Run! Ride! Drive!

帰国の月曜日は昼に食べ過ぎて夜はお菓子でごまかしました。なんかずっと体調も悪いし心も整っていない気がするので自分でごはん作ろう！




火曜日



水曜日



木曜日


三日続けて自炊したら心も身体も整ったようですこぶる元気になりました。


そして今朝は４時前に起きてJAPANの応援





具ーくん行ったれい！





というわけで後半モタモタして追い詰められましたがそれまでの貯金が効いて勝利、貴重な勝ち点４を獲得し準々決勝進出まであと一勝です！流大の負傷により急遽先発となった斎藤くん、守備に攻撃によーく頑張りました。





ニッポンの夜明けじゃ！

本編は終わりましたが、家に帰るまでが遠足と申しますのでもうしばらくお付き合いを




二時間遅れで無事関空に到着し、リムジンバスでハービス前まで。家に帰るまで我慢できずハービスプラザ内にある「そじ坊」さんでお出汁の宴敢行します！











平日のお昼時に注文しすぎたのか店員さんが苦笑しつつ広めの席に移動させてもらい一気に平らげました。世は満足じゃ！







家に帰るとお土産を広げるのも億劫ですがなんとかmaison Adamのマカロンだけ開けて旅の余韻に浸りつつ、早く夜になれ～！眠い～

いよいよ今日が今回の旅最終日。まあ明日もあるんですが明日は飛行機乗って帰るだけなので今日一日たっぷり楽しみ尽くす所存でございます！





アヴィニョンから下道で２時間弱、やってきたのはSaint-Remy-de-Provence。ここも城壁に囲われた町のようです。





城壁の外側に車を停めて中に入っていくとわが敬愛するセバスチャン・チャバールのお店「Ruck Field」があるじゃござんせんか。





すぐそばには気になるレストランが、でも当然まだ開いていないので先を進みます。





この町も真ん中に教会があります。もうお約束ですね。





公園のプラタナスの木のそばに何かある・・・





ゴッホ、そうかここはゴッホ所縁の町だった。









なんだか可愛らしいお店が並んでいます







民家にはなぜか蝉が





おっここにもゴッホ







通りを歩けばゴッホ






古い建物の脇にもゴッホ。





ゴッホ





ゴッホ





わかったわかった、ほなとことんつきおーてやろうじゃないの！





どうやら足元のこの鋲をたどって行けばかつてゴッホが入院していた精神病院にたどり着くようです







ゴッホの描いた風景とセットで楽しめるようになっています。これって１９世紀の風景が今でも残っているということで、考えたら凄いことです。













ゴッホとは関係ありませんがこのようなものもありまして、ちょうどそこから道を逸れて病院に向かうようになっています。



















町から３０分ほど歩いて精神病院に到着しました





































病院内の教会・・・もとは教会があって病院を開設したのかもしれませんが







怪しく揺れるステンドグラスの影





何を祈る





いよいよ病院内部に侵入









院隠滅滅とします。こんなところで暮らしたら治るものも治らんのじゃなかろうか？






こちらがゴッホの部屋、病室というよりアトリエにようです。





絵とは少し違うようで





この部屋は・・・？





お風呂？それとも拷問部屋？





病院らしく薬瓶などが収納されています







狂気の画家と言われますが、文字通りの意味だったのかもしれません。





さ、街の戻ろう





ゲート前のお店でサクサクしたのをお買い上げ、お嫁ちゃんが買い物してる隙につまみ食い。









よおく歩いてお腹が空いたのでランチ会場を探索します











探すとなかなか見つからない





よし、初志貫徹で最初に見つけたここ「Les Cocottes」にしよう！






店内にするか外にするか問われ雰囲気にあるテラス席に決定





先付け？とは呼ばないでしょうが、出されたのがガスパチョ、食欲をそそります。





ラムはお嫁ちゃんでも食べられる臭みのないもの、味もよろしおす。





サーモンは半生でしっとり。ソースともポレンタのようなのともよく合います。







そしてこの店に惹かれた理由の店頭に並んでいたスウィーツ、僕はパヴァロワ、お嫁ちゃんは盛り合わせ。けっこうなお点前です。









サンレミドプロヴァンスはとても可愛く美味しい町でした。名残り惜しゅうございますがそろそろお暇いたします。





ナビがしきりと「モーセール」と呼ぶ街「マルセイユ」で車を返し（ぶつけたドアミラーは不問にﾎｯ）、シャルルドゴール行きの特急列車に乗り込み荷物を僕の後ろに格納。これで安心。なにせ、電車では片時も荷物から目を離す出ないとのお嫁ちゃんの指令ですので。





いざ出発進行ー！





ってなんで後ろ向きなん？おかげでゲロゲロゲロンパになりそうでしたが無理やり後ろを向いて対抗しなんとかパリ到着・・・ふう～









ターミナル３隣接のノボテルに着いた頃には疲労困憊でしたが何か食べておこうと期待もせずにホテルのレストランへ。そしたらここが思いのほかまともな料理を出してくれ、特にこのパンは絶品でした。やるやんノボテル！





というわけで18日間にわたるフランスワールドカップ紀行もこれでおしまい。お付き合いいただきまことにありがとうございました。メルシーボークウー

今朝は肌寒かったので今日はこの旅で初めて長いのを履いてきました





でも日が昇るにつれて暑くなり、NHKサンデースポーツの取材前に一旦宿に戻って着替えようと例のゲートまで来たところで黒塗りのバンに乗った運転手に声をかけられます。「すわっ！強盗か！？」と身構えるも、なんとちょうどやってきたNHKの取材班でした。





