EXTERIOR PLANNING SHOP 4128 散策
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散策二上山・祐泉寺付近から

今回は祐泉寺付近の藪の中を探索いたしたいと思います。
前回載せたネコノメソウが生えていたあたりに何かがあるか。
.......ないか。

いきなり岩屋峠を下るところから。
009岩屋峠

薄暗く湿った道には、シダシダシダシダ。
010シダ道

サンショウソウ。
011サンショウソウ

シダシダ。
013シダ

祐泉寺の庭に生えてたフユノハナワラビです。
あまりいいものは植えてありません。
014フユノハナワラビ

ここから谷を渡りやぶの中に入って行きたいと思います。
人が周辺にいない時にササっと渡ってやぶの中に潜り込みました。
(何故なら、やぶの中に入って行くハイカーはそうはいませんさかいなぁ。
変人かも)

これはなんやろ。タニギキョウか?
016タニギキョウ

道のようなものがあるような無いような。
017藪道

ササやフユイチゴが沢山生えております。
018藪道

おっ、これは。
021キミノセンリョウ

これはキミノセンリョウ。
023キミノセンリョウ

私のマンリョウ。
021マンリョウ
江戸時代の初期には一両は米価での換算で今のお金にすると10万円前後だったそうです。
ということは万両だと.....いくらになるのか......これは大金ですなぁ。ハハハ

小さな谷方面の道です。
026谷道

はっきりと場所は覚えてなかったですが。
前回見た、ネコノメソウありました。
意外と沢山生えておるようです。
よく見ると小さな葉っぱもネコノメソウでした。
ひょっとしたらこれは大群落かもしれん。
027ネコノメソウ

谷の上流はこんな感じで道らしきものは見あたらず。
029谷の奥

登るのはやめて横にずれながら下ってきました。
元の道に戻ることにいたします。
031藪道

ショウジョウバカマ。
032ショウジョウバカマ

シライトソウ。
033シライトソウ

コクラン。
薄暗く湿った所が好きそうな草ばかりです。
034コクラン

イヌマキもあり。
036イヌマキ

トウゲシバ。
037トウゲシバ

チャノキが意外と多い。
お寺さんが、近くで栽培していたのかもしれません。
ミョウガなども昔育てておられたのかもしれませんですなぁ。
040チャノキ

ちょっと用足しでもしてきたような顔をして戻ってまいりました。
041谷から

え~、このあとは鳥谷口古墳から雄岳方面に廻って馬の背へ、管理道を通って下山したいと思います。
043鳥谷口古墳

鳥谷口古墳は大津の皇子の墳墓だという説があるようです。
雄岳の頂上付近に御陵はありますが、木が沢山生えていて見晴らしは良くない。
こちらの方は規模は小さいですが大池もすぐ近くにあり景観がよいので、こっちの方がいいですなぁ。
もし入居させていただけるんでしたら。
045鳥谷口古墳

千の風に、千の風になって~。
044鳥谷口古墳

小雪が舞ってきました。
急いで登り返したいと思います。

これはタニギキョウだと思います。
数年前、確かこの辺で咲いていました。
046タニギキョウ

キチジョウソウがこの辺は多いです。
葉っぱは多いんですが、シーズンになっても花を見ることはほぼないです。
実は付いていませんでした。
049キチジョウソウ

同じかなと思ったら、花穂が残っていました。
ヤブランです。匍匐茎を出して増えないので葉っぱは一か所にかたまっております。
051ヤブラン

以前から左の道もありましたが藪だらけで行きどまりになっておりました。
誰かによって整備されたようです。
052分岐

左の通称トロロ道に進みます。
桃の節句バージョン。
053トトロ

ササ藪の道。
054笹薮

これは?。
055人形

かくれ坂に到着しました。
056かくれ坂

ここにもトロロあり。
三人官女と五人囃子か。
058雛人形

奈良方面ですが小雪交じりでよく見えず。
当麻寺は多分手前の方だったと思います。
059奈良方面

奥の道へ。
057かくれ坂

右、ふるさと公園からの道と合流いたします。
左へ。
065合流

万葉広場に到着しました。
登ってきたので少し暖かいですが、気温計は如何に。
067一℃

ウォう、1℃でした。
068下山
結構寒いです~。
下山。

2022.02.23
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岩屋から葛城市クリーンセンターまで散策


今回はいつもの二上山の岩屋から南東方向に尾根伝いに下って行きました。
いつもは通らない道に何かがあるかも。........ないかも。
葛城クリーンセンター

スタートの岩屋です。
カワチスズシロソウの根生葉が出ていました。
美味しそうな葉っぱですが、これは食べてはいけない。
貴重な草なので、みんなで守りましょう。
001カワチスズシロソウ

岩屋峠です。
左が山頂方面です。
ダイトレを右に竹内峠への道を進みます。
002岩屋

ここを左に行くと祐泉寺の手前の水飲み場に出ます。
2日前にここから祐泉寺に下り、裏向き地蔵さんから登り返して原岳に到着しました。
その時撮った写真をここで入れさせていただきます。
003分岐

