EXTERIOR PLANNING SHOP 4128 2014年04月
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生きていた八重桜

生きていた××シリーズ、生きていた樒に続く第二弾、生きていた八重桜です。

ここは二上山、雄岳山頂。
桜の木が一本ほぼ真横に倒れていました。

20秒お待ちください。花が咲きます。
my526.gif 
倒れてはいますが、根元はしっかりついており生きていそうな気はしてはいましたが.....

4月下旬に入り綺麗な八重の花をたくさんつけてくれました。
根元はこんな状態。↓
5本ほどの根の上部は倒れたことにより地上に引っ張り出されています。
3yae528.jpg 
八重のピンク色の花です。
yae507.jpg 
yae500.jpg 
昨日の雨で花は8割がた散ってしまいました。
yae677.jpg

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上溝桜2014

uwamizu01.jpg   
 s614.jpg
二上山のウワミズザクラ、麓では散ってしまっていましたが、頂上近くではまだ残っていました。
少し茶色っぽくなってきています。

この木は二上山には沢山あるようです。
葉っぱをよく見かけます。
去年は花をつけていない木が多かったようですが、今年は花つきはよさそうです。
s逆614 
葉は、ほかの桜とあまり変わらない卵状楕円形ですが、葉脈が葉縁のまで達せず上の葉脈に合流し,葉脈間が表に少しふくらんだ形状です。
葉柄は短めです。
腺点が葉柄に見当たらないのも特徴だと思います。
uwamizu葉 
今年撮った写真はあまりきれいでないので、去年の写真を1枚。
uwamizu花
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霞桜

二上山のカスミザクラです。
kasumi01.jpg 
もうそろそろかなあと思って見に行ってきました。
山道には花弁が落ちており、もうすでに散りかけている木もあるようです。
風当たりの強いところは、花よりも葉のほうが目立っていました。
kasumi465.jpg 
山肌にうっすら白く霞がかかったように見えるのでその名がついたそうです。
この写真のカスミザクラは白く目立っていました。
下のヤマザクラはもう葉桜ですが、満開のときは葉はあまり目立たず真っ白で美しかった木です。
kasumi461.jpg 
山全体ではヤマザクラほどたくさんはないようですが、この辺では白っぽいの、少し赤みがかったものが点々と見られました。
kasumi447.jpg 
花色は白いものや少し赤みがかったものがあるようです。
kasumi455.jpg 
花はソメイヨシノやヤマザクラとよく似ていて区別がつきにくいですが、開花が2、3週間遅いので今咲いているのはカスミザクラだといっていいと思います。
下の写真は3月下旬に撮ったヤマザクラです。
yama694.jpg 
出始めの葉の色は、ヤマザクラが赤っぽくカスミザクラのほうは茶色がかった黄緑です。
カスミ葉表 
葉の形は、ヤマザクラが卵形・長楕円形であるのに対しカスミザクラのほうは倒卵状楕円形のものが多くみられました。
カスミザクラの葉柄には毛がぎっしり生えています。
ヤマザクラの方は無毛で赤い色をしています。
(このカスミザクラの葉の色は出たばかりなので黄緑色です。)
カスミ葉裏 
ヤマザクラの葉の裏面は白っぽいので他の桜とは容易に区別がつけられます。
カスミザクラのほうは、かなりてかっています。
葉縁の鋸歯はカスミザクラが大きいようです。
(ソメイヨシノ、オオシマザクラは重鋸歯です。)

二上山のそのほかの桜ではウワミズザクラが、雄岳の山頂では八重桜(品種はわかりません。)が満開近い状態でした。

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ミヤマハコベ

hakobe400.jpg 
春の七草のひとつハコベ(ハコベラ)、咲いているのかいないのかわからないほどの小さな花ですが、このハコベはそれに比べると大きな花です。
hakobe403.jpg 
花や葉の特徴から、これはミヤマハコベだということがわかりました。
hakobe389.jpg 
花の直径は約15ミリ、花弁は5枚で白色、大きな切れ込みが入っていますがハコベに比べると少し浅めです。
ウサギの耳に似ていると思います。
草丈20センチくらいです。

↓ミドリハコベ
midori360.jpg 
一般的にハコベというとコハコベ、ミドリハコベのことを言うそうです。
この写真はミドリハコベだと思います。
草丈は40センチほどありましたが、花の径はミヤマハコベの1/3、5ミリ程度。
10弁花に見えますが2深裂しているので5枚です。

hakobe393.jpg 
ミヤマハコベの葉は黄緑色で広卵形、対生です。縁が波打っています。
葉柄は根本近くの葉は長く、上に行くほど短くなっているようです。
 

↓ミドリハコベ
midori368.jpg 
それに対しミドリハコベのほうは、卵形で葉柄はナシです。
下の方の葉もほぼ同じ形をしています。

hakobe390.jpg 
ミヤマハコベの花柄やガクにはたくさんの毛が生えていました。
usagi425.jpg 撮影場所の山道の麓には恩智神社があリます。
神殿には神様の遣いだとされる神縁兎が祀られているそうです。
拝殿右横には御神霊のこもった”なでうさぎ”が置かれていました。
神様の道案内をされたというこの兎様に人生の道案内をお願してきました。


