幸福を両手に抱えて天使になった子猫、静岡のピカリちゃん
2015/02/28 Sat
「みなさん、春がやってきたような気がすると思ったら、風が冷たくなったのです。
今日は悲しいお話です。
僕も涙をこらえているのです。」
三寒四温が始まった。
行ったり来たりを繰り返して春は来る。
今日のしろちゃん地方は、程よい風にどことなく草花の匂いがする。
本日は、かわいい子猫の写真がいっぱい♪
↑↑↑ 「静岡のキラピカブラザース、ピカリちゃん」
↑↑↑ 「静岡のキラピカブラザース、ピカリちゃん」
といっても、この青いお目々のかわいい白猫さんは、もうこの世にいない。
この世に生まれて7ヶ月の日々を、幸福に過ごした子猫のお話。
悲しいけれど、病気には勝てないというお話。
ここ十数年、動物医療が発達し、猫のフードも「猫まんまって何のこと?」と言うほど変わった。
猫の寿命が画期的に延びて、猫は進化の第三時代に入ったと言われるくらいだ。
それなのに、猫の感染症で致死率100%の病気「猫伝染性腹膜炎FIP」「⇒☆」は、なんで治療法が発見されない?
「怖い病気なのです。
僕は病気がにくいのです。」
白猫は区別がつかないという方に、↑↑↑ うちのしろちゃん
いつもコメントくださるにゃごさんの子猫、ピカリちゃん男の子7か月が2月11日天使になった。
まだ7か月!
たった7ヶ月の日々を、ピカリちゃんは幸福そのものの猫として過ごした。
こういう運命だったのならば、にゃごさんのお家に迎えられたことはピカリちゃんの幸福の始まり。
大好きなママとパパに会えたんだもの。
短くても、人と暮らす喜びを知って旅立ったんだもの。
愛されて逝った子はみんな天使になる。
猫の天国は、天使でいっぱい。
↑↑↑ 「静岡のキラピカブラザース」
にゃごさんは昨年9月、プチ子ちゃんという愛猫を大往生の18歳で天国に送った。
こちらの記事⇒☆
プチ子ちゃんの残した膨大なフード、療法食を、猫の保護ボランティアさんに寄付しに行かれた際に、3か月の子猫兄弟とバッタリ運命の遭遇。
にゃごさんのご主人は、プチ子ちゃんよりにゃごさんとの生活歴が浅く、したがって病気じゃない猫を知らない。
そのご主人のたっての願いで、プチ子ちゃんを失った悲しみの癒えないなか、キラピカブラザースを迎え入れた。
白猫ピカリちゃんと茶トラのキラリちゃんのキラピカブラザーズ。
10月にお家に来た頃。
生まれて3か月で暖かいお家をみつけることができたキラピカブラザーズは、とても運の良い猫だった。
私はそう思います。
そのピカリちゃんが、元気いっぱいだったピカリちゃんが、あれこれお具合が悪くなり通院が欠かせない日々に。
一緒に生まれて、手と手を取って一緒に幸福見つけたキラリちゃんと、成長の大きさがどんどん違っていくという悲しい写真に、胸が痛んだ。
18歳のプチ子ちゃんで、3年間の病気の看護、介護経験のあるにゃごさんだから、子猫のこの危機を、誰よりうまく乗り越えさせてくれるだろと思っていた。
長い闘病にはなるかもしれないけれど、治らない病気かもしれないけれど、応援していこうと思っていた。
↑↑↑ 「静岡のキラピカブラザース、ピカリちゃん」
2月にFIPと診断された。
限りのある命とわかった。
厳しい運命に泣いた。
FIPを確定するための正式な培養結果を待つ間に、ピカリちゃんは天国に召されてしまった。
にゃごさんの留守の間にそっと…。
兄弟猫のキラリちゃんは、いつものようにピカリちゃんにピッタリ寄り添って眠っていた。
キラリちゃんには、ピカリちゃんに何が起きたのかわからない。
ピカリちゃんの段々と消えゆく命のぬくもりを、キラリちゃんはどんな思いで感じたのだろう。
おかえりピカリちゃん
帰宅後すぐのキラリちゃん
ピカリちゃんの気配がするのだろうか。
↑↑↑ 「静岡のキラピカブラザース、キラリちゃん」
天使になるべく虹の橋に向かった。
プチ子ちゃんが迎えに来たのだ。
神様はいるのか?と、嘆いたにゃごさん。
神様はいますよ。
残されたキラリちゃんのこの瞳が、命の喜びに輝いている。
悲しみを乗り越えて、ピカリちゃんの分も健やかに大きくなってね。
↑↑↑ 「静岡のキラピカブラザース、キラリちゃん」
ピカリちゃんは、天国でプチ子姉さんに見守られ天使修業をしていることでしょう。
猫の大先輩プチ子ちゃんがいるから大丈夫!
ピカリちゃんは悲しくなんかないし、寂しくもないでしょう。
春には美しい桜の花びらになって、そよ風に舞い踊ることでしょう。
あまりにも理不尽、不条理な病気のことなんて、ピカリちゃんは小さいので何も知らずに逝ったのです。
愛された姿と魂のままで、天使になったのです。
生まれてきて良かったと、笑顔で思っているのです。
ママ、パパ、大好き、ありがとうと、天使の大先輩プチ子姉さんと合唱で歌っているのです。
「大きくなったら、一緒にお祭りや盆踊りに行く約束だったのです。」
「キラちゃん、ピカちゃんの分も僕が遊んであげるのです。
だから泣かないで、元気を出すのです。」
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調布で迷子のそらちゃん、知りませんか?
名前 そら
雑種、しろぶち、キジトラ柄(三毛にも見える)
男の子 2歳6ヶ月、去勢済み
4.2キロの普通体型
シッポは7センチ、特徴ある黒くて短いシッポ。
首輪無し
東京都調布市調布ヶ丘3丁目付近で迷子に…。
飼い主 おやなぎ
連絡先 sorachan_oyanagi@yahoo.co.jp
または「招き猫しろちゃん」のブログコメントまで。。
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