を飲んでしまうから・・・」始めたんだそうです。まあ、冗談でしょうが。
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駄菓子の単価はとても安いですから商売としては「儲かる」というものではないでしょう。
でも、この近所の子供l達の放課後に「行くところ」をつくる「てらちゃん」
この辺りにはもうすっかり駄菓子屋の姿は消えていますから、離れた学区、大将軍学区や宇多野学区からも子供たちまが来るそうです。子供たちの間では有名なんです。

コンビニでは100円硬貨一つで買えるものがどれほどあるでしょう。それに100円のモノを買えば「もう10円ね。」と言われます。
100円硬貨を握りしめて買いにいった子供はしょんぼりして帰ってこないといけません。(もっとも今どきの子は消費税を忘れたくても忘れられないでしょうし、いつも計算に入れて入るでしょうけど。(子供やお年寄りからも取る税金=消費税は是非廃止してほしい。ホントニ!!)
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店を開ければ留守番をしなくちゃいけないし、押すな押すなと子供たちが来るわけでもないし・・・。
いろいろ思うところはあるようです。
でも、
「てらちゃん、一度家に帰ったらすぐ来るからね!」といってかけて行く子。
自転車の三人組が、店の前をぐるっと一周して、「後で来るからね。」
こども達に「子供の時代」をプレゼントする「てらちゃん」
こういう単価の「駄菓子」を作り続ける会社を存続している人たちにも頭が下がります。
新自由主義ではとてもこういう工場や店は継続できないのではないか。子供に「子供時代を」なんて「金にならない」と見向きもされないでしょう。
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人らしい暮らしは、こういう人たちが作っているんだなあとつくづく思います。
「てらちゃん、 変な虫がいるよ。」と恐る恐るの子供たち。
それをひょいとつまんで捨てる「てらちゃん」 子供たちの世界にいる「てらちゃん」でした。
- 2022/06/24(金) 00:00:05|
- お店
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トランペットの音が対岸まで届いていましたので、川を渡って聞きに行きました。
京都の街区の広がりの古今を比較する掲示板を見ている振りして聞いていました。
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すると間もなくトランペットをケースにしまい始めましたので「もう終わってしまうんですか。残念だなあ。」と声をかけますと「聞いてくれていてんですか。今度、ステージがあるので度胸を付けるために吹いていました。じゃあ、続けますから聞いてください。」ということで続けていただくことができました。
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やっぱり楽器は生の音がいいです。
とあるブラスバンドに加わっていて、今度「桂」の方で演奏会をするのだそうです。
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「ハトと少年」なども吹いてくれました。
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話しかけた時には橋の下におられましたから、光と影がうまい具合にせめぎ合っていましたが、「撮らせてもらえる」ことになった時に、おそらく気を回して・・・・明るい場所に出てくれました。
それではと、緑を背景に撮ることを考えたのですが、ちょっと絞りの開け方が中途半端だったかもしれません。
楽器のボケを大きくし過ぎないようにということと相反関係になっていたかな。
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「ちょっとこうしてみて」とお願いするときにも必ず音を出してもらいます。
ファゴットなどもそうなんですが、楽器を演奏するときには、ほとんどの場合に必ずしも綺麗な顔や姿にはなりません。それはある種、撮る方もとられる法も抵抗感になりますが、それでも、形だけだと、やはり演奏の姿にはなりませんから。
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6月21日の夏至の日には清水寺で「音楽の祭日」の一環として「百本のトランペット」の演奏があります。
この日はプロ、アマの演奏家が無料で音楽演奏をして、聴衆とともに平和を願う日として、世界数百カ所でイベントが行われます。
前回は、私も写真集づくりのスタッフとしてかかわりましたが、今回は、・・・・前回のその気配があって、幾人かは大いに不満を持ったのですが・・・どうも趣旨がずれてきていることと、とにかく権威やマスコミに対して上目遣いで、そういうものによって飾られること、評判になることに気持ちが行き過ぎている感じがして、当初から距離を置いています。
それでもトランペットを吹く人を見ると、「音楽の祭日」の本来の趣旨を伝えながら清水寺でのイベントを宣伝してしまうのです。何でしょうね、この心理。
私がそんなイベントに関わっていたことを誇りたいんでしょうかね。
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- 2022/06/23(木) 00:00:04|
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60年代から70年代のポピュラーソングは好むと好まざるとにかかわらず耳に入り、また私の若い心にもいつとはなしに沁み込んでいたのですね。
懐かしさを感じます。
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「南こうせつとかぐや姫」の「神田川」が1973年、や「なごり雪」が1974年でしたね。
この頃、私はこうしたいわゆる「フォークソング」が私小説風に挫折していくのを苦々しく聴いていました。
そこに「全共闘」の敗北主義が重なって感じられもしました。
もう政治の時代は終わったんだと、髪を七三に分けて分別臭そうな顔をして就職活動に熱を入れる元全共闘諸君とそのシンパのあまりに軽い転身が、こういう歌に重なりました。
センチメンタルにオナッてるんじゃないよ!と思いましたね。
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でも、まあ、都会の生活に傷ついた多くの学生、若者の心情には響いたんだと思います。
そしてそこから、自分自身から浮いたスローガンに振り回されない、地に着いた気持ちを歌う歌が出てきたのでしょう。
