717 :修羅場な話 2013/01/05(土) 01:48:53 O
私が小学生の時、干支が一回り違う兄が、正月に婚約者を連れてきてくれた。
とても素敵な人で、こんな人が義姉さんになってくれるなんて!と、とても嬉しかった。
その年のバレンタインデーに、兄が、明らかに義理じゃないような、豪華なラッピングの手作りのクッキーを貰ってきた。
婚約者さんからかな?と思ったら
婚約者が居ると言うのに押し付けられた。お前とお袋とで食え、と寄越してきた。
母と私「厚かましい!」と憤慨。
実際、生地を練りすぎて、煎餅みたいになってるわ、一方でフルーツ乗せすぎで表面はベトベト。「初めてのお菓子作り」感満載のクッキー。
お菓子作りが趣味の母と私は、婚約者さんを邪魔する作り手憎しで、クッキーを酷評しながら食べた。
その後、両家顔合わせの際に、私の趣味がお菓子作り、という話題が出て、「是非、食べてみたい」と婚約者さん。
今思えば社交辞令なんだけど、浮かれた私は、パウンドケーキを焼いて、兄に持たせてしまった。
兄経由で、喜んでた、と聞いて小躍りした。
とても素敵な人で、こんな人が義姉さんになってくれるなんて!と、とても嬉しかった。
その年のバレンタインデーに、兄が、明らかに義理じゃないような、豪華なラッピングの手作りのクッキーを貰ってきた。
婚約者さんからかな?と思ったら
婚約者が居ると言うのに押し付けられた。お前とお袋とで食え、と寄越してきた。
母と私「厚かましい!」と憤慨。
実際、生地を練りすぎて、煎餅みたいになってるわ、一方でフルーツ乗せすぎで表面はベトベト。「初めてのお菓子作り」感満載のクッキー。
お菓子作りが趣味の母と私は、婚約者さんを邪魔する作り手憎しで、クッキーを酷評しながら食べた。
その後、両家顔合わせの際に、私の趣味がお菓子作り、という話題が出て、「是非、食べてみたい」と婚約者さん。
今思えば社交辞令なんだけど、浮かれた私は、パウンドケーキを焼いて、兄に持たせてしまった。
兄経由で、喜んでた、と聞いて小躍りした。