Run! Ride! Drive!

１０泊１１日に及んだイタリア滞在はとても思い出深いものになりました。主に食べ物、それも炭水化物系ですけど 　





さあ、これからは、にわかパリジャンになって、普段手に入らない僕サイズの洋服や靴を大量に捕獲するのだ！







まずはホテルにチェックイン。今回は少し奮発してマドレーヌ広場のまん前にある、その名も「Hotel Madleine Plaza」でパリの夜を過ごすのだ。





お部屋はこんな感じのお姫様仕様。荷物を置いてさっそくですが周りを散策しましょ。




キャビア屋さんに・・・



トリュフ屋さん。



こんな巨大なトリュフ、見たことない！　こっちのタバコのパッケージにのってる、肺癌患者から摘出した肺みたい？




レアルの教会！



バンドーム広場！



そしてオペラ座！　すごい、すごい！名所の嵐！　でも、ちょっともう今日はこれ以上無理っす お惣菜買って部屋で食べよう。







しかしパリはなんでも高いなあ。これ、フォションで買ったお惣菜盛り合わせ、２０ユーロ！　２０ユーロあったらナポリでマルゲリータ６枚食べれるやん！





そしてそのお惣菜に合わせるのはソレントで買って苦労して運んできたバローロ。しかしこんな安モンのプラッチックのコップで飲むなんて、ワインの神様に叱られる？




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昼間、世界ピッツァ選手権が終了したと言いましたが、もとい。第一回世界ピッツァ選手権継続中ー。





けたたましいクラクションとともに走りすぎる原チャリの流れを横切りなんとかたどり着いたのは、トリップアドバイザーで検索して探し当てた庶民派トラットリアの雄「Trattoria Capri」。







なんとなく「カプリ」って名前に惹かれて来店しましたが、超観光地のすぐそばにありながらお値段は長庶民的。ピッツァ・マルゲリータが３．５ユーロ、３５０円ですよ。ここなら５００円で晩ごはんを済ませることができます。実際、ピッツァを４枚、５枚とタイクアウトしていく地元民の多いこと。地元民に愛されるってことは、美味しいという証明みたいなもの。嫌が応にも期待が膨らんでいきます。







タコのサラダをスターターに注文するとブルスケッタがついてきましうた。そしてこれが旨いのよねえ。





スパゲティ・ペスカトーレはソレントでたべたシャー・・・なんやったかな？焼うどんみたいなの。でも美味しさはこちらの方が上。極めて庶民的でお下品な美味しさですけど。





そしてこれが、第一回世界ピッツァ選手権をやり直しにした実力派のピッツァ・マルゲリータ。





第２位に選出！優勝はやはり、ダ・ミケーレでしたが、ここのも極々僅差でした。うーむ、ナポリ、あなどれん。





おあいそをしようとするとリモンチェッロのサービスが。なんだか京都の居酒屋で最後にお番茶が出てくるみたい。





旨かったゼ、パオロ（仮名）！







食後のデザートはパスして、広場に有名な甘いもの屋さんでジェラートを。





ボケた。そしてナポリ最後の〆は教授が発明したと言われるその名も「カフェ・プロフェッソーロ」。






と、オレンジジュース？リキュール？




いやあ、イタリア滞在１０日間。よー食べた。よー飲んだ。





おかげで僕のペッチャンコだったお腹もこんなに・・・？




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切符購入に少しモタモタしましたが、ガレリア内のタバッキで無事購入。でも、必要あんのかなあ・・・？みんな無賃乗車してるのでは？ともあれ中央駅方面へ向かうＲ２に無事乗車し、途中の名もない（ではなく名前を知らない）停留所で下車。こっちの方にスパッカ・ナポリがあるはず・・・と歩き始めて２分。本日の昼食会場「Da Michele」に早くも到着してしまいました。







町並みといい、店構えといい、とても美味しいものが食べられる雰囲気はありませんが、これがナポリ風なのでしょうか？





店員の愛想がよく、日本人慣れしているのか？こちらから言ってないのに「マルゲリータ１枚かい？」二人で１枚でも問題なく受け入れてくれるのがうれしい。このあともう一軒いくつ盛りなのでね。それに、一切日本語を使おうとしないのも逆に好印象。釜も例の石釜ではなくって、煉瓦を積み上げたもの。あくまでも質実剛健なのだ。





うっひょ～、うっまっそー





そしてこっれが、旨いっ！！　昨日行ったＢｒａｎｄｉよりもはるかに旨い。中央部分の薄さはほぼ同じですが、ややこちらの方がしっかりしてる感じ。でも、ホント「旨いピッツァは飲み物」の言葉どおり、するするとノドを滑り落ちていきます。食べてる間に冷めていくと、Ｂｒａｎｄｉで急速に味が落ちていったけど、ここのはそれもなく、最後まで美味しくいただけました。


僕認定、「輝け！世界ピッツァ選手権２０１２」、優勝は、Ｄａ Ｍｉｃｈｅｌｅ選手に決定ー！


無事選手権も終わって、惰性で張り切ってスパッカ・ナポリを歩きましょ。





しっかし、ここは聞きしに勝る下町ですな。イタリアといえば思い出す「はためく洗濯物」もここでは誇らしくカラフルにはためいています。





こういう三ツ星クラスの歴史名所が下町に埋没するように存在するのが、ナポリのもうひとつの魅力なのかもしれません。とにかく、ミラノのようなお上品な都会にはない魅力が一杯な街、それがナポリです。





などとひとりごちていると、ここでもアッサリとピッツァの名店「Di Matteo」を発見。ここでの驚きはこの低価格！





マルゲリータが一枚３００円！コーラをつけても４５０円！それで一食終わってしまいます。なんてリーズナブルなの！


そしてもうひとつのサプライズがここの名物、揚げピッツァ！　と、ここでカメラの電池切れ。あとは帰ってから貼りなおしますね。iPhoneで撮ったけど、iPhoneからＰＣにつなぐケーブル持ってきてないので。えー、それでその上げピッツァですけど、出されてビックリ、直径３０ｃｍくらいの揚げボール！時間を置くと徐々に萎んでいくのでアセアセとナイフを入れると中にはチーズヤハムがトローリ。これはこれで美味しいのだけれど、もうすでに朝からコンチネンタルブレックファスト、ピッツァ２枚を食べているので限界！申し訳ないですけど半分ほど残してしまいました。


と、もうひとつのサプライズ！日本人（名前菊の忘れた）が修行に励んでおられました。日に焼けた肌、イタリア髭、刺青のため日本人には見えませんでしたがまぎれもない日本人だそう。地元民と間違われたことが嬉しそうでしたけど。