仕方ないのでそのまま撮影開始





いろんな注文に応えて何度も小芝居にようなこともして撮影完了。24日放送だそうです・・・観られへんやん





ともあれ用事が終わったので宿に戻り着替えを済ませ、ついでにウ〇コも出してスッキリ。街の戻ってお嫁ちゃんと合流。快晴のアヴィニョン観光後編の始まりはじまり～





宮殿後方の丘に登ると街の全貌が望めます





午前中訪れた「中途半端に壊された橋」も眼下に。しかし、お嫁ちゃんがそう呼ぶから僕も従ってるけど、この「中途半端に壊された橋」って正式名称なのでしょうか？





ぷーちゃんが「気にすんな」というのでそのまま追求しないことにしておきます。





川の向こうにもお城というか砦があります。向こうとこっちで争っていたのでしょうか？





丘の上に池に面したカフェがあったのでしばし休憩





今日は運転しないので昼間っからビールじゃビールじゃ！





短パンに着替えたのでスーパーリラックス体制、何ならこのまま飲んだくれてもいいんですが、そうはお嫁ちゃんが卸してくれないのであって、少し休憩したら活動再開。





丘から少し下ると宮殿前の広場が見渡せます









どっちが偉いのかな？金ぴかの像の下には磔にされたイエスキリスト





宮殿に別れを告げて別の通りから宿に戻ります。





これがメインストリートの駅へ向かう道





立派な建物は博物館か大学施設か・・・？





少し裏道に入ると雰囲気が怪しくなります





それでも歴史は歴史





ここは元は貧しい人たちを収容する施設だったそうですが、今でも人が暮らしているようです。その人たちもやはり貧しいのかな？





水路沿いには水車がいくつもありますが、いずれも機能を失っております。





中には朽ちかけているものも。事程左様に古いものを維持していくのは大変なようで。





帰り道にあったパブで「あとでラグビー観に来るわー」と言ったものの、宿のテレビをつけたらやっていたので約束を違えてテレビ観戦、すまんすまん。





互いにミスの応酬で雑な試合ながらアルゼンチンが地力の違いを見せつけサモアに辛勝。ライバルたちの戦いを見届け、下見してあったお店でディナーです。





お店はこちら「Arlequins」さん。電話予約時にテラスならということで実際にテラスに通されましたが風の冷たさに震えていると店内にむりくり席を作ってくれました。昨日に引き続き今日も良いお店を引き当てたかも？





前菜の何かをエスプーマしてベーコンと卵をのっけたの。ふんわり食感と意外な旨味。なかなかのスターターです。





今日はフランス最後のまともなディナーなので奮発して前菜をもう一つ。トマトピューレのベッドに浮かぶのは何かのペースト。レバーのような食感ですが臭みはありません。なんとお嫁ちゃんも美味しい美味しいと食べていました。





メインのひとつはビーフ、ここはフランスミディアムレアと注文するとキチンとミディアムレアで出てきます。やや甘めのソースによく合います。





もうひとつはスズキのポワレ。これが皮目パリッパリで身がふんわり、臭みナッスィンで旨味濃厚。ベストオブベストスズキさんです。ボリュームもいいね、





デザートのイチジクも素晴らしい。





カフェラテも素晴らしい。デミでないのも嬉しい。





これで１０２ユーロ（16,000円くらい）なら納得です。





アヴィニョンは遺跡と現代がせめぎ合う、しかし美味しい街でした。

一夜明けると外は快晴、今日はNHKサンデースポーツの取材が入っているので午前と午後の二部構成でお送りいたします。ナンノコッチャ





昨日見かけたガチャピンは常設マルシェでした。マルシェ偏愛者としては覘いていかねばなるまい？

























今回は同じところに１泊２泊しかしないので無理でしたが、いつか１週間くらい同じ町に滞在してこういう食材買ってアパルトマンで両氏して食べたい。そう「暮らすように旅」をしたいのです。ふだんは「旅するように暮らし」ていますが・・・





朝っぱらから飲んだくれる地元民を横目に観光に行こう！






綺麗な青空、昨日の何もかもグレーなのとは打って変わって、何もかもが美しく映ります。




天を衝く鐘楼





教皇宮殿





その裏の小径





佇むぷーちゃん





谷間を抜けると・・・





ドーン！これが宮殿の表玄関





宮殿見学をあとにしてもう少し街を散策します







からくり時計ならぬからくり鐘





市庁舎





劇場





そしてフランス銀行アヴィニョン支店と回って、満を持して宮殿潜入ー！





入るとすぐに通されたのが中庭に設営された観客席とステージ、オペラでも上演するのでしょうか？













しかし内部は見るべきものがあまりありません







思うにこれは数々の侵略の際に調度品や装飾品が根こそぎ収奪されたのではあるまいか？それで持ち出せない壁画だけが残ったという。





そんなことも屋上に出て青空を見ればどうでもよくなります















うーん気持ちがいい





お、あれは「中途半端に壊された橋」か、では行ってみよう！









石造りの橋は橋脚も石を積み上げて作られています





なので橋の内部ももちろん石だらけ





そしてこちらも内容物は持ち去られております









美しい空にキチャナイ水。ローヌ川ってこんなに濁ってるんですね。





随分日が高く昇ってまいりました





ぷーちゃんが呼んでるのでそろそろ街に戻るか





また来ようね





取材まであと１時間、そろそろブランチにしましょ





市庁舎近くのカフェにて





人は食べるものによって出来ているというから僕もそろそろフランス人になれたかしら？

ルシヨンからエクスアンプロヴァンスを右にマルセイユを左に見つつさらに西に進み城壁の街アヴィニョンにやってまいりました。ここでひと悶着。今回宿泊するアパルトマンからの案内が不明瞭でゲートの入り方が分からず、ちょうど出て来た車のあとに「今だ！」と忍び込んだは良いものの指定された駐車番号がありません。電話をするとかけつけた大家さんによるとひとつ手前のゲートに入るべきだったらしく、大家さんもこちらのゲートのカギを持っておらず、誰かが出入りするのをひたすら待つようにとのこと。んなアホな！





たまたま入ってきた学生らしき女性にお願いしてなんとか脱出成功。所定の位置に車を停めて無事部屋にも入室完了。ふぅ～・・・　ちょっと休憩して、では街に繰り出しましょ！





