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もう日付が変わってしまったが、あえて今日と呼ぼう・・・。

今日8月29日は只見線の全線開通の日。只見ー大白川の所謂只見中線が開通し只見線が全線開通した日だ・・・。

当時は小出-大白川が只見線、会津若松－只見は会津線であったが、当時支線でもあった西若松ー会津滝ノ原（現会津高原尾瀬口駅）を分離して、小出－会津若松の路線として只見線となったのである。1971年8月29日の事だ。

そして今日、全線開通から53歳の誕生日を迎えた只見線・・・。

60年、70年、100年といつまでも走り続けて、奥会津の沿線市町村とともに発展し続けてほしいな・・・。

只見線、53歳の誕生日、おめでとう！

２０２１年８月２９日　只見線　只見　（50歳の誕生日の時の写真です）

[只見線53回目の誕生日]の続きを読む

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川霧の季節になるとどうしても鉄橋の写真になってしまう。

ロケハンの時から鉄橋を回って、あとは運と偶然任せ・・・。そしてほんの少しの経験値・・・。

只見川一面に広がる川霧に気まぐれの太陽が光を射してくれた。

まるで絹の布を敷き詰めたような繊細な川面には、絹が輝くかのように眩しく光った・・・。

２０２４年７月２７日　只見線　会津水沼－会津中川

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金山町特産の赤カボチャ・・・

今年も店頭に並ぶようになり、今年もゲットすることができた。

オレンジ色を纏ったかぼちゃと言えばハロウィンの飾りというイメージが強いのだが、ここのかぼちゃは食してこそ美味しい。

金山町で栽培され、甘みが強く、出荷する時には糖度や形の検査があり、合格してそのシールが貼られたもののみが

「金山の赤カボチャ」と名乗る事ができるのだ。

自分は料理のレパートリーも無いに等しいのでオーソドックスに茹でるのだが、塩ゆでしただけでその甘みが引き立ち、

ほくほくとした食感を味わう事ができる。塩以外の調味料はいらないくらいの甘さ・・・。

金山町の人たちに丹精込めて育たられた赤カボチャたち・・・。福島や東京でも販売会が行われるのだが瞬殺だと聞く。

町内で買うのがいいのだが、ここでも人気が上がりあっという間に売り切れるという。

この週末、台風のこともあり心配であるがまだ残っているといいなぁ・・・。そう思っている。

２０２４年８月２５日　只見線　会津横田－会津大塩

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お盆の頃、例年より早いようにも思うのだが、稲の花が咲き穂が出てきた・・・。

魚沼の日本一のお米を守るべく田圃の真ん中に案山子がひとつ・・・

こんな「現役」の案山子を見たのは久しぶりだ。なんか懐かしくもあり、頼もしくもある・・・。

そんな案山子の向こうを走る単行列車・・・。まだ日は高いのだが六十里の峠を越える最終列車である・・・。

２０２４年８月１４日　只見線　藪神－越後広瀬

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奥会津って東北だから涼しいんぢゃ？ってイメージがあるようだが、実は昼間は猛烈に暑い・・・。

山に囲まれた盆地だからだろうか、関東の猛暑並みに来ることも多い。

それでも日が沈むとスーッと涼しくなってくる、子供の頃に感じた夏の日のイメージが実感できる・・・。

この日も昼間は猛烈に暑く、川霧のかの字も、その雰囲気すらなかったのだが日が山際に落ちて陰になると

スーッと川霧が湧いてきた・・・。

梅雨の頃の川霧の趣きとは違った雰囲気・・・。

そんな川霧を見るとなぜかホッとする真夏の川霧である・・・。

２０２４年８月４日　只見線　会津蒲生－会津塩沢

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決して絶景というわけではないんだけれど・・・

見ていてなんかホッとするような、地味なんだけどじわじわと心に沁みてくるような・・・

っそんな光景が只見線には存在する。

そんな光景を探していると列車待ちの時間も結構楽しく過ごせるものだ。

何気ない人々の営みが見えてくるような、どことなく癒されるような・・・。

そんな風景を探すにはやっぱり心に余裕がないとね。でないと素通りしちゃうよね・・・。

２０２４年８月３日　只見線　只見－会津蒲生

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「ただ種撒いただけだからうまくいかないとこもあったけどね・・・」

