保護犬と暮らすということ
ゆいこさんが我が家に来てくれてから、3年目の春を迎えました。
先住犬しいちゃんを見送り、とおさんと二人、そして小さなロケットに入ったしいちゃんとで色々な場所に旅しました。
約2年間は、昼夜介護でどこにも三人で出かけられなかったから。。。
でも、でも、何かが足りない。
しいちゃんの存在感の大きさを、あらためて気付かされました。
まだ現役で仕事が出来るうちに、もう一度4本足さんと暮らしたい。
日に日に、その思いは強くなっていきました。
そして、縁あってゆいこさんと暮らすことになり、楽しく笑顔のある毎日を過ごさせてもらっています。
以前にも書きましたが、大人の犬の順応性の高さには驚かされます。
そして、毎日毎日「ゆいこさんといっしょで嬉しいわ~」「ゆいこさん、ほんまに可愛いね~」言い続けていると・・・
日を追って、信頼を置いてくれるようになり、こちらの話を一生懸命理解しようとします。
でも、保護されるまでに、おそらく言い尽くせないほどの怖い思いや、理解不能な場面に出会ってきたのですもの。
始めのうちは、「この人達、本当に信用できるの?」という感じ。。。
それは人間関係でも同じことが言えますよね。
なので、「とおさんとかあさんは絶対、絶対、ゆいこさんが困るようなことは金輪際しないから!」
「ゆいこさんがあんまり好きちゃう歯磨きや病院も、ゆいこさんの為を思ってすることやから分かってな」
「ゆいこさんには長生きしてもらわな、とおさんとかあさんが寂しくなるからね」などなど話しかけていると。。。
最近、「ふ~ん」「うん!」とお返事してくれるようになりました。
おそらく4本足さんと暮らしている方は、同じような経験をされているのではないでしょうか?
保護犬と暮らす!
そんな風に構えるものでも無くて、大切に思う気持ちがあれば、自然と「家族」になっていくように感じています。
ゆいこさんと過ごせる毎日を大切に、自分だけの家族を探す子達のお手伝いが、少しでも出来ればと思っています。