病院にかかるのに簡単に科を選べる事も多いです。
例えばお腹が痛かったら内科にいくでしょうし、
腰をやられたなと思うと整形外科に行くかと思います。
身体の不調と、病院の各科とは
なんとなく結びついていると思うのですが、
実際、産婦人科にどんなときに受診するか?は
意外と知られていないかもしれません。
もちろん妊娠・出産関係は産婦人科です。それに関係して
妊娠しにくい方の治療や、授乳中の発熱なども産婦人科です。
その他では子宮ガン検診について最近書いた記事のように、
子宮や卵巣の病気も産婦人科です。
↓
さらには、、、
月経不順のときや生理痛のとき
主に下腹に痛みがあるとき
ショーツで普段は隠している場所にできものがあるときは
産婦人科でも対応しています。
、、、といういたって真新しいことのない情報でした。
避妊の相談や性行為感染症を疑うとき
の受診に対しては敷居を高く感じる人もいらっしゃいますが、
これも健康を考えるときに避けて通れません。
生理痛の対応策として治療薬もいろいろ増えてきました。
痛みに原因があるかどうかを知っておくのも、
自分の身体とのつきあい方としては大切なことになります。
生理前のイライラや腹痛も「月経前緊張症」と
名前がついていて治療の対象です。
お姉さま世代のいわゆる更年期障害・更年期症候群と言われるものは、
のぼせや、カーッと汗が出る事なども含めて色々ありますが、
これも病院に行って相談しても大袈裟ではない健康問題の一つです。
お産後もガン検診などを兼ねて、定期的に受診していて、
「こういう症状があるのだけど?」
と、気になることを相談するためにも受診する方もいらっしゃいます。
どこに受診して良いか分からない問題を抱えた人に対して
「その症状なら内科」「この症状なら耳鼻科」、、、などと、
どこを受診したらいいのかを医師の目から見て
情報提供したり紹介したりする科でもあると私は考えています。
そのような受診の仕方、利用の仕方でも是非ご利用いただいて
健康的に暮らす、お手伝いが出来れば幸いです。
←バナーを作って貰いました(*^o^*)
記事や写真・イラストの無断転載はお断りします。
この2-3年よりも前の記事では内容がすでに古い可能性があります。 改訂などの管理が行き届いていないこともありますので 記事の公開時期にもご注意下さい。
about me: 平成24年4月からは、小豆島の産婦人科医療に関わっていきます。
目標は「母乳育児支援を学ぶ会in四国第2回」。 まだまだ、道のりは遠いですが一緒に実現してくれる 仲間を募集しています