城壁の外側は新市街





内側は旧市街





内外格差を感じつつ、街の中心から放射線状に伸びる道を遡ってゆきます。





数百年の風雪に耐えた建物ですが・・・





こんな穴ぼこや亀裂が放置されています。自信のない国だから良いようなもの、しかし虫も鳥も入り放題ですなこりゃ。。





車止めに護られたエリアに入ると現れたのが、ガチャピン？ムック？なんかそんな様相を呈する建物。





おどろおどろしくて入る気にならないのでスルーします





街の真ん中にはお約束の教会





その奥にはドデカい建物が





このあたり元は丘だったんでしょうね。その岩盤を削って立てたのは教皇宮殿、今でいうバチカン宮殿のようなものです。１４世紀頃は教皇（現在の法王さん？）はここに住んでいたようです。





表側に出ると博物館





こちらはテアトル、劇場です。今日は何もやってないみたい。





そしてフランス人大好きなメリーゴーラウンド、トゥールーズにもありましたね。









「中途半端に壊された橋」は観覧時間終了まで１０分ありましたが入場を断られました。日本人のスピード観光を過小評価するんじゃない！





そんなこんなで灯ともし頃になりせっかくなので城壁内で何か美味しいものを食べて帰ろうとわが嗅覚を全面開放し探索。端から戻る途中にあった「町の中心から少し離れた場所にあるこじんまりとした個人店」という基準に合致したこちら「Le46」に決定ー！見るからに美味しそうでしょ？それにアジア人客の要望ににこやかに応えていたのも好印象だったんです。西欧ではあからさまにアジア人差別するところもあるからね。これは重要ポイントです。





まずは何はともあれビールを注文するとあれ嬉しいアテにオリーブを持ってきてくれました。ほらやっぱりいいお店。





つきだしにはクリームチーズ





人心地ついて店内を見るとなかなかゆったりとしたレイアウト。隣の気配を感じつつも気にならないという絶妙な配置です。





前菜はエスカルゴは上品な味付け





メインがドーン！大急ぎで赤ワイン追加。





お嫁ちゃんのはシーフードのグリルがクリームソースのかかったタリアテッレに乗っかっています。このムール貝やマテ貝、そして海老の火の通り加減が絶妙で素材の旨味と甘みが存分に引き出されています。





僕は豚肉、こちらも火加減よろしく豚の旨味とジューシーさを存分に楽しめます。





デザートはババ・オ・ラム





お嫁ちゃんはコーヒーにデザート盛り合わせ、断然こっちの方がお得です。





幸せな気分でお腹をさすりつつ夜の街をアパルトマンに向けて歩きます





市庁舎も夜になると一段と美しい





「め」？





「めちゃうま」というラーメン屋さんでした。しかし一杯2千円以上もするラーメンなんて畏れ多くて食べれません。。






というわけで長い一日が更けてまいりました。どなたさまもごきげんよう。おやすみなさい

今回のレンタカーにもスマホ直結できるモニターが供えられています。これとても便利でフランスにいながらにして普段聞いている音楽も聴けるしマップのナビ機能も日本語音声付きで利用できます。地名が出鱈目やったりもしますがそれはご愛敬ということで。





快適なドライブは方向が分かって初めて可能になります。以前ヨーロッパを車で巡った際には大雑把な地図が頼りだったので目的の町に入るたびに２時間くらい迷ってしまい夫婦喧嘩のタネとなっておりました。今回は快適です。