でも、あれを「浮いた、観念的なスローガンだった」と簡単に放り出せるような人たちは、そのスローガンに責任を持つような気持をもてなかった、持とうとしなかった人たちなんだろうなあと私は、そう思いっていました。
最近、同世代の「全共闘」生き残り?を見かけることがあります。
昨日、名前を出した甲斐氏や「街場の・・・・」で有名な内田樹氏なんかもそういう人たちかな。
私自身は全共闘と対立する側でしたし、今でもそれは変わりませんが、「サヨク」としてのシンパシーは大いに感じます。
神田川に堕さなかった生き残りですもんね。 時々握手したくなります。
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長く歌い継がれる歌にはそれなりの理由があるのでしょう。
琴線に触れる部分があります。
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この方は時々ライブ・ステージにも上がるんだそうです。
そうでしょうね。お上手ですもん。
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早くD850を道具として使いこなせるようにならないと、せっかくいただいたチャンスを生かせません。
それでは皆さんに申し訳ないです。
- 2022/06/22(水) 00:00:08|
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私が声をかけますと「そう言えば以前撮ってもらたtことがあるなあ。」とおっしゃっていました。
私は記憶が判然としません。いろいろな方の記憶が混じってしまっています。それで「撮らせていただいたとしたらカードをお渡ししたと思いますが。」と、こんなカードですがとお見せすると「記憶にないなあ」ということで・・・・。
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別の人も「よく、あなたのように撮らせてくれという人がいますね。」とおっしゃっていましたから、私同様この鴨川で人を撮って歩いている人が幾人もいるようです。
私は・・甲斐扶佐義氏しか・・・・お目にかかったことがありませんが。
甲斐氏は1970年ころからずっとこの辺りを自転車で行き来して写真を撮り続けている人物です。 少なくともこの京都のその方面では名の知れた写真家ですね。
つい先日もお互い自転車で行き違ったばかりです。
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さてこの方は「22歳の別れ」なんかを歌って、70年代の歌が好きなんだよねと言われる方です。
この日は「初夏」の陽射しの強い日でしたので木陰で楽しみます。
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聞くと、この近所の方ではなくて同じ京都市内でも少し離れたところのお住まいで「いつも同じところで歌っていると飽きちゃうんだよね。それで時々この辺にも。」とのこと。
へぇ、そんなところにもこうして歌える場所があるんですか?というような地名も上げておられました。
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ポスト オン している写真をご覧になって気づかれることがあると思いますが、全体として被写体が下に寄り過ぎて、脚が入り切っていないのがあります。
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どうしてこうなっちゃたんだろうと考えますと心当たりがあります。
D850のオートフォーカスポイントは最近のミラーレスカメラと違ってファインダー全面にはそのポイントが配列できていません。
ことに上下四分の一くらいのスペースにはフォーカスポイントを移動できないのです。
これは技術的制約ですね。 こういう点ではミラーレスカメラの電子ビューファインダーの方が数等いいですね。
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なまじオートフォーカスのポイントがあるので、それに頼ってしまって、フォーカスを当てて、それから画面を移動することが中途半端になってしったのです。
これが中央にしかピント合焦の機能がないころのカメラなら、逆にこういうことはないし、マニュアルで画面全体で合焦状態を見ることができるシステムならば、これまたこういうことは避けられるわけです。
構図を考えるときにフォーカスポイントを四隅のはずれたところにしたいということはままあるのですから、D850の機能は中途半端ですね。それを考慮して撮らないといけません。
- 2022/06/21(火) 00:00:01|
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この藤色のシャツがよくマッチしています。
髪は解いたらかなり長いんでしょうかね。
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この人はずっと本に目を落としていますから、知らない人が見れば「あの人(私の事)はなにを勝手に撮っているんだろう。」といぶかしく思うかもしれませんね。年恰好も3倍くらい離れていますし。
しかもこうして何枚も何枚も撮っていますから。
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でも不思議なことに?これまでこんな時に「あなた何をしてるんですか(怪しいなあ、不審だなあ。)」と声をかけられたことがありません。
それで「いえ、その人には写真を撮っていいと承諾してるんです。」と説明してもらったこともないのです。
ただ、手作り市などでは、私が承諾を得てから、しばらく他をぐるっと見て来て、その人の様子がいい具合になった時に少し離れたところで撮っていたりして、「あの人、いいいのかなあ。」なんて顔されたことはありますが。
警察官まで呼ばれては大変ですが、まだそういうことはなくて有難いです。
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この光の中で、とても初々しい感じでよかったです。
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これまで何度も書いてきましたが、COVID-19の影響で学生たちの学ぶ条件は大きく制約されてきました。まだまだ十全だとは言えません。
それだけにこうした人を見かけるとついつい「頑張れよ!」という気持ちになってしまいます。
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これで承諾を得たいたことがお判りでしょう?
