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最果ての鉄路を雪から守るラッセルがいる。未明に走るラッセル車のそれは、神々しいまでに美しい。
この日は降雪量も少なく比較的楽な行程だったのだろう、激闘の後という感じは見られなかった。
それでも未明の音威子府駅はドラマを感じる。名寄から休む事なく走ってきた機関車の状態をチェックするべく機関車の点検に余念がない。鉄路を守る機関車とそれを守る男たち・・・。荘厳なまでのドラマを感じる。
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実際撮っている間、あまり寒さは感じていなかったが、発車する機関車のエキゾーストが白くなっていた。
稚内まではまだ距離はある。鉄路を守る旅路はまだまだ続く・・・
2011年2月19日 宗谷本線 音威子府(2枚とも)
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- 2013/02/28(木) 21:06:29|
- 雪と闘う
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実はこの日は国吉で行われている
只見線の写真展を見に行くのが目的だった。そんなんで夕べはちょっと呑んでしまったので家を出たのはかなりゆっくりだった。
途中R297を走っていると所々に雪が残っている。どうやら未明にけっこう降ったらしい。もっと天気予報他の情報をしっかり収集しておらず安易に呑んでしまった自分を悔やむ。ただ大多喜あたりはあまり雪はなく、国吉や西大原は皆無。そんな後悔はすっかり忘れて、写真展を見て、更に昨日のエントリーの梅の撮影なんてやっていた。帰り道、ちょっと小湊でもと思い石神にやってきた。菜の花の偵察の意味もあったけど、来てみたら結構な残雪。地元の方に聞くと未明に降った雪はけっこう積もっており、朝はそれは素晴らしい光景だったという・・・
やっちまったぁ・・・。油断大敵。どのような用事でも撮影地の近くに行くときは油断無く色々と情報収集するべきだった・・・。
もう夕方に近い時間でもあり、雪はかなり溶けていたが畑の緑色は菜の花だという。もう葉が出ていて今年もあの素晴らしい黄色い絨毯の季節が近いことを知らせている。ここでも春の足音が聞こえていた。まだ足音は小さいけど、確実に春は近づいてきている・・・。
2013年2月20日 小湊鉄道 養老渓谷-上総大久保
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- 2013/02/27(水) 23:20:45|
- 小湊旅情
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「あれ、梅だよな・・・」
冬枯れのいすみ路を車で走っている時にふと見えた。列車もすぐ来るのでとりあえずカメラを持って構えて見るもどうもいい位置にあるわけではない。改めて車に戻ってテレコンをかませてようやくこの程度・・・。
白梅はあまり目立たないが、冬枯れで色の無い季節にひときわ目立つ。この後に東総元へ梅を確認しにいったが見事に咲いていなかった。この木1本だけがなぜか咲いていた・・・。
寒い日が続き未明には雪が舞った上総の地、ほんのかすかにではあったが、春の足音が聞こえてきたように思えた。少しずつ、確実に春は近づいてきている・・・。
2013年2月20日 いすみ鉄道 新田野-上総東
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- 2013/02/26(火) 23:11:05|
- いすみの風
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実はこの時の遠征が、自分にとって茶坊主との最後となった。
既にこの日から数週間後にダイヤ改正と2000系の特急運用離脱とA編成の引退も伝えられていた。
D編成(リンゴ色)は夏まで残ると言うが(実際は翌春まで残ったが)、おそらく2000系が特急運用に入るのはこのダイヤ改正までだろう・・・。休みの関係でそれまでに長野へは来れないのはわかっていた。だから自分に撮って現役の茶坊主は今生の別れとなる・・・。
運用の関係で次の上りB特急が最後。最後は正面がちに「特急」表示の姿を撮ろうと決めていた。そして夜間瀬の小さな踏切で構えた。茶坊主はいつものように夜間瀬で停車し静かに発車した。「特急」表示も凛々しくさよならヘッドマークをつけて長野へ向かっていった。振り返りカメラも構えずに遠ざかる茶坊主を見送った・・・。