快適なドライブでやってきたのはリル・シュル・ラ・ソリュギュという街。ちょうどマルシェをやっていますね。ま、それが目的でやってきたのですが。。







どこか一か所の広場でやるんではなしに街のあちこちで屋台を出すスタイルのようです。







街の真ん中を川が流れ潤いを与えています





水がきれいなので自然と人たちが川の周りに集まってきます





集まってくるのは人だけではないようで









大きな水車がいくつかありますが役割は終えているようです





小腹がすいたので狭めの広場（？）に面したカフェでガレットをいただきます





うん、なかなか美味しいしフランスに来てる感が良き。こういうのが大好きなお嫁ちゃんも満足そう。









骨董屋さんの前には機械部品を再利用した馬？牛？が展示されていますが、せっかくの力作なのでもっときれいなところに置けばよいのに。。





ということでリル・シュル・ア・ソルギュはイギリスコッツウォルズ地方のボートンオンザウォーターを少し庶民的にしたような街でした。次行こう！





かなり郊外にあるルシヨンは赤土の町。なんせ地面を掘ったらすべて赤土。それを利用した家が並ぶ要塞のような所です。









公共パーキングに車を停めて歩いていくと階段があり、どうやらそこから町に入っていくようです。





ここがどうやら町の中心地







古くなるにつれ赤土が黄色く退色していくようです





ヨーロッパの町には必ずある教会





町の規模に応じて大きさも装飾も質素になるようで







鐘楼も金属むき出し







町のてっぺんに出てみるとここが丘の上にあることがよくわかります





これだけ浸食されていて町自体がなくなったりせんねやろか？





ふと見る風景がすべて美しい







家の壁につたわる葡萄もたわわに実り一幅の絵画のようです





教会前に戻り小さなカフェテラスで一服





プーちゃんもお疲れのようなので今夜の宿にそろそろ移動しましょかね～

日も暮れかけ晩ごはんの時間ですが昨日のサイゼリアの劣位互換のようなのでは虚しいので町中のスーパーでお総菜を買ってまいりました。





これで５０ユーロ超、昨日の飲み食い放題より高いやん！





までも夫婦水入らずなのでのんびり





お土産用に買ったジンを飲むか否かさんざん迷った挙句に開けてしまいましたとさ

今日も南仏の美しい村を巡ります





その前にしっかり腹ごしらえ









朝ごはんはフランスらしく質素ですが、パンさえ美味しければなんとでもなります。





荷物を車に積み込んでトゥレット・シュル・ルーの街へ





街というかここはエズのような城砦都市、山のてっぺんに教会がありそれを取り巻くように、山肌にへばりつくように家が建てられています。

















こんな建物の凹みまで利用してテーブルが設られています。









外側の街に出ると景色がぱっと開けます









美味しそうなイチヂクですが焼物です











強い陽射しと喉の渇きに必要なのはパラソルと…





冷たい飲み物、ビールか冷えた白ワイン飲みたいところですがグッと我慢。でもこのジュース美味しかった。





ところ変わってこちらはサン・ポール・ドゥ・ヴァンスざんす





ムックのようなガチャピンのような建物





この街も狭い通りにビッチリと













山の頂上にある教会





小さいながら荘厳な空気











プロップ？





美術館の三階に誇らしげにはためく洗濯物、ここはスパッカナポリか？











フランスの美しい村、堪能した！





カンヌ近くの海べりのリゾート施設を苦労して探し当て辿り着くもまたしてもチェックイン時刻に阻まれ…





こうなったら飲むしかないやないかい





ディナーの時間になりレストランに行くと





22ユーロで食べ飲み放題。ワインは蛇口から好きなだけ注ぐことが出来ます。しかしクオリティーはサイゼリアに完敗！



南無

昨日のイングランド戦で今回のW杯観戦はおしまい、ここからは純然たる観光旅行が始まります。





空港でレンタカーを受け取っていざ





まずやって来たのは10数年前にも訪れたマルク・シャガール美術館。僕の一番好きな画家さんです。





この下手ウマな絵と独特の色使いが特徴です。













前回観たのと違う絵も多く、もしかしたらよその美術館にレンタルしてるのかも？







カフェで虫やしないして次に向かいましょ





一旦ニースの中心地に戻ります







シャガール美術館でもここでもたくさんの日本人を見かけます。だいたい日本人の行くところって共通してるんでしょうか。芸人のしんやがいたのでしばし談笑。いつまでいるのか聞くと「JAPANがいる限りこっちにいます！」と力強く宣言したので「ほなあとは任せた」と丸投げしときました。







ジャパンジャージを着てるからか周りの人達が昨日の試合の話をしきりにしておられ、中には「Good Game」と話しかけてくる人も。勝った側に「Good」と言われるとなんかさだかモヤモヤします。





日差しが強く夏の陽気で泳いでいる人もたくさん





ぷーちゃんと一緒に行った（行っただけで入ってはいません）ホテルネグレスコを遠くから望み、ニース感傷旅行はそろそろおしまい。





さ、次つぎ！





ニースから西に少し走ったLes-Collettesにあるルノワール美術館





石造りの堅牢な建物





窓からの景色も美しい











印象派のイメージが強いルノワールですが、初期の頃のデッサンも展示してありさまざまな技法を経て印象派に行き着いたのでしょう。





ルノワールが生けたわけではないでしょうが、壁に伝わる枝まで美しい。







ルノワールの呼吸まで感じて今夜のお宿にまいります





La-Colle-sue-Loupという街道沿いの小さな村はメインストリートがわずか100mほど、教会がひとつ、バーが五、六軒の鄙びた村。





小さな教会も質素です





宿まで辿り着きましたがチェックインまで二時間、この小さな村でどう過ごせと？しかも空から大粒の雨が降って来て、バーのテラスに緊急避難。なんとかやり過ごしました。





駐車場がなく下の通りに車を停めたので今晩必要な物だけバックパックに詰め込んで、チェックイン時刻ちょうどにノックノック。人懐こそうなお兄さんが現れ入室を許され中に入ると…





ドドーン！とフルサイズのプールテーブルが！





メゾネットになっていて居住スペースは屋根裏にあります。





通りにある店をすべて検分（五、六軒ですぐね）してイタリア料理店に決定。





ワインは250cc、500cc、1Lの三択なので中庸を尊ぶ日本人として当然の500cc。デキャンタで出て来ましたがなんとなくサイゼリアっぽい？





海老料理、シーフードフライ、カルボナーラ注文して足らなければピザに突入という作戦も一気に運ばれた三皿のボリュームを見て撃沈。それでもなんとか美味しく平らげました。







昼の陽射しと夜の陰。陰翳礼讃とは南仏のことか？

乾坤一擲の大勝負、イングランドとはこれまで10回戦って全敗。でもここをターゲットに研鑽を積んできたJAPAN、なんとかしてくれるはず！





会場へのアクセスだけで選んだホテルイビスバジェットはエアコンの効きが悪くカフェもなくおまけに少しへんな匂いがします。そんな劣悪な環境なので遠慮なく部屋で着付けさせていただき、路面電車で会場のStade de Niceへ。






トゥールーズよりいっそう華やかなのはニースという土地柄か、はたまた王国イングランドの為せる技か？





蹴散らしてやれ！





何故か二社連続で日本テレビに取材され少し嫌味を言ったので使われるか分かりません。





カテゴリーAなのにデッドボールラインの外





椅子に日の丸？ニースは日本贔屓か？








前半は素早く前に出るディフェンスとゴリゴリ当たりに行くフィジカルバトル、スクラムもほぼ互角で良い勝負。後半残り20分でジョー・マーラーの顔面セーフでトライを奪われた所からパニックに陥ったのか三連続トライでボーナスポイントまで献上して敗戦。





しかも僕らのマシレワが前半開始早々に負傷交代、瀬戸際に追い込まれましたが、あと二つ勝てば良いねん！

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
⇒パスワード入力

今回は時差ボケが全くなくよく眠れます。昨夜も9時間寝て、でもかわり腰の痛いこと。足が痛いと着付けで立ちっぱなしが辛いんですが、今日はいよいよJAPANの初戦。そんなら弱音は吹き飛ばして張り切ってまいりましょ！





もちろんJAPANジャージで





背中には今のチームスローガンである『OUR TEAM』1時間50分の対策です。





どうせなら人通りの多い道を行こうとロータリー方向へ





するといきなり出くわしたのは日本ラグビーフットボール協会の土田会長と岩渕専務理事。「今日はJAPANですか！」って開幕戦の観てたのね？ここぞとばかりに『JAPANのジャージはもっもシンプルなのにしてください』とお願いしときました