- 2022/06/20(月) 00:00:08|
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この日はよく晴れて、初夏の気配です。
休日だということもあって人出も多くて、あちこちで水にはいって遊ぶ子供や大人が見られます。
シートを敷いて楽しそうに話をしたりお酒を飲んだりという状景もあちこちに。
そんな河原の情景を眺めていると、一人ちょっと違った空気をまとった人が。
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最近、読書をする人はちょくちょく見かけます。
程よい木陰や水辺に降りて本を読む人がいます。
この人も本を読んでいるには違いないのですが、なんとなく雰囲気が・・・・。
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読書を楽しんでいるというよりも、何かを記憶しようとして勉強しているようです。
受験勉強かなあ。
赤いシートを押し当てているのは、例のあれですよ、きっと。
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時々何かつぶやいています。
お邪魔なことは百も承知、二百も合点なのですが・・・・。
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まだ声をかけていないときに、考え込むようにして手指をほおに当てている様子がとても素晴らしかったので、ついに声をかけてしまいました。
明日、学校の中間試験なんだそうです。 おや、まあ、なんと。
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こんな、皆が遊びさんざめいている中で試験勉強中だったとは。
橋の上からも見た時にはページに幾葉もの写真が見えましたから、何か芸術系の本を読んでいるのかな・・・例えば美術史とか・・・とも思ったのですが、どうもファッション系のようです。
部屋に一日中こもって勉強しているより案外集中できるのかもしれませんね。
わざわざ人の話し声やレコード音楽が流れる喫茶店に勉強しに行く人もいるわけですから。
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- 2022/06/19(日) 00:00:01|
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写真は先日、嵐電白梅町駅付近で行われた共産党の演説会。
「たけやま彩子」京都選挙区予定候補と、「大門みきし」比例代表予定候補が訴えをしていました。
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大門氏はこの時にも消費税が如何に富裕層に軽く貧困層に重く傷めつけているかをグラフにして、事実に基づいて指摘していました。
彼の国会での政府追求はいつも切れがあります。
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この「大門みきし」さん。
私が駅前で「たけやま彩子」さんなどの写真を撮っているときに目の前をフラッと横切り、私の横にいた人に挨拶していました。秘書を連れている訳でもなく、ただ一人フラッとです。「おや、大門さん。」と声をかけると振り返って笑顔であいさつでした。
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大門さんが、写真のように街宣の自動車の屋上に上がって聴衆に訴えかけているときに国会でも使う内容だというパネルを掲げて話そうとしました。「恐縮ですが私の上司の穀田さんにパネルを持ってもらいます。」と冗談半分に言っていました。確かに穀田さんは75 才で66才の大門さんよりかなり年長ですし、衆院議員を10期も務めています。共産党の国会対策委員長を長く勤めてきて他党からも一目置かれている人です。そういう意味では党内では「上司」とも言えるかもしれませんね。が、その「上司」にパネルを持たせているのです。持たせる方も持つ方も実に自然でこだわりがありません。
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大門さんの横には後輩にあたる「たけやま」さんがいるのだし、市議の井坂さんもいるのです。保守党であれば、若輩で後輩の「たけやま」さんか、「格下」の市議に持たせるところじゃないでしょうか。それがただ、仲間同士で、手が空いているから僕がもつよ、じゃあお願いしますという空気なのです。
まさに、共産党らしいですね。
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多分、共産党の中では国会議員とか市会議員とか、あるいは地区委員会の委員長とかは党内の役割分担なんだと想像するのです。某党の様に親分子分じゃないんですね。
その党が目指している社会の人間関係が先取りして現れるのでしょう。
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私が旧職にあった時に職場の互選で「主任」に選ばれたことがありました。が、それはあくまでそれぞれがそれぞれの役割を果たす上での役割分担でした。だから、偉いとか偉くないとかということは全くないし、呼び方だって変わりません。○○さんです。お互いの条件や能力の特性が変われば、じゃあ交替しましょうとか、次は私(あなたが)が担ってみましょうとか言うことになるわけです。そういう職場は風通しがいいし働きやすい。お互いの力がより発揮できます。
(ただ、別のところでは、共産党の演説会などでも司会の人が国会議員を妙に持ち上げて紹介するときなどがあり、共産党がそれをやっちゃあお終いだよ、と私はつぶやいているんですが。)
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大門さんが示したパネルをのぞき込んでいる「たけやま」さんの姿も印象的でした。
「上の者」に対して忖度とか追従するとかいう卑屈な姿勢ではなくて、率直に学ぼうとしている姿です。
こうした共産党の人たちの所作・言動から、他の党にはあまり見かけない党の民主的な体質というものを感じました。
- 2022/06/18(土) 00:16:21|
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私のある日のFB記事から
・・・・・そんな良く晴れたちょっと暑い日に嵐電白梅町駅前で共産党の人たちが参院選に向けた訴えをしていました。
私は自分の父親が県議選に立候補したこともあり、息子として応援演説で走り回った経験もありますので、こうして身を挺して社会のために働こうとする人に対しては無視できないものがあります。
参院京都選挙区から立候補する予定の「たけやまさいこ」さん。比例代表第二次予定候補の堀川朗子(あきこ)さんが演説に立ちました。
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共産党は女性たちがさかんに活動に参加してその人たちの感覚が生かされているからでしょうか、年々明るくカラフルです。
私の若い友人が、「たけやまさいこ」さんが、参院に進出するあとを受けて長岡京市議選で立候補し、先の選挙で当選して今、頑張っていますので、なんとなく「たけやま」さんに、親しみがわきます。向こうは少しも私を知らないでしょうが。
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ジェンダー平等ということは、前回の国政選挙の大きな争点となりました。もっとも自公維などはそれを争点とすることを極力避けていましたが。
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日本は国際的にも女性の地位が低いことで有名です。世界経済フォーラム(WEF)世界各国の男女平等の度合いをランキングした2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」によれば、日本は調査対象国153国中の121位でした。特に政治的な分野での女性の地位が低いことが指摘されています。144位でした。「各国の国会下院(日本は衆院)または一院制の国で女性議員の割合を見ると、日本は9.9%で、世界191カ国中165位(2020年1月現在)にとどまる。G7など先進国の中ではもっとも低い。」と報じられています。
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今回の参院選の予定候補者の各党別女性比率を見ると以下のグラフのようになるそうです。法律としては「男女の候補者の数ができるかぎり均等となる」ことを目指していて、各政党には男女の候補者数について目標を定めるなどの努力義務があるはずなんですが、
前回の衆院選では女性候補比率の目標を持っていなかったのは、自民、公明、維新、N裁、令和でした。
公明、自民、維新はほとんど問題意識もやる気もないようですね。
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「わきまえる」女性しか期待していない自公・維の政治では日本の自由、民主主義が成長するはずもないし、女性の貧困・無権利状態、ひいては男性を含めた全勤労者の人間らしい暮らしは実現できません。
- 2022/06/17(金) 00:10:18|
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ご自身で生活の仕方をきちんと選択している時点で私より素晴らしい。
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私なんか、行き当たりばったり、言い訳とその場しのぎの人生ですから。 まったく。
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えっ?! そうなんですか?!