もう少し撮っていればよかったな・・・。ちょっと寂しさを感じつつ遠ざかる姿が妙に脳裏に焼き付いている・・・。
さよならヘッドマークにはこう記されていた・・・。
信濃路を走って54年
ありがとう、おつかれさま
さようなら、A編成
自分より年上だったんだなぁ・・・
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2011年2月6日 長野電鉄長野線 夜間瀬-信濃竹原
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- 2013/02/25(月) 23:02:23|
- 長野電鉄
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朝陽を浴びて輝く茶坊主こと2000系A編成が往く・・・。
雪の中ではあまり映えない色だが、光を浴びると渋く映えてくるから不思議だ。
2011年2月6日 長野電鉄長野線 夜間瀬-信濃竹原
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- 2013/02/24(日) 22:26:41|
- 長野電鉄
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逆光側から見た光景はモノトーンの情景だった。霞んだ空気を通じて見る山々の微妙なグラデーションが美しく感じる。色をあまり感じない茶坊主こと2000系A編成もそんな光景に実にマッチしているように感じた・・・。
2011年2月6日 長野電鉄長野線 信濃川原-夜間瀬
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- 2013/02/21(木) 23:21:44|
- 長野電鉄
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中川の駅で降りた人がいた。川口から一駅、わずか5分の旅である。
ゆっくりと降りて、切符を渡してゆっくりと駅から出て行った・・・。
只見線を必要としている人がいる・・・。
そう思って見ていた。なんでだろう・・・とても暖かい気持ちになった・・・。
2012年1月28日 只見線 会津中川
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- 2013/02/20(水) 21:15:13|
- 僕の只見線
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山間の朝はまだ蒼い色味がかっている。午前7時をわずかに回った時間だ。
雪がしんしんと降る朝。そのしんしんという音が聞こえてくるような静寂。凛とした冷たい空気・・・。
静けさを切り裂くのは踏切の音、そしてほどなく遠く列車のライトが見えてくる・・・。
凍えるような寒さに震えていた。でもその瞬間どこか温もりを感じる。温もりを与えてくれる、感じさせてくれる、そんな光ってやっぱり人の思いも乗せて走る列車のヘッドライトなんだ・・・。
2012年1月28日 只見線 会津川口-会津中川
- 2013/02/19(火) 23:16:34|
- 僕の只見線
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「T18編成が奥羽本線に入っているらしい・・・」そんな話を聞いていた。そしてこの日、どうやらつがる4号に入るらしいということでそれなら・・・と撮る事にした。
現場に着くと思いの外岩木山が見えている。さすがに頂上は見えなかったが地元の人も冬でここまで見えるのもそうそうないよ・・・と言っていた。どうも岩木山の向こうの方は雪が降っているらしく視界が悪くなってきた上に大きな雲ですっかり陰ってしまっていたが、通過直前に雲は抜けた。空は白いが薄日が差す中、颯爽と国鉄色のつがる4号が駈け抜けていった・・・。片目でヘッドマークは真っ白だったけど、贅沢は言うまい・・・。こんな光景が見れるとは思ってもいなかったんだから・・・。
子供の頃から見慣れていた国鉄特急色。この色の特急に乗るのを楽しみに家の近くの踏切でワクワクして見ていたあの頃を思い出す・・・。おそらくあの頃と同じ思いだったんだろうな・・・。そう思っている。
2013年2月10日 奥羽本線 弘前-石川
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- 2013/02/18(月) 22:47:35|
- 青森鉄道記