いろんなサプライズのあったナポリ２日目ですが、暑さが尋常ではなく、ホテルに戻って晩ごはんまでエアコンのきいた部屋でゆっくり昼寝でもしましょ。




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あ～よく寝た


８時３０分の朝食開始時刻を心待ちにしていたのです。なぜかっていうと・・・





ガレリアの中、渡り廊下部分で朝ごはんをいただけちゃうのだ。ウンベルトⅠ世になった気分？







ゆったり、たっぷりいただいて、部屋にも戻ると、ハイジやってました。







ヨーゼフも大喜びさ。あ！ヨーゼフ、２匹おる！ヨーゼフ on ヨーゼフやー！




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ヴェスービオ火山を照らす夕日を見ようと、もう一度海岸通にやってきましたが、あいにくの湿気に伴う靄によってあまり美しくは見えません。でもまあそこはそれ、何枚かパチリパチリと撮ってもると、けっこう美しいものが混ざっておりました。








なかなかの位置にお月さんが・・・








海岸通りは一部歩行者天国になっております。






その海岸通で「地球の歩き方」にのってた店に適当に入りました。いろいろメニューにないものをを勧められ、勢いで頼んでしまったけど、値段は大丈夫なんやろか・・・？







結局、ぼられることもなく、極めて常識的なお値段でした。チップを強制するでもなく、遅いこと以外にはナンも問題なかったので、気持ちだけ、２ユーロだけね





すっかり夜の帳もおり、悪評高いナポリの夜ですよ。











でも、こんな人通りの多い観光地では悪いことしようがないわな。。。なんて、ちょっとナポリへの偏見が強すぎるんでないかい？




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フランコ爺さんに港まで送ってもらい、最後に一緒に記念撮影でも・・・と思いきや、もう一組の客がいつまでもくっちゃべってるおかげで１２：４０発ナポリ行きの水中翼船に乗らないといけないのに、港に着いたのが１２：３７分。チケット売りの姉ちゃんにクレジットカードは時間かかるのにーと文句言われて、挙句＆結局使えず現金清算。船着場を探してるとどこかの見知らぬ兄ちゃんが左手をブンブン振り回して「コッチコッチ！」。その方向に走って行くと船がたくさん泊まってて、いったいどれナン！ってまたまたその辺のオッサンに訊くと「一番端のや、急げーっ！」って、３０ｋｇの荷物持ってるのに！？それでもなんとか埠頭の一番端まで走ってってなんとか間に合いました～ ゼーハーゼーハー


　


さよなら、カプリ島～ さよなら、フランコ爺さん～ 　今度来るときもきっと爺さん家に泊めてもらうぞー！





ヴェスビオ火山とはもうちょっとのお付き合いね。





グラングランに揺れる水中翼船に悩まされ、あやうく数年ぶりの船酔いになりそうな４５分をやり過ごし、到着したのは、ナポリ！





「ナポリを見て死ね」で有名なナポリ！





そしてなんといっても「ナポリピッツァを食べて死ね」で超有名なナポリ！！





今夜のお宿は、なんとガレリアの中にあるのだ。





アーチの上に渡り廊下があるじゃろ？なんとあそこが朝食レストランなのじゃ。





フロントのすぐそばの部屋っていうのが、安心なような、布団部屋のような？？？





でも、そこはイタリアの古い建物。天井がとても高いので、それだけで高級感があるのです。ま、それはさておき、ピッツァ！ピッツァ！！





目指す、記念すべきナポリピッツァの１軒目は、クリントン元米大統領も舌鼓を打ったという、「Brandi」さんです。ガレリアからは歩いて５分もかからないくらい。でも、けっこう、いや、トコトン場末にありました。





まあ、そんなことはどーでもいいのだ。





おー、これ、テレビで見たことあるー！





デデン！これが正真正銘のピッツァ・マルゲリータ！真ん中辺がとても薄くて持ち上げるのに一苦労。あっつあつを頬張ると・・・　旨い！さすがさすがの本格派なのじゃ。でも、冷めると共に急速に美味しさが失われていくので、けっこうせっぱつまった美味しさとでも言っておきましょ。





もひとつ頼んだ、モッツァレラの揚げたの。軽いスナック感覚でムツコクもなく、けっこう美味しい。ん？なんかあんまり美味しそうに読めんな・・・ま、ええか。


とりあえず、今回の旅行の３大目的、①青の洞窟、②ナポリピッツア、③特大サイズを買い出し、の３つをほぼ全て制覇してしまったので、急にヤル気がしぼんで参りました。外は暑いしねえ・・・　日曜日で店もやってないしねえ・・・　という僕の怠慢気分を察知したのか？お嫁ちゃんとの攻防が始まってしまいました。




ブチブチ文句を言いながら広場に出・・・



あれ撮れ、これ撮れと言われるままに写真撮影・・・



サンタルチアに着く頃にはもう汗だく・・・



卵城は入れず・・・



海に飛び込む少年に感心するも、海パンなくって泳ぐこともできず・・・







マルコ（注：母を訪ねて三千里の主人公）が住んでそうなアパートにはやや興味を惹かれるも、汗でシャツはペターッてひっつくし、鼻は詰まるし、足の裏は痛いし、でもそれは行きしなに「サンダルじゃ歩きにくいよ！」のお嫁ちゃんの忠告を無視したのを認めるみたいでシャクやし、お腹はなかなかへっこまへんし、借金返済は進まへんし・・・・






空気のピタッと止まったような王宮内部を見物しているうちにヴェスビオ火山ならぬ僕の脳ミソがドッカーン ！　すると、お嫁ちゃんのほっぺたがプクーっ


ゴメンチャイ


Brandi
Salita S. Anna di Palazzo, 1-2,
80100 Naples, Italy
Tel: 081-416928




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毎度々々同じようなことを言って申し訳ございませんが、でも、事実だからしょうがない。今夜のスパゲティ・ボンゴーレこそが、ジェノバのキャンプ場に告ぐ、栄えあるパスタ世界選手権第2位 要するに行くとこ行くとこ美味しくって、しかも後になるほど美味しくなるってわけ。つまり、イタリアでは田舎に行けば行くほど美味しくなるってことじゃなかろうか？ま、。前置きはその辺にして、今夜の晩餐会上はこれまた漆黒の闇の中スバルの軽バンに乗せられて連れてこられた「Il Cucciolo」。フランコ爺さんはクッチョーラって言ってたけど、クッチョーロが強調文強調文rong>強調文正解だと思う。そういえば昨日のお店もマン強調文マジォバンニっつってたけど正しくはマンマジョバンナやったし・・・ま、細かいことは気にしないのが洋の東西を問わず島人の良い所ってことで。。。