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それにしても、私はいろいろな方とお会いして、京都を去る人、京都に来られる人、人生『いろいろ』ですね。
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でもどこに行くにしても、こうして絵を描く楽しみを連れて、楽器を奏でる喜びとともに行ける人は決して人生を挫けさせることはないでしょうね。
賞をとったり高く売り込むことがこうした「芸」の目的じゃありませんね。
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私の下手の横好きの写真と同じです。
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そしてできることなら、その中に人とともにあることを喜び、また人の可能性や幸せを拡張することに貢献出来たらいいなあと思います。
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- 2022/06/16(木) 00:00:01|
- 絵画
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幼子たちが「知らない人(おじさん)に話しかけられても話しちゃだめだよ。すぐ近所の家(交番)に駆け込みなさい。」と言い聞かせられて育てられる異常なこの世の中で、見知らぬ人に話しかけ、あまつさえ写真を撮らせてもらってきたこの十余年。
そんなことをするとあなた自身が世の指弾を受けてまずいことになるからやめていきなさいという忠告を振り切って続けてきました。
私のこの活動は、日本を自由で民主的な社会にしたいという、一つの実践なんです。信じてもらえないでしょうが。
さてこの日はうす曇り。
そんな空の下でスケッチをしている人がいました。
水彩画ですね。
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京都市は芸術系大学が数校ありますし、芸術系高校もありますから珍しくない風景と言えば、そうなのですが。
「どこか芸術系の学校に通っているの?」
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どうやらそうではなくて、学生でもありませんでした。
趣味で画いているんだそうです。
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いいですよね。 こういう景色の中で風や光を感じながら絵を描くなんて。
つい先日はここから少し離れたところで中高年の男女3人が折り畳み椅子に腰かけてせっせとスケッチしていました。
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京都が好きで、京都につい最近引っ越してきたんだそうです。
「そう、でも京都は住みやすいかどうか?」と私が言うと、言い終わらないくらいに「住みにくいです。」
👩物価は高いし賃金は安いし。
👦おっしゃる通り。 その上、夏は酷で暑く冬は酷寒。 わざわざ移り住むところじゃありません(笑い)
👩でも京都には鴨川があって神社仏閣があって周囲をなだらかな山に囲まれていて・・・・。
👦そう、それもおっしゃる通り。
- 2022/06/15(水) 00:00:03|
- 絵画
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普段と少し違うルートで走ると思わぬ発見がありますね。二つギャラリーを見つけました。片方は3年ほど前にできたのだそうで、極々たま~には通るところなのですが、3年前なら気付いても良いのになあと思いました。そのギャラリーの方に「ここからさほど遠くないところにありますよ。」と二つのギャラリーを教えていただいたけれど、そこは定休日。この二つは以前覗いたことがありました。
もう一つは、その二つのギャラリーに向かう時に、通り抜けたことのない路地を行くと木にたまたま見つけたギャラリーです。町屋を改装したギャラリー。
コーヒーなどを提供するカウンターやテーブルがあるギャラリーでしたが、架かっている絵を見てびっくり。数十万円から100万円を超す絵がゾロリ。デパートと連携したギャラリーだそうで、通りがかりの人に入ってもらう必要のないギャラリーでした。それでこんな奥まったところに。
この日の一番の目的は京都市美術館の「刻」展。
手前で水墨画家の小森氏にばったり。彼の個展が開かれていました。絵も彼も相変わらずでした。
昨日は、最近、体力気力の衰えでなかなか北上できずにいて、ここしばらく覗くことがなかったギャラリー翔へ。写真の展示と聞いては行かないわけにはいかない。
「陰画 写真二人展 -花と草と木とー」
色、明るさを反転させた写真作品です。
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「機械的に反転させているので、絵的には加工していない。だから写真そのものだ。」という事でした。「絵に負けない写真を作りたい。」とも。
私にも絵に対するコンプレックスがあります。 写真固有の表現を追求すればいいのですが、その地平は絵におよばないと運命づけられているようにも思えます。 絵にできないことも多々ありますから、そこを写真は追求していくことになろうかと。
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お二人の写真交流は長いものだそうで、陰画を追求してからも既に15年。相当なキャリアですね。
こちらの女性はもともと絵を描いておられた方で、やはり色に対する意識が高く、どちらかと言えば油絵で優しく表現したような写真になっていました。
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「プロに撮っていただくなんて・・・・。」とおっしゃてtくれましたが、私はそのような自己紹介は全くしていないのですが。
ただ「普段から人物写真を撮っています。」と言っただけなんです。が、これは誤解を与える言い方でしょうかね。
こちらの方は水彩画の様に、にじみぼかしのある感じの淡い作品が多いです。
スキャナーに植物を置いて、「反転」の機能を使ってプリントするんだそうです。
スキャナーの被写界深度がとても浅くて、それが功罪両面あるとおっしゃっていました。
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元来は風景写真を撮っておられ、今でも陰画制作に並行して撮りに行かれるようですが、「陰画を初めて面白くて面白くて・・・。」と。
風景写真のために女性の方とも度々蔵王にスキーをしに行かれていたのだとか。
お二人とも「蔵王の樹氷を見ずして死ぬなかれ。」とおっしゃっていました。
どうも私は、死ぬ資格はとれそうにありません。
いただいた名刺には「ネガフォトクラブ会員」とありましたが、会員はこのお二人だそうです。
楽しんでますね。
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熱心にお話をしていただいて、写真も撮らせていただきました。キャリアのあるお顔は、やはり魅力的です。
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自画自賛に聞こえるかもしれませんが、こんな写真の撮り方をしている人間が日本にどれくらいいるのだろうかと、ふと思います。
1億3千万の人口大国ですから、きっと何百何千とおられるのでしょうが、私の世間が狭いためでしょう、あまり似たようなことをされている方にお目にかかりません。
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今日も楽しい時間が持てました。
ありがとうございました。
- 2022/06/14(火) 00:00:05|
- 写真
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「個撮」ができにくい状況が長く続いていますから、「撮りたい病」がかなり昂じています。