イワボタン系のネコノメソウだと思いますが、名前わからず。
花が咲いたらまた報告させていただきたいと思います。
b16ネコノメ

カギカズラの幼木が5-6本生えておりました。
少し大きいのも一株生えておりました。
これは、はびこるやもしれませんなぁ。
早めの駆除も必要かと思っておるところです。
今のところこの付近に多くは分布している訳ではないようですが。
b25カギカズラ

この階段のところ、日あたりも悪くないので大発生するんじゃないかと心配しております。
b27カギカズラ

a分岐到着。
話は戻りまして、ダイトレに別れを告げ原岳方面に向かいます。
004分岐

原岳です。
005原岳

この辺にはアオモジの大木が多いです。
蕾をいっぱい付けていました。
こんな感じです。.......なんじゃろ、わかりませんですなぁ。
007アオモジ

バックには雄岳。
あのがけ崩れのような休憩所のようなところは、何でしょうか。気になる。
008雄岳

ズ、ズーム。
機会があれば見てきたいと思いますが、どこから行くんやろ。
b04がけ崩れ

原岳のよりみち広場です。
誰かが飯食っていました。
009よりみち広場

分岐b地点です。
左に下りると山口神社方面です。
右は進行方向でマロコ山方面です。
ぴーひゃらのほうでなく、あの聖徳フトコさんの弟のマロコ親王に因んだ名の山です。
010神社分岐

あっちマロコ山です。
とりあえずマロコ山方面へ。
011マロコ山方面

すぐに麻呂子山展望台に到着しました。
ここから麻呂子山まではまだ遠いですが、何故かこのような名前が付いております。
012展望台

展望台からの眺めです。
奈良方面が一望です。よい景色ですなぁ。ハハハ
見えんか?
013奈良方面

急に激下りになりました。
トラロープが役に立ちます。
014下り

この辺にはスダジイが多く生えています。
(須田さんちのじいさんのことではない。)
015スダジイ

ヤブランも二上山に比べると多いようです。
016ヤブラン

ビシャコ、だらけ。
017ビシャコ

アラカシもあり。
018アラカシ

ところによってはヤブツバキ。
薄暗いせいか蕾少なめです。
019ヤブツバキ

なんか車の音がうるさいと思ったら、高速のすぐそばを歩いていました。
すぐ下を走っておりますが、写真では見えませんなぁ。
020高速

c分岐です。
左マルコ山。右の表示なし。
右に行きます。
021分岐

ヤマフジのツタが7本、束になっていました。
根元はそれぞれ違っておりましたが、絡み合っております。
すぐ横にヒノキが生えておるのでそこに絡んだらよいと思うんですが、ふとすぎるんですかねぇ。
互いに絡み合って樹冠を目指しておりました。
協力しているのかいがみあっているのか。
022ヤマフジ

小ピークですが行き止まり、少し戻って右の道を行く。
024小ピーク

ここからまた下りになります。
近くの山が見えております。
025下り

徐々に荒れた道になってきました。
027分岐

分岐の表示あり。
右の池へ行きます。
通ってきた道は"名なし"だったんですねぇ。
命名しておきたいと思います。 "高速騒さき道" 
026分岐

まばらなササ藪。
枯れてたんでしょうか。
031ササ

なんと花が咲いておりました。
久しぶりに見るササの花です。
何ザサやろ。
普通の笹ですが、名前があるんでしょうなぁ。
032ササ花

降り口が見えました。げざ~ん。
034下山前

葛城市クリーンセンターへの道です。
035下山

登り返しをしようと思い、谷方向へ。
036谷道

この辺は薄暗く湿った谷道なので何か珍しいものがありそうなところではありましたが、特になし。
これはオオサンショウソウですかねぇ。
葉っぱの先が尖っております。
037オオサンショウソウ

更に奥へと進むと、道ナシ。
この谷を進むか、尾根に登るか。
038谷上流

3時過ぎたので、少しもどって旧竹内街道から帰ることにいたしました。
終わりっ!

2022.02.11
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クモキリソウ 金剛山

予定どうりのクモキリソウです。
去年の秋にチェックしたやつです、多分。
冬には葉が無くなるので4月の初めごろには何もなかったのですが、5月に入って新葉を出してきました。
で今回見てみると、薄暗く日がほとんど射さない場所ですが花が咲いていました。

099クモキリソウ道   
下の方から咲き始めているようです。
上の方には蕾が数個付いています。
もう少し後の方が良い写真が撮れたかもしれませんなぁ。

全体を見るとこんな感じです。
花茎の高さは20cmほどだったと思います。
二枚の葉っぱと花茎は結構目立っているんですが、花はあるのかないのよく見ないとかわからんです。
が、咲いております。薄い緑色の花。