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やはりブルートレインはかっこいい。永遠の憧憬だ・・・。
考えて見ると父の実家が福岡だった事もあり、自分にとってブルートレインは西へ向かうブルートレインだった。
初めて乗ったのはなんと20系のはやぶさ。僅か52cm幅の寝台に父と寝たのを覚えている。興奮したのか夜中でも車窓を見て通りすぎる踏切や通過する駅にワクワクし、父に「寝ろ!」って怒られた記憶がある。
初めての70cm幅の寝台はあかつきだったし、北へ向かうブルートレインは赤羽の跨線橋で見たはくつるやゆうづるの回送だったという記憶があるくらいだった。
それでもブルートレインは淘汰され、ついに正当派はあけぼのと北斗星のみ。いずれも北へ向かう列車だ。そう考えると北へ旅立つのにブルートレインがいいよなぁなんて思ったりいたって無責任な思いもある。
根が無精からか、あまりブルートレインを撮った事はない。でもこうして見るとやっぱりこのワクワク感っていいよなぁなんて思う。今更だけどちょっと撮って見たいなぁ・・・。そう思ったりした。
雪晴れの中を颯爽と走るあけぼの。凛々しく、美しく目の前を駈け抜けていった・・・。
2013年2月10日 奥羽本線 大鰐温泉-石川
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- 2013/02/17(日) 23:00:18|
- ブルートレインが往く
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雪国を走る鉄道にとって、除雪というのはついて離れない問題であると思う。
比較的雪が少ないといわれている函館の街でも、一度降り出せば一気に軌道を隠してしまう。最近は除雪機能のあるトラックを使用する事が多いと聞くが、それでも降雪量が多いとササラ電車の出動となる・・・。
今、ササラ電車は北国の路面電車、函館と札幌のみに残る。函館市電で使用されているのは、都電の前身である東京市電気局の車両を改造した物で、この電車は昔、東京の街を走っていたものだ・・・。
そんな事を考えながら待っていたが、なにか感慨深いものがある・・・。
2013年2月11日 函館市企業局交通部 大町-末広町
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- 2013/02/16(土) 20:17:02|
- 雪と闘う
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路面電車のある街は数あれど・・・。その全部を訪れた訳でもないのだが函館の街は路面電車のある風景がとても似合う街だと思う。十字街から末広町界隈のエキゾチックな雰囲気なのか、函館駅から松風町の繁華街の光景なのか、それとも北の大地が織りなす四季の歳時記なのか・・・。
函館は比較的雪は少ないと聞くが、この日はしんしんと間断なく雪が降り続いた。雪はあたりの音を吸収するとも聞く。車の音や路面電車の音も心なしか小さく、街全体が静寂に包まれたかのような夜・・・。
北の街を象徴するような雪景色の街に素敵な情景が展開された・・・
2013年2月10日 函館市企業局交通部 十字街
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- 2013/02/15(金) 21:04:13|
- 路面電車の情景
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ひっそりと静まる早朝の函館の街は前夜から未明にかけて降った雪が路面の線路を隠していた。
市電の始発まではまだ少し時間がある。そんな時間に、ササラ電車が軌道の雪をかき分けていった。
ここにも雪と闘う名脇役がいた・・・
2013年2月11日 函館市企業局交通部 松風町-函館駅前
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- 2013/02/15(金) 00:18:31|
- 雪と闘う
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入線する列車を迎える車内清掃のスタッフの方々・・・。こういう光景を見られるようになったのはいつの頃からだったんだろう。スタンバイをしたスタッフの方々が等間隔に並び気をつけの姿勢で列車を待ち、入線するときににお辞儀をして列車を迎える。
職場たる列車や、乗客に対して経緯を表して迎えるのだろう。