ちょっと構図のとりかたも感覚が鈍っていますね。
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午後の光がようやくこの部屋に差し込むようになっていますし、エントランスのコンクリートに反射した光も魅力的です。
それでそちらに関心がいっていて、ちょっと他の要件に注意が行き届いていません。
でも、楽しい。
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光が良ければカメラは何であっても、よく撮れます。
それでもこれをソニーで撮るともう少し爽やかな青が出るのになあ、なんて・・・・。
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部屋の中は展示の写真に当てている照明の色が被ります。
一応、ホワイト・バランスをとるように調整はしているのですが、ただ会場の雰囲気も残すために、やり過ぎないように・・・。
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でもやはり、これをソニーで撮ったら、フジ・フィルムのカメラならと・・・ついつい思ってしまうのは小人故でしょうかね。
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若い人たちの活動に触れると、エネルギーをもらえますね。
学生の街、京都です。
- 2022/06/13(月) 00:00:05|
- 写真
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よく晴れた京都盆地。
そんな中、木屋町通りを北上していた時でした。もうすぐ仏光寺通というところで写真展をしているギャラリーを見つけました。そのギャラリーは衣装レンタルのお店に併設されているギャラリーのようです。
比較的新しいギャラリーですね。
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「学生団体 SPREAD」を称する学生たちが開いていました。大学の垣根を越えた団体だそうです。回生も大学も様々、社会人もいました。
今年3回生になったという男子学生が熱心に案内してくれました。彼は入学以来、COVID-19に翻弄されてきた学年ですね。ようやく、いくらか学生らしい活動ができるようになったことを本当に喜び、充実を図ろうと一生懸命な気持ちが表れていました。
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府立資料館のアーカイブを利用しつつ、ある場所の過去の写真と現代の写真を比較し並べているのです。が、そこに一工夫がありました。昔の写真を撮った場所と同じところから同じ方向を向いて撮っているだけではなくて、そこに写っている人たちと同じ人数の人を同じポーズで並べて写し込んでいました。
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中にはお母さんの幼い頃のものと、自分とを同じロケーションで並べているものもありました。
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話していくうちに「僕たちを撮ってくれませんか?」ということになり・・・私が誘導したわけじゃないですよ。じゃないかな。じゃないと思いますが。・・・・ちょうどよい光も刺してきたのでちょっと遊びました。
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学生たちの動きが活発になってくると、ちょっとホッとします。私の関心からすれば観光客の回復より、そちらです。
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久しぶりにこんな撮り方をすると「どこかにモデルをしてくれる人はいないかなあ。」と、普段に増して、鵜の目になります。
- 2022/06/12(日) 00:00:04|
- 写真
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鴨川の岸を自転車で走っていると「あれ、変わった楽器を持っているなあ。」と目に留まりました。
楽器の調弦をしています。それにしても何本の弦があるんだろう、。複雑な楽器です。
それで近付いて自転車を停めて様子をうかがっていると、どうやら以前、鴨川でお会いした青年のようです。
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やはり、そうでした。以前は三味線を弾いていて、大変上手な人でした。
それが、どうしてかこの見慣れない楽器を。
楽器の名前はシタール。インドの民族楽器だそうです。 こんなものどうやって習うんだろう。
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どうやら教室があって通っているんだそうです。
そうでしょうね、独学ではどうにもなりそうもありませんもんね。見よう見まねで弾くというには周囲にこの楽器を弾く人は見つけられそうにありません。 もっとも今ではネット上で見つけられはするかもしれませんが。
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三味線でプロになろうとして、ちょっと躓いているそうです。
でも、あきらめてはいないようで、まだこれからの兆戦ですね。
そしてこのシタール。どうしたのと訊くと出身大学の民族楽器のサークルがCOVID-19の影響もあって新たな加入者がなくて廃部になってしまい、「先輩方で引き取ってくれる人がいれば、お願いします。」ということになって、引き取ったんだそうです。
う~ん、その大学の文化の多様性が後退してしまいましたね。勿体ないなあ。
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それにしても色々な役割を担う弦があって難しそうです。
三味線?! 勿論頑張ります。
- 2022/06/11(土) 00:00:04|
- 音楽
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演奏する人の真横、両脇に注意書きの看板が立っているので写真の絵づくりにおいては極めて邪魔です。
ホントに!! まるで敢えて妨害しているかのようです。 【誰も撮る人の事なんか考えませんよね。】
寄るときにも邪魔ですし。
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あと1メートル右手においても掲示の効果は変わらないと思うんですけどねぇ。
ちゃんと注書きをしていたでしょ?!というための位置かなと思います。 美感覚がないなあと思います。
人生を美しくしよう、人の心の楽しさ、快適さを慮ろうという気持ちにかけます。
まあ逆ギレ的八つ当たりですけど。
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駅のあちこちにあれをするなこれをするなという掲示が溢れています。
座り込んでいたり、勝手なところで喫煙する人たちに対して「ここでは遠慮願います。」という時に「そんなことどこにも書いてないじゃないか!」と言われたくないのでしょうね。
それでこれでもかというほどの数の印刷物が柱と言わず壁と言わず貼ってあります。数メートルに一枚という感じの場所もあります。
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床やエスカレーターや・・の清掃は本当によく行き届いていて綺麗で清潔に保たれていて、それの従事している労働者には時々有難うと声をかけたくなります。
でも管理的な立場の人は美観より、不都合な人の排除と反撃の防止の方に気持ちが幾のでしょうね。
現場で対応する担当の職員の苦り切った顔が思い浮かびます。
公衆道徳は地に落ちていますからね。
でも、それにしても京都の玄関口がまるで美的でないことについて京都駅としてはどう考えているのかなと、これまたいつも思います。

