大引蓬
去年も一昨年も咲いていました。
どこにでも生えているような草だと思って特に関心はなかったのですが、今年も咲いていて他に獲物になりそうなものがなかったので、とりあえず写真数枚を撮っときました。
黄色か茶色かわからないようなパッとしない花で、小さいし花もまばらだし....
....で、よく見てみると唇形の花だったので、ひょっとして名のあるお方かも?
まっ、どんな花でも誰かが名前を付けているでしょうから、家に帰って調べることにしました。
ヒキヨモギですか。
どっかで聞いたことのあるような無いような。
こんな花ですが。
更によく調べてみると、よく似たのにオオヒキヨモギというのがあり、茎がまっすぐ立たず花は左右非対称という特徴に当てはまったので、それに決定いたしました。決定!
オオヒキヨモギは数が減ってきており、絶滅危惧種に指定されている県もあるとか。
大阪府では準絶滅危惧種だそうです。
お隣の兵庫県やそのおとなりの岡山県では指定はなく、東風で種を供給していただければ、なくなることはないでしょう。.......楽観か
悪いやつもこの草は持って行かんとおもいます。
貴重な種であることがわかったので、再度写真を撮り直しに行くことにしました。
特に葉っぱ。
雨に降られました。
高速の下でやむのを待っているところです。
はよ止んで!
ほぼやんだので、二上山を再び目指します。
着きました。
葉っぱです。
葉は卵形で下部の葉は3-5cm、鋸歯状に大きく切れ込む。
上の方にいくほど切れ込みは浅くなり、最上部あたりでは全縁となる。
上部の葉は1-2cm。
葉柄には翼が付く。
対生。
(よく似たヒキヨモギのは方は、上の葉まで切込みが入り翼はつかない。)
ヒキヨモギの名は葉がヨモギに似ているので付いたそうです。
ほな、ヒキはなんでっしゃろか?。
オオヒキヨモギ ハマウツボ科 ヒキヨモギ属
1年草 半寄生植物
花期:8-9月
分布:関東以西、中国中南部、四国
生育環境:日当たりよくやや乾燥した丘陵、低山、里山の崖地、崩壊地
全体に腺毛が多い。
草丈は50-70cm、茎は斜上し盛んに分枝する。
↓ 寝てます。たくさん分枝してこれで一株です。
茎は褐色。腺毛多し。
茎は対生して分枝しています。
↓ ほぼ先端の葉は鋸歯なしです。
花です。
花は葉脈に一つづつ付く。
唇形で灰黄色、上唇の先端は茶色。
下唇は浅く3裂し、右側の裂片が立ち上がったよな形で左右非対称である。
(ヒキヨモギは左右対称)
根元の方から花が咲き始め、しだいに先端へと移っていく。
ほぼ先端に花が付いていますので、これでもう終わりだと思います。
雄しべは上唇の内側に隠れているようなのですが、見えないです。
毛は上唇、下唇とも多く密生しています。
顎は細い筒状で長さ15mm程、先端は5裂して披針形になり花のように広がっています。
裂片の長さは5-10mmぐらいです。
その先に咲いている花の長さはプラス15-18mm程です。
顎筒には10本の濃紫色の筋が入ります。
ここにも腺毛が沢山生えています。
この顎の裂片と顎筒が結構目立っていました。
ウラギンちゃん久しぶりに登場!
ドングリ大好き。???
前回はトノサマで終わったので、今回は大名で終わりたいと思います。
では。
にほんブログ村
どこにでも生えているような草だと思って特に関心はなかったのですが、今年も咲いていて他に獲物になりそうなものがなかったので、とりあえず写真数枚を撮っときました。
黄色か茶色かわからないようなパッとしない花で、小さいし花もまばらだし....
....で、よく見てみると唇形の花だったので、ひょっとして名のあるお方かも?
まっ、どんな花でも誰かが名前を付けているでしょうから、家に帰って調べることにしました。
ヒキヨモギですか。
どっかで聞いたことのあるような無いような。
こんな花ですが。
更によく調べてみると、よく似たのにオオヒキヨモギというのがあり、茎がまっすぐ立たず花は左右非対称という特徴に当てはまったので、それに決定いたしました。決定!
オオヒキヨモギは数が減ってきており、絶滅危惧種に指定されている県もあるとか。
大阪府では準絶滅危惧種だそうです。
お隣の兵庫県やそのおとなりの岡山県では指定はなく、東風で種を供給していただければ、なくなることはないでしょう。.......楽観か
悪いやつもこの草は持って行かんとおもいます。
貴重な種であることがわかったので、再度写真を撮り直しに行くことにしました。
特に葉っぱ。
雨に降られました。
高速の下でやむのを待っているところです。
はよ止んで!
ほぼやんだので、二上山を再び目指します。
着きました。
葉っぱです。
葉は卵形で下部の葉は3-5cm、鋸歯状に大きく切れ込む。
上の方にいくほど切れ込みは浅くなり、最上部あたりでは全縁となる。
上部の葉は1-2cm。
葉柄には翼が付く。
対生。
(よく似たヒキヨモギのは方は、上の葉まで切込みが入り翼はつかない。)
ヒキヨモギの名は葉がヨモギに似ているので付いたそうです。
ほな、ヒキはなんでっしゃろか?。
オオヒキヨモギ ハマウツボ科 ヒキヨモギ属
1年草 半寄生植物
花期:8-9月
分布:関東以西、中国中南部、四国
生育環境:日当たりよくやや乾燥した丘陵、低山、里山の崖地、崩壊地
全体に腺毛が多い。
草丈は50-70cm、茎は斜上し盛んに分枝する。
↓ 寝てます。たくさん分枝してこれで一株です。
茎は褐色。腺毛多し。
茎は対生して分枝しています。
↓ ほぼ先端の葉は鋸歯なしです。
花です。
花は葉脈に一つづつ付く。
唇形で灰黄色、上唇の先端は茶色。
下唇は浅く3裂し、右側の裂片が立ち上がったよな形で左右非対称である。
(ヒキヨモギは左右対称)
根元の方から花が咲き始め、しだいに先端へと移っていく。
ほぼ先端に花が付いていますので、これでもう終わりだと思います。
雄しべは上唇の内側に隠れているようなのですが、見えないです。
毛は上唇、下唇とも多く密生しています。
顎は細い筒状で長さ15mm程、先端は5裂して披針形になり花のように広がっています。
裂片の長さは5-10mmぐらいです。
その先に咲いている花の長さはプラス15-18mm程です。
顎筒には10本の濃紫色の筋が入ります。
ここにも腺毛が沢山生えています。
この顎の裂片と顎筒が結構目立っていました。
ウラギンちゃん久しぶりに登場!
ドングリ大好き。???
前回はトノサマで終わったので、今回は大名で終わりたいと思います。
では。
にほんブログ村