サワオトギリ他
前々回投稿の "オトギリかミソハギか" の答えを求めてまたこの場所にやってきたわけでございますが。
期待に反して花は咲いておらず、蕾さえ見当たらず、草丈伸びておらず、先月20日とほぼ同じ状態でした。....ハハハハッ..残念。
ということで今回のブログのテーマは予定を変更してサワオトギリにさせて頂きます。......ってなんでやねん。
撮った写真が多かったから。
え~、サワオトギリでございます。
オトギリソウと同属なのでよく似ております。
花は小さく径は10mm程度。
花弁やガクの黒点はオトギリソウに比べると少ないようです。
肉眼でははっきりとはわかりませんでした。
手前の花を拡大致します。
ガクの縁や花弁の先や縁に黒点がまばらに見えております。
花柱3個で、先がオレンジっぽい色になっております。
雄しべは5-7個の束が3束あります。
横から見ると何かが見えてくる。
と言うほどのことはございませんが、顎片に明点明線があることがわかります。
顎片の大きさは不揃いで、縁の黒点には有柄のものもあるようですが、写ってはいない。
花弁にも明点明線はあるようですが、この写真ではわかりづらいと思います。
葉っぱです。
対生。
倒卵形から長楕円形で長さ2-4cm、明点が多数あり縁には黒点があります。
全縁で円頭、基部くさび形、茎を抱かない。
基部は柄状に細くなっていきます。
裏面です。
裏面から見た方がわかり易いようです。
草丈は10-40cmです。
下の写真は40cmほどありましたが、倒れ込んでいました。
廻りの草をかき分けて撮りました。
自立できるほどのがっちりした茎ではなく頼りないものでした。
こちらは15cm程で、基部で枝わかれした茎がしっかり立っていました。
サワオトギリ
オトギリソウ科 オトギリソウ属
多年草。
草丈10-40cm
花期:7-8月
分布:北海道から九州。
生育環境:山地の水辺や湿地。
以上、サワオトギリでした。
このあとは他に見たものを載せておきます。
田んぼのオモダカ。
道端に咲いていたオトギリソウ。
オトギリソウの葉っぱ。
ウバユリ。
クサアジサイ。
ヤマトウバナ。
クリハラン。
ハグロソウ。
キツリフネ。
このキツリフネはねじれた感じで、葉っぱの上から花が出ていました。
これが例の ”オトギリかミソハギか” です。
葉腋から5mm程の何かが出ているものが2-3株見られましたが。枝分かれか花序か。
いずれにしても開花までは時間は掛かりそうです。
マツヨイグサ。
いつも見るのはしわくちゃの花ですが、これは綺麗に咲いていました。
ブッドレア。
外来種ですが山中でもよく見かけます。
トモエソウの蕾がありました。
今日あたり開花しているのかもしれないです。
キンミズヒキ。
イヌトウバナ。
良いにおいが漂っていました。
クサギの開花です。
オトコエシ。
ホタルブクロ。
ヒカゲノガズラ。
え~、この辺りから雨が降り始めました。
ウシタキソウの団体さんです。
小さいですが、よく見てみると白くて可憐な花です。
下山いたします。
まだ今年はキキョウを見てないなぁ。
民家の横で咲いたのを撮っときました。
帰りは30分ほど小雨に濡れましたが、あがって10分ほどでバス停に着きました。
雨が降っている間にもすぐそこで青空と太陽が出ており、道は乾いた状態でした。
蒸し暑かったですが、気温は打ち水効果で幾分かは下がったのだと思います。
雨と汗でびしゃびしゃになったので、Tシャツの着替えを持ってきていてよかったよかった。
おわりっ。
2023.08.03
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