バスや電車に乗れば、立つな、喫われ、バス停で止まるまで立ち上がるな、立っている人はつり革や手すりをもてとくりかえし繰り返いくりかえしアナウンスします。
何かあった時に「ちゃんと注意喚起していた」というアリバイ作りでしょうね。 人を一個の人として尊重し、自己責任に任せることができない未成熟な社会なんでしょうね。子ども扱いです。

日本の道義やエチケットは人々の自律的な品性として維持されているのではないから、人の目がなければ何でもするという同義とエチケットでしかないわけですね。
匿名のネット社会での荒廃がそれをよく示しています。
誰が行ったか行かないかわからない選挙の投票には、だからいかないのです。 主権者としての自覚や責任感などないわけです。
選ぶに足る候補者がいないから行かないなどというのはただの逃げ口上です。 マスクのようにはたから見えるのなら、着けるのです。
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この方は多分人格的にもとても紳士なんだろうなあと、その音や表現から感じます。
演奏が終わって、私が帽子のつばに手をかけて「ありがとうございました。」と礼をすると、「ありがとうございました。」と返礼されました。
そして一人に許された時間をきちんと守って、すっと去っていかれました。
- 2022/06/10(金) 00:00:03|
- 音楽
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久しぶりに駅ビルピアノです。
一人の女性が弾いていて、この方がベンチで待機されていました。 「ピアノ、弾かれますか?」
子供の頃からピアノには親しんでおられたのですが、仕事を持ってからはなかなか弾けないで来たそうです。
それで数年前からまた復活されたそうです。
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椅子にかけられて鍵盤に指を置いた瞬間から「オッ これは。」と思いました
とてもタッチが柔らかくて音が優しくまろやかなんです。
激しい起伏はありませんが、淡々と心に届けるような弾き方です。

お見かけする年恰好からすれば、そう誰でもがピアノに接することはできなかった年代だろうと思います。
ですから、多分それなりのご家庭に育たれたのだろうし、その後も・・・・。

それがこうしてピアノを楽しめるということは良い宝をお持ちなんだなあと思います。
撮影をお願いするお声掛けをした時にも大変落ち着いた調子で、OKしてくれました。

ここにはときどき見えているそうです。
ちゃんとスコアを準備されて、きっと常連さんなのでしょうね。
続きを読む
- 2022/06/09(木) 00:00:04|
- 音楽
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幼い時からお爺さまの影響で「いいものを見てきた」のだそうで、それが役に立っていると言います。
確かに良い趣味です。
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私はここに足を止めたきっかけはこの扇風機でした。
三菱製です。
良いデザインで、良い色です。 「昭和」の頃はこういうものを「作る」文化が息づいていたのですね。
既に今は昔ですが。
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「風切り音だけじゃなくて、モーター音も首振りの機構の音もとても静かで、最新のサーキュレーターも及ばないよ。」
とのこと。
「それに今と違って壊れないように作られているからね。」
モノづくりの哲学が今と違うのですね。 生産者に誇りがあった時代かな。
「いい仕事してますねぇ。」
欲しくて、寸でのところで財布を取り出すところでした。 でも、我慢我慢、そうしてしまうと「人を撮りに歩く」活動が兵糧攻めにあってしまう。
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「動く」ものにいては、家を出るときに必ず「動きを確認」してくるそうです。
少なくともその時までは動いていたという自信が、お客さんに対する表情を良いものにするんでしょうね。
これもまた仕事をする人の矜持でしょう。
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何と山形にまで足を運んだことがあるそうです。
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人それぞれに人生あり、つくづくそれを感じますね。
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- 2022/06/08(水) 00:00:04|
- 手作り市
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岡崎公園では手作り市や骨董市が開かれたりします。その他にもイベントがたくさん行われます。
この日は手作り市+骨董市という感じでした。
まずこのトラックに目を見張りました。 荷台に小屋が建っているのです。それも欧風なオシャレな小屋です。
これに荷物を積み入れて走るのでしょう?! 重いでしょうねぇ。
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小屋の作りと並べられた、ちょっとアンティークなコーヒー・ミルがよくマッチしています。
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この小屋は、住宅の庭に建てられるように作られたものの縮小版だそうです。つまりそもままではトラックの荷台に乗らないですしね。
製作者は京都、亀岡の方だそうです。 こういうものをデザインして専門に作っているのだとか。
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屋根の一部は樹脂製に変えてその表面を漆喰で固めているそうで、それでやや軽くはなったと言います。
相当広範囲に移動されているようです。
通常は費用の点もあって「地道」を来るのだそうですが、今日は「寝坊しちゃってね。」 高速道路で来たそうです。
風圧は大丈夫かな。そうした振動もあるんでしょう。
あちこちひびが入るから手まめに補修してるよとのこと。
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COVID-19はこの人の生業にも影を落としていて、路面店の家賃負担が大変でね、ということで、作業場を残して引っ越したそうです。
それでますます広範囲に営業しなくてはなりません。
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背後の樹木の枝葉にマッチしてとても良い雰囲気です。
この帽子もオシャレですよね。
- 2022/06/07(火) 00:00:04|
- 手作り市
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この作品は板垣 旭さんのものです。
個展会場は寺町丸太町にある「ギャラリー知」。ここは私が一回目の写真展をさせてもらったギャラリーです。
オーナーの青山さんは若手のギャラリストとして若手作家の作品を海外に紹介し、また海外の作品を招く仕事を熱心にされています。
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若者のみずみずしい作品に触れることは私の楽しみの一つです。
彼は大学を出て故郷に戻り、しごとのかたわら絵を描き続けています。
どの若者にとっても「食べていく」ということは切実な問題です。その時に、芸術や芸能、あるいは科学という分野で力を発揮しようとする青年は大きな障害に突き当たります。
そして時に「志」を屈します。
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「どうやって飯を食っていくんだ!」という言葉は重い。