この場所で構えていると土地の人が来てはにかんだ様にそう言った。でも自分が撒いて咲かせた向日葵畑の来訪者にうれしそうであった。

聞けば奥の畑の向日葵の種を撒いただけだけど思ったより咲いてくれて嬉しいとの事だ。

向日葵畑にしては不揃いといったらそうなんだけど、こうした事をやってくれる奥会津の人の心意気になんだか嬉しくなった。

向日葵たちも太陽の光を浴びてニコニコ笑っているように見えた・・・。

２０２４年８月４日　只見線

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今年も柳津の夜空に大輪の花が咲き誇った。只見線に臨時列車が走るほどの大きな花火大会である。

今年も缶ビール片手に参戦したがやはりいいものはいいなぁ・・・。

奥会津の小さな門前町の夜空が大輪の花で飾られる。

只見線もたくさんのお客さんを運んでなんだか嬉しそうに見える・・・。

この御霊祭りが終わると奥会津も秋の気配が漂ってくるのだが、果たして今年はどうなるのだろう・・・。

涼しくなるはずの夜もちょっと暑さを感じた御霊祭りであった。

２０２４年８月１０日　只見線　会津柳津

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絹のようにすべすべして光沢がある・・・

そんなＳｉｌｋｙな趣きのある只見川・・・。

初めて川霧を見た時の印象が正にそれ・・・。梅雨が明け、8月頃の川霧はこんな感じが多いように思う。

ＭｉｌｋｙＷａｙは天の川・・・。ならば、川霧を纏った只見川はＳｉｋｙＷａｙ・・・。

滑らかな絹の糸を敷き詰めたような・・・

正に　ＳｉｌｋｙＷａｙ・・・

２０２４年８月３日　只見線　会津水沼－会津中川

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川霧発生の頻度が減ってくると奥会津も秋の香りが漂いだす。

そして夏の象徴の向日葵がそこかしこで咲き出して・・・

ほんの小さい事象を繰り返しつつ季節は確実に巡っていく・・・。

２０２４年７月２２日　只見線　会津蒲生－会津塩沢

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梅雨が明け、川霧のシーズンは終わりかと聞いてくる人がいるのだが、

実は8月は気候が会うのか雨が降らなくても川霧を見る事ができる。朝夕が中心となるが・・・。

梅雨の頃や雨と絡む時のような幻想的で山霧とも合わさってといった風情は少ないがそれでも本来の川霧の姿が見られると思う。

暮れなずむ頃、只見川が白く浮き上がるような情景が見られるのもこの頃だ・・・。

絹を敷き詰めたような白いヴェールを纏った只見川を小出行きの最終列車がゆっくりと渡っていく・・・。

２０２４年８月３日　只見線　会津川口－本名

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光と戯れようとすると夏はオフシーズンなのだろうか・・・。

それでも夏には夏の光があってそれをどう読むか・・・というのも難しくもあり、楽しくもあり・・・。

夏だからか、夕方というにはまだ早いようだが、冬だと日没間近の影に入る時間・・・。

これから晩夏に向かう頃の表情が好きなのだが、影との戦いでもある・・・。

秋冬の斜光線の趣きとは異なるのだが、夏の夕方にはその時だけの光があるはずだ・・・。

子供の頃の夏休みの夕方の情景が浮かんでくるような・・・。

そんな想いも蘇ってくる夏の夕方・・・。川霧もそんな風情を知っているのだろうか・・・

２０２４年７月２７日　只見線　会津西方－会津桧原

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確か南東北はまだ梅雨は明けていないはずだ・・・。

それでも曇りの予報が外れ晴れた朝、気温はどんどん上がり川霧も消えていった・・・。

ここのところ、川霧ばかり気になって目線が下の方ばかり向けていたように思う。

ふとこの場所で空を見上げてみると、蒼い空と、夏と秋が混ざったような白い雲のコントラストが素敵で

ズームレンズを思い切りワイド側にしてみた。

空ってこんなに蒼かったんだな、雲ってこんなに白かったんだな・・・。

そんな当たり前の事に改めて気づいたのだった・・・。

２０２４年７月２７日　只見線　会津越川－本名

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さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

只見線53回目の誕生日

絹の川

金山町の赤カボチャ

日本一のお米を守る・・・

真夏の川霧

絶景ではないけど・・・

向日葵畑

柳津の御霊祭り

Silky Way

めぐる季節に

暮れなずむ・・・

夏の夕方

空・・・

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