そしてこちらはディフェンスコーチよイアン・ミッチェルさん、何してんの試合前にこんなとこで。さては次の契約交渉でもしてたか？この大会後はイングランド女子チームのヘッドコーチをするって報道されてたけど、ラグビー界では契約書なんてただの紙切れ。現に日本協会が狙ってるのは四年後までオーストラリア協会と契約の残っているエディージョーンズ。何があるかわかりまへんえ〜





あんまりしつこくしてもいけないのでこの辺で協会の重鎮たちと別れスタジアムに向かいましょ。したらいきなり可愛い坊やが出現。おいておいでーなんならウチの子になるかーなどと言ってると不穏な空気を察知したのか逃げられました。





やっぱり僕にはオッサンが合うようです













市庁舎周りにはたくさん人が集まっていて





ピエロの団体様もスタジアムまで行進するのだそう。脚挫いたりせんのやろか、ワシ心配…





僕の向かって右側の方は札幌山の手高校の先生でリーチマイケルの日本のお父さんと言われてる方。応援きたはんねや〜、そらリーチも頑張るわな！





意外にと言っては失礼ですがチリ人もたくさん見かけます。初出場やもんなあ嬉しいやろなあ。。







涼しかったトゥールーズもガロンヌ川に差し掛かる頃には夏の陽気に。





ポンヌフ… うん？





赤いピチョンくん？早まったらあかんえー！





遠回りをしてファンゾーンの方へ行くとやた、厳しいお姉さんにお嫁ちゃんが持っていたペットボトルの水をすべて取り上げられてしまいました。500cc以下はオッケーなんちゃうん？





ホテルから1時間ちょいでゲート到着、開門時刻ほとうに過ぎているのにこの混雑は例の荷物チェック。僕も危うく勝ったばかりのスミレの飴ちゃんを取り上げられそうになりましたがそんなことで手渡すような甘ちゃんじゃあらせんのです。「飴ちゃんやん！さっきそこの土産物屋でこーた飴ちゃんやん！」と執拗に抗議すると偉いさんがやってきて「通したれ」って。せやろ？初めからそうせんかいな、地元名物捨てさせたらアンタらタダで済まんでプンプン





までも入ってしまえばこっちのもの、サンドニよりかほ上手くオペレーションされているブースでビールと水を手に入れてニッコリ





気分をよくしてクラシックなシトロエンとパチリ





合気道着姿の気合い入った人ともパチリ。なんでもオリンピック8大会連続観戦中の強者だとか。自分から写真撮ってください言うたのいつぶりやろか？





ビールの追加も買えたので落ち着いて試合を観ましょ…





としたら席を間違えててアセアセ、スマンスマン。でもそのおかげで周りの人とも仲良くなれたので結果オーライ。そんなこんなでキックオフ、するとチリ代表の勢いが凄くてそれを大声の声援や歌でサポートするチリ人達。それに押されたのか相手のカットアウトにディラン・ライリーがミスタックル、そこからキック、オフロードで繋がれチリにW杯初トライを献上。まあオモテナシはそれくらいにしてドンドン行ったれよー！とニッポンチャチャチャで対抗するも圧倒的な声量の差になす術なくグラウンド内外とも押され気味。





ようやくゴール前まで漕ぎつけて大外にキックパス… でもナイカブラのノッコンでトライならず。





ならば今度はスクラムからということで流のフェイントから突っ込む、突っ込む！最後はアマト・ファカタバが突っ込んで、トラーイ！！！





後半も同じような展開で1非トライ後に3トライ、ゴールを全部決めて42-12で勝ち点5獲得。初戦としてはパーフェクトな結果ながら戦い方がこれで良いのかという疑問符の残る試合でした。でもたぶん彼らはこの試合を見てるんじゃなくプール戦を通じた戦い方をしてるんやろうとも思う。ペナルティでゴールを一切狙わないのも自陣から強硬策に出たのも次のイングランド戦に向けて見せたくない何かがあるんでしょう。そう期待しておくことにいてしましょ。





POMはこの日2トライのファカタバ。JAPAN初選出がついこないだでも今ではキープレイヤー。8年前のアマナキレレイマフィを思い出します。





試合後おもむろに流れてきた乾杯、ロンドンからやって来た隣の若夫婦と大声で合唱。たのしい試合を締めくくりました。





謎の負傷でギブス姿のジェイミー、お大事にね。





歩いて街中に戻りシャワーを済ませ近くのタパスバーで晩ごはん、ハーゲンダッツでコーヒー飲んだら1日の体力が尽きました。今日はパブにも寄らず早く眠ります。

昨夜は日付が変わってからホテル帰着、シャワー浴びて荷造りしてたら時刻は１時半、それから急いで眠りについてあっという間に６時、起床の時間です。ささっと支度を終えてホテルを出るとむわっとした空気に包まれます。でも空港の隣に宿をとったのですぐに空調の効いた空港施設内へ。お嫁ちゃんナイス選択！