家族から周囲から投げかけられる言葉は内面化して、自らの志を滅ぼすことがある。
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芸大を出ると男性の多くは就職の戸口で、女性は結婚の戸口で挫折することが多いと言われる。
そういう障害を越えてやり遂げるから芸術も芸能も科学もそれなりのものになる、それが越えられないようではどうせ大したことはないなどとしたり顔で言う人もいる。 自身がそうした障害を越えたか、越える覚悟があるかは棚に上げて。
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初めから喰うべきことにしか意識がなかった人が偉そうなことを言う。
食うべきことという・・・それ自体歴史普遍的で不可欠ではあり尊いことではあるが、今日の社会にあってはそれに従うことが、同時に金のもとに屈服させられることと同じだという事、その意味で・・・・軛や足枷にとらわれて、その足枷が金や銀だと言って誇らしげに掲げてみせる人もいる。
それが精神の軛であることさえ自覚なしに「ほら見ろ、この金の輝きを!」と。
小・中学校から金融について、実務文書について学ばせろ、今の義務教育は無駄だなどと訳知り顔で言うような輩は、自身が金の奴隷だということに気付いていない。
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食べなくてはいけない、食べられるような条件を勝ち得なくてはいけない、しかし、そのことが多くの青年の志を挫けさせるような現代はまともではない。
それが現実だという人たちは、現実を思考もしなければ正対もしていない。時代に膝を屈した奴隷でしかない。
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“Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”
「少年よ、野心家でありなさい。お金や利己的な権勢的力の増大、一般的に男の成功だと言われているような近視眼的な目的のためにではなく。
野心的でありなさい、男がすべきとされる全ての学識や技芸や業績のために。」・・・私の意訳です。
- 2022/06/06(月) 00:00:05|
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私は数年前に、京都ファインダー倶楽部の写真展に還暦以降の男たちの写真で参加したことがありました。
それを、またやりたいと思っているのです。
あるギャラリーのオーナーは「若い女性でやってくれ。それでないと客が来ない。」というのですが、まあ、それは確かだとしても、若い女性の「ポートレート」では食い足りない感じがどうしてもあるのです。
それにファインダー倶楽部の写真展は、私以外のメンバーの集客力が大変なもので、毎日2,3百人が来られますから、集客について心配する必要は全然ないのです。
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ジャガードを使って負っていた88歳の方の写真を撮った時にも、こうして木村氏を撮った時にも、「素敵な人たちと」をテーマにして写真をやってきてよかったなあと思いました。
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このブログには掲載していませんが、ある芸術支援のNPO法人の責任者の方を撮った時にもそう思いました。
その方はその写真を妻君に見せて「これを遺影に使うから、よろしく。」と話したそうです。
ちょっと制約のある環境で撮ったので会心ではなかったのですが、ともかくもそう言っていただくと嬉しいものです。
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私も好きだった作品を書いていたある作家が亡くなって数年が経ちます。それで彼の七回忌に当たって冊子を出そうという話が進んでいるとのことで、「あなたが彼を撮った写真が、彼のもとにも大切に保存されていた。葬儀の時に使った写真も含めて、その中から適宜数点を選んで冊子に入れていいか?」と言っていただきました。
彼を悼む気持ちは同じですので快く承諾しました。 この時もこうして役立つことができて、写真を撮ってきてよかったなあと思いました。
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前にも何度も書きましたが、人を撮ることは「人間(人生)交差点」を形成する行為でもあります。
お付き合いとしてはごくごく浅いものですが、話しかけ、応えていただき、無理なお願いを聞いていただけたという「交差点」の「菱形」が写真として残っているという事です。
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この方は東京のお住まいなんですから、私と出会う確率はどれくらいのものだったんでしょうね。
カメラを持って出かけ、話しかけ、了承していただけなくてはこの地上に存在できなかった写真です。
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- 2022/06/05(日) 00:00:03|
- 人物
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先日、作品を紹介した「とんとこ」展の木村龍氏です。
関西初の個展ということでファンが大喜びする多数の作品の展示でした。
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氏の事をネットで調べても、彼自身のポスト オンしたものは見つかりません。
お弟子さんやファンの方がアップしたものばかりです。
そうした記事の中で彼が私と同じ年に生まれていることを知り、同じ時間を生きてきた人がどんな相貌を形成しているのか興味が湧いて、再度、訪ねることにしました。
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それに氏と直接交流のあるお弟子さんたちが氏のことを話す時の誇らしげでうれしげな表情を見ると、ますます氏に対する興味が湧くのでした。
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これまで関西で展示をする機会があっても、せいぜい数点しか出していないことが普通だったそうです。
それがごく初期に油絵を含めて仏壇をフレームにした人形作品を初め、たくさんの作品が展示されています。
私が気に入った絵です。 これを画く人と、その後に人形を作る人のつながりも気になりました。
絵の表題は「跳べた」です。
少年の跳び箱を飛べた瞬間の喜びや達成感が非現実的な表現を媒介に一層深く表されているいるように思いました。
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小学生時代から絵を描くのは好きだったが、その頃からいつも自分が非現実の世界にいるような気持がしていたと、氏は言います。
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人形たちの唇はどれも艶めかしいです。
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人形本体ばかりではなくて、光背のように見える者や小道具も皆氏自身が作られているという事です。
非現実的な世界を作りながら人形たちがもつリアルさがその世界を支えています。
人体の形象が実に素晴らしいと思いました。
会場に来ていた若い方で、人形を作ったり仮面を制作しているという人が、ため息交じりに感心していました。
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- 2022/06/04(土) 00:00:01|
- 人物
