黙っていては要求はかなえられないのだ。
2011/08/23 Tue
「ママがこの窓を開けてくれるなんて、珍しいですね。
だってママ、自分が怖いのでしょ?
僕が落ちるんじゃないかと、ハラハラドキドキズキズキしちゃうのでしょ?
僕はなれてますから大丈夫。
しろパパさんがいつも、ここでお外を見せてくれますよ」
昨日までは、雨が降って、10月初頭の気温だったそうだ。
飲食店では、お鍋のオーダーが急に増えたとか。
今年の初めの今夏の予想=連日の猛暑、長い残暑は、完全に外れたようだ。
そもそも、地球規模で変化する天候を、長期に予測しようとすること自体、人間の思い上がりのような気がする。
猫が耳を超えて顔を洗ったから明日は雨…この程度の予測で私は十分。
地震もそう。
完全に予測できるシステムが開発されるに越したことはない。
…が、天変地異なのだから、人事の及ばないこともあると思って、防災対策と準備に怠り無いほうが賢明な気がする。
「車を見るの、だ~い好きです
できることなら、僕が運転したいくらいです。
運転できればどんなにいいでしょう。
ママを、色んなところにドライブに連れていってあげます。」
しろちゃんは、日、月曜日と、何一つ変わらない普通の日々を過ごした。
ご飯もしろちゃんなりに少食だが普通、ウンチは快便、お水だけが若干気がかりなところ。
昨日と何一つ変わらない普通の日々、それが何より、とてもありがたいことなのだ。
何も記事になるようなことがなくても、しろちゃんの顔が笑顔ならそれでいいのである。
あまりにも変わらない日々なので、少しは私に刺激的な思いをさせたかったのか。
今日は、リビングの角のほうの絶壁の窓で外を見たいというのである。
窓を開けてあげるまで、じっと見つめているのである。
ちなみに寝室の絶壁とは別物である。
寝室版はこちら→絶壁の稜線で盆踊りを練習する痩せた猫
「ママが僕に、小さい車を買ってくれたら、僕はママを毎日ドライブに連れていくんです。
海がいいですか?山がいいですか?
見たことの無い景色を、僕が見せてあげましょう。
ママ、楽しみにしてください。
18歳になったら、免許取れますからね」
ここは、しろパパさんの定位置のそばなので、しろパパさんがいつも窓を開けて外を見させている。
まずは窓辺のカウンターに乗って、しろパパさんをじっと見つめる。
穴の開くほど見つめる。
穴の開くほど見つめられているのに気づいて、しろパパさんは窓を開けてやるのだ。
「しろちゃん、何かして欲しいときには、『してください』って言わないと、気づいてもらえないからね。」
と、私に必ず言われる。
じっと見ていれば、要求がかなえられると思うなんて甘いのだーーー。
しかし、そういうところが私にそっくりなのである。
あまり注意はできないことなのである。
「僕の運転が不安だって?
大丈夫、ちゃんとチャイルドシートに座って運転しますから。
猫のお目目とお耳を信頼しなさい。
ママの行きたい葉山の、あのお店はまだあるでしょうか?
時代は平成ですからね」
黙っていても、要求はかなえられないのだよ、しろちゃん。
そこで、パブリックコメントのお話だ。
各ブログでリンクされているので、皆さんもすでにご存知のことだろう。
5年に1度、動物愛護法が改正される。
今年はその改正の年に当たる。
全般にではなく、毎回項目を特化してパブリックコメントを募集しているようである。
ようである…なのは、今までの改正を私は全く知らなかったから。
しろちゃんと暮らすまで、動物愛護法のことを考えたこともなければ、法改正が5年に一度あることも知らなかった。
恥ずかしいことに…。
法改正にあたって、広く意見を求める(=パブリックコメント)姿勢は評価する。
前回の法改正では、パブリックコメントが裏目に出てしまったそうである。
動物取り扱い業者の集団コメントが、一般の動物の飼い主さん、動物好きな人のコメント数を圧倒してしまったのである。
つまり、売る側に有利で、売られる動物そのものにはかわいそうな結果になったということだ。
パブリックコメントを提出するもしないも、あなたの自由、あなたの選択。
これが私のスタンスである。
「僕のママは、時々こういった突き放したような言い方をするんです。
『落ちるも落ちないもしろちゃんの自由、しろちゃんの選択』なんて言われた日には、
僕は切ない気持ちになっちゃいます
Rockなママで、困ります。」
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動物取扱業の適正化について(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について。
締め切りは8月27日、あと4日!
メール、FAX、郵送で受け付けています。
メール:shizen-some@env.go.jp
FAX:03-3508-9278
郵送 :〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
環境省自然環境局総務課動物愛護管理室 御中
私の場合、適正な文章が書けなかったので、動物保護の篤志家KAZUさん(先日、意志半ばにして急逝されました。)の作成した雛形をほぼコピーさせていただきました。
送ってみようかなと思った方、送りたいけど面倒くさそうと思った方、コピペしてメールするという簡単な手段があります。
私の送ったものをコピペさせてという方はこちらをクリック→☆
メールは、できることなら、プロバイダアドレスからメール送信したほうがいいと思います。
文章は添付でなく、必ず本文に貼り付けてください。
打ち込みはなお結構。
氏名、住所、連絡先、意見、どれひとつ抜け落ちても無効となってしまいます。
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「環境省がどうのこうのって、ママは次のソーリにでもなるつもりですか?
あれっ、違いましたか
難しいことは僕にはわかりませんが、すべての猫ちゃんが、健康で元気に毎日過ごせますように
僕のお守りが、猫の赤ちゃんたちを守ってくれますように」
参加してます。
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