ドタバタ劇ありつつも、あの日以来二度目の夏の子供になれたしろちゃん。
2017/07/09 Sun
「みなさん、こんにちはなのです。
あついあついの夏ですが、元気にしていますか?
僕は夏の子供になったのです。
今年の夏こそ、海水浴にも夏祭りにも行かれそうな気がして、ウキウキするのです。
いつも僕に、ご心配ありがとうございますなのです。」
晴れ続きで、気温も上昇の東京地方。
カタツムリの影も観ないうちに梅雨明けか。
このままでは関東は水不足なのでは?
降るところ、降らないところ、極端すぎるここ数年。
九州福岡、大分の大雨被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。
亡くなられた方にお悔み申し上げます。
ヒメユリ
かわいい色の蔓植物
ムクゲ
。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。
いつもしろちゃんとしろちゃんママに、優しいお気持ち、励まし、アドバイス、ありがとうございます。
感謝しております。
またこのところ、更新が不定期になってしまいました。
しろちゃんのキーボードブームが去らず、キーボードがほとんど使えない状態でした。
訪問してくださった方、ごめんなさい。
お蔭様でこの二週間も、心臓発作を起こすこともなく過ごすことができました。
血栓症も、たぶん起きていないと思います。
怪しいことはありましたが。
体力もそれなりに劣ってきているのだな~と思えますが、走る時はとことん走る!
我が家の中を爆走です。
ご飯は普通に食べて、排泄も普通。
体重は減ったり増えたりしながらも、おしなべて4キロと、変わりありません。
隣町の獣医さんが以前に、「自分の意志で食べ、食べられるかどうか。
すごく大雑把だけど動物はここが目安。
あまり神経質にならずに。」
と言っていました。
しろちゃんの体調に思い悩むような時はこの原点に立ち返ることにしています。
途中まで書いて更新できずまた付け足しての記事なので、間延びしています。
お蔭様で今日も、まあまあ体調③を維持しています。
しろちゃんの体調の目安表を常に付けておきます。
①心臓発作が今にも起きそうな危機一髪な状態。
②鬱々として怠そうにグッタリしている時。
またはちょっと動くと心臓バクバクな時。
③病気の猫として普通の時
④元気な時
⑤絶好調に元気な時。
。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。
6月23日の写真
「子猫は、天使になって本当のお母さんに抱っこされているのです。」
子猫のその後ですが、誰も子猫を見つけることはできませんでした。
数日後に、大人猫と子猫のいた駐輪場のそばの植え込みの陰に、大人猫がいるのを観ました。
しょんぼりと土の上に腰を下ろしていました。
もともとそういうお顔と言えなくもないですが、どこか悲しげな表情で、いつものしゃべりはありません。
覗きこむしろちゃんママの視線を避けもせず、ただただ宵闇の迫るなか、じっとしたままでした。
もしやこの植え込みのたもとに子猫が…と明るい時にも気にかけてみましたがわかりません。
大人猫のためには、あまり気にかけないほうがいいように思いました。
ヤツデ、ツツジ、紫陽花等々、雑多な植物の植わってるその植え込みから、秋にかわいい野菊が咲くかもしれません。
6月26日の写真
「子猫ちゃん、見えない天使になって、いっぱい遊ぶのです。」
「大人猫さん、どこかで子猫がきっと待っているのです。
まためんどうを見てあげてくださいなのです。」
26日の日曜日の朝に、しろちゃんにちょっと変わったことがありました。
この朝は、三日に一錠の血栓症のお薬を飲ませる朝でした。
飲ませる行為そのものは慣れて、油分さえあればスムーズに喉の奥に飲みこませることができるようになりましたが、そのお薬はイヤだと言うしろちゃんを押さえつけなければなりません。
そこにしろちゃんママはいつも緊張します。
抱っこされたくない時のしろちゃんを抱っこすると、必ずやと言っていほど咳き込みます。
どういう風に抱っこしても、肺を圧迫しているのだと思います。
大事に扱うことを、壊れ物のように扱うと言いますが、文字通りの壊れ物のしろちゃんです。
6月27日の写真
「ちょっとアンヨをくじいただけだったのです。」
「ママを心配させまいと思ったら、ドタバタしちゃったのです。」
この朝はキャットタワーの上にいました。
まず、失敗せずに飲ませられる心臓のお薬から先に飲ませ、台所に、マーガリンまみれの抗血小板剤の「ゼンアスピリン」を取りに戻ると、リビングからドーンッ、ドタンバタンドタンバタン。
あれっ、飛び降りて急にオモチャで遊び出した?