けっこう大きなお店で、外国人観光客に人気の店みたい。日本人はいなかったけど。





一等席に案内してもらいました。フランコ爺さん、やるの！　あ、そうそう、昨日のマンマジョバンナもこのクッチョーラも爺さんの紹介です。一度信頼すると決めたらトコトンなのだ。だから、ふだんツーリストメニューなんてはなから無視するのに、ここは素直にしたがってみましょ。料理２品＋野菜料理＋ドルチェ＋コーヒーで２５ユーロ、それでいて結構選択の幅も広いのも魅力やし。




正真正銘、カプリ島のカプレーゼはこれまで食べたものとは一味違い、なんやろ？旨味の濃い、でもアッサリした美味しさです。量もちょうどいいね。



お嫁ちゃんのスターターはラビオリ・ポモドーロ。ラビオリの皮が薄めでちゃんと”餃子”してます。トマトソースも酸味が絶妙で、これまた旨味とアッサリ感のバランスがよろし。



そしてこれが世界第２位のスパゲティ・ボンゴーレ！アサリがまず旨い！そしてその旨味を含んだ汁が旨い！そしてその旨味をまとったスパゲティの茹で加減が最高でまたまた旨い！旨い！



白身魚、ムール貝、イカ、タコなどのホイル蒸し。ベルギーなんかで食べるムール貝っていうと、ともすると臭くって食べられなかったりするけど、やっぱりきれいな海で採れた新鮮な素材を上手に調理してるんでしょなあ。


ビバ！イタリアン！！



Il Cucciolo
Via La Fabbrica 52, Anacapri,
Island of Capri, Italy
Tel: 081-8371917




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昼食後はアナカプリの街を散策です。





町の中心にはいつも教会が。でもここの教会はバル併設のとってもくだけた教会です。さすが観光地、商業主義、ここに極まれり？





大邸宅には立派なお犬様と・・・





「猛犬注意」の看板もお洒落。





ここらで私達が宿泊しているゲストハウスの紹介をば。「Il Giardino Dell' Arte」という名前のとっても長い民宿（？）です。長くて覚えられないので「フランコ爺さんち」と呼ぶことにいたしましょ。とにかくこのフランコ爺さん、気はつくし、親切だし、庭の果物もいで食べさせてくれるし、何だか田舎のじいちゃん家に遊びに来たみたいな心持にさせてくれるのですよ。おススメ！







花輪のエントランスをくぐると様々なフルーツやオリーブが実るお庭があります。









お部屋はテラス付きの可愛らしいもの。床は鮮やかなタイル貼り、広いシャワーブースもあって、もちろん熱いお湯もたっぷり出ます。






ベッドはアイアンのお嬢様仕様？朝ごはんは自家製（？）のフルーツがたっぷり。




フランコ爺さんちからは夕日が海に沈んでいくところをバッチリ拝めます。






これはイスキア島



飛び出せ！青春！！







われら、青春！！





あー暮れてったー。





振り返るとヤツがいる。ってことで、夜になりました。晩ごはんのお時間です。ウッシッシ


Il Giardino dell'Arte
Via Traversa La Vigna 31b,
Anacapri, Island of Capri,
80071 Italy
Tel: +39 081 8373025




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一夜明けて、どうも昨日のふらふらは船酔いが原因ではなく、夏風邪をひいたみたいです。でも、今日はどうしてもやらなくてはいけないことがあるのです。







宿の庭で取れたトマトや完熟アプリコットを食べてるとなんとか今日を楽しみつくす元気がでてまいりました。





アナカプリからバスで１５分。降りたところは崖の上、下を除くとおーっやってる！





入場料とボート代を二人分、２５ユーロを支払い、イザ穴の中へ！





ウッヒョー！聞きしに勝る青！写真で見るより、テレビで見るより鮮やかで深みのある青！水に手を漬すと色が移りそうな青！きれいｘきれいｘきれい・・・を何回言ったことでしょ！？





降り際に１人１０ユーロものチップを請求しなければ最高だったお兄ちゃん。唄も上手いしサービスで３周も廻って唄の在庫を切らしてオーソレニオを３回も唄ってくれたので、まあヨシとするか。







名残美味しい青の洞窟、Grotta Azurraを後にし、アナカプリの街まで戻ります。でも、時刻はまだ１０時半。フランコ爺さんの勧めもあったことだし、チェアリフトで山のテッペンまで行ってこよ。











あー、こわかった。でも上空から見えるカプリ島の海岸は、地中海の島を絵に描いたようで、それはそれは美しいものでした。心を満たしたあとは、お腹もってことで、日本人観光客が群がる目抜き通りの店はスルーして、旨いものセンサーに従い選んだ本日のランチ会場はこちら。





Ｌｅ　Ａｒｃａｔｅさんです。






まずはあっさりとタコのサラダ。いらんことせず素材の上手さを活かしてあり、上場のスターターです。





これまでの最高を更新したピッツァ・マルゲリータ。美味しいピッツァは飲み物なので、するするとノド越しが良いピッツァです。





スパゲティ・ペスカトーレも絶品！塩加減もまことに塩梅よく、ジェノバのキャンプ場に次ぐ世界Ｎｏ．２のザを獲得です！





気分がいいのでドルチェに突入。お店の勧めにしたがい、カプリケーキなるものを注文するとい、これが美味しいの！ナッツが仕込んであり、食感がザクザクとして面白く、甘さ加減が絶妙で、またこのかかってるチョコソースが大人の味でいいんです。あー、これは良い店を探し出したなあ。。。




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ミニクルーズのあとはなんか身体がフラフラ。船酔い継続中？ともあれ、大荷物をひこずりつつカプリ志摩へ移動しましょ。







どんぶらこ、と４０分ほどフェリーで進めばもう到着。けっこう近いのね。これなら酔う心配ナッスィング。





宿のフランコ爺さんに迎えに来てもらい、超細い道をスリリングにぶっ飛ばしながら今宵の宿に到着。夕焼けには間に合わなかったので、それはまた明日のお楽しみ。





夕食会場へ行こうと宿の外で待っていると、ヤモリがお見送りに来てくれました。





イグアナみたいなヤモリに見送られつつトラトリア・ママジョバンニに到着。





なかなか『雰囲気醸し出してるね。











ひとつひとつは美味しかったけど、組み合わせが悪かった！全部、食材がおんなじ！いかに僕がシーフード隙だからって、見た目も味もほとんど変わらんモノを３皿も食べたんじゃあ、それはお茶漬けが食べたくなるってもの。どうやら体調の悪さが脳みそにまで廻ってきたみたい。今日はここらが潮時、宿に戻ってさっさと寝ましょ。




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短いソレント滞在は身体の痛みとの戦いでしたが、旅程は待ってくれないのであって、今日は夜までにカプリ島へ渡らなくてはいけません。事前にホテルを手配しておくと安心な反面、そのときの体調や気分とは関係なく予定に縛られるのがイケマセン。でも、このバカンスの時期に予約なしでバリバリの観光地を訪れるのはあまりにもリスキー。なのでこれも仕方あるまい。