084クモキリソウ全体 
花序は総状花序です。

左が正面から見たところで右側は反対側に付いていて、裏面から見たところということになりますかな。

071クモキリソウ前後 
まず右側から見た写真で花の構成を見てみたいと思います。
え~、ご覧のとうりとなります。

091クモキリソウ横説 
側花弁と側顎片が逆のような気がしますが、これで正解らしいです。
側花弁は線形で長さが6-7mm、左右に各1、側顎片も長さは6-7mmで対になっています。
側顎片と背顎片は縁が巻き込んで細い管状になっています。
唇弁は幅が広く長さは5-6mmで中央に溝があり、反り返った形をしています。
蕊柱は長さ3mm程、黄色く丸い部分が花粉塊です。(矢印の少し下の部分)
花柄はねじれていて基部には苞が付いています。

次に正面から見てみたいと思います。
左右対称形です。

096クモキリソウ前説 
両手をひろげてっと言っております。
161bクモキリソウ道
この花は淡緑色でしたが、紫褐色や黒紫色の花もあるそうです。

葉は新緑の淡緑色です。
茎の下に2枚、広卵形で10-12cm縁は細かく波打っています。
葉だけでもクモキリソウだとわかる特徴ある葉です。

073クモキリソウ葉 
クモキリソウ ラン科 クモキリソウ属
多年草 草丈10-20cm
花期:6-8月
分布:北海道 本州 四国 九州 沖縄
生育環境:山地の林床


写真に撮ったクモキリソウは道ぶちのわかり易いところに生えている株ですが、他にもこの辺には数株以上生えているようです。
まだ花を付けていないものがありました。

022クモキリソウ二株 
近い将来、群生が見られることを期待したいと思います。
161クモキリソウ道

クモキリソウでした。

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二上山散策2

今回は雄岳の東方にある小さなピーク、鳶塚(とびづか)へ行ってみたいと思います。
前回と同じく万葉の森の駐車場から登ります。
岩屋から祐泉寺、そして鳥谷口古墳へとやってきました。
ここから鳶塚を目指したいと思います。

058散策2 
谷道です。
10月の台風の影響でこの辺もかなり道が崩れています。

060散策2 
橋がありますが渡っても渡らなくてもすぐ先で道は合流。
063散策2 
左の道は木でふさがれているので右です。
067散策2 
ここを右に行くと”ふたかみパーク”です。
今回は左へ。

068散策2 
この辺りからきつい坂になっていきます。
070散策2 
ながめ坂到着です。
プレートの下に何故かCD。
遠くから見たとき、この場所がわかり易いかもしれませんなぁ。

071散策2b 
ここはながめがよく休憩する人が多いようです。  
奈良側がよく見えます。
こんな景色です。

073散策2
小さな山の向こうがわに”ふたかみパーク”がかくれています。
その向こうに見えるのが橿原神宮や畝傍山です。

更に上り。
左へ行くと”であい坂”方面で右へ。
076散策2
下りです。
枯れ葉がいっぱいで足元滑りまくりです。
下りすぎて麓についてしまったらまずいぞと思いつつ歩いていたらほどなく分岐があり上りになりました。

077散策2 
道は間違ってなかったようです。

この辺はコシダが多いですなぁ。。
このコシダは日当たりが良い所が好きなようです。

079散策2 
岩の左を通って。
081散策2 
あっけなく頂上に着きました。
南の山が見えます。
手前が岩橋山、奥に葛城山、金剛山です。ご無沙汰してま~す。

086散策2 
この後少し戻って、雄岳の”であい坂”及び”おおせ坂”経由で帰りたいと思います。 

で、その前に。
前回、前々回、名前がわからない線形の葉を載せましたが判明しました。
セキショウのようです。
春に咲く湿生植物のサイトを見ていたら出てきました。
根や葉っぱの様子から間違いないと思います。
これ。

158セキショウ 
線形の葉の草は沢山あって区別が付きにくいですが、今この二上山にはえている4種を比較してみたいと思います。
この鳶塚への行きかえりに撮った写真です。

線形葉比較 
↑ クリック拡大。

アオミヤマカンスゲは3本の脈が目立っています。
凹凸が大きく、葉の断面はM形。
↓ アオミヤマカンスゲ

161アオミヤマカンスゲ 
キチジョウソウは主脈が目立ち、へこんだ感じの浅いV形。
↓ キチジョウソウ
152bキチジョウソウ 
シュンランは3本の脈が裏面に少し出っ張り、浅いU形の感じ。
↓ シュンラン
194シュンラン 
でこのセキショウはほぼ平滑で両端に主脈あるように見えます。
こうして見てみるとセキショウを特定するのは簡単かもしれません。

4種ともそれぞれの個性で細い葉が折れないような仕組みを持っているんですなぁ。

ということで、二上山散策2(鳥谷口古墳から鳶塚へ)終わりたいと思います。
これにて本年度の投稿は終わりです。多分。
来年もよろしくお願いいたします。 

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二上山散策

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