国内線で1時間と20分くらい、南仏の街トゥールーズにやってまいりました。





空港か、バスに乗って市街地へ





二泊予定のHotel de France は中心地にあります。まだ朝の9時半、チェックインまで散策して過ごそうと荷物だけ預かってもらいます。





例によって手当たり次第に写真を撮ってしまい収拾がつきません











ホテルを出てすぐのところにあるロータリーにはメリーゴーランドや噴水があり市民の憩いの広場になっています







市庁舎前ではマルシェ開催中

























あーマルシェは楽しいなあ












でも肝心な市庁舎はなにか催しがあるのか立ち入り禁止





地図を見るとトゥールーズの街ってガロン川とミディ運河に囲まれた狭い範囲に見所がかたまってるようです。ならば歩こう！







市庁舎の反対側はもっと広いスペースがあって何やら準備中です







フランスはこういうのもお洒落ですね、1枚パチって帰りたいくらい。。





窓にはためくフランスラグビーの旗





昨日は勝って良かったね





通りの向こうに見えるのがジャコバン教会







立派な建物ですが窓が少なく監獄の様でもあります





でも中に入ると荘厳な空気





当節流行のプロジェクションマッピングなんかではもちろんなく、ステンドグラスを通した日の光が柱に当たって煌びやかな模様を映し出しています。











中庭に面した廊下の奥ではエキシビション開催中











オペラの衣装や大道具小道具が所狭しと並べられています































なかやか見応えありました









二姉妹という名のたこ焼き屋がありますが4個800円もするタコ焼きなんか畏れ多くて食えるかい







ガロン川に出るとおーこれがポンヌフ（新橋）。新橋ですが例によって街で一番古い橋だそうです。





川の向こうにW杯の目印が、明日はあそこから行けば良いのかな？







Maison du Pastel、パステルって藍のことやったんですね。高いので何も買わずに退散。





そろそ、お腹も空いてきたのでサロンドテに入りましょ。ここはトゥールーズ在住マーさんお勧めの「Patisserie Conte」







イートインは12時からですが入れてもらえました。





キッシュロレーヌとキッシュパリジェンヌが絶品、お店の女の子も一所懸命に接客してくれてとても可愛い。良い店だ！





古地図？


















これ飲めるんかな…… やめとこ





ジブリの森にありそうな木製遊具は現役です













ホテルのそばの常設マルシェを覗いてようやくチェックイン、エアコンの効きが悪く長居できないのでまた街に出ます。





お土産物屋さんに入り込んで出てこないお嫁ちゃんを待ってるとW杯サポーターガイドを貰いました。が、そのあと通りがかった日本人夫婦にファンゾーンの場所を訊かれて当然分からないので貰ったばかりのガイドをあげてしまいました。親切というよりめんどくさかったのです。





夏時間のフランスは６時過ぎでもまだまだ明るくお店も空いています。今のうちに晩ごはん食べてその後はパブでラグビー観ようと、またまたマーさんお勧めの「Maison Samaran」ホテルの並びにあります。





まずは何はともあれ冷たいビール





一気に飲み干しお次は赤ワインをグラスで。こっちに来て良いことの一つはグラスワインが美味しくしかも量がたっぷりなこと。日本でグラスワインなんか頼んだらグラスの底にちょびっと垂らしただけのが出てくるのでどうしてもおしいただく感じになりますが、フランスでそんなことする店があっても誰も見向きもしないんじゃなかろうか？量は質を凌駕するのだ、わかっとるか日本の洋食屋！





そして前菜のマンチェダチーズを頼んだらこの量、しかもパンも大量… 多いにも程度というものが。。





鴨のコンフィはニンニクが効いて美味しい。でも例によって焼き過ぎ。





鴨肉のハンバーガー、マーさんが『食ってみろ、飛ぶぞ！！』と書いていたので食って見ました。





無事、飛ばせていただきました。これは美味しい。





お腹も膨れたので並びにある「Pub O’Clock」へ。日の丸ご掲げられた下のせきでまずはオーストラリア・ジョージア戦視聴。あまり華々しくは無いけど着実に得点を上げたオーストラリアの勝利。それより最後までアグレッシブに戦い続けたジョージアに感銘を受けました。もうティア制度なんて要らんのんちゃう？





席を移していよいよイングランド・アルゼンチン因縁の対決…と思いきや1時間間違っていて余計にビールを飲むハメになりました。





試合開始早々にトムカリーがレッドカードで14人になったイングランドが戦い方をガラッと変え、中盤でのコンタクトを極力減らして敵陣に入りドロップゴール三連発で逆転。その後も着実にPGで得点を刻んでゆき終わってみれば完勝。こんな戦い方もあるとも言えるけど、そんな戦い方をスクランブルで皆が意思を共有して遂行できるのが強豪国たる所以。これでファレル！ヴニポラに続きトムカリーまで次に当たるJAPAN戦には出れなくなりましたが、その３人がいなくても、14人になってもこんな勝負ができるイングランド、侮れん！





試合後は腹ごなしに市庁舎ライトアップ鑑賞





ベストショットを求めてカニ歩きしてたら柵の脚に指をぶつけておお痛い！





たぶん折れてますが僕は元気です

シャルルドゴール空港ターミナル3のすぐ前にホテルを取り空港併設のマークス&スペンサーで晩ごはんを買ってホテルに籠り、さあ旅行初夜を楽しもうとテーブルセットをした途端にお嫁ちゃんの体力が尽き一人でもしゃもしゃバゲットサンドなどを喉に押し込んで僕もそろそろ寝ようかな？





機内であまり眠れなかったのが功を奏し、たっぷり８時間の惰眠を貪りました。便の出もすこぶるよく窓の外は青空。これは素晴らしい旅の始まりです。お昼前になって何か食べておこうと空港施設内に入ったもののマクドナルドのビッグマックセットが1,700円もします。







W杯を盛り上がるものがあまりなく、土産物屋の一角にかろうじて申し訳程度に記念品が並べられています。でめ何もかもが高くて何も買わずにT3へ舞い戻り、昨日のマークス＆スペンサーでバゲット（€1.3）とハム、ビールなどを買って部屋で食べましょ。ご当地グルメは南仏に行ってからにします。





昼食後しばし昼寝をして午後3時、そろそろ出かけましょうか。ホテルからはPER3号線でLa Plaine Stade de Franceまでは一本、手軽な移動かと思いきや超満員！乗れるのかと思うもお嫁ちゃんの「乗れる乗れるー！」の言葉に押され身体を押し込みなんとか乗車。ところがこの次の駅でも大勢の人が無理矢理乗り込んできたために40年くらい前の御堂筋線の様相を呈しております。エアコンの効きもすこずる悪く流れる汗を拭うにも両手が塞がっていて為されるがまま状態。こうなると周りの人達全員がスリに見えてきてポケット辺りに全神経集中させ警戒します。

