桂
二上山の山頂へと続く道の山側に一対のカツラの木があります。
カツラは雌雄異株、これは雄株と雌株が1本づつ植えられているのだと思います。
花を一度見たいと思っていたのですが、生えている位置が高すぎて、もし咲いていたとしても見えないし、とりあえずズームでも難しそうなので奈良側の麓にある公園の木を見に行くことにしました。
どっこいしょっと。
着きました。
じつは去年もこの時期に見に来たのですが、ちょっと遅かったようですでに葉が出てました。
葉が出る前に花が咲くという情報を得ていたので、葉のあたりをよく見て花が残っていないかを確認し、あきらめて帰りました。
で今年は、 まだ3月だし、花期は4-5月ということなのでまだ大丈夫だろうと思っていたのですが、....
なんと! 葉が、既に、小さいのが。
出ていました。
今年も遅かったか。
低い枝を手繰り寄せて、見てみると。
葉の根元にゴミのようなものが。
強風になびいていました。
写真撮りにくいです。
風やんだか?。
これは雄しべ、いやっ雄花ですねぇ。
葉っぱが出てもまだ付いてたんですなぁ。
葯はたしかに5mmぐらいの長さ、色は紅紫色というより緑っぽい。
花糸は1cmぐらいの長さで白いです。沢山付いています。
これはもう終わった花なのか。
カツラは古代からの植物で花には花弁も顎もないんだそうで。
そんな木には他にフサザクラとヤマグルマがあるらしいです。
お隣の木が雌株のようです。
この木は下の方に枝がなくて、見上げるしかないのですが。
よく見てみると、何か赤っぽいものが見えるような、見えないような。
ここは光学ズーム、デジタルズーム。
風も吹いているし手もぶれているし画像揺れまくりですが、
これでどうだ!
うっ.... これはなかなかいい写真です。
花弁、顎片のない雌花に淡紅色の雌しべが5、6本付いているのがわかると思います。
根元の薄い緑色のものは花を包んでいた苞だと思います。
雌株の方の葉はまだでてないようで、雄株より開花が遅かったのかもしれません。
果実は長さ15mmぐらいの袋果で少し湾曲した円柱形、熟すと黒紫色になり二裂し先端に翼のある種子を出すそうです。
袋果が5,6が束になって付いているところはちいさなバナナに似ている?。
雄株の葉は出たばかり、まだ1~2 cmぐらいの大きさで形などはっきりしませんが、他に写真がないので載せておきます。
葉はハートのような形、広卵形で基部は心形、径は3-8cm、葉脈は5-7本掌状脈。
葉柄は赤みを帯び1-3cm、葉の裏はやや白っぽいです。
長枝に対生、短枝にはひとつづつ付きます。
秋には黄色く色づきます。
葉縁には鈍鋸歯がありその先には腺点があります。
小さな葉ですが腺点がはっきりしています。
樹皮は暗灰褐色、若木は平滑で横長の皮目が目立つ。
老木は縦に裂け、薄片状に剥離する。
枝は紫褐色で艶がありキブシ同様、桜っぽい感じです。
で二上山の道ぶちのカツラはどんなんかというと。
この2本。
6月の写真です。 (2014年)
今。
赤っぽい蕾らしきものが見えますが花はまだのようです。
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カツラは雌雄異株、これは雄株と雌株が1本づつ植えられているのだと思います。
花を一度見たいと思っていたのですが、生えている位置が高すぎて、もし咲いていたとしても見えないし、とりあえずズームでも難しそうなので奈良側の麓にある公園の木を見に行くことにしました。
どっこいしょっと。
着きました。
じつは去年もこの時期に見に来たのですが、ちょっと遅かったようですでに葉が出てました。
葉が出る前に花が咲くという情報を得ていたので、葉のあたりをよく見て花が残っていないかを確認し、あきらめて帰りました。
で今年は、 まだ3月だし、花期は4-5月ということなのでまだ大丈夫だろうと思っていたのですが、....
なんと! 葉が、既に、小さいのが。
出ていました。
今年も遅かったか。
低い枝を手繰り寄せて、見てみると。
葉の根元にゴミのようなものが。
強風になびいていました。
写真撮りにくいです。
風やんだか?。
これは雄しべ、いやっ雄花ですねぇ。
葉っぱが出てもまだ付いてたんですなぁ。
葯はたしかに5mmぐらいの長さ、色は紅紫色というより緑っぽい。
花糸は1cmぐらいの長さで白いです。沢山付いています。
これはもう終わった花なのか。
カツラは古代からの植物で花には花弁も顎もないんだそうで。
そんな木には他にフサザクラとヤマグルマがあるらしいです。
お隣の木が雌株のようです。
この木は下の方に枝がなくて、見上げるしかないのですが。
よく見てみると、何か赤っぽいものが見えるような、見えないような。
ここは光学ズーム、デジタルズーム。
風も吹いているし手もぶれているし画像揺れまくりですが、
これでどうだ!
うっ.... これはなかなかいい写真です。
花弁、顎片のない雌花に淡紅色の雌しべが5、6本付いているのがわかると思います。
根元の薄い緑色のものは花を包んでいた苞だと思います。
雌株の方の葉はまだでてないようで、雄株より開花が遅かったのかもしれません。
果実は長さ15mmぐらいの袋果で少し湾曲した円柱形、熟すと黒紫色になり二裂し先端に翼のある種子を出すそうです。
袋果が5,6が束になって付いているところはちいさなバナナに似ている?。
雄株の葉は出たばかり、まだ1~2 cmぐらいの大きさで形などはっきりしませんが、他に写真がないので載せておきます。
葉はハートのような形、広卵形で基部は心形、径は3-8cm、葉脈は5-7本掌状脈。
葉柄は赤みを帯び1-3cm、葉の裏はやや白っぽいです。
長枝に対生、短枝にはひとつづつ付きます。
秋には黄色く色づきます。
葉縁には鈍鋸歯がありその先には腺点があります。
小さな葉ですが腺点がはっきりしています。
樹皮は暗灰褐色、若木は平滑で横長の皮目が目立つ。
老木は縦に裂け、薄片状に剥離する。
枝は紫褐色で艶がありキブシ同様、桜っぽい感じです。
で二上山の道ぶちのカツラはどんなんかというと。
この2本。
6月の写真です。 (2014年)
今。
赤っぽい蕾らしきものが見えますが花はまだのようです。
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