などとネガティブ気分一杯でスタートした一日ですが、そこはそれ、楽しむことにおいてはリザーバタンク開放でとえりあえず思っきし楽しんでしまうのダ！







アマルフィ海岸へボンボヤージュ！あ、これフランス語やった ^^;





途中、透明度の高い青い海で泳ぐチャンスもありましたが、ここは自重して写真撮影に専念。





今晩向かう予定のカプリ島にはこんな奇岩が目白押しだそうです。





まるで須磨海岸のような光景！


ポジターノへ向かう小船を見送ってしばし進むと現れたのがアマルフィ。ほんと崖にへばりつくように街ができています。これでも紀元前にはベネツィア、ピサ、ジェボバと並び称される一大海運王国だったそうな。だから立派なドウモも残されています。でも、その前にお昼ごはん♪





今回も「旨いものは路地裏に」の鉄則どおり、観光客の来なさそうなトコトン路地裏にお店を発見！行ってみよ！







ピッツァとリゾットで軽くランチを済ませ（さら～っと流したところから味は想像してちょ）、街の散策です。街といってもホントにちっちゃいところ、聞けば、大昔の大地震で平地のほとんどを失ってしまったのだとか。それでもこれだけ繁昌してるんだから大したモノというか、しぶといというか。でも、また地震があったらこの人たち、どうするんでしょ？





ではまあ、その狭い街のど真ん中に屹立するドウモに潜入しましょ。





これが有名（？）な天国への回廊。街のサイズに相当してこじんまりとした回廊、たどり着く天国もコンパクトサイズなのかしらん。









でも、おかれているものはなかなかの迫力でした。バカにしてスマン、スマン。





このあたりの海岸はレモンの名産地だそうで、お菓子もレモンを使ったのがいろいろあります。上はジェラート・リモンチェッロ。下はレモンケーキ。レモンとシロップをしみこませたスポンジに白いレモンクリームをこれでもかってかけたの。見た目よりはあっさりしてて美味しかった。でも高い！この２つとカプチーノ２杯で１９ユーロ、約2000円！まるで三宮駅前のカフェみたい！　ん？ほな、そんなもんか・・・





滞在時間、約２時間で再び船の人に。何を隠そうこのワタクシ、船にはめっぽう弱く、結局写真を撮るために数分間デッキに出ただけで、あとはずっとエアコンの効いた室内で横になっていたのであるよ。情けなや・・・　でも、それだけに撮った写真は貴重なのであるヨ！







さらばアマルフィ、また来る日まで。




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ホテルに戻って脚を休めましょ。ってことで、屋上のテラスへ。









うーん、気持ちが良い


しばしの休息を楽しんだ後、左膝と両足甲＆裏の激痛に顔をしかめながら、それでも美味しいものを求める探究心はめげないのだ！（だから、なかなか治らないのだ）





今夜の晩餐会場は、家族経営のこじんまりとしたお店「O'Murzill'」。なんとお呼びすればいいんでしょ？





とりあえずのビールはすぐに出てきました。でーも、こっからが長かった！他のお客も痺れを切らして苦情を言ってる中、ここは南イタリア。スローなのはホテルのエレベーターで慣れているのだ。





久方ぶりのお米料理、リーフードリゾットは出汁をよーく吸ってなかなかの美味しさです。





Ｋｉｎｇ　Ｌｏｂｓｔｅｒという名の小エビのリングイネ。「ロブスターじゃないよー！」って念押しされたけど、ほなＬｏｂｓｔｅｒなんて呼ばなきゃいいじゃん。でも、お味はＧｏｏｄです！





お店のお兄ちゃんイチオシの豚肉のポルチーニソース。濃厚な味は赤ワインが欲しいところですが、明日は朝からクルージングが待っているので自重です。


思うにこのお店、店頭にテーブルなんぞ並べてるけど、マンマ一人で料理作るにはちょっと広げすぎ。注文の取り違えなのか、マンマの勘違いなのか、家族で揉め出すし・・・　テーブル減らして単価ちょっと上げてもいいから、手の届く範囲で営業すべきですね。味はいいんやから。





夜になって町は一層賑やかになってきました。ぶらぶら散歩したいところですが、脚の痛みがピークに達し、早々と引き上げるといたしましょ。







あっ、荷造りせな！


O' Murzill'
dell' Accademia 17,
80067 Sorrento, Italy
Tel: 081-0202371




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２０１１年３月１１日、東日本大地震後の津波により閉店を余儀なくされていた、日本一焼き魚の旨い居酒屋さん「福よし」が、この８月７日にいよいよ再オープンするそうです。（過去の「福よし」関連記事はコチラ）　↓は、ずっと福よしを応援されている中野さんという方からの「最後の」メッセージです。ヤッター！！





気仙沼 福よし再興計画にご賛同頂きました皆様！
ついに、福よしが8月7日に通常営業を開始いたします。
あの、震災より1年5ヶ月たち、皆様のお力添えを原動力に福よし店主一同、頑張って参りました！


新しい店舗は、魚町1丁目旧店舗左斜め向かいの海側に建設いたしました。
たくさんのご賛同頂きました皆様、またブロガーの皆様！本当にありがとうございます！


わたしの福よし再興を呼びかけさせて頂いたメールも、これが最後のご連絡になります！
うまく、ご連絡ができなかった皆様、また、失礼もあったかと思いますが、
これまで、温かくお力を貸して頂き感謝いたします。
それでは皆様、次は新 福よしでお会いいたしましょう！
ありがとうございました。





いつ行こっかなあ。。。




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朝ごはんのあと、部屋でゆっくり休憩し、桑名正博とチャーの超絶パフォーマンス（ホンマすごいから見てみて。唄の神さんとギターの神さんが舞い降りたみたい！）を見たりしてるうちにもうお昼 お昼ならしゃあない、昼ごはん食べよ





「美味しい店は路地裏に」の京都での鉄則にしたがい、できるだけ地味～な、観光客の来そうにないお店を発見！その名も「S. Antonino」。アントニオではありませんのであしからず。





ゆうべに引き続き鉢植えの植物がわんさか。その割りにちっちゃい小バエが２～３匹以外に虫がいないのは不思議です。





例によってハウスワインの白。これは微発泡でやや辛口の飲みやすいワインです。





ピッツァ・マルゲリータは超特大。でも味は繊細で生地も載ってる具（？）も美味しいの！ジェノバのキャンプ場に次いで、現在のところ栄えあるピッツァ選手権第2位！





スパゲティに数種類の二枚貝をのっけたの。このスープが絶妙！まるで桑名正博とチャーの演奏する「Will you love me tomorrow?」のようです。





久々に食べる生野菜も身体に沁みて、本日のランチも満点です









食後の腹ごなしに、ソレント周遊バスツアーに参加し、お嫁ちゃんも大満足。ヨカッタ、ヨカッタ



Via S.Maria delle Grazie,
6, 80067, Sorrent Italy
Tel: +390818771200




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ゆうべ早くに寝入ったので少々早起きで朝ごはんが待ち切れません。なんたってここの朝ごはんは貴族のお屋敷の食堂、フレスコ画の下でいただけるのです。