ところが途中から何故か駅をすっ飛ばしていき、僕らが降りるはずだったところを全速力で通り過ぎた時には其処彼処から悲鳴のような声が。結局Paris Nord駅まで連れてこられました。どうやら満車状態なので人を乗せるより早く主要駅で人を降ろすことを優先したようです。そんなに自由か？戻り便も急にホーム変更するしフランスの公共交通機関は気が抜けませんなコリャ。







予定より20分ほど遅く最寄駅に到着、帰りの切符を買ってスタジアムへの道を歩くとパトカーや警官がたーくさん。治安の悪さを示しているのかと更に警戒レベルを上げて歩きます。







一旦スタジアムに着き、今回初めてラグビーW杯のスポンサーになったアサヒビールに敬意を表しまずは一杯。しかし€9もするのね。円安のせいで一杯1,500円とはこれいかに。





早々とビールを飲み干し、本日の着付け会場をロケハンするも強烈な陽差しと雑踏に追いやられ建物の隅の日陰の一角に。近くにいたセキュリティーの人にここで着付けても良いか尋ねるも冷たく拒絶され更にロケハン。





少し駅方向に戻ったところでおあつらえ向きの場所を発見、よし今日はここでやろう！









時折り写真をねだられるもの極めてスムーズに着付け完了、ベタ塗りが一色なのは助かります。その分、細部への集中力が増したのか今日のロゴは完璧です。お嫁ちゃんありがと♡








再びスタジアム前に戻りもう一杯。その間にも写真撮影をパチリパチリ。





しかし今日はあっつい！なのでさらにもう一杯のビールを所望するも既に長蛇の列、ちょうどそこに通りがかった売り子を見つけ二杯目。がしかしこれがぬるぬるの気が抜けたもので閉口、機械が安モンなのか手入れを怠ったのか、こんなもの日本のスタジアムで出したら怒られるで、いやホンマ。







フランスは仮装の本場（僕調べ）、思い思いの格好で楽しんでおられます。でも独りでやってる人はあまり居らず、やはり僕は変人の部類なのかも知れません。そんな変人もW杯では珍重されるようでいろんな人に写真をねだられます。シャイなのか盗撮していく人も多数ですがなんちゃあない（無問題の伊予弁）。暑さにやられて先にスタジアムインしたお嫁ちゃんが心配なのでちょっと早めに僕も入場、席に行くも誰も居らず辺りを探したら日陰になった階段にへたり込んでおられました。水を所望するもビールと同じブースで売っているのでなかなか行列がはけません。


そもそもビールマシンがおかしくて泡しか出ないのでしばらく落ち着くまで放置してそれからカップからカップに移し替える作業を経て一杯完成するので時間がかかる。みんな四杯とか八杯とか買っていくから、そら行列長くなるわ。しまいに痺れを切らしたアルゼンチン人（シャツで判断）が勝手に中に入って注ごうとして追い出されたり、イキった日本人が『ビールは売り切れ！他所に行けー！』と叫び出したり、何故だか分からんけど歌い出す人がいたりと阿鼻叫喚の様相を呈してきました。それでもなんとか50分ほど並んで水とビールの追加を得て席に戻ると開会式のセレモニーは終わっていました。エッフェル塔観たかったなあ…涙





そんなこんなで慌ただしく試合前の時間を過ごしておりますが、W杯公式から急遽頼まれた動画はしっかりと6テイクで完成。





送ったら試合開始前に上げられてました。













試合前の国家斉唱は凄い音量、喧しい人の多い西欧人の中でもフランス人はとびきり。これはさぞハカの最中も煩いのかと思いきや、そこはそれ皆さん弁えておられます。





試合が始まってすぐにオールブラックスがピンポイントのキックパスからウィングがトライ。コンバージョンは邪魔されるんやろなあと思いきや、叫ぶ人がいるたびに『シーッ』と嗜める人もいて、フランス人けっこうマナーええやん。僕のフランス人に対する印象は前回W杯で地に落ちていたのでこれは意外、おもいこみはいけないなあと反省。。





したのも束の間、試合が進み白熱してくると相手のプレーにもレフェリーの相手有利の判定にもオールブラックスのゴールキックの時にもブーイングの嵐。それとけっこうルールを弁えていない人が多く、とにかくフランスに不利な状況はブーイングしとけば良いみたいな感じです。フランス人はやっぱりフランス人やなあと思いつつ、でもこれは文化の違いであってそれほど本当に怒っているのではなくそうやって騒いで楽しんでるだけなのかも知れませんね。





そう思えば可愛いもの…などと言ってられるのは第三国人だからであってオールブラックスの面々にとっては相当のプレッシャーだったのか今日はミスが多くてなかなかオールブラックスらしい攻撃が見られずフラストレーションの溜まる展開。結局細切れにPGで得点を積み重ね、勝負所でしっかり取り切ったフランスが快勝。トーナメントの素晴らしいスタートを切りました。一方のオールブラックスはスクラムが誤算、ハイパントチェースもイマイチ、ハンドリングエラーも多く自滅です。とはいえ前回大会も初戦敗れた南アが優勝したように、ピークを決勝トーナメントに置いているであろう強豪国にとって初戦の負けは良い反省材料。きっとここから這い上がってくれると信じて試合終了5分前にスタジアムを後にしました。


さあ、明日は６時起きでトゥールーズに移動。気持ちをJAPAN仕様に着替えて行きます！

今日からいよいよ四年に一度のラグビーの祭典、ラグビーW杯フランス大会に向けて旅立ちます。昨夜のうちに準備を終えあとは顔洗って出るだけ、AI予約してあったタクシーがそろそろ… キャンセルされとるやんけー！慌てて代わりのを手配するとたまたま近くまで来ていたようで3分遅れで済みました。