自分はなぜかこうした光景が好きだ。なんでかな?礼儀とか、敬意を表するとか、感謝の気持ちを表すとか、そういう気持ちをこういった態度で表す・・・。日本の文化なんでしょうか・・・。
2013年2月9日 東北新幹線 東京
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- 2013/02/12(火) 23:52:36|
- 新幹線
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会津川口の駅はなんとなく懐かしい感じがした。様々な出会いとか撮影とかいろいろな想い出がつきない・・・。
昼や夜、おふくろへ行くためによく寄ったからなんだろうか・・・。歴代の駅長にもお世話になったし金山町の玄関口であるこの駅を改めて見てみると様々な事が思い出されるんだ・・・。
昼食をと思いおふくろへ顔を出した。魅せに入るのは1年半ぶりくらいだった。あまり変わっていない店内、数枚の新しい色紙が増えていたくらいか・・・。そのうちの1枚は広田泉さんの色紙だった・・・。
ちょうど昼のお客さんが一気に感情をしている頃に暖簾をくぐった。忙しいなか、「あらぁ、おかえりなさい!」っていつもと変わらない声がちょっとうれしかった。注文するのも忘れるくらい早速お互いの近況を話し出す。体調が心配だったマスターも元気そうでなによりだった。
「チャーシュー麺がいいなぁ・・・。まだ自家製でやってるんでしょ?自家燻製で・・・」
「同じだよ。でも最近は他のラーメン屋でも美味しいチャーシュー出てるんだよねぇ・・・」
「いやぁ、おふくろのが一番。いつだったかアザギ大根のせて出してくれたのは忘れられないよ」
そんな事を話しながら時を過ごした。1年半の時間を感じさせないくらいに、あの頃と同じように過ごせた。
「お互い無理の利かない歳になってるんだから前みたいに無理しないでよ」
「いやぁ、最近はさすがに車で寝るとか、下道で帰るとかきつくなりましたよ・・・。でも無理せずにぼちぼち続けますよ」「そうだよねぇ。それがいいよ。お酒も(笑)」
想い出話や近況で盛り上がる。やっぱり心が癒される、ここに来ると・・・。
最近は夜の営業はしていないという。それでもやっぱりこのふたりといろいろな話をして酒を酌み交わしたい。
「そのうち泊まりで行くから、ゆっくり呑みながら話をしましょう」「是非!待ってますよ」
そんなおふたりの笑顔に送られて店を出た。店に入る前より確実に元気になって、そして優しい気持ちになっているのに気がついた。
随分と通った奥会津。写真を撮りにくるというより、人に会いに来る・・・。だんだんとそういう風になってきたようだ。
2013年2月6日 只見線 本名
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- 2013/02/08(金) 23:27:43|
- 僕の只見線
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自分が只見線を通うきっかけになったひとつが栄光館だ。思えば当時の仲間達と只見線の撮影行に行き泊まったのが栄光館。未明の雪402レを宮下へ撮りに行ったのが懐かしい。
極上のお湯であると思っているがここはそれ以上のものがある。ロケの素晴らしさもあるが、やっぱり女将さんや若女将の人柄。これに尽きる。時には仲間達と、そして時にはひとりでゆっくりと流れる時間を感じたりと通ったものである。
ちょっとご無沙汰していた頃、奥会津で起こった大規模な水害。三島町は集落が川面から離れている所が多く被害は少なかったとはいえ、栄光館はその被害を受けた。幸いにけが人等は出なかったようだが、女将さんたちは自分たちが送って飾ってあった写真を真っ先に2Fに上げたと聞いた。その話を聞いた時しばらくご無沙汰だった自分が恥ずかしく電話をしてその日の夜に車を走らせ、ほんのちょっとお手伝いをさせていただいた・・・。
その年の秋に無事営業を再開したが、ようやく訪れる事ができた。女将さんが顔一杯の笑顔で迎えてくれた。それだけでよかった。本当にうれしかった・・・。
極上のお湯とゆったりと流れる時間に身を任せた。閉ざされた心がゆっくりと開いていくような感じだった。
自分を只見線や奥会津の魅力を教えてくれた栄光館・・・。「また来ます!」満足感一杯で女将さんと若女将へ笑顔を向けた。おそらく昨日までと違った最高の笑顔をしていたんじゃないか・・・そう感じていた。
2013年2月6日 只見線 会津桧原-滝谷
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- 2013/02/07(木) 23:37:39|
- 僕の只見線