お料理にも期待が持てそう？







食器や飾りつけも、さりげなく超豪華なものがそこここにちりばめられております。











キャーッ！これでもかっていうくらい本格的なコンチネンタル・ブレックファスト。暖かい料理には限りがありますが、その分、ひとつひとつが本気で作られているのがよーくわかります。ジャムだってお手製さー、ケーキだってお手製さー。





いっただっきまーす



Maison Tofani - Sorrento
Via San Cesareo,
34 - 80067 Sorrento (Napoli) - Italy
Tel. +39 081.8784020
Fax. +39 081.8071363
Email: info@maisontofani.com




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体調が良くなったり、悪くなったり。。。昨日張り切りすぎ、歩きすぎで、今朝は脚も足の裏も膝も激しく痛み、全身の虚脱感は甚だしい。なのでぎりぎりまでホテルで静養した後、一気にソレントまで南下することにいたします。







イタリア版の新幹線でローマからナポリ中央駅まで７０分。ファーストクラスで５８ユーロの旅は快適、というよりもあっけなくナポリに到着です。このナポリ中央駅は「地球の歩き方」はじめあまたあるガイドブックでも悪評紛々なところ。でも降りてみるとそれほどうらぶれた感じはありません。隣接する私鉄の駅へ行くとさすがに庶民的というか、やや雑然とした雰囲気はあるし、確かに怪しげな目つきをした人もいるにはいます。でも、こんなの、新今宮や鶴橋に比べたら可愛いもん。おしっこの匂いもせえへんし、どっちゅことないよね。例によってガイドブックの過剰反応のようです。









エアコンのない車内は、でも風を取り入れることで不快な感じはしません。ちょっとやばそうなオッサンもいましたが、途中の駅であっさり降りていきました。海岸沿いを走るこの列車の車窓から見える町々はかなり貧しそうな印象で、ソレントに入るといきなり雰囲気がガラリと変わるのは、南仏との違い、フランスとイタリアの貧富の差でしょうか。







地中海を望む断崖絶壁の上に造られた街、ソレントに到着し、とりあえずホテルに荷物を降ろします。





このホテル「Maison Tohani」はかつて１８世紀に建てられた豪族の屋敷を改築したもの。









何百年も前に描かれたフレスコ画も大切に守られています。日本ではお目にかかれないこんな貴族の屋敷に、ほんの15000円ほどで宿泊できるのですから、強い日本円に感謝！





リモンチェッロの専門店。奥で製造中です。










ここのジェラートは今までの人生最高！濃厚かつさわやかな甘味で美味しかったー！





ご主人様を待ち焦がれる可愛い犬を発見！っていうか、”迷路にさまよう東洋人発見！”か？


さあ、そろそろ晩ごはんにしましょかね。お店はネットで見つけた「Il Giardinello」。シーフードがお勧めとのこと。







とりあえずビールでノドを潤しつつメニューを凝視。今夜は海の幸一辺倒に決定ー！



ピッツァ・ペスカトーレ、７００円。


分厚いきしめんのようなショートパスタはなんぼやったかな？８００円くらい。


そしてそして！この海の幸タップリのズッパ・ディ・フェスチェが１５００円ー！こんなん大阪で食べたら４０００円くらいするでー！って考えながら食べるとより一層美味しくなります。







藤棚のようなテラスには扇風機１個しかありませんが、自然の風がそよそよとまことに気持ちの良い食卓です。そんなところでゆったりと、土地のワインとお料理を楽しんでいると、リゾート気分が嫌が応にも高まってまいります。なので、食後は痛む足をひきずりつつ夕日見物に馳せ参じましょ。











日がくれ、船は港に戻り、男達はマンマの待つ家へ帰るのです。









リゾートの教科書のような景色に後ろ髪を引かれつつ、僕たちもホテルに戻って休むといたしましょ


Maison Tofani - Sorrento
Via San Cesareo,
34 - 80067 Sorrento (Napoli) - Italy
Tel. +39 081.8784020
Fax. +39 081.8071363
Email: info@maisontofani.com


Il Giardiniello
Via Dell'Accademia,
7 - 80067 Sorrento
Italy
Tel: +39 081.878.46.16




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ホテルに戻ってブログをチョコチョコ。すぐさまテルミニ駅に取って返し９１０番のバスでボルゲーゼ公園まで。バスを降りたはいいものの、こっからどう行ったらいいんじゃろうかいのお・・・　こういうときは地元民に訊くに限る！ってわけで犬連れのご夫人にお聴きしたところ、「ここですよ」とのこと。「あー、こっちの方向ね。んで、どの辺りまで行けば・・・」。「いや、こっちの方ではなくって、ココ！」。ってことで、無事４０分も前にボルゲーゼ美術館に到着いたしました。


えー、ボルゲーゼ美術館は写真撮影一切禁止なので写真は一枚もございません。ここは、絵画（ラファエロなどがありました）よりも彫刻が充実しているようで、一見冷たい感じのする彫刻ですが、一流どころともなれば、やはり血の通った生身の”人間”の匂いのする、生々しいお姿や、カッチョいい身体お拝めたり、か弱き少女を強奪し、嫌がっているのをかえって喜びとするオノコの厭らしさに感じ入ったり、それはそれで楽しめるのでありました。









時は下って灯ともし頃、今夜の晩餐はその名も「ラ・カルボナーラ」。











庶民的な中にもモダンなテイストを醸し出す店内でいただくのは、やはりスパゲティ・カルボナーラ。隣の日本人女性二人連れも揃って食べたはりました。二人なんやから違うもん頼んで分けわけしたらええのに・・・なんてこたお節介ですわなあ。





味はきっちりカルボナーラでＤした。例によって茹で加減はバッチシ。でも、所詮・・・と言っては失礼かもしれませんが、所詮カルボナーラやもんなあ。かつて三田の本宅の近くにあったパスタ屋さんの方が美味しかったかもですな、こりゃ。





こちらはサルティンボッカ。子牛肉の上にプロシュートをのっけて調理したもの。けっこうな味わいを出し合って、これは初めての経験。何事もお初はいいもんです。





そしてこれが今夜のメイン、オックステールシチューでおま。お店レコメンデッドです。一口目より二口目。二口目より三口目が美味しいっていう、なんちゅうか、食えば食うほど旨い系の素晴らしいお料理でした。Ｇｏｏｄ！





〆にフルーツタルト（これはイマイチ）をいただき、タクシーに乗ってチルコマッシモに寄って貰ったけど、なんとライトアップはナッスィング。代わりに、かどうか、コロッセオで１０秒停車してくれたのでパチリ





ホテル至近のマッジョーレ大聖堂でもパチリ





結局ローマでは何一つ嫌な思いをすることもなく、むしろ人々の優しさに触れること多かりし、マコトに良き旅路となりました。明日からはグッと南に移動して、さらにディープなイタリアを満喫するのだ。ｵｰ!