軽い気持ちで観に行くと、しろちゃんが、歩こうとして歩けずもがいているのです。
立つ、転がる、立つ、転がるの繰り返し。
そうなると動物ですから、何が何でも立ち上りたい。
「もしやてんかん様発作かな。」
とっさに思いました。
「冷静に冷静に、これで死にはしないから。」
…
6月28日の写真
ひーたんにお顔を押し付けて爆睡のしろちゃん。
2015年秋からしろちゃんを見舞ったてんかん様発作、心臓発作、血栓症。
この三つの中でしろちゃんママが最も恐れているのは血栓症です。
死に直面するリスクで言えば、本当は心臓発作が一番なのです。
ですがしろちゃんの場合、外科手術ができないので、血栓症が起きて間に合わなかった場合、死に直面するのではなく、間違いなくそれしかないのです。
不遜な比較ですが、発作そのものが死に至らないてんかん様発作は、しろちゃんママの危機感の度合いで三番目。
ましてやしろちゃんの場合、真正のてんかんでなく、意識があるままに部分的に麻痺する類いのてんかん様発作なので、二次被害的な怪我がなければ、あとは治まるのを待つだけなのです。
遠い病院の脳がご専門だった獣医さんはこれを、「時たま起きる微小脳梗塞の疑い」と診断しました。
軽いものなので、検査や投薬など積極的なことをせず、クセのように思って見守りましょうと。
6月23日の写真
「オヤツをかくしているのはバレバレなのです。
早くよこしないさなのです。」
「これを食べたら、いい子で寝んねするのです。」
毎晩寝る前に、二粒食べるのが習慣に。
一日に二粒じゃありません。
一日のオヤツの〆の二粒です。
トホホ~。
スマホの動画のスイッチをオンにした時には、ドタンバタンはもう終わっていました。
ほんの1分足らずでした。
爪とぎの上に蹲って、一応面食らったしろちゃんを動画に撮りましたが、終わったあとのボーッとする状態がそこにないのです。
今までのしろちゃんのてんかん様発作の場合、立ち直るまでにボーッとする数分があるのが普通でした。
これはもしかすると、てんかん様発作ではないのかも!
瞬間の血栓症だったのでは?
血栓がプッと詰まって、プッと流れてしまったのではないか。
素人の想像です。
あくまでも、しろちゃんママの感じたことでしかありません。
キャットタワーから飛び降りた拍子に、足首を軽くくじいた可能性だってあります。
6月29日の写真
「なんで酸素ハウスに入らなきゃいけないのか、わけがわからないのです、プリプリッ」
遠い病院の脳がご専門だった先生、ご近所病院の先生、どちらにも連絡していません。
言い方が変ですが、自分なりにスルーしてもいいことといけないことの選別がしろちゃんママにはあって、これはスルーでした。
スルーと言っても、病院をスルーということで、自分さえ把握しておけばいいということです。
仮に微小脳梗塞のてんかん様発作でも、そのための治療法は抗血小板剤を飲むことであり、お薬は既に飲んでいるのですから。
計らずも、血栓症の予防に飲んでいる抗血小板剤が、微小脳梗塞のお薬でもあったという結果の一致ですが…。
要は、微小脳梗塞も血栓症も、血小板が血管に詰まることに違いはないということです。
一昨年の秋にあった微小脳梗塞が疑われるてんかん様発→心臓発作→血栓症。
やはりこれらは、単独であるものではなく、リンクしていると思わざるを得ません。
素人考えですが。
6月29日の写真
「お具合わるい時におとなしく入ったからって、いつもそうとは限らないのです、プリプリッ。」
「元気な僕を、こっから出してくださいなのです!」
こういう、文句ブーブー、やんやの抗議がしろちゃんママはうれしいのです。
梅雨の時期だけあって、しろちゃんのお鼻の先っちょに、カビがまた生えました。
鼻っちょのカビのことは、2014年に記事にしました→☆
「これは、猫のお鼻の構造的問題で起きるストロー現象である。
鼻水が出た場合、びっしりと生えた産毛に覆われた部分に、その鼻水が鼻の頭を超えて毛細管現象で吸い上げられる。
鼻水には雑菌がある。
この毛細管現象を繰り返すと、びっしりの産毛の中では雑菌が繁殖する→カビる。」
この鼻っちょのカビは、鼻っちょが白い猫じゃないとわかりずらいことと思います。