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お爺さまは「もう廃業届を出しました。」とおっしゃっていました。二台あった織機の一台はもうすでに廃棄され、この一台もまた近々解体廃棄されるのだそうです。ただの鉄の塊として、重さで取引されるのです。
西陣織の灯がここでもまた一つ消えていきます。
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廃業届を出し、この織機の処分がされるまでの、数えるほどの日時のうちに・・・「仕事・商売」として織っているのではなくて、・・・親しい人からの頼みで手すさびをしているようなものだそうです。
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もともとは厚紙のパンチカードに穴をあけて経糸を上げる指示をしていたのが、やがてフロッピーディスクに情報を取り入れて、それによって経糸を操作していたのです。この工場にあるジャガードはそれです。「故障したらもう修理は効かない。もう修理する人もおらんしね。今ではメモリーカードを使うのだけれどそんな機械を入れるような余裕はあらへん。それだけの仕事もないし。」
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この界隈では、私が大学生の頃には、ちょっと路地に入れば、あっちでもこっちでも機音が聞こえました。もうその音を聞くことはごくごく稀です。
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仕事の合間には大文字山などにも登られる方で、まだまだ働けるのですが「潮時」だという事でしょうか。
写真を撮る者としてこの瞬間を撮らないではおけないなあと、いくらか逡巡されるのを、敢えてお願いして撮らせていただきました。
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お孫さんの服部愛子さんも「いつ、機の音が止まるんだろう。」とちょっと切なそうでした。
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「日本に京都があってよかった」など言ってもその京都は着実に、もはや取り戻せない境まで壊れています。
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観光にしか生きる道を見いだせない京都府市政。
それがやがて全国の人々の悔やみになるのは必定ですが、そのことに中央政府もまた無関心で、無為無策です。
戦場で死ぬことしか愛国心と考えない輩たちの政治ですからね。
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わたしもまた為す術がありません。ただシャッターを切るだけです。
- 2022/06/03(金) 00:00:03|
- 伝統工芸
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街巡りを終えて帰路についていると、ふと目に留まるものがありました。一旦は通り過ぎたのですが、Uターン。
道路と家との間のわずかな空間にテンントを建てて何やら販売しています。そう言えばその日は25日で、北野さんの「天神市(あまりこの言葉を聞いたことがないのですが)」。その人通りを見越しての出店かな? 訊くとご自身がデザインしたものを伝統の技術『手捺染(ハンドプリント)』で染めた生地を販売しているとのことでした。
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販売していたのは服部愛子さん。彼女のHPの記事の一部を紹介しましょう。
「近年、海外での大量生産や機械化の流れで衰退傾向にあった京都の伝統産業。
その現状に追い討ちをかけたコロナ禍で観光客の激減。
そんな京都では、コロナが収束してインバウンド(観光客)が戻ってきたら、小さな中小企業や職人たちは何もできない、百貨店がなんとかしてくれる・・・
そんな受け身の雰囲気のある現状を変えたい、ちっぽけな自分たちでも、それぞれが得意なことを補いあって集まればきっと変えられる。」
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そういう気持ちで「京都のテキスタイルブランド”スピカ模様店”が伝統の技術『手捺染(ハンドプリント)』で染めた生地で多種多様な手仕事の職人さん達と繋がり、コロナでダメージを受けた京都の伝統産業の技術・手仕事の温もりを元気にし、現代に継承するため、日常に使える、おしゃれな商品にして全国の皆様に届けます。」という事でした。そのためにクラウドファンディン雲立ち上げ、100万円を大きく越える資金が集まったそうです。
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そんな話を聞いていると背後から織機の「ガッチャン ガッチャン」という音が聞こえます。
えっ?!この場所でまだ織機が動いている?!
この人の祖父にあたる方がまだ織機を動かしているんだそうです。早速、覗かせていただきました。
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お爺さまは御年88歳。ジャガードを操っておられました。高級な西陣織です。
服部愛子さんはこうした機の音を聞いて育った方ですから、京都の「糸偏」の衰退には人一倍心を痛め、復興・活性の道を求めているのでしょう。
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- 2022/06/02(木) 00:00:07|
- 伝統工芸
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私は様々な点でとても保守的な人間です。
ですから、こうして芸術家たちに揺さぶってもらうこと下是非必要です。
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幸いなことに年をとって人に訊くことに対して抵抗感がずいぶん減りましたから、その点はまあよかったなと思います。
この日もいろいろ対話ができました。
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これは倒れた巨木をイメージした作品だそうです。
そう見えますか?
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私は、失礼を顧みず、・・・ことに立体作品は・・・いろいろな角度から作品を見ることにしています。
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写真を撮らせてもらえることになると、なお一層しつこく見ます。
ギャラリーの古びた床の色がマッチしています。
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巨木の木肌が造形されています。
植物園でも展示出来たらいいねと言いますと「いや、本物にはかないませんから。」と謙虚です。
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この同時代ギャラリーは「1928ビル」に入っているのです。ここは元毎日新聞社の社屋だった建物でかつては、今はカフェになっている地下の部屋でも展示会場だったようです。
この建物の入り口には下の様な案内板がありますが、これも若林さんの作品だそうです。
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そして外に出るとこの建物を示すモニュメントが立てられていますが、これもまた彼の作品だそうです。
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今まで何十回となくここに来ていますが、ついぞそのことを知りませんでした。
- 2022/06/01(水) 00:00:05|
- 芸術
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