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心の方はお腹一杯！でも肉体のお腹の方はヘリンコフ。でも、お目当ての店の開店時間まで時間があるのでぽちぽち歩いて移動しましょ。







見落としてはならぬサンタンジェロ城。しかし急に思い出したけど、日本のＨホテルってどうしてこう、古代の遺跡や名所旧跡の名前をつけたがるのでしょ？罰当たりめが！あ、知識として知ってるだけですよ。いや、ホンマ・・・





そうそう、この細い通りにお目当ての「Tre Archi（３つのアーチ？）」があるのですよ。





ちっちゃくて見落としてしまい、引き返してやっとめっけました。





内装もこじんまりとまとまって、いかにも美味しそう。





前菜盛り合わせはボリュームよし。思えば今回初めてのプロシュートです。





これが問題のアマトリチャーナ。昨日食べたのとは段違いの美味しさ！所々に出没するちっちゃい肉がまたなんともいいお味を醸し出しています。麺もちょうどいい茹で加減で、今のところアマトリチャーナ世界選手権チャンピオン！





メインはお店推薦の子羊（？）の骨付き肉。ホロホロと崩れるお肉はそれでも旨味を湛えており、やや酸味の効いたソースと相性抜群。これまた美味しいお料理でございました。





食事の後は散歩がてら買い物でもと、徒歩２３秒でセール中の靴屋を発見！カッチョいい靴を２足をためし履きしているうちに、僕の靴を枕に看板犬”ウーゴ”君がうたたね 　ゴメンね～。このままだとここに泊まらないといけなくなるからね～





さらに徒歩４５秒でなんとも良い雰囲気のジェラート屋さＳん発見！





ローマの休日３日目は、体調不良の昨日とは打って変わってすこぶる快調です。なのでもっと歩くのだ！







ナヴォーナ広場では、ピンからキリまでの絵描きさんが商売に励んでおられます。僕も徒歩に励んで頑張ってホテルまで戻りましょ




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ローマの休日も今日で最終日。今日は１日、芸術祭りなのじゃ！





で、いきなりこの行列！でもご安心あれ。かしこの僕はちゃあんと事前にネット予約してあるので、約５００ｍはあろうかという行列を尻目にすーいすい入場するのであるよ





んで、いきなりコレ！


　

これからどんな有名＆無名なお宝が登場するのか、ワクワクドキドキですじゃ。

　

わっ！バカの大足の僕もビックリ！



とにかくここは置いてあるものも凄いけど、天井も凄い！



特にこれ！絢爛豪華とはまさにこのことのためにできた言葉なのかもしれません。でも、上ばっかり見て歩いてるからすっかり肩が痛くなってしまいました。

　

絵画も有名どころがいっぱいです。といいつつこれはなんじゃろ？

　

おー、これはわかります。シャガール！

　

ダリもあるなり。

　

ラファエロの大作もあるなり。



これは知らん。




お嫁ちゃんの好物の調度品もあるなり。

　

しかし、こんなんウチに置いたら壊すの怖くておちおちメシも食えんじゃないの。



ゴッドファーザー・パートⅢにも登場した螺旋階段を下ると出口です。




もうお腹いっぱいです。外に出て新鮮な空気を吸ってると足元にはこんなのが・・・





おーっ、ロングブレスの神様！？　帰ったら頑張るから許して給れ～




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ホテルで大人しく、ロキソニン飲んでゆっくりブログの更新してたら随分楽になりました。なので、せっかくのローマ滞在２日目でもあることだし、以前ＴＶでフットボールアワーの後藤クンがいたく感動してた「Sora Margherita」で晩ごはんをいただきましょ！





タクシーでユダヤ人街まで行くと、いきなりデデンッとそびえるのはシナゴーガ。





でも、街は閑散としています。折から降り始めた雨の中、お店を求めてぶうらぶら。まっさかこんなとこじゃないだろうと通り過ぎてもほかにそれらしきものはありません。ちょうど通りがかった配達人に訊くとやはりあのちっちゃい扉がそれだそう。





こらワカランわ。店内もレストランというより、隣のウチの台所にむりやりテーブルを置きました、ってな感じでトコトン庶民的。





とりあえず後藤クンが食べてたフェットチーネ・ポモドーロを注文し、あとはお店のマンマに勧められるままにいくつか注文しました。





まず出てきたのがこの、アーティチョークの揚げたの。どうやらここの名物のようで、どなたも漏れなく注文されているご様子。でも、これ、どこを食べるんでしょね？と、思いきや、丸ごと食べるみたい。花の開いた部分はクリスピーでビールのアテにピッタリ。中身はモチッとしてそれはそれで美味しい。なるほどねー。





前菜２皿目はモッツァレラ。オリーブオイルと塩をふりかけていただきます。モッツァレラってほんとトマトに合うのよねえ。





まだ前菜が片付いていないのにやって来たフェットチーネ・ポモドーロ。手打ち麺が、これでもかと乗せられたトマトソースとチーズにちょうど蒸されたようになっていて、ぐっちゃぐちゃにかき混ぜて食べるとマンマの味。お嫁ちゃんはかなりこれにハマった様子。





僕が気に入ったのはこちらのミートボール。柔らか～いミートボールに粗挽き肉の入ったトマトソースを塗りたくって食べます。ミートのダブルってことかな？そしてこのトマトソースが旨いっ！是非ともこれをスパゲティにからめて食べたくなるようなコクのある美味しさです。お嫁ちゃんは残ったモッツァレラをこのソースにからめて、チーズ、ソースともきれいに平らげてました。お下品で結構、けっこう！





テーブルクロス代わりの厚紙もこの通り 堪能いたしました。







さっ！ごはんも食べたことだし、買っておいたPOMPIのティラミス、ホテルの部屋でいただきましょ


Sora Margherita
30 Piazza delle Cinque Scole
Ghetto
Rome
Italy 00186
Tel: 39 06 687 4216