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辛夷

my258.gif 
大阪八尾市恩智から奈良の信貴山方面へと抜ける古道、恩智越え。
その一つ南側の谷道を歩いているとコブシの花びらが落ちていました。
近くにその木はないようですが。
少し道を登っていくと右手の方向、奥に白いものが見えました。
onti11.jpg 
道はありませんでしたが、近くまで行けそうだったので小さな谷を越え藪を分け入ってみました。
onti12.jpg 
タムシバかもとも思ったのですがやはりコブシでした。
このあたりに昔から自生していたのか、あるいは人の手がかかっているのかはわかりませんが、
街中ではよく見かけるものの、この近辺の山中で見ることはあまりない木です。
少し開花は平地よりは遅かったのでしょうが、もうかなり散っていました。

高木ばかりで花まで遠かったのですが、5株ほどある中の一本の木の枝が山の斜面の近くまで延びていたので、近寄り枝を引き寄せて、upで撮ることができました。
onti14.jpg 
しべ、雌しべ  にズームイン。
onti13.jpg 
葉の展開より先に花が咲きますが、花のすぐ下に一枚の小さな葉がつくのがタムシバとの違いの一つです。
onti15.jpg 
冬芽を包んでいた毛皮のコート(芽鱗)は、まだ付いています。

樹皮は灰白色、皮目付です。
onti16.jpg 
コブシ 
モクレン科 モクレン属
落葉高木
花期:3から4月

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二上山・春・花



久しぶりに二上山に登ってきました。 
低山ですが、平地に比べると気温が低いせいかまだソメイヨシノが咲いていました。

ダンコウバイはいつ咲き始めたのでしょうか。知らぬ間に花は終わりかけていました。

もうすぐウワミズザクラやコバノガマズミが咲き出しそうです。
 カスミザクラはもう2週間ってとこですかねェ。

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父鬼から三国山へ


アブラシロモジなるものを求めて三国山に登ってきました。
三国山と名の付く山は全国あちらこちらにあるようですが、ここは大阪府と和歌山県の県境に位置する山です。

バスで泉中央駅から父鬼終点まで約40分、10:50到着です。

父鬼から大岩谷へ。

谷の周辺にはたくさんのアブラチャンが咲いていました。
このなかにアブラシロモジも混じっているかも。
 
アブラシロモジとはアブラチャンとシロモジの間種で、葉は3裂、2裂、全縁が同じ枝に混じってついているそうです。

この辺は春が少し遅いようで、まだ葉が出そろってないので見つけることはできませんでした。

大岩谷から山頂へ。

左側のどこかにある尾根道に入りたかったのですが、わからず谷を直進すると倒木やら急坂などで歩行困難な状態になり、仕方なく右側の尾根に向かうことにしました。
ここもかなりの急坂でしたが何とか登り詰め、谷の南側の尾根道に出ることができました。

頂上付近はもう4月中旬に入ろうとしているのに、雪がたくさん残っていました。
樹木が多くあまり見通しはよくないようです。

帰りは、今度は谷へ下りる道がわからず尾根をひたすら西方向へ進み、大岩谷の林道の入り口近くでやっと合流し道に出ることができました。

父鬼のバス停到着16:10。4時間20分のハイキング終了です。

歩きやすい林道が通っていますが、一旦山道に入ると登山客が少ないせいか倒木や落ち葉がたくさんあり、目印のテープは所々で見られるものの踏み跡が少なく、道を探すのが難しい山でした。

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ゴモジュ

my979.gif 
一昨日の強風で桜の花びらがたくさん散りましたが、まだ満開状態です。
その桜並木の手前でゴモジュの花が咲き始めていました。
ゴモジュ03 
ゴモジュ 
スイカズラ科 ガマズミ属
常緑低木
花期:3-4月
実期:5-6月
実は核果で7-8ミリ球形、赤色。
ゴモジュ01 
茎の上部の葉腋に円錐花序をつけ、花弁の先端が5裂した高坏形の花をたくさんつける。
直径約8ミリ、花弁の色は白色から淡紅色。
ゴモジュ02 
葉は対生、卵状楕円形から倒卵形。
皮質で葉の上部に鈍い鋸歯がある。
表面緑色、裏面は白緑色。
この木の葉柄と枝には毛がたくさん生えていました。
表面にも毛が残っておりざらつく感じです。

ゴモジュ05 
樹皮は灰褐色でいぼ状の皮目がある。
ゴモジュ04 
ゴモジュは奄美大島、沖縄以南の原生なので大阪の山では見られませんが、ここ農林技術センターに植えられた2本の木は元気に育っているようです。
常緑低木ということですが、見た感じは小高木,樹高は3メートル近くはあったように思います。
漢字で書くと御門樹。
玄関近くに植えられたのでしょうか。生垣や庭木、公園樹として使われているそうです。

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天台烏薬

前回投稿したクロモジと同じ仲間のテンダイウヤクです。テンダイウヤク01
街中の歩道横のうえこみです。
小さな黄色い花を咲かせていました。
p893.jpg 
この木は常緑なので葉はすでに出ています。
花はたくさんついていますが小さくあまり目立ちません。
p888.jpg   
は常緑にしては柔らかくクスノキ科の特徴である3行脈 が目立っていました。
先端は尻尾のように細長く突き出ています。
p864.jpg
 葉の裏面は軟毛があり白く見えます。

主幹らしきものは見当たらず叢生しています。
p891.jpg
中国原産なので山では見ることはない木です。
珍しいのでカメラに納めさせてもらいました。 

テンダイウヤク
クスノキ科 クロモジ属
常緑低木 雌雄異株
花期:3から4月
根は漢方薬として使用される。

 
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金剛山ライブカメラ
金剛山02
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