お湯に浸した綿棒で一回きれいにこそげ落としてやって、乾いたコットンなどで水分を吸い取れば消えますが、徹底的に治したい場合、抗生物質を塗布すれば完治します。
7月4日の写真
「鼻っちょにカビだなんて、とても恥ずかしいのです。」
「黙っていれば、誰にもわからないのに。」
「わかりますよ、しろちゃんの鼻っちょ、黒いもの。」
7月3日の月曜日からしろちゃんは元気を取り戻しました。
お顔もすっきりと明るいお顔で、お目々の面積が倍?というほど大きくなります。
ということは、お具合が悪い時は、お顔自体もむくんでいるのかもしれません。
それまではずっと体調②でなかなか抜け出すことができず、グッタリグダグダな毎日だったんです。
何らかの苦痛を我慢しているような難しいお顔をしていることが多かった日々でした。
ずっと続くと、さすがにもう元の元気さには戻れないのではないかと、しろちゃんママにも思えてきます。
ところが、今回も好転できました。
グッタリグダグダなので、全般的な機能強化を期待して飲ませていたステロイドを中止した途端に、です。
一般的には、他の必要があってステロイドを飲ませていると、おまけとして元気を期待できるのに!、です。
これはたまたまのことで、ステロイドは関係ないと思いますが、しろちゃんの場合に限って、ステロイドを中止して元気を取り戻すのは今回だけのことではありません。
素人のママ医者は、何の医学的素養がない代わりに、自分の経験したことをひとつの目安にしています。
怪しいと思って予防に飲ませるステロイドが、しろちゃんの場合、かえって全体的な元気さを奪うこともあるように感じました。
ステロイドの効能には食欲増進もありますが、今のところ、しろちゃんにはあまり違いを感じません。
6月29日の写真
「わかった、ママは写真を撮りたいので酸素ハウスに閉じ込めるのですね?
写真を撮りたいって、正直に言えばいいのです。」
走る、遊ぶ、ふざける、しゃべる。
4日には、久々の体調⑤という感じ。
朝から、明るくイキイキとしたお顔で走り回って、何にでもお返事するというしろちゃんらしい一日でした。
といっても、内部に何もなくなったわけではないので、動きの止まったとたんに、眉間にシワを寄せてお目々を閉じ、じっと蹲ったりします。
それもしろちゃんママに観えていないところで…。
そんな高度な配慮の意識は猫にはないと言われますが、あると思わざるを得ません。
以前に、大人になってからお外の生活からお家の子になった猫は、自分のお具合の悪いところを隠そうとする気持ちが強いと本で読んだことがあります。
もしもしろちゃんが、しろちゃんママに対してお具合の悪さを隠そうとしているのなら、それはそれで尊重してあげなくてはなりません。
「しろちゃん今日は元気ね~何でもできちゃうね、病気治ったんだね♪」
たった一日だけのことであっても、元気なしろちゃんに、病気が治った♪と言葉をかけてあげたい。
暗示効果ってあると思います。
7月4日の写真
「暗示じゃないのです。
治る時には治るのです。」
「キーボードに乗っていると、お尻からじんわり温熱効果もあるような気がするのです。」
暗示はかけられるものではなくかけるもの。
自分に、そして愛しいものに。
想いと願いと希望をを込めた言葉達は、魔法の粉となって降り注ぐ。
人間の言葉を話さないしろちゃんだからこそ、そこに込めた想いを全身で受け止められる。
そう考えています。
しろちゃんは、最初の心臓発作を起こして明日がないと言われて以来、二度目の春を悠々と通り過ぎ、二度目の夏の子供になれました♪
麦わら帽子をかぶって、今にも虫採りに出かけそうな元気さです。
ひとえにみなさんのお祈り、元気玉、応援のお蔭と思っております。
いつもありがとうございます。
心より感謝しております。
はあい、治る魔法の入ったオヤツですよ~。
「はあい、わかりましたなのです~。
と、すなおに聞いてあげるのも、僕のママに対する愛情なのです。」
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連絡先 sorachan_oyanagi@yahoo.co.jp
または「招き猫しろちゃん」のブログコメントまで。。
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