Pompi
Via Albalonga 7B/9/11
00183 Rome, Italy
Tel: +39 06 7000418




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ローマの休日２日目は、なんとなんと！数年前に転職した元同僚のＯさんとホテルの朝食でバッタリ！こんな偶然ってあるの！？数年間同じ職場で仕事をして、何度も何度も飲みに行った仲。ウチも徒歩３分くらいの距離でほぼご近所さん。そんな人と申し合わせたわけでもなく、地球の裏側にあるホテルでバッタリなんて出来過ぎでしょ！？日本でも数年も会ったことないのに。





と、ここまでは非常に良い滑り出し。だったのですが、なんでー！っていうか、やっぱり！というか、足の裏の激しい痛みと全身のだるさ、そして寒気までしてきました。僕ってホントいつもそう。長い休みに入ると決まって体調を壊すんです。いつもそれで旅を中止したり、海外の場合はすぐに帰るってわけにもいかないんでホテルに籠もってひたすら回復を待つってことに、今回もキッチリなってしまいました。お嫁ちゃん、ゴメンチャイ！





それでもなんとか昼ごはんまでは頑張って・・・









と、カンポ・ディ・フィオーリ広場の朝市に来てみたはいいものの、オカン、じゃなくって悪寒がひどくなり、せっかくの「Blue Ice」のジェラートも食べられません。急遽引き返すことになりテルミニ駅前までバスで移動。ホテルに入ったらもう二度と出てこれなくなりそうなので、その前に昼ごはん。







まるで冷凍食品のようなピッツァとママースパゲティのようなアマトリチャーナをずるずる食べて、しばし静養です。



Blue Ice
Via di S.Prassede, 11/bis,
Rome 00184
06.61774289




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一旦ホテルに帰りチェックイン（ほっ）。しばし休憩ののち、記念すべきローマの休日初ディナーに出かけます。





場所はランチを食べたところのすぐ近く。でも夕方になると街角には舞台が設えられ、道にはグラデュエーターが行進中ー！そんな中を、こちらも旺盛な食欲で迎え撃つのだ！戦場は「Gino in Trastevere」。





前菜は花ズッキーニと小イカ（ホタルイカ？）のフリット。レモンをばっさばさふりかけていただくと、ビールのあてにぴったり。





出たーっ、ローマの休日初ピッツァ！ローマのピッツァは薄くパリパリした生地が特徴らしく、ここのもそうです。パリパリなんだけど、適度にしんなりしていてこれならいくらでも食べられそう。上に載ったモッツァレラもジュースィーでまことに本格的美味しさ。





でも、イタリアって盛りが大きいのよ！パスタは海の幸。塩ッ気が強くお嫁ちゃんはややクレーム気味ですが、僕には美味しかったですよ。こんなんだから血圧が下がらないんだな、これが。。。





夕食をいただいているうちに、すっかり陽が落ち辺りはまた一味違う表情を見せ始めます。





さきほどのステージではなんちゅうか、プチオペラみたいなのをやってます。しばし見物した後、ふたたび橋まで戻ってくると出店が出て、夏の情緒をかもし出しています。











いやあ今日はよーく遊んで、よーく食べた！一日でローマの主要観光地をだいたい廻ってしまいました。あとは美術館を中心に時間をかけて味わうように廻りましょ。ｵｰ


Gino in Trastevere

Via della lungaretta, 85
00153 - Roma (RM) italia
tel: 06.5803403




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それでは気合を入れて、世界遺産ローマの真髄をずずずいーっと見て廻りましょ！オーッ








いきなりのトレビの泉。泉の広場は風俗のメッカですが、こちらトレビの泉といえばやはりこれ・・・





でも、誰も投げていません。しばらく見ているとどうもコインの投げ入れ、禁止されてるみたい？なんか拍子抜けですが、次、次ーっ！







こちらも超有名、スオペイン広場のスペイン階段。なんでスペインなんかしゃさておき、ひしめき合う観光客の隙を狙ってパチリです。あ、オッサン、ハゲ頭光りすぎじゃ！





イタリアといえばジェラート？かどうかは知りませんが、とりあえず有名所のを行ときましょ。まずは、「Della Palma」さん。って、すんごい選択の幅。システムも凝っていて、まずはサイズを選び支払いを済ませ、もらった紙を持ってカウンターへ。そこで好きなジェラートを３つ選ぶというシステム。２つでいい僕には大盛りで対応と、プロフェッショナルなサ－ビスでございます。





調子に乗ってもう一軒。こちらも超有名ジェラテリアの「Giolitti」。





濃厚ジェラートを持って席に着くと、「そこは追加料金がいるよー」とのこと。なかなか高級なアイスクリーム屋さんです。


ちょっと重くなってきたので、ここいらでブログ更新休憩。また、晩ごはんをアップしまーす。


Della Pslma
via della Maddalena, 20,
Rome 00186
Tel: +39 066 880 6752


Giolitti
Via Uffici del Vicario 40,
Rome 00186
+39 066 991243




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よしっ、ここにしよう！と決めた、栄えあるローマの休日初ランチは、下町でありつつ観光客で流行ってそうな、微妙な立地にあるお店「Carlo Menta」です。ぶらぶらと、けっこうな距離を歩き、橋を渡りやってまいりました。







さっそく乾いたノドをイタリアのビール、Birraで潤し、すぐにハウスワインに移行。これもなかなかの味です。





事前にネットで調べてきたメニューと、店の人のお勧めをいただきます。





前菜は海の幸盛り合わせ。ヴィネガーが効いてサッパリ美味しい。これで1000円なんて驚き桃の木山椒の木ですよ。





パスタは海老とナントカっていうキノコのタリアテッレ、クリームソース。手打ち麺がもったりとしていますが、このソースには合います。けど、どっちかっていうとプリプリ麺が好きな僕としては乾麺のスパゲティで食べたかったような・・・でも、美味しいことには間違いありません。





ここではメインの前に口直しを持ってくることになっているようね、これはシャーベットとヨーグルトを足して２で割ったようなもの。口中がサッパリします。日本食でいうと箸休め？





ローマといえばトリッパ、臓物煮込みです。臭みなんてまるでなくて、柔らかくトマトソースで煮込んであり、これもなかなかヤルやつです。





ボクはビステカ！ご覧の通り、ビーフステーキです。肉質は和牛には程遠いものの、焼加減が絶妙なミディアムで、味付けは塩胡椒のみ。お好みでレモンをふりかけていただきます。肉そのものを味わい、野生を取り戻すにはこのほうがいいのかもしれませんね。







食後は炎天下のローマを腹ごなしにうろつきましょう。なんてったってここはローマ、街中が世界遺産です。ちょっとそこまでぶらぶら、って気分で歩いていても気がついたら随分と遠くまで歩いてしまっています。初日からこんなに張り切って大丈夫なんでしょうか？





