兵庫県斎藤知事問題、どう見たらいい?
先日第3者委員会の調査結果報告がなされ、斎藤知事が記者会見を行い見解を述べました。また県議会も閉会されて一旦この「知事問題」も休戦となりましたので、私なりにこの問題についての個人的見解をまとめておこうと思います。
おそらく兵庫県外の一般市民は、テレビニュースや大手マスコミのWEBニュースしか見聞きしていない方が多いのではないかと推察します。
第三者委員会の報告を取り上げたニュースを見れば、「なーんだ、やっぱりパワハラはあったんじゃないか!」「元県民局長の告発は公益通報で、告発者探しは違法なんだ!」と受け取り、「斎藤知事のほうが悪い! 何らかの責任を取るべきだ!」と思われた方が多いかもしれません。
しかし実際に報告書を丁寧に読み解くと、かなり違った事実が見えてきます。
この問題に関しては資料となるデータ・映像が膨大であり、私の見解を先に述べるとそれこそマスコミの偏向報道と同じような印象操作をしてしまう恐れがありますので、今回は大手マスコミ(ほとんどすべてとも言ってよいマスコミが同じ論調であり、すでに多くの方が見聞きしていると思います)と別角度から見た映像・記事を取り上げることに主眼を置き、私の見解・コメントは次回以降とさせていただきたいと思います。
先に一言だけ言わせてもらえば、相も変わらずマスコミは偏向報道を続け、もはや害悪にしかならないということですが…。
それではまず大手マスコミ代表格読売新聞の短かな記事です。
①
斎藤知事、内部告発文書巡る「うそ八百」発言を撤回せず…「誹謗中傷性高い」繰り返す
多くの方が見聞きした類の内容ですね。ただ記事の中にある<斎藤氏は昨年3月27日の記者会見で「業務時間に『うそ八百』含めて、文書を作って流す行為は公務員として失格」などと発言>を覚えておいてください。
次は「第三者委員会報告書」を客観的に分析されている石黒弁護士の動画です。10数分ありますが、1.5倍速でも十分聞き取れると思います。マスコミの報道では取り上げなかった報告書の内容がわかります。
②
その次は増山誠県会議員の動画を2つ。確かに増山議員は斎藤知事支援派ですが、かなり客観的に分析されています。
やはり1.5倍速でもわかると思います。④は長いので①記事の< >部分と比較できる箇所(5.00~13.00)だけでも見られるとよいと思います。
③
④
最後に地元関テレの報道ですが、兵庫県民はどう見ているのか、アンケート結果を発表しています(確かにサンプル数は少ないですが、反斎藤サイドに立つマスコミでもこの数字しか出せなかったということでしょう)。
⑤
兵庫県民100人に聞いた『斎藤知事“続投”?“辞任”?』続投すべきが2/3超え 報告受け緊急調査
結構分量はありますが、斎藤知事に批判的な方も騙されたと思って、時間があるときご覧いただければ幸いです。
それでは先ほど述べた通り、私のコメントは次回以降とさせていただきます。