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「カレーラーメン!」これを注文するのも久しぶりだった。というか奥会津へ来たのも久しぶりだった。
天気的には晴れ間は覗くもののここ数日の暖かさに雪の表情もよろしくない・・・。ならばお世話になった人たちを訪ねてみよう・・・。そう思って昼前にやってきたのは双葉食堂。考えて見れば1年ぶりくらいだ。
いつものように暖簾をくぐると「あらー、久しぶり、どうしてたの?」といったいつもの元気な声。席につく前からあれこれ近況なんかを報告。ようやく終えてカレーラーメンを注文した。
「今年は雪は早かったし大変だったでしょ?」「早かったからね、降り続いたしね」「でもここ数日で溶けたんじゃないの?結構少なく見えるし・・・」「違うよぉ、毎日かたしてんだ!」
いつも大きな声で話してくれるYさん。自分も声が大きくなってくる。そういえば最近こんなに大きな声で話したことなかったな・・・。
成人の日の関東の雪についても自分の苦労話もなんか笑われてるようだね、なんて話したりなんか久しぶりに心の底から笑ったように思った。
「いつも来てた人が来なくなると心配してたんだ、元気でよかった・・・」帰り際にそう言われた。
遠く奥会津に自分を心配してくれてる人がいた・・・。それがなんかとてもうれしかった・・・。
只見線の写真を撮るために通い出した奥会津。その風土や歳時記だけでなく、実はそこに住む人たちの人情が一番好きなのかもしれないな・・・。ふとそう思った・・・。
2013年2月5日 只見線 会津西方-会津桧原
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- 2013/02/06(水) 22:20:30|
- 僕の只見線
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北の大地の夕暮れは早い。15時にもなるともう赤みが差した「エロい」光線になる。
今日はこれが最後になるな・・・。そう思ってこの撮影地に着いたら雪の華がまだ残っていてオレンジ色に染まっていた。
列車が来るまではそうそう時間がなかった筈だが、待ち時間はまるで永遠のように長く感じた。吹きつける風の痛さに耐えているとかすかにジョイント音が聞こえた。
雪冤を上げて軽快に駈け抜けるキハ・・・。その美しさにしばし絶句であった・・・。
2013年1月26日 根室本線(花咲線)糸魚沢-厚岸
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- 2013/02/04(月) 14:45:57|
- 北帰行-北海道の鉄路-
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晴れてはいるが暖かさを感じられないのは痛いくらいの風のせいなのか・・・。
それとも凍てつく小さな川の光景なのか・・・。
寒さに震えて列車を待つ。風の音が寒さをより厳しく感じさせる。それでも遠くに列車が見えるとそんなつらさも忘れてしまうから不思議だ・・・(笑)
2013年1月26日 根室本線(花咲線) 厚岸-糸魚沢
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- 2013/02/02(土) 22:36:43|
- 北帰行-北海道の鉄路-
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学生の頃、湿原を走る列車の写真を見て衝撃を受けた。日本離れしたその雄大な光景に憧れ、夏休みに北海道ワイド周遊券を握りしめ旅に出た。そこは釧網本線。釧路湿原の中を走る車窓に釘付けになった記憶がある。
その旅のなかで東の果てへ向かうべく根室本線で根室へ向かった。まったくノーマークだったこの路線、釧網本線以上に荒涼としたさいはて感あふれる車窓に目を見張った・・・。
今思えば花咲線のその光景は釧網本線以上に心に残った光景だったように思える。
今回の遠征で改めて花咲線を訪れて、地味ながらもそのロケの雄大さを思い知らされた・・・。
釧網本線、宗谷本線、そして花咲線・・・。やっかいな路線に魅せられてしまったようだ・・・。困ったなぁ(笑)
2013年1月26日 根室本線(花咲線) 糸魚沢-厚岸
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- 2013/02/01(金) 21:31:33|
- 北帰行-北海道の鉄路-
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