パンテオンの内部はキューポラ先端から差し込んだ陽の光が強いコントラストを作り出し、それだけで十分な芸術です。「神が舞い降りた！」って勘違いしても、こりゃ仕方がないのー。








ほうら、どこぞのアホ達が怪しげな踊りを始めてしまった。くわばら、クワバラ。



Carlo Menta
Via Lungaretta 101,
Rome 00153
06-580-3733




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ゆうべのアクシデント（スカタン？）を乗り越え、泊まり合わせた日本人と思しき中年男性二人連れと、うら若き女性の一人旅と、言葉を交わすでもなく、貧弱な朝ごはんを済ませて今日はローマの街を駆け巡るのだ。でも、その前に今晩からのホテルを探さねば。あてがわれたこのホテルもまあ悪くはないけれど、お湯は出ないし、朝ごはんは貧弱やし、なんとなく、うらぶれた感じがするし、せっかくの２年に１回の海外旅行だもん、少々贅沢して４つ星ホテルに泊まってもバチはあたらんでしょ？ってことで、更にテルミニ駅に近い４つ星ホテル「ホテル・ジェノバ」をagodaで見つけ今度こそ予約完了ー！　さあ！今日は遊ぶゾー！！





まずはローマ・パスなるものを購入、３０ユーロ也。これさえあれば３日間、地下鉄・バス乗り放題、美術館の割引に、さらに名所旧跡に並ばずして入館できるのです。ちょっと高いかなとも思いましたが、のちにこれが威力を発揮することを、このときのボクはまだ知る由もなかったのであります。。。





まず向かったのはテルミニから地下鉄で２駅にあるコロッセオ。いきなりの衝撃です。なんせデカイ！ほんで、ここでいきなりローマ・パスの威力発揮！超蛇の列を横目にローマ・パス保持者通路をスーイスイっと通り抜け、まことに簡単プッスンに入場じゃ！





デカいじゃろ？凄いじゃろ？こんなのが紀元前に造られてたってにわかには信じがたい。でもこんなところで生身の人間を戦わせ、殺し合わせ、それを笑って観ていたなんて、残酷極まりない。そんなことを繰り返してるうちにゲルマン民族の大移動によって滅ぼされたのは、自分たちの文化が享楽の極みに達して、自壊したのでしょうねえ・・・。結局、人を滅ぼすのはその人自身だってことかも。日本もいつまでも借金作って今を楽しもうとばかりしてると、そのうち崩壊してしまうんではないでしょうか？「コンクリートから人へ！」はどうなったんじゃろ？





ちっちゃい真実の口もそうおっしゃってます。





ここで声をかけられたのが青森の中学校の先生にして、モンゴル・アルペンチームのコートであらせられますK村さん。互いに英語で「写真とってもらえますか？」なんて言ってましたが、K村さんのTシャツには「がんばろうニッポン」の文字が。なんと、これからロンドンオリンピックの日本選手村にお手伝いに出かけるのだそう。まったく競技は観戦できないらしいし、完全自腹だそうですが、「陶器オリンピックではお世話になったので、今回は恩返しですっ！」ですって。こういう熱血漢に支えられてニッポンのスポーツ界は成り立っているのだなあ、としばし感動 でも、いつまでも感動ばかりしてはいられないのであって、ローマ一日弾丸観光ツアーの再開です。





次に向かったのが・・・っていうかコロッセオのすぐお向かいさんの、フォロ・ロマーノ。ここにはもう。、カエサルだの、アウグスティヌス・アウレリウスだの、なんだのと、さまざまなスーパースターたちの居宅やなんやが集結しております。もちろん、そのほとんどが破壊されておりますが、今現在も発掘調査・修復中です。











さてさて、そろそろお腹がすいてきましたねえ・・・　ってことで電話でお目当てのお店に予約を入れ、その方向にぶらぶら歩きつつ、向かいましょ。








本場のチンクエチェント（旧型）。やっぱ、可愛いなあ。。。





こちらの行列は本家本元の真実の口。無料なのでローマ・パスの威光は届きません。でてわけで、外から写真をパチリ。





では、そろそろローマの初ランチ、いただきましょっ！




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長い長い空のたびを終え、ようやくローマ・フィウミチーノ空港に到着いたしました。時刻はすでに夜の１０時。ノンストップ特急でタルミニ駅へ向かう車中、いや～なことに気づいてしまいました。ホテルの予約を示すはずのEメールに書いてあるのは”On request”。つまり予約受付中。ってことは予約が確定してないってこと！？


「いや、まさかそんなはずは・・・でもそういえば確認書届いてなかったような・・・いやいやまさか！？」と心の中で逡巡しつつも、お嫁ちゃんに悟られたら厄介なので平気な顔をしつつテルミニ駅到着ー。ホテルへはここから徒歩５分。フロントで何食わぬ顔で「森山です。チェックインお願いします。」と言えども、やはり予約が入っておらず。


こうなったら、しらばっくれるしかない！と「予約してあるはず」の一点張りで主張すると、フロントのお兄ちゃん、必死になって確認してくれ、でも入ってないものは入ってなく、あいにく空室もなく、でも僕らのことを慮って近所のホテルに安い部屋を探し出してくれました。ヨカッター


とりあえず明日のことは明日考えるとして、今日はもう寝てしまおう。あ～、ちかりた




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関空を出て12時間。パリはシャルル・ド・ゴール空港に到着です





ここで乗り換えて、今日中にローマへ一気に行ってしまいましょ。オー！




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おおよそ2年ぶりの海外旅行に出発です。夏休み初日ってことで手荷物検査の行列を予想し、僕には珍しく出発の2時間半も前に関空に来てみれば、拍子抜けするような人の少なさ。





手荷物検査もパスポートチェックも簡単に通りすぎ、ボーディングまでの1時間半をどうやり過ごそうかと、しばし思案ロッポの末！とりあえずビールかー





今回の旅では、長年の念願だったローマの休日を過ごした後、このところ大繁殖しているという全長7cmのゴキちゃんをスウェーバックでこわしつつナポリピザを食べ、カプリ島の青の洞窟に挑み、アマルフイ海岸で石田純一になりきり、パリのアパルトマンでお惣菜を食べてパリジャンを気取り、特大サイズの靴や洋服を大量に仕入れてくる、っていう壮大且つ盛り沢山な日程です。問題は、年々衰えを隠せない僕のこの身体。しっかりしなさい！ヒロシくん




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アメリカの工場とのテレビ会議ご終わり、ダッシュで米原駅へタクシーを飛ばし、間に合ったー！と、思いきや、さにあらず。なんとなんとダイヤ改正で新幹線の時間変わってた・・・


次のまで45分。なんだ、軽～く飲めるじゃないの。





と！いう(いい)わけで、キオスクにてブレモルLng缶購入


独り宴会のはじまりです




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