京都駅八条口からこれまた予約してあったリムジンバスに乗り込みあとはスムーズ…にはいかないもので、そうでした今日は平日、ラッシュアワーに捕まってここでもまた10分遅れ。空港はあまり混んでなくて割とスムーズに… ドロップオフがセルフになっていてみんな勝手がわからず進めへんやんけー！それを見かねたプライオリティーの係員が受け入れてくれ無事完了。ふぅ〜

ところがその後にWi-Fi受け取る場所が分からなくて右往左往、関空４階フロアを一往復でようやく受け取り完了。疲れたので朝ごはんでもと３階を目指すもたどり着けない。なんと３階はすべて工事中でした。仕方なく二階のフードコーナーでナントカ食堂のおかずいろいろ取ってついでに缶ビールも取って忙しない朝ごはん。





なぜそんなに焦っているかというと、構想一カ月撮影6時間打ち合わせ10時間の大作「あさイチ」の『おしえて推し活さん』のコーナーが今まさに始まるのです。





なんとかパスポートチェックを終えゲート到着。スマホ取り出しNHK+に接続ヨシ！あれ？接続ヨシ！





『只今の放送は配信しておりません』てなんでーーー！






というわけで不穏な幕開けではありますが、18日間にわたるフランスラグビー紀行、張り切ってまいります！

9月に入ったというのに猛烈な暑さ、でも来週からフランスに出掛けるのでせっかくの日曜日を無駄にしたくない。というわけで久々の昭和喫茶巡りを敢行しましょ。





やって来たのは北野白梅町から西大路を少し上って平野神社の交差点を西へ入ったところにある「Cafe Le Vant Clair（ルヴァンクレール）」さん。器のコレクションがすごくロイヤルコペンハーゲンやマイセンなど300客以上揃えておられます。その中きら悩みに悩んで選び抜いたのはロイヤルコペンハーゲンの染め絵付けのもの。





お嫁ちゃんはマイセン、そしてこのコーヒーがスッキリしていながら深みもあって美味しい。ミルク付けてもらったけも要りませんね。





トーストサンドはボリュームたっぷり、味も上々。ケチャップと辛子とマヨネーズかな？甘味のあるソースがよろしおす。





ハニートーストも厚切りパン1枚でけっこうお腹が膨れますねこりゃ。





テーブルの横、出窓に置かれた巨大なオルゴール、ひと通り給仕の済んだ店主のおじさんが鳴らしてくれました。





驚くほどの深みのある音量はオルゴール自体とその下の台が共鳴体になっているからだそう。





しかしこれだけ精巧な機械が今でも機能するって150年前の職人の技術は素晴らしい。すり減らないのか気になったので訊いてみたら、おじさんの生きている間にどうにかなることはないそうです。





とても良い気分で店を後に、ついでなのでこないだ浴衣で飲みに来た上七軒へ。今日は青空が眩い。





老松さんに虹がかかりとても美しい。もうちょっと脚を伸ばしてドライブ楽しんできます








というわけで老松さんのお菓子で今週末を締め括ります





思えば久しぶりのお抹茶、濃いめに点てたらまことにけっこうなお点前でございました。

あまりの暑さに朝から家でグダグダしておりますがこういう時こそシャキンと外出しとかないと冬になって風邪をひくという迷信を持ち出してなんとか冷房漬けになった家を這い出ました。





とはいえ歩いていくのは酷というもの、スマ子ですいーっと寺町まで、二条若狭屋さんでかき氷を食べようとするとなんと、12時開店まで待たれよとのこと。しかたないので寺町界隈を汗ふきふきしつつほっつき歩きます。時々店に入って体温下げないと危ないくらいの暑さ、なのであまり気乗りのしないロシア菓子のお店「村上開新堂」さんでお菓子を四つほどお買い上げ。





もう少し上ると右側に革堂行願寺さん







七福神のひとつ寿老人が祀られております





お寺なのに神さん、この辺は日本文化の曖昧さを許す大らかさです。





百日紅の花が美しいけれども、よく観ると白い花弁の真ん中に黄色い雌蕊、それに襲いかかるような雄蕊。なかなか淫猥なデザインですこと。マンタロウさんならどう表現するのかしら。。





などと愚にもつかないことを言ってるうちにようやく開店時刻となりました







外は灼熱、でももう9月。大ぶりのかき氷を食べるのが少々辛くなってまいりました。僕の身体は早くも秋に移行してるのかも知れません。







家に帰って残り物でご飯を済ませ、このところ日課になっているラグビーワールドカップ公式サイトを覗いてみると、あーーーっチケット出てる！アセアセいそいそポチポチやってなんとか開幕戦チケット2枚確保ーーーっ！


これで台風で流れたために全20出場チーム世界最薄ジャージが達成出来なかったあの日に誓った約束を四年越しに果たすことができます。


待ってろーフランス！

一週間のお勤めを終え今日はちょっと贅沢をしてイタリアンナイト、ま、昨日も贅沢したんですけどね





近所のイタリアン「ロカレ」さん、ずっと気になりつつなかなかタイミングが合わず来れず終いでしたが席が空いたと聞き早速予約を入れて突入〜





うなぎの寝所のような店内はカウンター三席、2人掛けテーブル３つ、4人掛けが１つ。それを2人で回しておられます。まずは前菜に鮎のフリットから。ようやくこれで今年も鮎におりつけましたが稚鮎というより小鮎くらいに育ってしまった鮎さんは苦味が勝ってしまっています。ビールには合いますが。





カラスミたっぷりの水茄子、ジューシーで美味しおす。





エスカルゴにはキチンとパン粉もかかっていてサイゼリアとは一線を画しております。





そしてこれが美味かった、鴨のロースト。鴨自体の旨みが濃く甘めのソースと相性も抜群。フランス産だそうですがフランスで食べたものよりうんと美味しかった。





我慢出来ず赤ワインをボトルで入れてしまいました。





フォカッチャ用に残しておいたソースを電光石火の素早さで下げられてしまったので上にいろいろ載っけてくれました、フレキシブル！





栗南瓜とゴルゴンゾーラのニョッキで美しく〆め、金曜の夜を幸せに過ごしております。